異世界転生姫〜王族としては冷遇されていた私がなぜか逆ハーレム状態なのですが

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そして、相変わらず優しい侍女以外には冷遇されていた私、アルメリア・オウロ・デュ・クラウニアの身には、10歳の時、ある事件が起こった。





侍女「ア、アルメリア様っ！！！」


この世界では、成人は一律して２０歳である。そして、成人の半分の年である10歳の頃、平民から王族まで国民は皆、健康を祈る儀式を受けるのだ。



そして、アルメリアは、儀式の乗馬の稽古中、第2妃の手の者によって、馬の餌に興奮剤を混ぜられた影響で馬が暴れ出し、アルメリアは落馬してしまった のだ。



しかし、アルメリアの側にいた宮廷の魔術師が魔法を発動されたため、アルメリアは大怪我をすることはなかった。




だが、額を強く打ったアルメリアは、一時意識を失い、目が覚めたのはアルメリアの誕生日の1週間後だった。




そして、アルメリアは額を打って意識を失っている間、ある夢をみていた。




それはーー。



ーーーアルメリアの前世の記憶だった。