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第21話 コカトリスでお金持ち?
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気がつけば僕はサルヴァンに、リーネはアレサに背負われていた。
「お、気がついたか? 多分一気にレベルが上がって魔力が増えすぎたせいだろう、ってさ。特別にギルドマスターが護衛してくれてたんだ」
「そうなんだ。ごめん、迷惑かけたね」
どれくらい気を失っていたんだろうか?
ギルドマスターがいてくれて良かった。もし魔物に襲われでもしていたら死んでいたかもしれない。
「気にすんな。それより気分はどうだ?」
「うん、大丈夫そう」
僕はサルヴァンに下ろして貰うとギルドマスターにも頭を下げた。リーネも気がついたようで、アレサの背中から降りる。
「ま、何事も無くて良かった。幸い魔物には襲われてはいないが、一歩間違うと全滅の危機だったな。これに懲りたら成長の強化はやめておけ。不自然な増強はどんな影響を及ぼすかわからんからな」
「わかりました」
そういや強化は本来筋力増強魔法だけど、やり過ぎると靭帯が切れたり筋肉痛になったりといった副作用があったっけ。うん、気をつけよう。
それから僕たちは森の入り口近くまで引き返し、火事にならない草の生えてない場所まで移動する。そこでせっせとゴブリンとオーガから魔石を取り出した。幸いゴブリンやオークの中にナイフや剣を持っているモノがいたのでそれを回復ヒールで直して強化ブーストで切れ味を強化。おかげで4人がかりで魔石の取り出しが終わると、収納してから再度取り出して1箇所にまとめた。
「燃焼!」
リーネの炎で一気に焼くと、なんとも鼻につく嫌な匂いが辺りを漂う。ゴブリンを食う魔物もいるらしいけど、腐ったような食欲を無くす匂いだ。街からはまだ離れていて良かった。異臭騒ぎで怒られずに済む。
しばらく経って、ようやく全てのゴブリンは灰になり、風に吹かれて消えていった。うーん、虫の大群と見間違えそう。
それから街に戻り、解体場まで足を運ぶ。今日はたくさん狩ったから買い取りも期待できる。
「おう、お前ら今日も来たか。頑張ってるな。おや、ギルドマスターまで一緒ですかい」
「ああ。今日はとびきりの獲物がいたぞ。コカトリスだ」
「は? あぁ、ギルドマスターが狩ったんですか」
あ、おっちゃんを驚かそうと思ったのに先に言われた!
ギルドマスターのいけず。なんというか、みんなで話し合ってて意見を言おうとしたら、先に言いたいことを言われちゃったみたいな心境だよ。みみっちいけどさ。
「いや、狩ったのはこの子達だ。私は手を出していない」
「は? この子達が? ついこないだまでオーク1匹に手こずっていたのに…」
うん、信じられないよね。でも僕たちは変わったのだ。もはや僕たちは期待の新人と言ってもいいだろう。えっへん!
「よし、出してやれルウ。オークは明日な。回復すれば大丈夫だろ?」
「まぁ、そうですけど…」
買い取り額がわからないからなんとも言えないんだけど。
しかしそうか、回復があればストックすることも可能だ。これは気が付かなかった。
とりあえず場所を空けてもらい、コカトリスを取り出す。
とにかくバカでかいので作業場の10分の1くらいもの場所を取る。おっちゃんもビックリして尻もちをついていた。当然他の作業員も驚いてこちらを見ている。
「こいつはたまげたな…」
おっちゃんは立ち上がると仕留めたコカトリスの検分を行い品質を確かめる。羽根の状態、肉質、大きさなど色々見ているようだ。
「状態は凄くいいな。これなら金貨128枚で引き取ろう」
「ひゃ、ひゃくにじゅうはちまいぃっ!?」
その額に僕たちは驚いて口をパクパクさせていた。
「お、気がついたか? 多分一気にレベルが上がって魔力が増えすぎたせいだろう、ってさ。特別にギルドマスターが護衛してくれてたんだ」
「そうなんだ。ごめん、迷惑かけたね」
どれくらい気を失っていたんだろうか?
ギルドマスターがいてくれて良かった。もし魔物に襲われでもしていたら死んでいたかもしれない。
「気にすんな。それより気分はどうだ?」
「うん、大丈夫そう」
僕はサルヴァンに下ろして貰うとギルドマスターにも頭を下げた。リーネも気がついたようで、アレサの背中から降りる。
「ま、何事も無くて良かった。幸い魔物には襲われてはいないが、一歩間違うと全滅の危機だったな。これに懲りたら成長の強化はやめておけ。不自然な増強はどんな影響を及ぼすかわからんからな」
「わかりました」
そういや強化は本来筋力増強魔法だけど、やり過ぎると靭帯が切れたり筋肉痛になったりといった副作用があったっけ。うん、気をつけよう。
それから僕たちは森の入り口近くまで引き返し、火事にならない草の生えてない場所まで移動する。そこでせっせとゴブリンとオーガから魔石を取り出した。幸いゴブリンやオークの中にナイフや剣を持っているモノがいたのでそれを回復ヒールで直して強化ブーストで切れ味を強化。おかげで4人がかりで魔石の取り出しが終わると、収納してから再度取り出して1箇所にまとめた。
「燃焼!」
リーネの炎で一気に焼くと、なんとも鼻につく嫌な匂いが辺りを漂う。ゴブリンを食う魔物もいるらしいけど、腐ったような食欲を無くす匂いだ。街からはまだ離れていて良かった。異臭騒ぎで怒られずに済む。
しばらく経って、ようやく全てのゴブリンは灰になり、風に吹かれて消えていった。うーん、虫の大群と見間違えそう。
それから街に戻り、解体場まで足を運ぶ。今日はたくさん狩ったから買い取りも期待できる。
「おう、お前ら今日も来たか。頑張ってるな。おや、ギルドマスターまで一緒ですかい」
「ああ。今日はとびきりの獲物がいたぞ。コカトリスだ」
「は? あぁ、ギルドマスターが狩ったんですか」
あ、おっちゃんを驚かそうと思ったのに先に言われた!
ギルドマスターのいけず。なんというか、みんなで話し合ってて意見を言おうとしたら、先に言いたいことを言われちゃったみたいな心境だよ。みみっちいけどさ。
「いや、狩ったのはこの子達だ。私は手を出していない」
「は? この子達が? ついこないだまでオーク1匹に手こずっていたのに…」
うん、信じられないよね。でも僕たちは変わったのだ。もはや僕たちは期待の新人と言ってもいいだろう。えっへん!
「よし、出してやれルウ。オークは明日な。回復すれば大丈夫だろ?」
「まぁ、そうですけど…」
買い取り額がわからないからなんとも言えないんだけど。
しかしそうか、回復があればストックすることも可能だ。これは気が付かなかった。
とりあえず場所を空けてもらい、コカトリスを取り出す。
とにかくバカでかいので作業場の10分の1くらいもの場所を取る。おっちゃんもビックリして尻もちをついていた。当然他の作業員も驚いてこちらを見ている。
「こいつはたまげたな…」
おっちゃんは立ち上がると仕留めたコカトリスの検分を行い品質を確かめる。羽根の状態、肉質、大きさなど色々見ているようだ。
「状態は凄くいいな。これなら金貨128枚で引き取ろう」
「ひゃ、ひゃくにじゅうはちまいぃっ!?」
その額に僕たちは驚いて口をパクパクさせていた。
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