憧れはすぐ側に

なめめ

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甘くて醒めない気持ち

29-17

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「リラックスして?大丈夫だから一緒にしよ?」
「い、いっしょ……?」

渉太を安心させるかのように、温かみのある低い声で囁いてくる。宥めるようなキスをされながら、律仁さんの手が下着を引き上げようとした渉太の手に重なり、優しく退かされると下着を足先まで全て下ろされた。  

羞恥心と快感を求めた熱に頭がボーッとしてくる。律仁さんは膝立ちになり、俺を見下ろしてきては「渉太だけじゃないから」と言って、自らの下着をずり下ろしてきた。
自分のよりも質感のあるソレは同じように完全な状態に膨らんで勃ち上がっていた。

律仁さんが渉太のモノをすり合わせるように一緒に握ってきたことに驚いては情報を処理しきれていないうちに先端を親指で撫でられ思わず声が出てしまった。

「ひっ……やっ……はぁ…はぁ、り…つひとさん」
「はぁ……渉太」

お互いの先端から溢れる雫が混ざり合って
くちゅくちゅと音を立てながら律仁さんの手によってゆっくり擦られる。恥ずかしいのと怖いのと気持ちよさで頭がぐちゃぐちゃになりながらも、快感には勝てない。

律仁さんからも漏れる微かな息。
律仁さんの手に包まれながら、徐々に激しくなる指の動きに渉太の電気が走ったように身体がビクリとして気持ちよくて早く出したい衝動に駆られる。

「いっ……いっ……く」
「いきそう?」

追い討ちをかけるように重なり合ったモノを激しく握って擦られると渉太は背中を弓なりにしながら、己の欲望を放った。
ほぼ同時に律仁さんも「俺も」と声を出しては腰を揺らして達したようだった。

律仁さんのか自分のかも分からない、迸りが上半身の所々に飛び散る。
渉太は半ば放心状態でいると「一緒にできたね」と律仁さんに涙を指で拭われた。

渉太は恐怖心はあったけど、一歩を踏み出せたような達成感を感じていた。

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