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7.向
449.足りない
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1回イかせられたことで満足したのか、千陽も顔を上げて、行為を止める。
私は穂の横に寝転ぶ。
「あー!楽しかった!」
穂が転がってきて、私にぴったりくっついた。
まだ少し呼吸が荒い。
千陽も近づいてきて、私の隣に寝転ぶ。
小さく、猫みたいに。
「千陽、どうだった?」
「穂の顔見たかった」
「私が邪魔だったって言いたいのか!?」
「うん」
「こんにゃろー!」
千陽の脇腹をくすぐると、予想以上に千陽が楽しそうに笑うから、なんだかすごく嬉しい。
「あっぶな!」
千陽がベッドの隅にいたから、彼女が笑った拍子に転げ落ちそうになる。
それを片手で抱きかかえるように引っ張って、阻止した。
「お、お前…落ちそうになる時くらい、なんか言えよ」
「なんかって?」
「“わっ”とか“きゃーっ”とかさ?」
私の胸元に顔を擦りつけ、ギュッと抱きしめられた。
「怖かった…」
な…!?なんだ…それ…。
ドクドクと鼓動が速まる。
「大丈夫?千陽」
穂がひょっこり顔を出す。
「うん」
「ごめんね、私がちゃんと場所をずれていれば…」
そう言って、3人で、もぞもぞとイモムシみたいにベッドの上を移動する。
定位置とも言える。
私が真ん中で、両隣に穂と千陽。
2人を抱きしめるように腕枕する。
「私、ドライヤーしなきゃ」
バッと勢いよく穂が起き上がった。
「もう休まったの?」
「うん」
得意気に穂が笑う。
なんで得意気なんだよ…。可愛すぎか!
穂が洗面台に向かって、少ししてからドライヤーの音が聞こえてきた。
「あたしも」
「ん?」
「あたしも、挿れて?」
「え?」
「今日、挿れてもらってない」
あー…そうだっけ…?
私が横向きになると、千陽も向かい合うように体を回転させた。
彼女のくびれを撫でる。
白色のサテン生地のワンピース。
胸元にレースがあしらわれている。
「私、白色好き」
「知ってる」
「な、なんで…?」
「なんとなく」
「ふーん。前のピンクも似合ってたけどね?」
「だからマニキュアは永那がプレゼントしてくれたやつにした」
目の前に手の甲をかざされる。
「近すぎて見えないよ」
“むぅっ”と唇を突き出して、彼女が仰向けになりながら手を上げる。
「ホントだ」
「気づかなかったの?」
「へへへ、私としたことが。ちょっとこの環境に興奮し過ぎてたみたい」
「足だって…」
千陽が両足を上げる。
「お、ホントだ。可愛い」
「昼、舐めてたくせに」
「ごめんごめん。あれは足の裏だったからさ?」
「あっそ」
千陽が寝返りを打って、また私に向かい合うように寝た。
「好き」
まっすぐ見つめられて、変にドキドキする。
「永那…?」
千陽の瞳が不安げに揺れた。
「ん!?あ、えっと…ん?なに?」
「え…?なに、いきなり。変」
「“変”って!私は全然変じゃないから!…たぶん」
「変、きもい」
「きもい!?お前口悪すぎだろ!」
フフッと彼女が笑う。
「な、なんか…」
頬をポリポリと指先で掻く。
「ホント、穂に似てきたな?お前。穂も千陽に似てきたし…」
「穂は“きもい”なんて言わないと思うけど?」
「それは!そうだけど…」
「あたしのこと、好きになった?」
ゴクリと唾を飲む。
「え…」
「え?…あ!いや…そんなん!べつに、前から普通に好きだし。好きじゃなかったら一緒にいないだろ」
「へえ」
手を取られる。
くびれに置かれて、ジッと見つめられる。
「好き」
「おー…」
「永那は、あたしのこと、好き?」
「好きだってば」
ドクドクと鼓動が脈打つ。
「キスしよ?」
唇が重なる。
なんか、いつもと違う匂いがする…。
ぷっくりとした柔らかい唇が、優しく押し付けられる。
舌から脳へ、まるで毒でも舐めさせられているみたいに、痺れていく。
くびれに置かれた手を動かす。
唇を舐められ、薄く開けると、彼女の厚い舌が入ってくる。
絡めると、甘い味がした気がした。
彼女の唾液が欲しくなって、混じり合った唾液を飲む。
彼女が上半身を起こす。
その動きに沿って、両手でくびれを掴むようにして支える。
そのまま、サテン生地の滑らかな布に導かれるように、胸に触れた。
触れ合っているのに、触れ合っていないみたいな…舌に纏わりついた唾液のせいで、お互いの舌が触れ合えていないような感覚に陥る。
なのに、それが妙に気持ち良くて、甘くて、おいしくて、クセになる。
彼女の柔らかい胸を両手いっぱいに楽しむ。
大きくて、重みがあるのに、やわらかくて、包み込んでくれるみたいな。
布越しにもわかる彼女の突起を撫でる。
「んっ」
漏れ出る声が、余計に心を擽る。
彼女の顔が離れて、つい追いかけた。
フフッと彼女が笑って、ハッとする。
肩から落ちた髪を耳にかけ、彼女の唇が私の耳に触れた。
「永那、好き」
耳たぶをしゃぶられ、彼女の舌が私の首筋を這っていく。
「ずっと好き」
心地よくて、手を動かすのも忘れそうだ。
チュッと首筋を吸われる。
軽く吸われただけだから、たぶんキスマークはできていない。
そのまま鎖骨までキスをしながら下りていった。
体が浮いた。
もちろん、正確に宙に浮いたわけではない。
ただ、ビックリして、腰が浮いた。
彼女が、私の恥部に触れてきたから。
私は穂の横に寝転ぶ。
「あー!楽しかった!」
穂が転がってきて、私にぴったりくっついた。
まだ少し呼吸が荒い。
千陽も近づいてきて、私の隣に寝転ぶ。
小さく、猫みたいに。
「千陽、どうだった?」
「穂の顔見たかった」
「私が邪魔だったって言いたいのか!?」
「うん」
「こんにゃろー!」
千陽の脇腹をくすぐると、予想以上に千陽が楽しそうに笑うから、なんだかすごく嬉しい。
「あっぶな!」
千陽がベッドの隅にいたから、彼女が笑った拍子に転げ落ちそうになる。
それを片手で抱きかかえるように引っ張って、阻止した。
「お、お前…落ちそうになる時くらい、なんか言えよ」
「なんかって?」
「“わっ”とか“きゃーっ”とかさ?」
私の胸元に顔を擦りつけ、ギュッと抱きしめられた。
「怖かった…」
な…!?なんだ…それ…。
ドクドクと鼓動が速まる。
「大丈夫?千陽」
穂がひょっこり顔を出す。
「うん」
「ごめんね、私がちゃんと場所をずれていれば…」
そう言って、3人で、もぞもぞとイモムシみたいにベッドの上を移動する。
定位置とも言える。
私が真ん中で、両隣に穂と千陽。
2人を抱きしめるように腕枕する。
「私、ドライヤーしなきゃ」
バッと勢いよく穂が起き上がった。
「もう休まったの?」
「うん」
得意気に穂が笑う。
なんで得意気なんだよ…。可愛すぎか!
穂が洗面台に向かって、少ししてからドライヤーの音が聞こえてきた。
「あたしも」
「ん?」
「あたしも、挿れて?」
「え?」
「今日、挿れてもらってない」
あー…そうだっけ…?
私が横向きになると、千陽も向かい合うように体を回転させた。
彼女のくびれを撫でる。
白色のサテン生地のワンピース。
胸元にレースがあしらわれている。
「私、白色好き」
「知ってる」
「な、なんで…?」
「なんとなく」
「ふーん。前のピンクも似合ってたけどね?」
「だからマニキュアは永那がプレゼントしてくれたやつにした」
目の前に手の甲をかざされる。
「近すぎて見えないよ」
“むぅっ”と唇を突き出して、彼女が仰向けになりながら手を上げる。
「ホントだ」
「気づかなかったの?」
「へへへ、私としたことが。ちょっとこの環境に興奮し過ぎてたみたい」
「足だって…」
千陽が両足を上げる。
「お、ホントだ。可愛い」
「昼、舐めてたくせに」
「ごめんごめん。あれは足の裏だったからさ?」
「あっそ」
千陽が寝返りを打って、また私に向かい合うように寝た。
「好き」
まっすぐ見つめられて、変にドキドキする。
「永那…?」
千陽の瞳が不安げに揺れた。
「ん!?あ、えっと…ん?なに?」
「え…?なに、いきなり。変」
「“変”って!私は全然変じゃないから!…たぶん」
「変、きもい」
「きもい!?お前口悪すぎだろ!」
フフッと彼女が笑う。
「な、なんか…」
頬をポリポリと指先で掻く。
「ホント、穂に似てきたな?お前。穂も千陽に似てきたし…」
「穂は“きもい”なんて言わないと思うけど?」
「それは!そうだけど…」
「あたしのこと、好きになった?」
ゴクリと唾を飲む。
「え…」
「え?…あ!いや…そんなん!べつに、前から普通に好きだし。好きじゃなかったら一緒にいないだろ」
「へえ」
手を取られる。
くびれに置かれて、ジッと見つめられる。
「好き」
「おー…」
「永那は、あたしのこと、好き?」
「好きだってば」
ドクドクと鼓動が脈打つ。
「キスしよ?」
唇が重なる。
なんか、いつもと違う匂いがする…。
ぷっくりとした柔らかい唇が、優しく押し付けられる。
舌から脳へ、まるで毒でも舐めさせられているみたいに、痺れていく。
くびれに置かれた手を動かす。
唇を舐められ、薄く開けると、彼女の厚い舌が入ってくる。
絡めると、甘い味がした気がした。
彼女の唾液が欲しくなって、混じり合った唾液を飲む。
彼女が上半身を起こす。
その動きに沿って、両手でくびれを掴むようにして支える。
そのまま、サテン生地の滑らかな布に導かれるように、胸に触れた。
触れ合っているのに、触れ合っていないみたいな…舌に纏わりついた唾液のせいで、お互いの舌が触れ合えていないような感覚に陥る。
なのに、それが妙に気持ち良くて、甘くて、おいしくて、クセになる。
彼女の柔らかい胸を両手いっぱいに楽しむ。
大きくて、重みがあるのに、やわらかくて、包み込んでくれるみたいな。
布越しにもわかる彼女の突起を撫でる。
「んっ」
漏れ出る声が、余計に心を擽る。
彼女の顔が離れて、つい追いかけた。
フフッと彼女が笑って、ハッとする。
肩から落ちた髪を耳にかけ、彼女の唇が私の耳に触れた。
「永那、好き」
耳たぶをしゃぶられ、彼女の舌が私の首筋を這っていく。
「ずっと好き」
心地よくて、手を動かすのも忘れそうだ。
チュッと首筋を吸われる。
軽く吸われただけだから、たぶんキスマークはできていない。
そのまま鎖骨までキスをしながら下りていった。
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