【第一章完結】転生女王は政務に励みます!ダメンズ⁈いえいえ、ちょっと男運が悪いだけですよ?

himahima

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ホテル改革ー王宮料理編

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開かれた扉から隣室に移動する。
会議出席者達もぞろぞろ後についてくる…。

「「「「「「「「はっ!?」」」」」」」」

眼前に展開される見たことのない光景に息を呑んで立ち止まる…こらこら、後がつかえてますから、とっとと進みやがれ~!

百聞は一見にしかず!
用意しました、幼少期のやらかしから始まった王宮料理の集大成!
この国の最高レベルの料理をとくとご覧あれ!
目で見て、舌で味わってもらいましょうか!

隣室は朝昼夕の3つのブースに分かれていて、テーブルの上には彩り豊かな料理たちが整然と並んでいる。

私の推しは朝食にジャガイモのガレット!!
外はカリッと中はホクホク!シンプルに塩味もいいけど、トマトソースの酸味も…ぐぅ…お腹すいたな……。

蒸してチーズのっけりゃいいと思ってる、堅パン脳筋野郎どもは・・・と、さすが料理人それぞれのブースに散って真剣に料理の説明を聞いている。
ブースには数名の料理人と給仕担当が丁寧に原材料や調理方法を説明している。

料理長が一番食いついたのが、湖魚の料理だった。この国は淡水魚を食べる習慣がない。
きっと昔、寄生虫で感染症になる人が多く、淡水魚は毒があると人から人へ伝わっていったのだと思う…。

海に面していないこの国で、庶民の口に入るのは塩漬けか、オイル漬けぐらいだ。

ニジマスのマリネや銀ブナのタタキに興味津々の料理長だか、さすがに生魚に抵抗があるのか、なかなか手を伸ばせずにいると横からひょいと、つまみ喰いする輩が…

へ?はへっ?べっ、ベリル⁉︎
どこから入り込んだ!!出入口を見るとテオが真っ青な顔でペコペコ頭を下げている…。

今日、城から従業員寮に移る日だったか…。
ベリルに向かって顎をしゃくり、テオに回収させた…。

気づけば、レストランとカフェの従業員達の垣根はなくなり、あちこちで興奮気味に意見交換している。

そういえば、忙しくて今日のメニューは総料理長に丸投げだったな……。

気になって各ブースを遠巻きにみる…あれ?
なんかね、皮で包んだ餃子らしきものが、パプリカや彩とりどりの野菜でキレイに盛られていたり、手毬寿司らしきものが…!?

あのデザートテーブルにあるのって水羊羹じゃありませんか?

お、覚えてないが、たぶん、子供のころ食べたいものだけふんわり伝えた結果、コースが和洋中折衷なのご愛嬌!

さあ、王宮料理人の皆様~、明日から出し惜しみせず叩き込みなさい!!


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