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セックスできない男達
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我々はセックスが嫌いだ。どうしても悪いイメージを持っている。真剣に考えて欲しい。誰も助けてくれないのだから。あと少しそばにいさせて。あとほんの少しだけ。働く意欲もない。こうして小説を書いている。もがいているのだ。目の前にどんな素敵な女性が表れたとしても無理だ。たとえば同じように泣いていたとしても。捨て猫のように街をさまよい歩くしかない。若い頃は良いだろう。心配してくれる。しかしやがて孤独な老人になるのさ。わかるだろう。それは真実であり本当の話だ。もういいや。命を捨て落ちてゆく人もいる。この小説はセックスできない男、つまり僕の話だ。そして苦しんでいる男達の話だ。いつになく雨が続く東京。動物園のゾウ達は今日も泣いている。厄年をむかえた僕は彼女と別れてしまった。精神は病み心はズタズタ。遊園地では嬉しそうにカップルや子供たちが笑う。僕はひとり夜空の月を見てため息をついた。助けて欲しい。こんがらがった現実をセックスと呼ぶのなら明日の朝にはもうすべて忘れている。もうすぐ夜が明ける。記憶を失う前に朝日に祈りを捧げる。明日朝目覚めるとすべてが嘘であって欲しい。そう信じて眠りにつく。小説もこのくらいにしておこう。それではおやすみなさい。
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