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第三章
二. 甘え上手とお節介(一)
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「レコーディングに立ち会え、ですか?」
「ああ。彼女、北島のファンなんだ。曲を提供したのも何かの縁だ。ぜひ立ち会ってくれないか」
世の中の人たちが慌ただしく動きまわる師走のある日、ワタルは日下部に呼び出され、ライブ喫茶ジャスティを訪れた。
学生時代に入り浸っていたこの店は、オーバー・ザ・レインボウ発祥の地だ。
現在のメンバーがそろったころに合わせるように、ジャスティで定期的にライブを行うようになったのがきっかけで、プロへの足掛かりを得た。
卒業してからは訪れる機会が減ったものの、マスターとは定期的に連絡を取っている。
久しぶりに、座りなれたカウンター席でマスターの淹れるモカコーヒーを味わっていると、ワタルは日下部に、浅倉梢について頼みごとを切り出された。
「浅倉さんに結構肩入れしてるんですね。どのようなところが、お眼鏡にかなったんですか?」
ワタルは日下部が持ってきた写真集をめくった。
浅倉梢はCMやドラマでよく見かける美少女だ。デビュー当時、小学一年生とは思えない演技力が評判で、瞬く間に国民的に大人気の子役となった。
テレビドラマをあまり見ることのないワタルでも、浅倉梢の名前は知っている。日本一有名な小学生だった彼女も今は高校二年生だ。
日下部がいうには、浅倉梢が高校生になったのを機に、子役の仕事をすべて辞めさせ、本格的に演技と歌のレッスンをさせたそうだ。その様子を中心に撮影した写真集は、幼さをわずかに残しつつも女優へと羽化した姿を見事に記録し、浅倉梢の再登板を待っていたファンに、驚きとともに受け入れられた。
「人気子役だった浅倉が、その殻を破るための第一弾だからな。子役はいつまでもそのイメージに縛られることが多い。でも彼女は演技力に加えて歌唱力も抜群だ。うちとしても歌手デビューを絶対に成功させたい。ところが初めてのレコーディングで、さすがの浅倉も緊張して失敗続きで、かなりまいっているらしい。なんとか元気づけてやりたいと思っていたところに、彼女がおまえのファンだという情報が入ったのさ。曲の提供者でもあることだ。北島、浅倉の応援に行ってくれないか」
日下部はクレセントというレコード会社の社員で、オーバー・ザ・レインボウもそこからアルバムを出している。ジャスティのマスターである本多も、脱サラ前はクレセントで日下部の指導係として、ノウハウを教えながら一緒に働いていた。
「そういえば彼女、これを機に独立事務所を作ったと聞いたが?」
手すきのマスターが、カウンターに肘をつきながら会話に加わった。
「そうなんですよ、先輩。実はそのときにちょっとしたトラブルがあって大変だったんです。うちの会社も仲介役を買ってなんとか治めましたが、流石のおれも疲れました。そんなこともあったので、北島に協力してもらって、彼女を励ましてやりたいんです」
「日下部さん、相当のお気に入りですね。わかりました。その日は……ラジオ番組の収録と雑誌のインタビューがありますから、終わり次第行きます」
ワタルはスマートフォンで予定を確認しながら答えた。
「ラジオといえば、沙樹ちゃんは元気にしてるかい? たまには顔を見せにおいでって伝えてくれないか。寒い冬を乗り切れるように、お気に入りのココアをサービスするよ」
「明日番組の収録で局に行くから伝えておくよ。マスターが会いたがってるって聞いたら、沙樹ちゃんも喜ぶだろうな」
ワタルの言葉に、マスターはうれしそうに目を細めた。
「浅倉梢か。日下部さんがそこまで力を入れるくらいだから、よほどの有望株なんでしょうね」
ワタルがつぶやきながら微笑むと、日下部は大きくうなずき、コーヒーカップを手にした。
☆ ☆ ☆
スタジオ前の廊下においてあるソファーで、ワタルは本を読み、時間を潰していた。
インタビューが終わってスタジオに入ったはいいが、肝心の浅倉梢はまだいない。学校が終わり次第来ることになっていたが、車が渋滞に巻き込まれたと連絡があったそうだ。
曲を作るにあたって、ワタルは梢のデモソングを聴いた。たしかに歌唱力はある。だがいきなりベテラン向けの曲を作るような冒険をするには、収録された曲だけでは判断できなかった。迷った結果、音域もさほど広くなくリズムも取りやすい曲を提供した。日下部の見立てを疑うわけではないが、生の歌声を聴いてみなければ解らないこともある。
「すみません、となりに座ってもいいですか?」
突然の元気な声にワタルが顔を上げると、高校生くらいの小柄な少女がブレザーの制服姿で、満面の笑みを浮かべて立っていた。肩まで伸びた艶のあるストレートヘアが目を惹く。このままシャンプーのCMに出演できそうだ。化粧をしていないところを見ると、学校が終わってそのまま飛び込んできたらしい。
「あ……ああ、どうぞ」
ワタルは少し右にずれ、少女のために場所を空けた。
見覚えのある顔だと思って、すぐに浅倉梢だと気づいた。テレビを通して見る役者の顔と違い、意外にも素顔は素朴だ。カメラの前では別人に変身するタイプだろう。
自己紹介をしようと思ったが、梢はワタルに気づくこともなくソファーに座ると、数学の問題集をバッグから取り出して解き始めた。
「xがこっちに来て、因数分解の公式が……忘れた。えーと……これじゃないっ」
問題集と参考書を並べ、頭を抱えている。その姿を見て、ワタルは我知らずくすっと笑ってしまった。梢は驚いてふりむき、ワタルを睨んだ。大きな瞳に戸惑うワタルの姿が映る。
「おじさん、スタッフの人ですか?」
おじさんと呼ばれて、ワタルは自分のことだと気づくまでに数秒かかった。十歳近くも年下の女の子にはそう見えても仕方ない。
「ま、まあ……そんなところかな……」
このタイミングで名乗るのもいいが、ワタルは今の状況をもう少し続けたいと思った。どこに行っても顔と名前を知られているだけに、その他大勢の立ち位置をみすみす手放すのはもったいない。
それにしても浅倉梢は、肩を並べている人物が北島ワタルだと解らないものか。日下部は、梢がオーバー・ザ・レインボウのファンだと話していたが、あれはリップサービスだったようだ。
もっとも仕事のときはステージ用にメイクをするので、素顔だと気づかれないケースも経験している。特に今日は地味なタートルネックのセーターにデニムのジャケットとジーンズを着、正体を隠すために黒縁の伊達メガネをかけている。スタイリッシュなファッションはあえて避けていた。
「宿題、解いてるの?」
「そうです。頭の中がぐちゃぐちゃになるから話しかけないでください、おじさんは」
梢は顔も上げず、ノートから目を離さないで返事をした。軽い気持ちで声をかけたら連続してパンチを浴びせられた。そんな気分だ。
噂通り気の強い少女だ。仕事をする上でこの態度が禍いしなければよいがと、ワタルは他人事ながら心配になる。だが一方で梢の態度が不快に思えなかったのが、自分でも不思議だった。
意地を張ってがむしゃらに頑張る姿を見せられては、見て見ぬふりはできない。ワタルはノートの一箇所を指差した。
「移項するときは符号が逆になるだろ。それなのにほら、プラスのまま変わっていない。ここをケアレスミスしてるから、当てはまる公式のない式になったんだよ」
教育学部で高校数学を専攻していたことや、バイトで塾講師の経験もあったので、ついお節介を焼いてしまう。悪い癖だ。
「ほんとだ。えっと……ふむふむ……あっ解けた。お兄さんすごい!」
梢は急に語尾にハートマークがついていそうな明るい口調になった。
「おじさんから、お兄さんにかわったね」
ワタルの言葉に、梢は微笑みで答える。
「だって最初はあたしのこと笑ったでしょ。でも勉強を教えてくれたから、お兄さんなの」
「ふうん、なるほどね」
ワタルは読みかけの本を閉じた。
「ほかの問題も解いてごらんよ。解らないところは教えてあげるから」
「ああ。彼女、北島のファンなんだ。曲を提供したのも何かの縁だ。ぜひ立ち会ってくれないか」
世の中の人たちが慌ただしく動きまわる師走のある日、ワタルは日下部に呼び出され、ライブ喫茶ジャスティを訪れた。
学生時代に入り浸っていたこの店は、オーバー・ザ・レインボウ発祥の地だ。
現在のメンバーがそろったころに合わせるように、ジャスティで定期的にライブを行うようになったのがきっかけで、プロへの足掛かりを得た。
卒業してからは訪れる機会が減ったものの、マスターとは定期的に連絡を取っている。
久しぶりに、座りなれたカウンター席でマスターの淹れるモカコーヒーを味わっていると、ワタルは日下部に、浅倉梢について頼みごとを切り出された。
「浅倉さんに結構肩入れしてるんですね。どのようなところが、お眼鏡にかなったんですか?」
ワタルは日下部が持ってきた写真集をめくった。
浅倉梢はCMやドラマでよく見かける美少女だ。デビュー当時、小学一年生とは思えない演技力が評判で、瞬く間に国民的に大人気の子役となった。
テレビドラマをあまり見ることのないワタルでも、浅倉梢の名前は知っている。日本一有名な小学生だった彼女も今は高校二年生だ。
日下部がいうには、浅倉梢が高校生になったのを機に、子役の仕事をすべて辞めさせ、本格的に演技と歌のレッスンをさせたそうだ。その様子を中心に撮影した写真集は、幼さをわずかに残しつつも女優へと羽化した姿を見事に記録し、浅倉梢の再登板を待っていたファンに、驚きとともに受け入れられた。
「人気子役だった浅倉が、その殻を破るための第一弾だからな。子役はいつまでもそのイメージに縛られることが多い。でも彼女は演技力に加えて歌唱力も抜群だ。うちとしても歌手デビューを絶対に成功させたい。ところが初めてのレコーディングで、さすがの浅倉も緊張して失敗続きで、かなりまいっているらしい。なんとか元気づけてやりたいと思っていたところに、彼女がおまえのファンだという情報が入ったのさ。曲の提供者でもあることだ。北島、浅倉の応援に行ってくれないか」
日下部はクレセントというレコード会社の社員で、オーバー・ザ・レインボウもそこからアルバムを出している。ジャスティのマスターである本多も、脱サラ前はクレセントで日下部の指導係として、ノウハウを教えながら一緒に働いていた。
「そういえば彼女、これを機に独立事務所を作ったと聞いたが?」
手すきのマスターが、カウンターに肘をつきながら会話に加わった。
「そうなんですよ、先輩。実はそのときにちょっとしたトラブルがあって大変だったんです。うちの会社も仲介役を買ってなんとか治めましたが、流石のおれも疲れました。そんなこともあったので、北島に協力してもらって、彼女を励ましてやりたいんです」
「日下部さん、相当のお気に入りですね。わかりました。その日は……ラジオ番組の収録と雑誌のインタビューがありますから、終わり次第行きます」
ワタルはスマートフォンで予定を確認しながら答えた。
「ラジオといえば、沙樹ちゃんは元気にしてるかい? たまには顔を見せにおいでって伝えてくれないか。寒い冬を乗り切れるように、お気に入りのココアをサービスするよ」
「明日番組の収録で局に行くから伝えておくよ。マスターが会いたがってるって聞いたら、沙樹ちゃんも喜ぶだろうな」
ワタルの言葉に、マスターはうれしそうに目を細めた。
「浅倉梢か。日下部さんがそこまで力を入れるくらいだから、よほどの有望株なんでしょうね」
ワタルがつぶやきながら微笑むと、日下部は大きくうなずき、コーヒーカップを手にした。
☆ ☆ ☆
スタジオ前の廊下においてあるソファーで、ワタルは本を読み、時間を潰していた。
インタビューが終わってスタジオに入ったはいいが、肝心の浅倉梢はまだいない。学校が終わり次第来ることになっていたが、車が渋滞に巻き込まれたと連絡があったそうだ。
曲を作るにあたって、ワタルは梢のデモソングを聴いた。たしかに歌唱力はある。だがいきなりベテラン向けの曲を作るような冒険をするには、収録された曲だけでは判断できなかった。迷った結果、音域もさほど広くなくリズムも取りやすい曲を提供した。日下部の見立てを疑うわけではないが、生の歌声を聴いてみなければ解らないこともある。
「すみません、となりに座ってもいいですか?」
突然の元気な声にワタルが顔を上げると、高校生くらいの小柄な少女がブレザーの制服姿で、満面の笑みを浮かべて立っていた。肩まで伸びた艶のあるストレートヘアが目を惹く。このままシャンプーのCMに出演できそうだ。化粧をしていないところを見ると、学校が終わってそのまま飛び込んできたらしい。
「あ……ああ、どうぞ」
ワタルは少し右にずれ、少女のために場所を空けた。
見覚えのある顔だと思って、すぐに浅倉梢だと気づいた。テレビを通して見る役者の顔と違い、意外にも素顔は素朴だ。カメラの前では別人に変身するタイプだろう。
自己紹介をしようと思ったが、梢はワタルに気づくこともなくソファーに座ると、数学の問題集をバッグから取り出して解き始めた。
「xがこっちに来て、因数分解の公式が……忘れた。えーと……これじゃないっ」
問題集と参考書を並べ、頭を抱えている。その姿を見て、ワタルは我知らずくすっと笑ってしまった。梢は驚いてふりむき、ワタルを睨んだ。大きな瞳に戸惑うワタルの姿が映る。
「おじさん、スタッフの人ですか?」
おじさんと呼ばれて、ワタルは自分のことだと気づくまでに数秒かかった。十歳近くも年下の女の子にはそう見えても仕方ない。
「ま、まあ……そんなところかな……」
このタイミングで名乗るのもいいが、ワタルは今の状況をもう少し続けたいと思った。どこに行っても顔と名前を知られているだけに、その他大勢の立ち位置をみすみす手放すのはもったいない。
それにしても浅倉梢は、肩を並べている人物が北島ワタルだと解らないものか。日下部は、梢がオーバー・ザ・レインボウのファンだと話していたが、あれはリップサービスだったようだ。
もっとも仕事のときはステージ用にメイクをするので、素顔だと気づかれないケースも経験している。特に今日は地味なタートルネックのセーターにデニムのジャケットとジーンズを着、正体を隠すために黒縁の伊達メガネをかけている。スタイリッシュなファッションはあえて避けていた。
「宿題、解いてるの?」
「そうです。頭の中がぐちゃぐちゃになるから話しかけないでください、おじさんは」
梢は顔も上げず、ノートから目を離さないで返事をした。軽い気持ちで声をかけたら連続してパンチを浴びせられた。そんな気分だ。
噂通り気の強い少女だ。仕事をする上でこの態度が禍いしなければよいがと、ワタルは他人事ながら心配になる。だが一方で梢の態度が不快に思えなかったのが、自分でも不思議だった。
意地を張ってがむしゃらに頑張る姿を見せられては、見て見ぬふりはできない。ワタルはノートの一箇所を指差した。
「移項するときは符号が逆になるだろ。それなのにほら、プラスのまま変わっていない。ここをケアレスミスしてるから、当てはまる公式のない式になったんだよ」
教育学部で高校数学を専攻していたことや、バイトで塾講師の経験もあったので、ついお節介を焼いてしまう。悪い癖だ。
「ほんとだ。えっと……ふむふむ……あっ解けた。お兄さんすごい!」
梢は急に語尾にハートマークがついていそうな明るい口調になった。
「おじさんから、お兄さんにかわったね」
ワタルの言葉に、梢は微笑みで答える。
「だって最初はあたしのこと笑ったでしょ。でも勉強を教えてくれたから、お兄さんなの」
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