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第三集

▼5.爆発した気持ちー癒良視点②▼

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紫苑は清秋を意識してしまい、全く話の内容が頭に入っていなかった。



   「紫苑。」

   紫苑「癒良...。」


  癒良「話会中、話聞いてなかったやろ。」


 紫苑「う、うん。」


  癒良「俺の泊まる部屋にいこか。そこで話会の内容話すわ。」





紫苑「ありがとう。癒良。」


紫苑は、癒良から話会の話を聞いて二人で休憩していた。


  癒良「べつにええ。あれ、紫苑、首の絆創膏がとれかかっとるで。」


 紫苑「え、ほんと?!」


  癒良「なに隠してるん?俺が直そか?」


 紫苑「え?!いいよ!自分で直す!」


  癒良「ええから。」


   紫苑は逃げ回っていたが、最後は癒良に捕まってしまった。癒良は紫苑の首に手を伸ばす。そして、絆創膏を直そうとした。しかし...絆創膏を直そうとした癒良の手は、途中で止まってしまった。




  癒良「それ、誰にやられたんや?!」
( 紫苑以外の強い霊力を感じる...正明は最近、紫苑に接触した様子はあらへんかったし...賀茂 唯幸もあまり接点ないやろ...佳月はこんなに霊力強ないしな...まさか!)


   癒良「清秋か?!」


ビクっ


  癒良「そうなんやな?!」


紫苑「それは...」


  癒良「ごめん、もう無理や。」

 そう言うと、癒良はかなり強度の強い結界を張り始めた。


紫苑「え?んんっ!」



  結界を張り終えると、癒良は紫苑を押し倒し、拘束札で紫苑の腕を縛って紫苑にキスをした。
癒良の舌が、紫苑の舌を絡めとる。


紫苑「は...ぁ。癒...良!」


紫苑は、潤んだ瞳で癒良を睨む。

 癒良「そんな顔で睨んでもこわないわ。むしろ...余計襲いたなってまう。」


紫苑「あ...んっ癒良っやめて!」


 癒良は紫苑の浴衣を胸まで下ろすと、浴衣用の下着を脱がせ、紫苑の胸を触りながら首にキスをした。そして、癒良は清秋のつけた痕を消すかのように同じ場所に痕をつけていった。


さらに癒良は紫苑の体を触り続ける。



紫苑「ん...あ、癒良、やめてったら!」


 癒良「やめへん。」


紫苑「あ!ダメっ!やあ!」


  癒良はいっこうにやめようとしない。それどころか、癒良の舌と指は、どんどん下に下がっていく。




「解!」


紫苑(え...この声...)

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