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8.閑話
49.永那 中2 夏《野々村風美編》
永那が起き上がる。
それに合わせるように私も起き上がった。
向き合うように座る。
永那に肩を押され、ベッドに寄りかかる。
膝を立てられ、脚を開かされる。
彼女の手が、私の大事なところに触れて、体が強張る。
優しく撫でられて、ギュッと目を瞑った。
「…さわられるの、嫌?」
不安げな声で、すぐに目を開く。
「嫌じゃない…。は、初めてだから…ちょ、ちょっと、緊張するだけ」
彼女が頷く。
撫でられるのが再開され、床についている手を握った。
「風美、自分でさわったことある?」
「こ、答えなきゃ、ダメ…?」
フッと彼女が笑って「べつに答えなくてもいいよ」と優しく言う。
「じゃあ…言わない…」
「そっか」
小学6年生の時、太ももの付け根が痒くて掻いていた。
たまに腕が秘部に当たって、それがなんとなく気持ち良くて、それからさわるようになった。
誰も知らない、私だけの秘密。
とてもじゃないけど、恥ずかしくて、永那にだって言えない。
「あっ」
声が出て、口を手で押さえる。
「ここ、気持ち良い?」
なに?これ…。
自分でさわるのと全然違う…。
自分でさわるときは、“気持ち良いな~”くらいだった。
なのに…今のは…なに…?
なんとか頷くと、永那が口角を上げる。
「ぁっ、待って…んっ」
彼女の肩を掴む。
永那の腕が小刻みに揺れる。
「ぁっ…あッ…」
ガクガクと膝が震え、力が抜ける。
自分の呼吸がうるさい。
「な、なに…?」
「ん?」
「これ…今の…なに?」
「え?なにって?」
どう答えればいいのかわからず、俯く。
少しの沈黙が、やたら長く感じた。
「あ」
永那が言って、伏し目がちに彼女を見た。
「イったこと?」
「い…?イった?」
フフッと笑って、頭を撫でられる。
「今、風美はイったんだよ。絶頂?オーガニズム?…まあ、色々言い方はあると思うけど。風美、イったことなかったんだ」
彼女がニヤリと笑うから、ただでさえ熱かったのに、顔がもっと熱くなる。
「もう一回、イきたい?」
“うん”と言うのは恥ずかしくて。
でも断りたくもない。
「も、もう一回だけ…ね?」
「わかった」
彼女の手が動き始める。
目をギュッと瞑った。
気持ち良さが全身を駆け巡っていく。
「んっ、気持ちぃっ」
「気持ちいい?良かった」
気づいたら口から気持ちが漏れ出ていて、とてつもなく恥ずかしい。
でも、永那が優しいから…その恥ずかしさはすぐに消えて、彼女に身を委ねた。
「ぁっ…」
ガクッガクッとまた膝が震えて、イく。
「可愛い」
急に囁かれて、下腹部の締め付けが、強くなる。
彼女の手が離れていこうとするから、両手で掴んだ。
「も、もう一回…」
「もう一回?」
頷くと「いいよ」と彼女は笑みを浮かべた。
「じゃあ、次は、挿れてみよう」
「い、挿れる?」
「うん」
ショーツのクロッチを横にずらされ、彼女の手を掴む力が強まる。
フフッと笑って、直に大事なところに触れられた。
ゾワリと鳥肌が立つ。
「やめてほしい?」
まるでくすぐられているような、優しいさわり方。
「だ、大丈夫…」
「ん」
彼女の指先に力が加わり、クチュッと音を鳴らす。
「んぁっ」
「痛い?」
「大、丈夫…」
そのまま、なかに入ってくる。
「ぁぁっ」
背中が仰け反る。
「動かすね。痛かったら教えて」
「んっ」
「どう?」
「な、なんか…変な…感じ…」
体の内側から、火がつけられたみたいな…。
彼女の指が動く度、少しずつ油を注がれ、火が徐々に大きくなっていく感覚。
「気持ち良い?」
「んっ…わ、わかんないけど…っ、たぶん…」
「へえ」
“へえ”ってなに…。
じわりじわりと導火線が焼き尽くされていく。
「ぁぁっ」
…大爆発するかと思いきや、それは線香花火のように儚い炎で。
ギュッと手に力が入り、腰が浮き、じんわりと体を内側から温まるかのようだった。
「イった?」
聞かれて、頷く。
なんか…。なに?これ…。本当に…。
「風美は静かだね」
「え…?」
“風美は”って…。
「あ…」
「どした?」
「そっか。私とだけなわけないよね」
感情が、急に冷え切っていく。
「え?風美?…ご、ごめん」
「何に謝ってるの?」
彼女の手を押す。
自分のなかから彼女が出ていく感触が、やたら気持ち悪かった。
泣きたくないのに、涙が出てくる。
「ごめん…」
「永那が謝ることじゃないよ」
彼女が、私のなかに入っていたであろう指を浮かせていた。
1本だけ、濡れている。
「洗ってきなよ、それ…」
「うん」
彼女が立ち上がって、キッチンで水を流す音が聞こえてくる。
両手で顔を覆う。
…考えればわかることじゃん!わかる…ことだったじゃん…。
自分が本当に嫌。
泣き叫びたい。
でもそんな姿を見られたくない。
「あ~、涼し~」
一気に涙が引っ込んでいく。
「え!?誰!?」
「あ…えっと…」
服の袖で目元を拭いて走って部屋を出る。
「う、羽美」
「お姉ちゃん…の、友達?」
「あ、うん。まあ、友達っていうか、部活の後輩」
「へえ…」
「お邪魔してます」
永那がペコリと頭を下げた。
「い、いえ…」
「え、永那、部屋、行ってて」
「うん」
永那はハンカチで手を拭きながら、私の部屋に入っていく。
ドアを閉めると、羽美が私のそばに来た。
それに合わせるように私も起き上がった。
向き合うように座る。
永那に肩を押され、ベッドに寄りかかる。
膝を立てられ、脚を開かされる。
彼女の手が、私の大事なところに触れて、体が強張る。
優しく撫でられて、ギュッと目を瞑った。
「…さわられるの、嫌?」
不安げな声で、すぐに目を開く。
「嫌じゃない…。は、初めてだから…ちょ、ちょっと、緊張するだけ」
彼女が頷く。
撫でられるのが再開され、床についている手を握った。
「風美、自分でさわったことある?」
「こ、答えなきゃ、ダメ…?」
フッと彼女が笑って「べつに答えなくてもいいよ」と優しく言う。
「じゃあ…言わない…」
「そっか」
小学6年生の時、太ももの付け根が痒くて掻いていた。
たまに腕が秘部に当たって、それがなんとなく気持ち良くて、それからさわるようになった。
誰も知らない、私だけの秘密。
とてもじゃないけど、恥ずかしくて、永那にだって言えない。
「あっ」
声が出て、口を手で押さえる。
「ここ、気持ち良い?」
なに?これ…。
自分でさわるのと全然違う…。
自分でさわるときは、“気持ち良いな~”くらいだった。
なのに…今のは…なに…?
なんとか頷くと、永那が口角を上げる。
「ぁっ、待って…んっ」
彼女の肩を掴む。
永那の腕が小刻みに揺れる。
「ぁっ…あッ…」
ガクガクと膝が震え、力が抜ける。
自分の呼吸がうるさい。
「な、なに…?」
「ん?」
「これ…今の…なに?」
「え?なにって?」
どう答えればいいのかわからず、俯く。
少しの沈黙が、やたら長く感じた。
「あ」
永那が言って、伏し目がちに彼女を見た。
「イったこと?」
「い…?イった?」
フフッと笑って、頭を撫でられる。
「今、風美はイったんだよ。絶頂?オーガニズム?…まあ、色々言い方はあると思うけど。風美、イったことなかったんだ」
彼女がニヤリと笑うから、ただでさえ熱かったのに、顔がもっと熱くなる。
「もう一回、イきたい?」
“うん”と言うのは恥ずかしくて。
でも断りたくもない。
「も、もう一回だけ…ね?」
「わかった」
彼女の手が動き始める。
目をギュッと瞑った。
気持ち良さが全身を駆け巡っていく。
「んっ、気持ちぃっ」
「気持ちいい?良かった」
気づいたら口から気持ちが漏れ出ていて、とてつもなく恥ずかしい。
でも、永那が優しいから…その恥ずかしさはすぐに消えて、彼女に身を委ねた。
「ぁっ…」
ガクッガクッとまた膝が震えて、イく。
「可愛い」
急に囁かれて、下腹部の締め付けが、強くなる。
彼女の手が離れていこうとするから、両手で掴んだ。
「も、もう一回…」
「もう一回?」
頷くと「いいよ」と彼女は笑みを浮かべた。
「じゃあ、次は、挿れてみよう」
「い、挿れる?」
「うん」
ショーツのクロッチを横にずらされ、彼女の手を掴む力が強まる。
フフッと笑って、直に大事なところに触れられた。
ゾワリと鳥肌が立つ。
「やめてほしい?」
まるでくすぐられているような、優しいさわり方。
「だ、大丈夫…」
「ん」
彼女の指先に力が加わり、クチュッと音を鳴らす。
「んぁっ」
「痛い?」
「大、丈夫…」
そのまま、なかに入ってくる。
「ぁぁっ」
背中が仰け反る。
「動かすね。痛かったら教えて」
「んっ」
「どう?」
「な、なんか…変な…感じ…」
体の内側から、火がつけられたみたいな…。
彼女の指が動く度、少しずつ油を注がれ、火が徐々に大きくなっていく感覚。
「気持ち良い?」
「んっ…わ、わかんないけど…っ、たぶん…」
「へえ」
“へえ”ってなに…。
じわりじわりと導火線が焼き尽くされていく。
「ぁぁっ」
…大爆発するかと思いきや、それは線香花火のように儚い炎で。
ギュッと手に力が入り、腰が浮き、じんわりと体を内側から温まるかのようだった。
「イった?」
聞かれて、頷く。
なんか…。なに?これ…。本当に…。
「風美は静かだね」
「え…?」
“風美は”って…。
「あ…」
「どした?」
「そっか。私とだけなわけないよね」
感情が、急に冷え切っていく。
「え?風美?…ご、ごめん」
「何に謝ってるの?」
彼女の手を押す。
自分のなかから彼女が出ていく感触が、やたら気持ち悪かった。
泣きたくないのに、涙が出てくる。
「ごめん…」
「永那が謝ることじゃないよ」
彼女が、私のなかに入っていたであろう指を浮かせていた。
1本だけ、濡れている。
「洗ってきなよ、それ…」
「うん」
彼女が立ち上がって、キッチンで水を流す音が聞こえてくる。
両手で顔を覆う。
…考えればわかることじゃん!わかる…ことだったじゃん…。
自分が本当に嫌。
泣き叫びたい。
でもそんな姿を見られたくない。
「あ~、涼し~」
一気に涙が引っ込んでいく。
「え!?誰!?」
「あ…えっと…」
服の袖で目元を拭いて走って部屋を出る。
「う、羽美」
「お姉ちゃん…の、友達?」
「あ、うん。まあ、友達っていうか、部活の後輩」
「へえ…」
「お邪魔してます」
永那がペコリと頭を下げた。
「い、いえ…」
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「うん」
永那はハンカチで手を拭きながら、私の部屋に入っていく。
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