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第四集 弐ノ巻
東京分家初代当主
しおりを挟むいづきは、鍛練場に結界を張り札を取り出した。
いづき(すごい...!こんな強い結界、今まで張れたことない!はじめての感覚だ...!)
いづきが張った結界は、清秋が以前張った結界と同じくらい強力な結界だった。
いづき「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前」
いづきが九字を切ると、巨大な五芒星が表れた。いづきはそれに霊力を籠めると的に当てた。
さらにいづきは、先程とは別の札を取り出すと、札から式神を召喚した。そして、式神に木を出させると...
いづき「陰陽師五行の理に基づきて、金気を木気にて討ち取らん。金剋木!」
いづきは、その後も鍛練を続けた。
だが、ついに疲れてしまい、いづきは眠ってしまった。
かづきはその時を狙っていたのだ。
いづきの体を奪うその時を。
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