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別れ話
別れ話 10-1
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葵からの告白を境に頻繁に連絡を取り合うようになった。俺にメールをするのを躊躇う葵
を先導するように俺から送るのが殆どだったが、葵へと送る時は決まって心が浮ついていた。チャット感覚のアプリ上でのやり取りではなく、古風にもメール。連絡を取り合うのにアプリを推薦してみたが、葵は機械には疎いらしく、使いこなせないと断られ、最初こそ多少の不便さは感じていたが、次第に時代にそぐわないメールのやり取りに特別感が増して亨には新鮮だった。
ピピピッと小鳥の囀りのような音楽を奏でながら鳴るスマホのアラームと共に薄目を明け、音の根源を探す。うつ伏せに左頬を枕につけながら枕元にあるスマホを手に取ると画面の解除の文字をスワイプさせてアラームを止めては、再び枕に顔を埋めて亨は二度寝を試みる。
あと10分……と思いながら気持ちよく深い眠りに落ちようとしたところで、再びアラームが鳴り出すとのそりと状態を起こしては、真っ先にスマホ画面を開き、メールを起動すると葵宛に「おはよう」と絵文字を添えて送った。
スマホを握りしめ、窓の眩しい日差しを浴びながら未だ覚醒されない頭で呆けていると手元で着信音が鳴る。着信の正体は葵からで、「おはようございます。亨くん寝坊しないでくださいね。いつもの花壇で待ってます」と絵文字ひとつの遊び心も無いメールだった。
亨は葵らしいメールに頬を緩ませながらも、身支度を始めた。早起きは苦手だし、いつも登校はSHRが始まるギリギリか、担任と一緒に教室に入る常習犯。
しかし、葵との関わりをもっと増やして
この気持ちを確信あるものへと形づけたくて美化委員の葵はSHR前の毎朝早朝に花壇に水やりをしていると言うので僅かな時間でも一緒に居ることを選ぶ。普段しない事をするのだから3日程で根をあげるかと思えば、葵に会えると思ったら支度が捗り早起きも苦ではなかった。
を先導するように俺から送るのが殆どだったが、葵へと送る時は決まって心が浮ついていた。チャット感覚のアプリ上でのやり取りではなく、古風にもメール。連絡を取り合うのにアプリを推薦してみたが、葵は機械には疎いらしく、使いこなせないと断られ、最初こそ多少の不便さは感じていたが、次第に時代にそぐわないメールのやり取りに特別感が増して亨には新鮮だった。
ピピピッと小鳥の囀りのような音楽を奏でながら鳴るスマホのアラームと共に薄目を明け、音の根源を探す。うつ伏せに左頬を枕につけながら枕元にあるスマホを手に取ると画面の解除の文字をスワイプさせてアラームを止めては、再び枕に顔を埋めて亨は二度寝を試みる。
あと10分……と思いながら気持ちよく深い眠りに落ちようとしたところで、再びアラームが鳴り出すとのそりと状態を起こしては、真っ先にスマホ画面を開き、メールを起動すると葵宛に「おはよう」と絵文字を添えて送った。
スマホを握りしめ、窓の眩しい日差しを浴びながら未だ覚醒されない頭で呆けていると手元で着信音が鳴る。着信の正体は葵からで、「おはようございます。亨くん寝坊しないでくださいね。いつもの花壇で待ってます」と絵文字ひとつの遊び心も無いメールだった。
亨は葵らしいメールに頬を緩ませながらも、身支度を始めた。早起きは苦手だし、いつも登校はSHRが始まるギリギリか、担任と一緒に教室に入る常習犯。
しかし、葵との関わりをもっと増やして
この気持ちを確信あるものへと形づけたくて美化委員の葵はSHR前の毎朝早朝に花壇に水やりをしていると言うので僅かな時間でも一緒に居ることを選ぶ。普段しない事をするのだから3日程で根をあげるかと思えば、葵に会えると思ったら支度が捗り早起きも苦ではなかった。
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