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本当はしたくないのよ。
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本当はしたくないのよ。あなたとなんて。誰であろうと本当に。セックスなんて絶対に。こんな身体だから。小さい子どもの頃、私は性欲がまるでなかった。それを他人はおかしいと呼んだ。つらかった。ただただ震えながら眠った。毎日のように。初めて出来た彼氏にも触れるのを恐れた。触らないで。見つめ会うたび泣いた。せっかく愛しているのに。愛しあっているのに。帰り際、何も言えない自分がいた。こんな身体だから。その現実が私を襲う。そんな時、ネットで本当はしたくないのよ、そんな彼氏を見つけた。ならばと告白した。そして結婚。しかし長くは続かなかった。そうこの女性は発達障害。どうか助けて下さい。僕はそう願います。
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