60 / 121
第60話 久々のモンスター戦闘
しおりを挟む
今回のダンジョン配信は『夢食いの階層』と言われる階層。
足元が見えない事を利用した罠が多い。
出現するモンスターも人型が多く、罠に誘導するような知性も持ち合わせている。
まぁ、厄介な場所───
「おっ! さっそく、モンスターと遭遇だぜ!」
現れたのは、やっぱり人型のモンスター。 紫と桃色の甲冑・・・・・・派手なモンスターたちだ。
大剣を構えて、じりじりと接近してきている。 しかし、それは囮だ。
本命は、離れた場所で伏せている奴。 隠れた弓兵がこちらが狙っている。
そして、それが俺に向かって放たれた。
「うん、もっと気配を消すところから練習しようか?」
俺は矢を空中で掴んだ。 そのまま、それを投げ返すと弓兵は、瘴気を漏らして消滅していった。
他の甲冑モンスターたち、作戦失敗していたのがショックだたようだ。
僅かな時間であるが、完全に膠着した。 その隙に甲冑を叩き割るように殴り倒した。
「まずは3匹討伐と・・・・・・食べれそうなアイテムドロップもなしか」
さて、次に・・・・・・あれ? 変なモンスターがいる。
「クマのぬいぐるみ・・・・・・レアモンスターだ!」
可愛らしいぬいぐるみが歩いている。コメント欄も反応している。
『クマ……だよな? ぬいぐるみの?』
『なんだあれ? 動物系モンスターなのか? ゴーレムとかと同類?』
『あら、可愛い!』
『初めて見るレアモンスターだ! いや、なにあれ? 可愛よ!』
『く、クマ―?』
可愛いと視聴者にも好評なモンスター。しかし、近づくと見上げるほど巨大なクマのぬいぐるみだった。
なんか、デカい!
「・・・・・・いや、グリズリーとか狂暴な熊と同じくらい。あるいは、それ以上にデカイぞ!」
可愛らしい見た目とは裏腹に口から凶悪な牙が光って見える。
爪も鋭利だ。 あれで殴られたら人間なんてひとたまりも・・・・・・
「・・・・・・痛っ! 爪で殴ってきやがった! 俺じゃなかったら即死だぞ!」
痛ててて、それも連続で殴ってきた。 爪を立てるな、爪を!
俺は殴ってくるクマの腕を掴むと、そのまま投げ飛ばす。
一本背負いってやつだ。 投げた勢いのまま、俺は腕を外さず───
バキッ
───と木が割れるような音が響いた。
腕十字固め
関節技でクマの腕を折った音だ。
「グッ! グワアアアアアアぁぁぁぁぁぁ!!!」
よほど痛かったのだろう。クマの口から慟哭が飛び出した。
『熊に関節技!? 効果あるんだ!』
『すげぇ音したぞ。骨を折るってあんな音するんだ!』
『やりやがった! マジかよ、あの野郎! やりやがった!』
視聴者も大盛り上がり……ちょっと魅せプ(魅了するようなプレイって意味)も意識してみたからよかった。
「悪い! そりゃ痛いよなぁ。動物虐待にならないように、今すぐにでも楽にしてやるからな!」
俺は、素早くクマの頭部を蹴り飛ばし、戦いに決着をつけたのだった。
『無慈悲が過ぎるぜ』とコメントで突っ込まれたが、スルーしておこう!
「むむむ! クマ肉くらいはドロップすると思ったけど何もなしか・・・・・・運が悪すぎる気がする」
クマ肉かぁ。食べたかったなぁ・・・・・・さすがにジビエ料理の経験はないけど。
熊って手が高級食材なんだっけ? ハチミツが手に染み込んでるとか、なんとか・・・・・・
そんな事を考えながら、次に進む。
なんとなく「運が悪いなぁ~」って感じだが、それからは大きなトラブルもなく目的地に到着した。
目的地。つまりはボスの部屋だ。
大きな扉の向こう側にいるのがボス。名前は───『夢喰獣メルムナイト』
「名前のナイトの部分から騎士の姿をしたモンスターを連想するかもしれないけど、実物は全然違う。あんな感じだ」
俺の目前に現れたボス『夢喰獣メルムナイト』だったが、その姿に騎士の要素は1つもない。
どちらかと言えば獣系ではあるが───
「まぁ、要するに空に浮かんでいる巨大なタコさんだな。今日はたこ焼きパーティで盛り上がろうぜ!」
俺の言葉が通じてるのか疑問だが、空飛ぶメルヘンなタコ───『夢喰獣メルムナイト』はボスモンスターの流儀に則り、俺に向かって咆哮を放った。
戦闘が開始される。 まずは─── 8本の脚が鞭のように動いて、俺への連続攻撃が開始された。
足元が見えない事を利用した罠が多い。
出現するモンスターも人型が多く、罠に誘導するような知性も持ち合わせている。
まぁ、厄介な場所───
「おっ! さっそく、モンスターと遭遇だぜ!」
現れたのは、やっぱり人型のモンスター。 紫と桃色の甲冑・・・・・・派手なモンスターたちだ。
大剣を構えて、じりじりと接近してきている。 しかし、それは囮だ。
本命は、離れた場所で伏せている奴。 隠れた弓兵がこちらが狙っている。
そして、それが俺に向かって放たれた。
「うん、もっと気配を消すところから練習しようか?」
俺は矢を空中で掴んだ。 そのまま、それを投げ返すと弓兵は、瘴気を漏らして消滅していった。
他の甲冑モンスターたち、作戦失敗していたのがショックだたようだ。
僅かな時間であるが、完全に膠着した。 その隙に甲冑を叩き割るように殴り倒した。
「まずは3匹討伐と・・・・・・食べれそうなアイテムドロップもなしか」
さて、次に・・・・・・あれ? 変なモンスターがいる。
「クマのぬいぐるみ・・・・・・レアモンスターだ!」
可愛らしいぬいぐるみが歩いている。コメント欄も反応している。
『クマ……だよな? ぬいぐるみの?』
『なんだあれ? 動物系モンスターなのか? ゴーレムとかと同類?』
『あら、可愛い!』
『初めて見るレアモンスターだ! いや、なにあれ? 可愛よ!』
『く、クマ―?』
可愛いと視聴者にも好評なモンスター。しかし、近づくと見上げるほど巨大なクマのぬいぐるみだった。
なんか、デカい!
「・・・・・・いや、グリズリーとか狂暴な熊と同じくらい。あるいは、それ以上にデカイぞ!」
可愛らしい見た目とは裏腹に口から凶悪な牙が光って見える。
爪も鋭利だ。 あれで殴られたら人間なんてひとたまりも・・・・・・
「・・・・・・痛っ! 爪で殴ってきやがった! 俺じゃなかったら即死だぞ!」
痛ててて、それも連続で殴ってきた。 爪を立てるな、爪を!
俺は殴ってくるクマの腕を掴むと、そのまま投げ飛ばす。
一本背負いってやつだ。 投げた勢いのまま、俺は腕を外さず───
バキッ
───と木が割れるような音が響いた。
腕十字固め
関節技でクマの腕を折った音だ。
「グッ! グワアアアアアアぁぁぁぁぁぁ!!!」
よほど痛かったのだろう。クマの口から慟哭が飛び出した。
『熊に関節技!? 効果あるんだ!』
『すげぇ音したぞ。骨を折るってあんな音するんだ!』
『やりやがった! マジかよ、あの野郎! やりやがった!』
視聴者も大盛り上がり……ちょっと魅せプ(魅了するようなプレイって意味)も意識してみたからよかった。
「悪い! そりゃ痛いよなぁ。動物虐待にならないように、今すぐにでも楽にしてやるからな!」
俺は、素早くクマの頭部を蹴り飛ばし、戦いに決着をつけたのだった。
『無慈悲が過ぎるぜ』とコメントで突っ込まれたが、スルーしておこう!
「むむむ! クマ肉くらいはドロップすると思ったけど何もなしか・・・・・・運が悪すぎる気がする」
クマ肉かぁ。食べたかったなぁ・・・・・・さすがにジビエ料理の経験はないけど。
熊って手が高級食材なんだっけ? ハチミツが手に染み込んでるとか、なんとか・・・・・・
そんな事を考えながら、次に進む。
なんとなく「運が悪いなぁ~」って感じだが、それからは大きなトラブルもなく目的地に到着した。
目的地。つまりはボスの部屋だ。
大きな扉の向こう側にいるのがボス。名前は───『夢喰獣メルムナイト』
「名前のナイトの部分から騎士の姿をしたモンスターを連想するかもしれないけど、実物は全然違う。あんな感じだ」
俺の目前に現れたボス『夢喰獣メルムナイト』だったが、その姿に騎士の要素は1つもない。
どちらかと言えば獣系ではあるが───
「まぁ、要するに空に浮かんでいる巨大なタコさんだな。今日はたこ焼きパーティで盛り上がろうぜ!」
俺の言葉が通じてるのか疑問だが、空飛ぶメルヘンなタコ───『夢喰獣メルムナイト』はボスモンスターの流儀に則り、俺に向かって咆哮を放った。
戦闘が開始される。 まずは─── 8本の脚が鞭のように動いて、俺への連続攻撃が開始された。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる