129 / 408
第一集 弐ノ巻
*ふたりの紫苑
しおりを挟む
紫苑は暫く自分そっくりな敵の様子を見ていたが、癒良も敵も全く動く様子は無い。
紫苑「そっちがかかってこないのなら、私からいくわよ。」
そう言うと、紫苑は胸の前で刀印を組んだ。
紫苑「どっちが本物か、分からせてあげるわ。」
そう言った紫苑は、
紫苑「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前!」
敵に向かって九字を切った。
が。
「私も随分と甘く見られているようね。九字程度じゃ私は倒せないわよ。」
紫苑そっくりな敵は、それを結界を張り防いだ為、無傷だった。
「次は、私の番ね。”式神招来”。」
偽紫苑は、式神を召喚する言霊を発動させた。
紫苑「そっちがかかってこないのなら、私からいくわよ。」
そう言うと、紫苑は胸の前で刀印を組んだ。
紫苑「どっちが本物か、分からせてあげるわ。」
そう言った紫苑は、
紫苑「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前!」
敵に向かって九字を切った。
が。
「私も随分と甘く見られているようね。九字程度じゃ私は倒せないわよ。」
紫苑そっくりな敵は、それを結界を張り防いだ為、無傷だった。
「次は、私の番ね。”式神招来”。」
偽紫苑は、式神を召喚する言霊を発動させた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
29
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる