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第22話ナインマンの実力
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『最果てのダンジョン』
勇者パーティが全滅したダンジョン。 生き延びた勇者アーサーの荷物には精巧な地図が残っており、その記録ではわずか10層分の道のりしか書かれていない。
「わずか10層なら救出要員はセリカだけで十分だと判断したのか?」
シロウは、ギルド長の1人であるナインマンに聞いた。 少し怒りのような物が声に混じっていた。
「いや、別に彼女1人で救出に向かわせようとしたわけじゃないよ。国内の実力者の中で連絡が取れたのが、彼女だけだったのさ」
「ん? セリカだけ? それは大丈夫なのか?」
何か、裏で陰謀めいた出来事が起きているのではないか? そういう意味である。
しかし、ナインマンは「わからないよ」とだけ答えた。
「ギルド長って言っても『中央』からの雇われだからね。本当の機密は教えてもらえないのさ」
そんな話をしてる間、セリカはギルドから渡されたダンジョンの鍵を────
「ちょっと待った」と、ナインマンが止めた。
「っ! ど、どうかされましたか、ナインマンさん?」
「これは奇妙だ。 ここを見てくれ」と彼が指した場所には何もなかった。 ただ、草が繁っているだけだった。
「何もないように見えますが・・・・・・」
「いや、ここに争った跡がある。巧妙に隠蔽されているが僕の目は誤魔化せないよ」
ナインマンを中心にして四方へ魔力が放たれた。 攻撃魔法ではない。
「これは一体・・・・・・?」
「探査《サーチ》の魔法、ナインマンは魔法型斥候なんだ」
困惑するセリカにシロウが説明した。
「魔法型斥候!? なんですか? 初めて聞きました」
「アイツは、ああ見えて孤高の魔法使いを自称している奴だ。1人で冒険できる魔法を習得している。探査魔法は、その1つなのさ」
1人で冒険────ダンジョン探索やモンスター退治をする魔法使いは珍しい。
少人数でも、徒党《パーティ》を組んで挑むのが、現在の常識だ。
「───その、やはり、ナインマンさんも、シロウの昔の仲間だったのですか?」
「ん? 少し違うかな? アイツは────」
「2人とも、こっちに来て。これを見てくれたまえ」
ナインマンの声で話は中断された。 何か、四つん這いになっている彼に2人は近づくと────
「魔法で地面が光っていますね。これは?」
「うん、血だね。 魔力の反応からして5日前・・・・・・おそらく勇者アーサーはここで負傷したようだ」
「え? ちょっと待ってください。 彼は黒龍との戦いで負傷したのでは?」
「・・・・・・これは秘密だけど、発見されたアーサーは大きな負傷をしていた。奇妙なことに、彼の傷は回復魔法が無効化されている」
「回復魔法が無効化? あるのですか、そんなことが?」
「さて? それは僕にもわからないよ。ただ・・・・・・」
「ただ、なんですか?」
「彼の傷は、剣で斬られたような傷だった。 黒龍と戦ってできた傷には思えなかった・・・・・・うん、やっぱりだ」
「他にも、何かわかったことがあるのですか?」
「どうやら、ダンジョンから脱出する魔石を使ったようだ。それで、ここで勇者は刺された」
「ナインマン」とシロウは結論を急がせた。
「結局、誰がここで勇者を殺そうとした?」
「う~ん、それはダンジョンの中で救出を待っている彼の仲間たちを見つけるしかないかな?」
「ん? そいつはつまり────」
「ダンジョンに5人で潜った。1人が刺された状態で発見された。それじゃ犯人は、ダンジョンで救出を待っているとされる4人の内、1人が犯人・・・・・・単純な算数ではあるけど・・・・・・」
ナインマンは、腑に落ちない表情を見せた。
「こういう時は、大抵は6人目がいるんだよね。公開されていない人物が・・・・・・ね!」
なぜか、彼の目は輝いて見えた。 こんな時、こんな場所で、不謹慎のような不快感がセリカの内部から涌き出てきそうだったが、彼女は、それを振り払った。
「・・・・・・想定外《イレギュラー》な話しですが、あくまで想像なのですよね?」
「うん、そうだね。 僕の勝手な想像に過ぎない。まぁ、気を付けた方がいい。僕が6人目だったら、ダンジョンに罠をたくさん仕掛けるかな?」
「それ貸して」とナインマンは、セリカが持っていた鍵を受けとる。
「鍵は正常に結界と連動しているね。これを使うと────」
彼は鍵を使って、結界を開けた。 次の瞬間────
閃光。 眩い光と鼓膜が破れそうな爆音。
そして熱風が周囲に広がった。
反射的にシロウとセリカは頭を下げて身を庇ったが、その爆発の直撃を受けたナインマンは────
「やれやれ、これはヒドイ罠だ。 初手から爆弾を仕掛けるなんてね」
魔法による防御壁に包まれて、無傷で姿を見せた。
ナインマン、彼のスタイルは魔法型斥候。しかし、ある者は彼の事をこう呼ぶのだ。
ただ、短く────
『名探偵』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ダンジョン内での戦闘。 確かにナインマンの魔法型斥候は便利だった。
彼は「少し待ってくれ」と杖先で地面を叩く。 彼の魔力が水の波紋のような形状で広がっていくと────
「通路の先だ。右に3匹、奇襲を狙って隠れている。亜人系・・・・・・いや、アンデッド系だな」
彼の探査魔法は、目に見えない死角に潜むモンスターを感知している。
曲がり角の向こう側はもちろん、壁の反対側まで把握していた。
「よし」とセリカとシロウは呼吸を合わせて、飛び出す。
(本当にアンデッド系の騎士。逆に奇襲を受けて、動きが止まっている)
セリカは、自分の武器を丸太のように振るって、2体同時に薙ぎ払う。
残りの1体を処理するように倒した。
「本当に便利ですね、探査魔法。 強い敵は回避できて、最短距離でダンジョンを進んでいけますね」
「まぁ、あまり信用し過ぎるなよ。あいつの場合は怠惰を極めたくて、魔法使いになった男だぞ」
「いや、それは失敬だぞ、シロウ。僕は、効率を魔法使いに見出だしただけなのさ」
だが、ここは高難易度ダンジョンである─────『最果てのダンジョン』
もしも、セリカとシロウの2人だけなら、 もっと攻略に攻め倦《あぐ》ねていただろう。
そうして3人は進んで行き、6層階層主の部屋に到着。 ナインマンが、トンッと杖を突くと─────
「これはミノタウロスか? しかし、これは・・・・・・改造されている」
「改造? どういうことですか?」とセリカは訪ねる。
「う~ん、これは僕にとっても初めての経験だ。でも、君たちは、改造種との戦闘を経験したと聞いているよ」
「あっ!」と彼女は思い出した。
「あの巨大リザードマンと同じことを・・・・・・階層主に施した者がいるということですか!」
勇者パーティが全滅したダンジョン。 生き延びた勇者アーサーの荷物には精巧な地図が残っており、その記録ではわずか10層分の道のりしか書かれていない。
「わずか10層なら救出要員はセリカだけで十分だと判断したのか?」
シロウは、ギルド長の1人であるナインマンに聞いた。 少し怒りのような物が声に混じっていた。
「いや、別に彼女1人で救出に向かわせようとしたわけじゃないよ。国内の実力者の中で連絡が取れたのが、彼女だけだったのさ」
「ん? セリカだけ? それは大丈夫なのか?」
何か、裏で陰謀めいた出来事が起きているのではないか? そういう意味である。
しかし、ナインマンは「わからないよ」とだけ答えた。
「ギルド長って言っても『中央』からの雇われだからね。本当の機密は教えてもらえないのさ」
そんな話をしてる間、セリカはギルドから渡されたダンジョンの鍵を────
「ちょっと待った」と、ナインマンが止めた。
「っ! ど、どうかされましたか、ナインマンさん?」
「これは奇妙だ。 ここを見てくれ」と彼が指した場所には何もなかった。 ただ、草が繁っているだけだった。
「何もないように見えますが・・・・・・」
「いや、ここに争った跡がある。巧妙に隠蔽されているが僕の目は誤魔化せないよ」
ナインマンを中心にして四方へ魔力が放たれた。 攻撃魔法ではない。
「これは一体・・・・・・?」
「探査《サーチ》の魔法、ナインマンは魔法型斥候なんだ」
困惑するセリカにシロウが説明した。
「魔法型斥候!? なんですか? 初めて聞きました」
「アイツは、ああ見えて孤高の魔法使いを自称している奴だ。1人で冒険できる魔法を習得している。探査魔法は、その1つなのさ」
1人で冒険────ダンジョン探索やモンスター退治をする魔法使いは珍しい。
少人数でも、徒党《パーティ》を組んで挑むのが、現在の常識だ。
「───その、やはり、ナインマンさんも、シロウの昔の仲間だったのですか?」
「ん? 少し違うかな? アイツは────」
「2人とも、こっちに来て。これを見てくれたまえ」
ナインマンの声で話は中断された。 何か、四つん這いになっている彼に2人は近づくと────
「魔法で地面が光っていますね。これは?」
「うん、血だね。 魔力の反応からして5日前・・・・・・おそらく勇者アーサーはここで負傷したようだ」
「え? ちょっと待ってください。 彼は黒龍との戦いで負傷したのでは?」
「・・・・・・これは秘密だけど、発見されたアーサーは大きな負傷をしていた。奇妙なことに、彼の傷は回復魔法が無効化されている」
「回復魔法が無効化? あるのですか、そんなことが?」
「さて? それは僕にもわからないよ。ただ・・・・・・」
「ただ、なんですか?」
「彼の傷は、剣で斬られたような傷だった。 黒龍と戦ってできた傷には思えなかった・・・・・・うん、やっぱりだ」
「他にも、何かわかったことがあるのですか?」
「どうやら、ダンジョンから脱出する魔石を使ったようだ。それで、ここで勇者は刺された」
「ナインマン」とシロウは結論を急がせた。
「結局、誰がここで勇者を殺そうとした?」
「う~ん、それはダンジョンの中で救出を待っている彼の仲間たちを見つけるしかないかな?」
「ん? そいつはつまり────」
「ダンジョンに5人で潜った。1人が刺された状態で発見された。それじゃ犯人は、ダンジョンで救出を待っているとされる4人の内、1人が犯人・・・・・・単純な算数ではあるけど・・・・・・」
ナインマンは、腑に落ちない表情を見せた。
「こういう時は、大抵は6人目がいるんだよね。公開されていない人物が・・・・・・ね!」
なぜか、彼の目は輝いて見えた。 こんな時、こんな場所で、不謹慎のような不快感がセリカの内部から涌き出てきそうだったが、彼女は、それを振り払った。
「・・・・・・想定外《イレギュラー》な話しですが、あくまで想像なのですよね?」
「うん、そうだね。 僕の勝手な想像に過ぎない。まぁ、気を付けた方がいい。僕が6人目だったら、ダンジョンに罠をたくさん仕掛けるかな?」
「それ貸して」とナインマンは、セリカが持っていた鍵を受けとる。
「鍵は正常に結界と連動しているね。これを使うと────」
彼は鍵を使って、結界を開けた。 次の瞬間────
閃光。 眩い光と鼓膜が破れそうな爆音。
そして熱風が周囲に広がった。
反射的にシロウとセリカは頭を下げて身を庇ったが、その爆発の直撃を受けたナインマンは────
「やれやれ、これはヒドイ罠だ。 初手から爆弾を仕掛けるなんてね」
魔法による防御壁に包まれて、無傷で姿を見せた。
ナインマン、彼のスタイルは魔法型斥候。しかし、ある者は彼の事をこう呼ぶのだ。
ただ、短く────
『名探偵』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ダンジョン内での戦闘。 確かにナインマンの魔法型斥候は便利だった。
彼は「少し待ってくれ」と杖先で地面を叩く。 彼の魔力が水の波紋のような形状で広がっていくと────
「通路の先だ。右に3匹、奇襲を狙って隠れている。亜人系・・・・・・いや、アンデッド系だな」
彼の探査魔法は、目に見えない死角に潜むモンスターを感知している。
曲がり角の向こう側はもちろん、壁の反対側まで把握していた。
「よし」とセリカとシロウは呼吸を合わせて、飛び出す。
(本当にアンデッド系の騎士。逆に奇襲を受けて、動きが止まっている)
セリカは、自分の武器を丸太のように振るって、2体同時に薙ぎ払う。
残りの1体を処理するように倒した。
「本当に便利ですね、探査魔法。 強い敵は回避できて、最短距離でダンジョンを進んでいけますね」
「まぁ、あまり信用し過ぎるなよ。あいつの場合は怠惰を極めたくて、魔法使いになった男だぞ」
「いや、それは失敬だぞ、シロウ。僕は、効率を魔法使いに見出だしただけなのさ」
だが、ここは高難易度ダンジョンである─────『最果てのダンジョン』
もしも、セリカとシロウの2人だけなら、 もっと攻略に攻め倦《あぐ》ねていただろう。
そうして3人は進んで行き、6層階層主の部屋に到着。 ナインマンが、トンッと杖を突くと─────
「これはミノタウロスか? しかし、これは・・・・・・改造されている」
「改造? どういうことですか?」とセリカは訪ねる。
「う~ん、これは僕にとっても初めての経験だ。でも、君たちは、改造種との戦闘を経験したと聞いているよ」
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