白い羊と黒鉄の探偵 ~狂人達が暗躍し掲げる不可能犯罪に白い羊と黒鉄の探偵が挑む~

藤田作磨

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第三章 『汚れた天馬』 最強の武闘派の狂人現る。人を自由に空から落とす事ができる天空落下トリックを操る狂人・強欲なる天馬との推理対決です!

3-13.廃車の上に落ちていた死体

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 深夜の二時三十分。

 勘太郎と春ノ瀬桃花の二人は公園に戻って来ていた羊野と合流しながら、既に酷たらしい死体となっているその男の亡骸を丹念に調べる。
 そこには勘太郎達だけではなく、地元の長野県警の警察や他県へと跨ぐ事を唯一許されている警視庁捜査一課特殊班、赤城文子刑事・山田鈴音刑事・川口大介警部の三人が現場の指揮を取る。
 だが川口警部の直の部下でもある赤城文子刑事と山田鈴音刑事の姿は今はそこにはいない。今は更に起きた事件の現場に各々が別れて捜査に出向いているからだ。

 そんな警察が各所に散らばるこの現場で、民間の一探偵事務所の二人の探偵と子供の小学生女子が死体が見つかった現場にいる事に長野県警は疑問を感じている様だったが川口警部の口添えもあり、勘太郎と羊野は自由に警察の捜査の見解を聞く事が出来る様だ。

 因みにだが羊野と警察が駆け付けるちょっと前に勘太郎を助けたそのフルフェイス姿のライダーの男は名も告げずに直ぐにその場を立ち去ったが、顔は当然のごとく見えず、自動二輪のバイクのナンバープレートは暗くて確認できなかったので、そのバイクの持ち主が一体何処の誰なのかが全く分からない。なのでそれ以上彼の素性を追求できない勘太郎はどうした物かと少し悩んだが、どうやら彼は人と関わる事が嫌いな様だったので勘太郎はそれ以上そのフルフェイス姿のライダーの素性を追求する気は無い用だった。
 その謎のライダーのお陰で命拾いをした勘太郎は、長野県警の警察が調べ上げた、車の上で死亡している被害者の素性を改めて聞く。

「それで、その被害者は一体誰なんですか?」

 その勘太郎の質問に近くにいた長野県警の警察官が怪訝を抱きながらも答える。

「車の上で死亡していた彼の名は山本拓也、五十歳。天馬寺被害者の会を設立したこの会の実行者であり会長です。話では今日も被害者の家族達の代表者三人を引き連れて天馬寺の住職、高田傲蔵和尚に信者達の即座の退会と自分達の主張を述べに嘆願署名を持って行ったらしいのですが、体良く追い返された事でかなり落胆して帰ってきたと他の関係者達はそう言っていたそうです。そんな四人の内の一人、会長の山本拓也が二十四時三十分に行き成り行方不明となり。それから更に一時間後の一時三十分。今度は他の三人のメンバーの人達が皆一斉に被害者の会の事務所から突然姿を消したとの事です」

「そして事務所から突然いなくなったはずの山本拓也氏は時同じくして二十四時三十分にこの公園に置いてある車の上に落とされ。その一時間後に今度は他のメンバーの三人が次々とその町周辺に落とされ、皆死体となって見つかったと言う訳か。天馬寺住職、高田傲蔵和尚の予言通りに、その天馬様とか言う神様が引き起こすとされる謎の天空落下現象とやらでか」

 長野県警の警察が述べた天空落下事件の死体の数の話に川口警部はさも当然の様に話に応えていたが、その死体の数を聞いた勘太郎は初耳とばかりに再度聞き返す。

「四人、四人だって。この深夜の天空落下事件で死んだのは、この車の上で死んでいる山本拓也なる人物だけじゃないんですか!」

「いいや、彼だけでは無い。話ではこの更に行った町の周辺には謎の天空落下現象で地面へと落ちて死亡したと思われる死体が少なくとも後三体は見つかっている。この公園で死体が見つかった山本拓也は死亡推定時刻からして一~二時間前にこの車の上に落ちて死亡したみたいだが、他の三人の死亡推定時刻は今から一時間前に亡くなっているとの事だ」

「一時間前だって。それは俺達と強欲なる天馬とで必死に争っていた時間帯じゃないですか。つまりは一時三十分後の時間帯だ。その同時刻に強欲なる天馬はまるで雨でも降らすかのように人を次々と上空から落下させていたとでも言うのかよ。離れた人をその場に瞬間移動でもさせてか……流石に冗談がきついぜ」

「冗談ならどれだけいいがな」

「まさか、赤城先輩と山田刑事がここにいないのは、その他三人の被害者が落ちたとされる現場に各々が向かっているからですか」

「ああ、そうだ。何分人手が足りないからな。それにしても天馬寺に巣くうとされる強欲なる天馬なる狂人、まさか一晩の内にこんなにも人を空から地上へと落とす事が出来るとは、いかれてやがるぜ!」

「でもここまで人を無情にも空から落とす事の出来る強欲なる天馬の動機は一体何なのでしょうか?」

「大体この殺しにそもそも動機なんて初めからあるのか。ワシには強欲なる天馬のトリックを使って、犯人が自分の圧倒的な力をやたらと誇示し、自己顕示欲を満たす為だけにその神の奇跡とやらを起こして利用している用にしか見えないがな」

「それって、高田傲蔵和尚の事ですか。高田傲蔵和尚がもしかしたら自分の既得権益と地位を守る為にあの円卓の星座の狂人に殺しを依頼した張本人だと、そう言いたいのですか」

「別にそんな事は一言も言ってはいないだろう。だがもしもそうなら証拠を見つけ次第天馬寺に乗り込んで高田傲蔵和尚に証拠を突きつけてやるわ。勿論強欲なる天馬は言うに及ばすだ!」

 そう言うと川口警部は苦虫でも噛みしめたかの用な顔をする。この人知を超えた難解な怪奇現象にどうやらかなり悩んでいる様だ。そんな川口警部と勘太郎の話を傍で聞いていた春ノ瀬桃花が何かを思い出したかの用に声を上げる。

「あ、あの死体の人はたまに天馬寺に来ていた被害所の会の人ですよ。今思い出しました。ほら最初に天馬寺に行く時に石階段中腹ですれ違ったじゃないですか。あの人達ですよ」

 春ノ瀬桃花にそう言われて勘太郎はその時の出来事を思い出す。

「ああ、あの時、石階段ですれ違った四人の人達の一人か。言われるまで全く気付かなかったぜ。それで、その一時三十分にいなくなったとされる三人がいた天馬寺被害者の会の事務所は、この公園から近いのですか?」

「いいや、その事務所はこの現場から電車で五駅程離れた町にあるみたいだから車でどんなに急いでも片道約三時間は掛かると言う話だ」

「片道三時間ですか。なら事前にその被害者達を誘拐して、その四人を何らかの方法で落とすと言う事は流石に出来ないか」

「出来ないだろうな。何せその四人の被害者達が死亡する同時刻に、電車で五駅先の町にいるその目撃者がそう証言しているからな」

「それじゃ死亡推定時刻が合わないじゃ無いですか」

「だからこんなにも悩んでいるんだろう! しかもこの辺りを歩いていたある目撃者の話では、深夜の一時三十分程前に、たまたま外を歩いていたら空から人が落ちてきたと証言している。その話からして天空落下現象は本当に起きている現象だと言う事が証明されたと言う事になる。勿論夜空には空を飛んでいる飛行物体の様な類いの物や高い高層ビルは何一つとして無かったと言う証言も聞いている」

 まるで信じられないと言う口調でそう述べた川口警部の話に勘太郎は大きなショックを受ける。

「バカな、あの馬人間と戦ったあの短時間の間に四人もの人間を空から落とし殺害することが可能だなんて。とてもじゃないがそんな神様の様な所業はどうしても信じられないぜ。しかもその四人は電車で五駅程も離れた場所にいるんだぞ。その距離は片道約三時間程掛かる距離だとの話だ。だとするならば、まさに瞬間移動で人を現場まで連れてこない限りこの空中落下現象は成立しないと言う事になる。天馬寺被害者の会事務所にいたと言うその目撃者の証言が本当に正しいのなら、あの強欲なる天馬は一体どんな方法を使って人を空から落としているんだ。それが一番の謎だ」

 その勘太郎の諦めムードの言葉に、既に死体を回収した車を調べていた羊野が突如話出す。

「ああ、その三人の死体の事なら知ってますよ。強欲なる天馬とその信者達を追っている最中に私はその三体の死体を発見しましたからね。その場にいた目撃者の様にその瞬間を見た訳ではないのでなんとも言えませんが、少なくとも黒鉄さんが発見したその山本拓也なる人物は本当に高い所から落とされて死亡したのだと思いますよ」

「だからさっきからそう言っているじゃないか!」

「ただし、死亡した場所はこの公園では無いですけどね」

 その羊野の言葉に勘太郎は再度聞き返す。

「被害者が死亡した場所はこの公園では無いと言っている様だが、山本拓也氏の死体をこの車の上に移動させた形跡はどこにも無いんだぞ。あの死体は間違いなくこの車の上に落ちた死体だとそう鑑識は結論付けたからな」

「だから死体を動かしたのではなく、この車自体を動かしたのではないかと言っているのですよ」

「車自体を動かしただとう。だがこの車には鍵も無いしタイヤも片輪外れていて、とても運転する事は出来ないぞ」

「ですが極最近動かした事には間違いない様ですよ。何故なら、お空から落ちてきた時に周りに飛び散ったと思われる血がコンクリートむき出しの地面には全く落ちてはいない見たいですし。そして更に、この車がいつ頃までこの公園に停めてあったのかは分かりませんが、コンクリートに残されたむき出しの片輪タイヤの錆の跡と、その上に停めてある車のタイヤの後が僅かにズレているので、人がこの車に落ちる前に誰かがこの車を動かした可能性は十分にあると思いますよ」

「確かに、車自体を動かしたのなら、山本拓也をこの車の上に落とす方法などいくらでもあるとは思うが、その肝心の山本拓也は俺が発見した一時間前に既に死んでいるんだぞ。だがその山本拓也はその少し前までは車で片道約三時間程離れた場所でまだ生きていた事が同じくその事務所で暮らす証言者の言葉で確認されている。だから時間が合わないんじゃないか」

「なら、二十四時三十分前にその場に山本拓也さんやその他の三人がその事務所にいたと言う証言が見間違いか嘘と言う事になりますね」

「何だよ、その証言者が嘘を言っていると言うのかよ」

「その人から話を聞いて、その人の過去の経歴を調べて見ないとまだなんとも言えませんが、死亡した死体の死亡推定時刻が合わないのなら、その目撃者が嘘を言っている可能性は十分にあると思いますよ。だって私、不可思議な超常現象なんて最初から全く信じてはいませんからね」

「なるほど、いかにもお前らしい答えだな。恐らくこのまま行ったら警察はその目撃者の証言を信じてこの天空落下事件はそのままお蔵入りになっていたかも知れないからな」

「そうなると誰かが見間違えたか、或いは嘘を言っていると言う事になりますよね。そしてもし嘘を言う必要があるのだとすれば、その人は自分が得をする何かを貰っているか。それとも彼らの仲間のどちらかですわ」

「詰まり……金を貰って嘘の証言をしているか……天馬教の熱狂的な信者と言う線もあると言う事だな」

「まあ、そう言う事ですわ。ダメ元でも調べてみる価値はあると思うのですが」

「いいだろう。その証言者がいるとされる、天馬寺被害者の会がある事務所に行ってみるか。そしてその後は再度、高田傲蔵和尚に会う為に天馬寺に向かうぞ。いろいろと文句の一つでも言ってやらんと気が収まらないからな!」

「そうですわね。ではいきましょうか」

 そう言った羊野に勘太郎は思っていたある疑問を話出す。

「羊野、お前はあの強欲なる天馬の事は実際どう思っているんだ。俺は強欲なる天馬と名乗る者達が複数いると思うんだが……いや、少なくとも三人は必ずいるだろうな。一人はあの石階段で出会ったあの自尊心が高い、春ノ瀬桃花を殺そうとする、強欲なる天馬。二人目は自分の欲望をまるで隠そうともしない色情魔で、春ノ瀬桃花を必要以上に天馬寺に連れて帰ろうとする、独占欲が強い不浄の強欲なる天馬。三人目は自己が持つ己の野生の本能だけで動き、その無差別な攻撃性のままにあらゆる目に付く者に襲いかかる、野生なる強欲なる天馬……この三人だ」

「今の段階では強欲なる天馬が複数いるかどうかはまだ分かりませんが、私の個人的な考えでは、恐らく強欲なる天馬は一人だけだと思いますよ」

「一人だと、そんな馬鹿な。あの異常な性格の変わり様はお前も直に見たから分かるだろう。あれは間違いなく複数からなる強欲なる天馬が多分いるんだよ。それにあの強欲なる天馬はまるで別人だってお前も言っていたじゃないか」

「まあ、確かにそうなのですが……っ、あの自分の存在の自己主張の強い強欲なる天馬がそう何人もいるとはどうしても思えないのですよ」

 夜空に輝く星空を見上げながら羊野瞑子は、何かを考えながら一人物思いにふけるのだった。
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