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File 5
剪定し薄青 20
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―ヘキサ―
ふわり屋でリコリスと別れた六花は装備を一通り試した後、マルベリに頼んで1セットは自分で持ち帰り、残りはいつものように各地のトランクルームに置いてもらうことにした。
そして、リコリスとの待ち合わせ場所である駅に向かう途中。オクタから連絡を受けた。
「仕事だ。迎えに行く」
その一言で六花には十分だった。
リコリスと駅前の広場で合流すると六花は状況をさっと話し始める。
「なんでも、急ぎの仕事ができたとかでライースがリーストを呼び出したんですって。家を漁るなら今しかないと。そういうことみたいです」
「ずいぶん急だね。相当人手不足が深刻と見える。――はぁ、いつからウチはこんなんになっちゃったかねぇ」
六花は自分のチーム以外の工作員とここ最近までまるで面識がなかった。そのため人が減ったと聞いてもそれを肌で感じたことはなかった。
それでも、組織はここ最近の工作員の不審死について疑問を持っているというのは時折耳にしていたし、ライースたちの様子を見てピリつく雰囲気は感じていた。
どれだけ過酷な仕事といえど、ここまでの頻度で工作員が消えることは組織の歴史を辿っても異例の出来事だ。専門外の六花たちが内部のスパイを調査するのに駆り出されるくらいだ。リコリスの言うように深刻な状況なのだろう。
司令部は当然六花たちに仕事を命じる前から極秘裏にその調査を始め、あらゆる可能性を検証していた。が、事態がはっきりしだしたのは護衛のリエールが倒されてやっと。そこまで来て実行犯がオクタの生徒、凩恵冬であることを初めて確認できた。
「こんな時にホリーさんが居てくれればなぁ……」
リコリスは走りながらボヤく。
「……ホリーさんですか」
彼女の推理力や注意力は司令部でも一目置かれるほどで、彼女の進言で組織は数度発覚の危機を逃れている。と、六花は聞いていた。
物資の輸送を主な仕事にして外に出しておくのはもったいないと考えられていた。が、外で人の波に揉まれつつ、耳を澄ませられる環境だったからこそあれほどの情報を収集できたし、様々な仮説をくみ上げられたと考えるものもいて結局は彼女の持ち味を殺さないよう現状維持が妥当とされた。
当然単身での戦闘能力には難があったが、メインは物資輸送。戦闘は基本想定されておらず有事には避難逃走が徹底された。
そんな彼女は真夏の路地裏で。水たまりも無くならないような日の当たらない寂れた道の端で死んだ。――――殺されていた。
彼女の死によって彼女を軸としていた物資輸送を担当していた工作員が減り、ルートは以前のものから大幅な変更が加えられ、より安全性を求めた結果、更に時間がかかるようになった。彼女一人。しかし、それが無くなったことで組織の“全体”に些細ではあるものの影響が出た。
つまり、彼女の存在は組織の急所の一つだったのだ。
組織は「暗殺」「破壊工作」「諜報活動」など様々な手段を用いてAI技術の進出を阻止してきた。オクタを始めとする戦闘系の所謂武闘派は仕事柄工作員の中でも動きが大きく、足がつきやすい。真っ先に目をつけられ狙われるとしたら彼らのはずだ。
その状況で戦闘もできず、よそに出張らない彼女の存在に思い至り、行動を予測して的確に排除した。あるいは、組織の工作員を狙ったらたまたま彼女のチームだった。
そんな出来すぎた「死」があるのか。組織の出した答えはNOだった。
工作員を狙ったものであることは間違いがないのだが、ホリーが狙われたと断定することまでは出来なかった。
しかし、リエールの死。そこに現れたオクタの生徒「凩 恵冬」。ホリーの死も彼女の仕業であるのなら……
そこでようやっと、彼女の性格を知るライースは真相に辿り着いた。
――ホリーは彼女の存在を知る外部の人間に“狙われていた”。
しかし、いかに恵冬の手によるものとは言え、日々変化する工作員の動きを正確に把握していなければ闇討も奇襲も容易ではない。そこで司令部はある1つの仮説を立てた。
―誰かが、恵冬に工作員の情報を流している―
そこで、真っ先に疑いの目を向けられたのはリーストだ。
彼は司令部の中でも珍しく外で仕事を行うことが多く、単独行動を許されている。主な仕事は世間での評判や、他工作員の実態を調査することであり、各工作員の見張りや時には工作員間のやり取りの仲介も行う。
いわば監視役兼何でも屋だった。
彼の評価すべきところはその集中力と実直さだ。人並外れた集中力を持ち、どんな些細な変化や漏れも見逃さない。戦闘能力はほとんどないが、ライースからは仕事が丁寧でそれでいて我が強くなく主張が控えめであると重宝されていた。
リコリスは走りながらダラダラと文句を垂れた。
「第一、そんな急に言われても何にも用意ないよ~?」
「とにかく行くしかありませんよ」
2人は駅前を通過し、少し脇に入ったところにあるコンビニを目指した。
「おう。遅かったな」
目的のコンビニ脇にはすでにオクタとラーレを乗せたバンが停車していた。空はすっかり暗く染まっているが店の光が道に漏れ出し、等間隔に並び立つ街灯もありバンの停まっているところ一帯は目を凝らさなくとも見えるくらいには明るい。
「で、何がどうなってるの?」
バンに乗り込んだリコリスがドアを閉めながら尋ねる。
「ん?ラーレが送ってるって言ってたが聞いてないのか?」
オクタはそういいながらバンを走らせ始めた。
「いや、送ったはずだけど?なぁ六花ちゃんメッセージ開封済みになってるけど、話さなかったの?」
「言いましたよ。書いてあることは。情報が足りないって話でしょ」
「って言われても、俺らもつい15分前に連絡貰ったばかりだから、ね?オクタさん」
「あぁ。正確なところは俺らも把握できてない。ただ、明確に対象を拘束できるタイミングがあり、『鍵屋』の準備が終わったと言われれば、やらないわけにはいかないだろう」
「『鍵屋』……」
ネコ耳のついたフードを目深にかぶった少女の姿が六花の頭をよぎる。
バンは4人を乗せて夜道を進む。六花は揺れるドアに身体を預けながら、いつものように窓の外を眺めていた。別に何が見たいわけじゃない。ただ、流れていく景色を見ることが好きだった。嫌なことを忘れられるほどではないが、余計なことは考えなくて済む。
「到着は20分後だ。六花は俺と来てくれ。リコリスはラーレと借りてる部屋から監視だ」
「――え?……はい。わかりました」
ボーっと外を眺めていた六花は徐々に眠気に襲われ始めていたところに急に話しかけられたため反応が遅れてしまった。ハッとして頭をふり、一拍遅れて返事をした。
「え~私ラーレと一緒?ちょっと変なことしないでよ~?」
「誰が。俺が愛するのは美人で優しいお姉さんだけだっての。ゲームゲームで片付けの一つもしないお子様はお呼びじゃないってーの」
「あー!言い過ぎでしょそれ~」
これから彼らがやろうとしていることを考えればこの緩い雰囲気は異質でしかない。ないが、彼らにとってはこれが日常であり、平常運転なのだ。
ふわり屋でリコリスと別れた六花は装備を一通り試した後、マルベリに頼んで1セットは自分で持ち帰り、残りはいつものように各地のトランクルームに置いてもらうことにした。
そして、リコリスとの待ち合わせ場所である駅に向かう途中。オクタから連絡を受けた。
「仕事だ。迎えに行く」
その一言で六花には十分だった。
リコリスと駅前の広場で合流すると六花は状況をさっと話し始める。
「なんでも、急ぎの仕事ができたとかでライースがリーストを呼び出したんですって。家を漁るなら今しかないと。そういうことみたいです」
「ずいぶん急だね。相当人手不足が深刻と見える。――はぁ、いつからウチはこんなんになっちゃったかねぇ」
六花は自分のチーム以外の工作員とここ最近までまるで面識がなかった。そのため人が減ったと聞いてもそれを肌で感じたことはなかった。
それでも、組織はここ最近の工作員の不審死について疑問を持っているというのは時折耳にしていたし、ライースたちの様子を見てピリつく雰囲気は感じていた。
どれだけ過酷な仕事といえど、ここまでの頻度で工作員が消えることは組織の歴史を辿っても異例の出来事だ。専門外の六花たちが内部のスパイを調査するのに駆り出されるくらいだ。リコリスの言うように深刻な状況なのだろう。
司令部は当然六花たちに仕事を命じる前から極秘裏にその調査を始め、あらゆる可能性を検証していた。が、事態がはっきりしだしたのは護衛のリエールが倒されてやっと。そこまで来て実行犯がオクタの生徒、凩恵冬であることを初めて確認できた。
「こんな時にホリーさんが居てくれればなぁ……」
リコリスは走りながらボヤく。
「……ホリーさんですか」
彼女の推理力や注意力は司令部でも一目置かれるほどで、彼女の進言で組織は数度発覚の危機を逃れている。と、六花は聞いていた。
物資の輸送を主な仕事にして外に出しておくのはもったいないと考えられていた。が、外で人の波に揉まれつつ、耳を澄ませられる環境だったからこそあれほどの情報を収集できたし、様々な仮説をくみ上げられたと考えるものもいて結局は彼女の持ち味を殺さないよう現状維持が妥当とされた。
当然単身での戦闘能力には難があったが、メインは物資輸送。戦闘は基本想定されておらず有事には避難逃走が徹底された。
そんな彼女は真夏の路地裏で。水たまりも無くならないような日の当たらない寂れた道の端で死んだ。――――殺されていた。
彼女の死によって彼女を軸としていた物資輸送を担当していた工作員が減り、ルートは以前のものから大幅な変更が加えられ、より安全性を求めた結果、更に時間がかかるようになった。彼女一人。しかし、それが無くなったことで組織の“全体”に些細ではあるものの影響が出た。
つまり、彼女の存在は組織の急所の一つだったのだ。
組織は「暗殺」「破壊工作」「諜報活動」など様々な手段を用いてAI技術の進出を阻止してきた。オクタを始めとする戦闘系の所謂武闘派は仕事柄工作員の中でも動きが大きく、足がつきやすい。真っ先に目をつけられ狙われるとしたら彼らのはずだ。
その状況で戦闘もできず、よそに出張らない彼女の存在に思い至り、行動を予測して的確に排除した。あるいは、組織の工作員を狙ったらたまたま彼女のチームだった。
そんな出来すぎた「死」があるのか。組織の出した答えはNOだった。
工作員を狙ったものであることは間違いがないのだが、ホリーが狙われたと断定することまでは出来なかった。
しかし、リエールの死。そこに現れたオクタの生徒「凩 恵冬」。ホリーの死も彼女の仕業であるのなら……
そこでようやっと、彼女の性格を知るライースは真相に辿り着いた。
――ホリーは彼女の存在を知る外部の人間に“狙われていた”。
しかし、いかに恵冬の手によるものとは言え、日々変化する工作員の動きを正確に把握していなければ闇討も奇襲も容易ではない。そこで司令部はある1つの仮説を立てた。
―誰かが、恵冬に工作員の情報を流している―
そこで、真っ先に疑いの目を向けられたのはリーストだ。
彼は司令部の中でも珍しく外で仕事を行うことが多く、単独行動を許されている。主な仕事は世間での評判や、他工作員の実態を調査することであり、各工作員の見張りや時には工作員間のやり取りの仲介も行う。
いわば監視役兼何でも屋だった。
彼の評価すべきところはその集中力と実直さだ。人並外れた集中力を持ち、どんな些細な変化や漏れも見逃さない。戦闘能力はほとんどないが、ライースからは仕事が丁寧でそれでいて我が強くなく主張が控えめであると重宝されていた。
リコリスは走りながらダラダラと文句を垂れた。
「第一、そんな急に言われても何にも用意ないよ~?」
「とにかく行くしかありませんよ」
2人は駅前を通過し、少し脇に入ったところにあるコンビニを目指した。
「おう。遅かったな」
目的のコンビニ脇にはすでにオクタとラーレを乗せたバンが停車していた。空はすっかり暗く染まっているが店の光が道に漏れ出し、等間隔に並び立つ街灯もありバンの停まっているところ一帯は目を凝らさなくとも見えるくらいには明るい。
「で、何がどうなってるの?」
バンに乗り込んだリコリスがドアを閉めながら尋ねる。
「ん?ラーレが送ってるって言ってたが聞いてないのか?」
オクタはそういいながらバンを走らせ始めた。
「いや、送ったはずだけど?なぁ六花ちゃんメッセージ開封済みになってるけど、話さなかったの?」
「言いましたよ。書いてあることは。情報が足りないって話でしょ」
「って言われても、俺らもつい15分前に連絡貰ったばかりだから、ね?オクタさん」
「あぁ。正確なところは俺らも把握できてない。ただ、明確に対象を拘束できるタイミングがあり、『鍵屋』の準備が終わったと言われれば、やらないわけにはいかないだろう」
「『鍵屋』……」
ネコ耳のついたフードを目深にかぶった少女の姿が六花の頭をよぎる。
バンは4人を乗せて夜道を進む。六花は揺れるドアに身体を預けながら、いつものように窓の外を眺めていた。別に何が見たいわけじゃない。ただ、流れていく景色を見ることが好きだった。嫌なことを忘れられるほどではないが、余計なことは考えなくて済む。
「到着は20分後だ。六花は俺と来てくれ。リコリスはラーレと借りてる部屋から監視だ」
「――え?……はい。わかりました」
ボーっと外を眺めていた六花は徐々に眠気に襲われ始めていたところに急に話しかけられたため反応が遅れてしまった。ハッとして頭をふり、一拍遅れて返事をした。
「え~私ラーレと一緒?ちょっと変なことしないでよ~?」
「誰が。俺が愛するのは美人で優しいお姉さんだけだっての。ゲームゲームで片付けの一つもしないお子様はお呼びじゃないってーの」
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