転生貴族のスローライフ

マツユキ

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今ここにいるのは、脳筋のダノバスに魔法が得意なコリン。魔道具のスペシャリストであるカリナだ


まずは下準備に取り掛かる。コリンが大量の土で出来たブロックを生産。生産された大量のブロックを、カリナの魔道具でブロックから煉瓦へと変えて行く

この魔道具の仕組みは、カリナが説明してくれたけど、僕の誓いの範疇を超えていたので聞かないでくれ

この変換を魔道具に任せ、次の作業へ

コリンは建物の土台を作りだし、材質を変化。間取りは事前に決めているので、あとは組み立てて行くだけ。魔法と言うチートもあるし、建造自体はそんなに大変ではないんだよね

コリンとカリナが作業をしている間、僕とダノバスは家の外観の整える作業に

ゲルドラ様が珍しい花や、見た事も無い様な美しい花を咲かせる木を出してくれた。ゲルドラ様が出してくれた物を、僕とダノバスで配置を決めながらどんどん植えていく

僕とダノバスは手作業でやっていたから、作業が終わる頃にはコリンとカリナの作業も終わっていた

完成した邸宅はとても素晴らしいものだった

外観もさることながら、内装も素晴らしく、豪華でありながらも気品がある。後は家具を入れれば完成だ

「凄いな…」

「…おったまげたな…」

「ふふ。何を呆けているのです?まだ邸宅が出来上がったばかりですよ?これから作る街は、この邸宅と同じように、気品のある美しい街になるのです。どの国の街よりも美しく、気品に溢れた街にね」

「そうだね。街が完成したら、息を呑む程に美しい事は間違いないよ。きっと完成した街を見た他の国のお偉いさんたちは、悔しがる事間違いなし、だね」

「はは!違いねぇ!あぁーお偉いさんのアホずらを拝みたいもんだぜ。さ、作業を始めるぞ!」

ダノバスは何故か意気揚々と作業に戻って行った

「まったく、現金なんだから…」

少し呆れた様に息をつくカリナ

「まぁ、元々正義感が強いし、媚びやら不平等が大っ嫌いな人だったからね。辺境伯家にいた頃は、相当我慢してたんでしょう?しがらみが無くなって、解放されたんだ。仕方無いよ」

「そうね…ダノバスにしては、よく耐えていた方だと思うわ。それに、その気持ちは私にも良く分かるからね」

「…なんか、僕の家族が申し訳ないな…」

僕は家族に捨てられたけど、やはりその家族が迷惑をかけていたとなると、罪悪感や申し訳なさを思ってしまう

「何を言っているんです?マリス様も、その1人ですよ?辺境伯家から解放されたんです。今度はみんながうらやむ様な街を作って、国なんかに負けない程の最強の街を完成させ、見返してやるんですよ!」

不敵な笑みを浮かべながら、カリナが言った

「そうだね。ちっぽけな地位を求め、偉そうな顔をしてふんぞり返ってる奴にも、目に物言わせてやらないといけないからね」

カリナよりももっと悪い顔をして、コリンが言った。コリンの対象はきっとお兄さんだろうな…

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