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日向と木陰
入れ替わり
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二人は公園についた。会社の始業時間までまだだいぶある。
朝の公園には体操をするお爺さんの姿、散歩をする人。さまざまであった。
二人はベンチに腰掛けた。
ミツキ「あと30分くらい余裕あるね。とりあえず…なんだろーな。俺昔から不安症なんだけど外だと別人みたいになるんだよ」
池谷「はい」
じーっと真剣にミツキの話を聞く池谷。
ミツキ「けど無理してるっていうわけでもないんだけど、勝手にこうなっちゃうんだよね」
池谷「なるほど」
ミツキ「けど家では暗くて、大体ベッドの上で不安な翌日に恐怖したままおびえてるって感じ」
ミツキはハッとした顔で言った。
ミツキ「あ…俺まだ二回しか会ってない人…しかも会社の新人の人に何話してんだろう…ごめんな」
池谷は思った。この人も私と同じだ。けど真逆でもある。
池谷「全然です。実は私、プライベートではとても前向きポジティブ活発系なんですよ」
ミツキ「え…自分で言う事なのそれ」
池谷「た、確かにそうかもしれませんね。前の仕事で明るく振る舞って頑張ってたんですよ。そしたら色々ありまして」
ミツキ「色々…?」
池谷「えっと…色々です。今度また話しますね。ミツキさんは少し自分自身を受け入れてあげた方がいいですよ」
ミツキ「え?」
池谷「はい。無理してきたんじゃないですか。周りの目を気にして」
ミツキはなぜかうるうるきていた。
池谷「実はそういう人は自分が傷つくのが怖いんですよ。つまりとてもプライドが高いんですね」
ミツキは涙がひっこみ心にグサグサ刺さる。
ミツキ「もうやめて…俺のライフは…」
池谷「あ!ごめんなさい。とにかく、不自然なテンションですし、ナチュラルになりましょ!ね!」
ミツキの顔がぼーっとしていた。
ミツキ「あ…すっごい笑えるんだね」
池谷はうっかりしたと思った。
池谷「ま、まぁ今就業時間外ですからね」
木の木漏れ日が池谷の笑顔をさらに素敵に魅せた。
ミツキ「天使か…」
池谷「え?」
ミツキ「い、いや!」
池谷「あ、そろそろ会社の方行きましょう!同時に行くとちょっと変なので、後から来てください!」
じゃ!という感じに池谷は早歩きで会社に向かっていった。
残されたミツキはしばらくボーっとしていた。
朝の公園には体操をするお爺さんの姿、散歩をする人。さまざまであった。
二人はベンチに腰掛けた。
ミツキ「あと30分くらい余裕あるね。とりあえず…なんだろーな。俺昔から不安症なんだけど外だと別人みたいになるんだよ」
池谷「はい」
じーっと真剣にミツキの話を聞く池谷。
ミツキ「けど無理してるっていうわけでもないんだけど、勝手にこうなっちゃうんだよね」
池谷「なるほど」
ミツキ「けど家では暗くて、大体ベッドの上で不安な翌日に恐怖したままおびえてるって感じ」
ミツキはハッとした顔で言った。
ミツキ「あ…俺まだ二回しか会ってない人…しかも会社の新人の人に何話してんだろう…ごめんな」
池谷は思った。この人も私と同じだ。けど真逆でもある。
池谷「全然です。実は私、プライベートではとても前向きポジティブ活発系なんですよ」
ミツキ「え…自分で言う事なのそれ」
池谷「た、確かにそうかもしれませんね。前の仕事で明るく振る舞って頑張ってたんですよ。そしたら色々ありまして」
ミツキ「色々…?」
池谷「えっと…色々です。今度また話しますね。ミツキさんは少し自分自身を受け入れてあげた方がいいですよ」
ミツキ「え?」
池谷「はい。無理してきたんじゃないですか。周りの目を気にして」
ミツキはなぜかうるうるきていた。
池谷「実はそういう人は自分が傷つくのが怖いんですよ。つまりとてもプライドが高いんですね」
ミツキは涙がひっこみ心にグサグサ刺さる。
ミツキ「もうやめて…俺のライフは…」
池谷「あ!ごめんなさい。とにかく、不自然なテンションですし、ナチュラルになりましょ!ね!」
ミツキの顔がぼーっとしていた。
ミツキ「あ…すっごい笑えるんだね」
池谷はうっかりしたと思った。
池谷「ま、まぁ今就業時間外ですからね」
木の木漏れ日が池谷の笑顔をさらに素敵に魅せた。
ミツキ「天使か…」
池谷「え?」
ミツキ「い、いや!」
池谷「あ、そろそろ会社の方行きましょう!同時に行くとちょっと変なので、後から来てください!」
じゃ!という感じに池谷は早歩きで会社に向かっていった。
残されたミツキはしばらくボーっとしていた。
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