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ようこそアンフェルサーカス団へ
第37話 目覚めるとそこは
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--思い出して、私との約束を
約束?
僕は一体誰と何の約束をしたんだ
そして僕は目の前に誰かが立っていることに気が付く。
その顔はまるで霧がかったようで見えない。
ただ、その背丈や雰囲気はあの不思議な少女に似ている気がした。
--待ってるから
「待って! 君は一体……」
僕は勢い良く飛び起きた。
まだ上手く回らない頭で辺りを見回すと、どうやらここはテントの中のようだ。
久しぶりの布団に、見覚えのない道具の数々。
リオンとソフィアが運んでくれたのだろうか?
「あ! ノア! 目が覚めた? 」
ドアから入ってきたのはリオン。
「リオン……」
「良かった、様子がおかしかったから体調が悪いのかと思って」
はいこれ、とリオンが持っていたスープを僕に手渡した。
「ありがとう」
勧められるままそのスープを口に含むと、なるほど、腹から暖かくなるような気がした。
「そういえばあの分析で何か分かったの? ノアが魔法を唱えたと思ったら倒れてしまったから……」
「何か……」
そうだ、僕は呪いの剣の分析をして、それで何かを見た。
しかしそれが何であったかがまったく思い出せない。
そんな僕の様子を察してか、リオンがにこっと笑った。
「ううん、無理はしないでね。これが何であるかはいつか必ず分かることだから」
必ずと言いきるリオンはまるで何かを知っているような口ぶりだ。
「なぁ、リオン。僕たち、前に一度会ったことがあったか? 」
きょとんとした顔をするリオン。
「……分からない。私にはノアと出会う前の記憶がないから」
「そうだよな、変なこと聞いてごめん」
リオンは僕の横にちょこんと座ると、こう言った。
「でもね、ノアに会ったとき懐かしい気持ちになったの。だから、もしかしたら会ったことがあるのかもしれないね」
リオン……続けて声に出そうとした僕の声を遮るように元気な声が響き渡った。
「リオンー! 遊ぼうー! 」
そう言って部屋に入ってきたのは見知らぬ少年と少女。
「あ! 」
二人は僕と目が合うと、途端に警戒心を剥き出す。
「待って待って! この人は悪い人じゃないよ! 」
リオンが慌てて二人に近づく。
「ほんと……? 」
少年が気弱そうに口を開く。
「リオンがそう言うなら」
少女の方が気が強いのだろうか、二人ともそっくりな可愛らしい顔立ちをしているにも関わらず、眉を吊り上げて警戒しているようだ。
「ノア、この二人はね、さっきお友達になったテスカとコア! コアがお兄ちゃんでテスカが妹なんだよ」
「コアとテスカ……」
なるほど、 短髪の少年がコアで、頭に大きなリボンをつけた長髪の少女がテスカなのだろう。
二人とも灰色がかった薄い茶色の髪と、そして何よりそっくりな可愛らしい顔立ちをしていた。
コアは右目、テスカは左目を髪の毛で隠している。
「何!? ジロジロ見るんじゃねーよ変態! 」
テスカが辛辣な言葉をぶつける。
「や、やめなよ」
それをコアが止めるという凸凹兄妹のようだ。
「へ、変態……」
まさかロリコン扱いされるなんて……。
僕は健全な男性なので自分よりうんと年下なんて恋愛対象外だというのに!
「ご、ごめんねノア。二人は人見知りだから」
フォローになってるんだかなってないんだか良く分からないコメントをするリオン。
「は、はは……。人見知りって何だっけ」
「それにね二人はアンフェルサーカス団の花形なんだよ! 」
「アンフェルサーカス団? 」
聞いたことがある。各地を点々と移動する有名な移動式サーカス団があると。
神出鬼没で突然現れ、突然消える。
しかし一度見たものを虜にしてしまう名の知れたサーカス団ということを。
「じゃあここは……」
「おや、お目覚めかね」
そうして入ってきたのはセクシーな衣装に身を包んだグラマラスな美女だった。
「良かった。体は大丈夫そうだね」
妖艶な黒髪の美女に僕は思わず目のやり場に困ってしまう。
リオンが視界の端でむっとした顔をしたが仕方ないだろう!
「あ、ありがとうございます。お世話になってしまったみたいで」
「気にしないでくれ。ああ私の名前はクロエ。アンフェルサーカスの団長を務めさせていただいている。気絶した君を運んでいる女性二人組を見つけてね。助けなければと思ったんだ」
「だっさ」
テスカが吐き捨てるように言う。
地味に僕の心に刺さることを言う少女だな……。
「そうなんですね……いや、情けない限りです」
「はは、困っている人を助けるのは当たり前さ。たまたまここらでサーカスを開催しようと思っていてね。運が良かった」
クロエは豪快に笑い飛ばす。見た目とは裏腹にかなり男前な性格のようだ。
「ゆっくりしてくれよな。何ならサーカスを観ていっても構わないぞ。それに君はギルドから追われているんだろう? 」
「へ? 」
思わず自分の顔に触れてしまった。そして僕は気が付く。
仮面を付けていないことを!
まずい! 素顔を見られてしまった。
しかしそんな僕に気が付いてかクロエはにやりと笑った。
「何、気にするな。私は罪人だろうと貧しい者だろうとどんな者でも歓迎する。それにギルドも私の城には手が出せまいよ」
「団長は優しいんだからな! 有難く思えよ! 」
「ちょ、ちょっとそんな言い方……」
得意げに笑うテスカとなだめるコア。
「おい、お前らどうしてここにいる? 」
しかし途端にクロエの表情がまるで鬼のように変わった。
びくりと顔色を変えるテスカとコア。
「い、いや。丁度休憩時間だったので……」
「休憩時間? 時計を見ろ、もう1分過ぎてるぞ」
「ご、ごめんなさい。戻ります! 」
バタバタと部屋から飛び出していく兄妹。
クロエは二人の後をしばらくにらんでいたが、再びあの人懐っこい笑顔に戻る。
「いやお見苦しい物を見せてしまって申し訳ないね。あの二人はまだまだ子どもだからきちんと教育しなければいけないんですよ」
「そうなんですね、サーカス団というのも大変そうだ」
「心苦しいが、あの二人には親がいない。だから私が親代わりをしなくてはいけなくてね」
するとクロエはおっと、と自分の時計を見て声をあげる。
「二人の指導をしなくては。それでは失礼する。気兼ねなく寛いでくれたまえ」
クロエはウィンク一つ残すと、足早に去っていった。
残された僕たちは顔を見合わせた。
「何だか不思議な人たちだね」
「うん、でもあの団長……」
何かを言おうとしてリオンは口ごもる。
「どうかしたのか? 」
「いや、どうもしてないよ。ただ、角を見られて……」
角を!? リオンは基本的に僕以外の人には角を晒さない。
何かあったのだろうか?
「たまたまフードを外れたところを見られたの。うん、でもそれだけ。私の気のせいだと思うわ」
じゃあ私、水貰ってくるね。
リオンはそう言い残すと、去っていった。
約束?
僕は一体誰と何の約束をしたんだ
そして僕は目の前に誰かが立っていることに気が付く。
その顔はまるで霧がかったようで見えない。
ただ、その背丈や雰囲気はあの不思議な少女に似ている気がした。
--待ってるから
「待って! 君は一体……」
僕は勢い良く飛び起きた。
まだ上手く回らない頭で辺りを見回すと、どうやらここはテントの中のようだ。
久しぶりの布団に、見覚えのない道具の数々。
リオンとソフィアが運んでくれたのだろうか?
「あ! ノア! 目が覚めた? 」
ドアから入ってきたのはリオン。
「リオン……」
「良かった、様子がおかしかったから体調が悪いのかと思って」
はいこれ、とリオンが持っていたスープを僕に手渡した。
「ありがとう」
勧められるままそのスープを口に含むと、なるほど、腹から暖かくなるような気がした。
「そういえばあの分析で何か分かったの? ノアが魔法を唱えたと思ったら倒れてしまったから……」
「何か……」
そうだ、僕は呪いの剣の分析をして、それで何かを見た。
しかしそれが何であったかがまったく思い出せない。
そんな僕の様子を察してか、リオンがにこっと笑った。
「ううん、無理はしないでね。これが何であるかはいつか必ず分かることだから」
必ずと言いきるリオンはまるで何かを知っているような口ぶりだ。
「なぁ、リオン。僕たち、前に一度会ったことがあったか? 」
きょとんとした顔をするリオン。
「……分からない。私にはノアと出会う前の記憶がないから」
「そうだよな、変なこと聞いてごめん」
リオンは僕の横にちょこんと座ると、こう言った。
「でもね、ノアに会ったとき懐かしい気持ちになったの。だから、もしかしたら会ったことがあるのかもしれないね」
リオン……続けて声に出そうとした僕の声を遮るように元気な声が響き渡った。
「リオンー! 遊ぼうー! 」
そう言って部屋に入ってきたのは見知らぬ少年と少女。
「あ! 」
二人は僕と目が合うと、途端に警戒心を剥き出す。
「待って待って! この人は悪い人じゃないよ! 」
リオンが慌てて二人に近づく。
「ほんと……? 」
少年が気弱そうに口を開く。
「リオンがそう言うなら」
少女の方が気が強いのだろうか、二人ともそっくりな可愛らしい顔立ちをしているにも関わらず、眉を吊り上げて警戒しているようだ。
「ノア、この二人はね、さっきお友達になったテスカとコア! コアがお兄ちゃんでテスカが妹なんだよ」
「コアとテスカ……」
なるほど、 短髪の少年がコアで、頭に大きなリボンをつけた長髪の少女がテスカなのだろう。
二人とも灰色がかった薄い茶色の髪と、そして何よりそっくりな可愛らしい顔立ちをしていた。
コアは右目、テスカは左目を髪の毛で隠している。
「何!? ジロジロ見るんじゃねーよ変態! 」
テスカが辛辣な言葉をぶつける。
「や、やめなよ」
それをコアが止めるという凸凹兄妹のようだ。
「へ、変態……」
まさかロリコン扱いされるなんて……。
僕は健全な男性なので自分よりうんと年下なんて恋愛対象外だというのに!
「ご、ごめんねノア。二人は人見知りだから」
フォローになってるんだかなってないんだか良く分からないコメントをするリオン。
「は、はは……。人見知りって何だっけ」
「それにね二人はアンフェルサーカス団の花形なんだよ! 」
「アンフェルサーカス団? 」
聞いたことがある。各地を点々と移動する有名な移動式サーカス団があると。
神出鬼没で突然現れ、突然消える。
しかし一度見たものを虜にしてしまう名の知れたサーカス団ということを。
「じゃあここは……」
「おや、お目覚めかね」
そうして入ってきたのはセクシーな衣装に身を包んだグラマラスな美女だった。
「良かった。体は大丈夫そうだね」
妖艶な黒髪の美女に僕は思わず目のやり場に困ってしまう。
リオンが視界の端でむっとした顔をしたが仕方ないだろう!
「あ、ありがとうございます。お世話になってしまったみたいで」
「気にしないでくれ。ああ私の名前はクロエ。アンフェルサーカスの団長を務めさせていただいている。気絶した君を運んでいる女性二人組を見つけてね。助けなければと思ったんだ」
「だっさ」
テスカが吐き捨てるように言う。
地味に僕の心に刺さることを言う少女だな……。
「そうなんですね……いや、情けない限りです」
「はは、困っている人を助けるのは当たり前さ。たまたまここらでサーカスを開催しようと思っていてね。運が良かった」
クロエは豪快に笑い飛ばす。見た目とは裏腹にかなり男前な性格のようだ。
「ゆっくりしてくれよな。何ならサーカスを観ていっても構わないぞ。それに君はギルドから追われているんだろう? 」
「へ? 」
思わず自分の顔に触れてしまった。そして僕は気が付く。
仮面を付けていないことを!
まずい! 素顔を見られてしまった。
しかしそんな僕に気が付いてかクロエはにやりと笑った。
「何、気にするな。私は罪人だろうと貧しい者だろうとどんな者でも歓迎する。それにギルドも私の城には手が出せまいよ」
「団長は優しいんだからな! 有難く思えよ! 」
「ちょ、ちょっとそんな言い方……」
得意げに笑うテスカとなだめるコア。
「おい、お前らどうしてここにいる? 」
しかし途端にクロエの表情がまるで鬼のように変わった。
びくりと顔色を変えるテスカとコア。
「い、いや。丁度休憩時間だったので……」
「休憩時間? 時計を見ろ、もう1分過ぎてるぞ」
「ご、ごめんなさい。戻ります! 」
バタバタと部屋から飛び出していく兄妹。
クロエは二人の後をしばらくにらんでいたが、再びあの人懐っこい笑顔に戻る。
「いやお見苦しい物を見せてしまって申し訳ないね。あの二人はまだまだ子どもだからきちんと教育しなければいけないんですよ」
「そうなんですね、サーカス団というのも大変そうだ」
「心苦しいが、あの二人には親がいない。だから私が親代わりをしなくてはいけなくてね」
するとクロエはおっと、と自分の時計を見て声をあげる。
「二人の指導をしなくては。それでは失礼する。気兼ねなく寛いでくれたまえ」
クロエはウィンク一つ残すと、足早に去っていった。
残された僕たちは顔を見合わせた。
「何だか不思議な人たちだね」
「うん、でもあの団長……」
何かを言おうとしてリオンは口ごもる。
「どうかしたのか? 」
「いや、どうもしてないよ。ただ、角を見られて……」
角を!? リオンは基本的に僕以外の人には角を晒さない。
何かあったのだろうか?
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