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ロリばばぁに魔法を教えてもらおう
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どーもどーもコゾです
今は宿屋に戻ってきて自室のテーブルで
ハナと向かい合って座っています
これからハナに魔法を教わろうと思ったんですが
そう簡単にはいかないようです
「コゾよ、お主にはまだ魔法は使えん
というより危険すぎるのじゃ」
その言葉を聞いて物凄く落胆してしまった
その時の俺の表情はどんな表情だったろう
FXで有り金溶かした時のような顔をしていたか
その様子を見てか、すぐにハナが話しかけてくる
「そうガッカリするでない、今はという事じゃ
コゾはまだ魔法のなんたるかを全く知らん
なのに魔力値だけはバカ高いから使うと危険なのじゃ」
うーんつまり幼児が刃物を持っているようなもんか
「じゃからまず基礎から始める」
「基礎って?」
「魔力を感じるところじゃ」
魔力は感じる事ができるらしい
「コゾは魔力は多いはずなのじゃが外に一切漏れておらん、魔力を放出した感覚もわからんから魔力が身体にどんな影響を及ぼしているかもわからんじゃろ」
「確かに魔力がたくさんあるって言われても
実感はないね」
「というわけで、儂が外からコゾの魔力を強制的に弄くり回すからそれで何かを感じとるんじゃ」
怖えよハナちゃん
大丈夫?俺の身体どうにかなっちゃわないの?
「そう不安そうな顔をせんでも良い
悪意ある者、慣れない者がやれば危険じゃが
その辺儂は自分で言うのもなんじゃが精霊じゃぞ?
魔力の扱いには長けておるわ」
「それなら安心だね!」
若干の不安はあるがまぁハナだし信用していいだろう
なんかあっても文句なんかないさ
「ほんとにそう思っておるか?
…まあよいちょっと手を出すのじゃ」
ハナに言われて両手を差し出す
さようなら俺の両手、無くなってもなんも言わないよ
「何故達観した表情をしておる…」
ハナはちょっと呆れ顔だ
ハナは俺の右手と左手をそれぞれの手で掴んだ
「よし、いくぞ」
どんとこい
俺は頷いた
「どうじゃ?今コゾの右手全体に魔力で圧をかけておる
なんか感じるか?」
「なんかぎゅーっとされてる感じがする」
動いてない空気で押されてる感じかな
「ではこれはどうじゃ?」
お、さっきより弱まったかな
「ちょっと圧力が弱くなったね」
「なかなか魔力感知は良さそうじゃの
ではこれではどうじゃ」
お、お、なんか色んな所を指で押されてるな
場所によって強さもマチマチだ
「色んな所を色んな強さでやってる?」
「ほうほうほう!やるではないか!!
ではこれではどうじゃ?」
よーし調子に乗っちゃうぞー
目を凝らしてよーく見てたら
ハナの手からモヤっとしたものが出てくるのが見えた
そしてそれは俺の肩から背中にかけて全体を覆った
途端に身体が重くなる
「ハナの手からなんか出てて俺の肩から背中全体にかけてモヤっとしたものがのしかかってるよ
あと身体全体が重い」
驚いた表情でこちらを見るハナ
「これは驚いたのぅ、コゾ
お主、魔力を使えておるぞ」
え?そうなの?どう使ってるの?
「目じゃ、目を魔力で強化しておる」
「目?」
「そうじゃよ、間違いなく目じゃ
どうやって目を魔力で強化しておるんじゃ?」
「どうやってと言ってもハナの手をずっと目を凝らして見てたらなんかモヤっとしたのが出てくるのがわかっただけだよ」
「うーむ、直感でやっておるのかのう」
「えっとどうすればいいかな」
「丁度よいからそれを活かして練習じゃ」
お、効率良さそうだね
俺効率的って言葉大好き
「まず自分の指先をよーくみるんじゃ」
「はい!みました!!」
「なんじゃそのテンションは…
まあよいわ、この後が肝心じゃよ
立てた自分の指先から魔力を少しずつ放出させるのじゃ」
放出…
「なんかイメージしづらいな」
えい、えいっ
………できない
「できんか?」
「うん…」
「まぁそうじゃろうな」
え、なんなのそれ
できないことわかってたの??
「これだけでできたら天才じゃわい
もしかしたらと思ったが魔力操作に関しては
異常ではなくて安心したぞ」
「異常だなんて失礼しちゃうよ~」
「今までのコゾのどこに普通の要素があったか聞いてみたいもんじゃがな」
そう言われてしまうと確かにぐうの音もでないな
今まで目をそらしてきたけどギルドで測った能力値はどれもこんな幼児が出せる数値じゃない
「戻り人だからなのかな」
「間違いなくそうじゃ、あとその能力からわかるが
コゾをこちらの世界へ戻らせた者が尋常じゃない能力の持ち主じゃという事もわかる」
なに?どういう事!?
「それ初めて聞いたんだけど僕をこっちの世界に来させた奴がいるってこと?」
「おお、言っておらんかったか?
戻り人はそれぞれ何者かの意思により送り出されその者の意思により呼び戻される
まぁ総じてかなりの能力の持ち主という事はわかっておるが、誰かは基本的にわからん
分かっておるのはこの世界に居て、この世界で成して欲しい事がある者じゃ
呼ばれた者は大抵その願いを自然と成し遂げるように出来ておる」
「誰かのせいで転移したって事?」
「誰かのせいというよりはコゾは多分自分の意思で転移しておるぞ」
「俺の意思?」
「そうじゃ、まずこちらから送り出すには本人の力も必要なのじゃ
そして何者かの願いを聞き入れ異世界…まぁ記憶的にはコゾが元いた世界じゃ
そこで必要な何かを学び戻ってくる
記憶が曖昧なのは世界を渡る弊害と言われておるが
正確にはわからん」
「俺を送り出した人ってのは俺の事探してないの?」
「送り出した者は送り人と言って戻り人との接触は自発的にはしようとしない、してはいけないわけではないのじゃが昔からの慣習のようなもんじゃ
出会いは運命によって導かれるとされていて
戻り人が送り人の願いを叶えた後で会う方が縁起が良いみたいじゃ」
「もしかしたらもう会ってる可能性は?」
「ないな、コゾを戻り人とするほどの実力者であれば儂が気付いておる
ちなみに当然じゃが儂ではないぞ」
うむ、ちょっとハナかな~なんて思ったけど違うようだ
とすると
「とりあえず好きなように生きていれば何となく送り人の願いを叶える方向にいっちゃうって感じかな?」
「そう考えておけばよい、思考を誘導されてるとかじゃなくその者の資質がそういう生き方をしていくだけじゃ、結果として願いを叶えるといった感じかの
…話がそれたな、まぁまずは魔力を自由に扱えるようになる事じゃ」
「魔力ってものの認識がまだよく分かってないんだよなぁ、なんかコツとかないの?」
「コツのぅ、儂は物心ついた時には使えたから
使えない感覚がわからんわい」
うーん役に立たないな
「何か失礼な事を考えておらんか?」
「カンガエテナイヨー」
勘が鋭いなハナ
しかし使えて当たり前か、魔力は当たり前にあると
当たり前といえば
まあ俺達人間も当たり前に走ったり運動したりするよな、鳥は当たり前に飛ぶし、魚は当たり前に泳ぐ
魔力を当たり前と認識するにはどうしたらいいだろう?
手足のように当たり前に…
手足のように…
手足か!
そうだ、魔力で手足を作って見よう
普段右手と左手があるよな、じゃあその同じ感覚で胸から手が生えていたらどうだ?
妄想する
右手と左手そしてもう一本の手を当たり前に考える
俺の頭からは手が生えている、その手は普通に物も掴めるし振り回したりできる、自由に動かせると考えるんだ、もう一本の手だ!
「はあっ!!」
「な、なんじゃぁ!!!!」
ハナが叫ぶ
俺は恐る恐る自分の頭を触った
そこには腕があった
頭から腕が生えていた
その腕は‥動く!
こいつ動くぞ!!
グーパーグーパー
チョキチョキ
うむ、完璧
腕を伸ばしていたら見えないな
ちょっとうでを曲げて顔の前に持ってくる
そこには青白い腕があった
気持ち悪いな…
ハナを見た
開いた口が塞がらないようだ
「どうかなハナ?」
「どうかなじゃないわい…何をやっておるんじゃ」
「いや魔力ってのが当たり前にあるっていう認識をしようとしたんだけどいまいちわからなくて、具体的に魔力で何か作ってみるイメージをしようと思ったんだ
腕って当たり前にあるでしょ?そのイメージを頭にしてみたんだよ」
「それでできたのがその異常な魔力で形成された頭から生えてる腕というわけじゃな」
ん?異常な魔力?
「見た目はともかくその腕‥頭から生えてるの方じゃ、目を凝らさんでも見えとるじゃろう?
普通は魔力というのは見えんのじゃ
見せるように調整するか具現化するほど魔力を調整するかせんとな」
「ハナが使ってた火の魔法なんかはどうなの?」
「あれは火という概念を具現化させておる
無機質的な物は具現化させやすいのじゃ
イメージしやすいからの
じゃがコゾのように生体を具現化させるのは
至難の業じゃ、見た目だけでない内側のイメージが難し過ぎるんじゃよ
じゃがその腕?を見る限りそれが出来ておる」
うーん元の世界では人体の仕組みとか当たり前に知ってたからなのかな
それとも俺の妄想力が凄かったからなのか
とりあえず頭に腕があるのはあまり気持ちの良いものではないので消せないかやってみよう
頭には何もない、頭には何もない、頭には何もない
むぅ~…
「お、消えたぞい」
「消すのは意外とすんなり出来るかも」
良かった、このまま消えなかったらどうしようかと思ったよ
「なんだか妙なやり方じゃが今のが魔力での具現化じゃ、何度かやっていればその内自然と魔力の操作もできるようになろうて
あとコゾは魔力を込めすぎじゃから少し抑えるように意識してやるがよい
今のまま火魔法なんぞ使ってしまったら大変な事になるぞ?少なくともこの宿屋くらい簡単に消し去ってしまうわい」
「そ、それは怖いね、気をつけるよ」
早めにに魔力操作を覚えなければ危険でしょうがない
さっきハナが言ってた事がわかったよ
「とりあえずこの腕の出し入れで練習するよ
これなら危険はないでしょ?」
「確かにそれなら周りの被害は全くでない練習になるのぅ、まぁ儂も気を付けて見ておるからしばらくはそれで練習するがいい」
それから俺は一日中言われた通り頭から腕の出し入れ、力を抑えたり逆に大きくしたり違う場所から具現化できないかどうかなど色々試した
そして最後…
背中から腕を2本出すことに成功すると同時に
俺の意識はブラックアウトした
今は宿屋に戻ってきて自室のテーブルで
ハナと向かい合って座っています
これからハナに魔法を教わろうと思ったんですが
そう簡単にはいかないようです
「コゾよ、お主にはまだ魔法は使えん
というより危険すぎるのじゃ」
その言葉を聞いて物凄く落胆してしまった
その時の俺の表情はどんな表情だったろう
FXで有り金溶かした時のような顔をしていたか
その様子を見てか、すぐにハナが話しかけてくる
「そうガッカリするでない、今はという事じゃ
コゾはまだ魔法のなんたるかを全く知らん
なのに魔力値だけはバカ高いから使うと危険なのじゃ」
うーんつまり幼児が刃物を持っているようなもんか
「じゃからまず基礎から始める」
「基礎って?」
「魔力を感じるところじゃ」
魔力は感じる事ができるらしい
「コゾは魔力は多いはずなのじゃが外に一切漏れておらん、魔力を放出した感覚もわからんから魔力が身体にどんな影響を及ぼしているかもわからんじゃろ」
「確かに魔力がたくさんあるって言われても
実感はないね」
「というわけで、儂が外からコゾの魔力を強制的に弄くり回すからそれで何かを感じとるんじゃ」
怖えよハナちゃん
大丈夫?俺の身体どうにかなっちゃわないの?
「そう不安そうな顔をせんでも良い
悪意ある者、慣れない者がやれば危険じゃが
その辺儂は自分で言うのもなんじゃが精霊じゃぞ?
魔力の扱いには長けておるわ」
「それなら安心だね!」
若干の不安はあるがまぁハナだし信用していいだろう
なんかあっても文句なんかないさ
「ほんとにそう思っておるか?
…まあよいちょっと手を出すのじゃ」
ハナに言われて両手を差し出す
さようなら俺の両手、無くなってもなんも言わないよ
「何故達観した表情をしておる…」
ハナはちょっと呆れ顔だ
ハナは俺の右手と左手をそれぞれの手で掴んだ
「よし、いくぞ」
どんとこい
俺は頷いた
「どうじゃ?今コゾの右手全体に魔力で圧をかけておる
なんか感じるか?」
「なんかぎゅーっとされてる感じがする」
動いてない空気で押されてる感じかな
「ではこれはどうじゃ?」
お、さっきより弱まったかな
「ちょっと圧力が弱くなったね」
「なかなか魔力感知は良さそうじゃの
ではこれではどうじゃ」
お、お、なんか色んな所を指で押されてるな
場所によって強さもマチマチだ
「色んな所を色んな強さでやってる?」
「ほうほうほう!やるではないか!!
ではこれではどうじゃ?」
よーし調子に乗っちゃうぞー
目を凝らしてよーく見てたら
ハナの手からモヤっとしたものが出てくるのが見えた
そしてそれは俺の肩から背中にかけて全体を覆った
途端に身体が重くなる
「ハナの手からなんか出てて俺の肩から背中全体にかけてモヤっとしたものがのしかかってるよ
あと身体全体が重い」
驚いた表情でこちらを見るハナ
「これは驚いたのぅ、コゾ
お主、魔力を使えておるぞ」
え?そうなの?どう使ってるの?
「目じゃ、目を魔力で強化しておる」
「目?」
「そうじゃよ、間違いなく目じゃ
どうやって目を魔力で強化しておるんじゃ?」
「どうやってと言ってもハナの手をずっと目を凝らして見てたらなんかモヤっとしたのが出てくるのがわかっただけだよ」
「うーむ、直感でやっておるのかのう」
「えっとどうすればいいかな」
「丁度よいからそれを活かして練習じゃ」
お、効率良さそうだね
俺効率的って言葉大好き
「まず自分の指先をよーくみるんじゃ」
「はい!みました!!」
「なんじゃそのテンションは…
まあよいわ、この後が肝心じゃよ
立てた自分の指先から魔力を少しずつ放出させるのじゃ」
放出…
「なんかイメージしづらいな」
えい、えいっ
………できない
「できんか?」
「うん…」
「まぁそうじゃろうな」
え、なんなのそれ
できないことわかってたの??
「これだけでできたら天才じゃわい
もしかしたらと思ったが魔力操作に関しては
異常ではなくて安心したぞ」
「異常だなんて失礼しちゃうよ~」
「今までのコゾのどこに普通の要素があったか聞いてみたいもんじゃがな」
そう言われてしまうと確かにぐうの音もでないな
今まで目をそらしてきたけどギルドで測った能力値はどれもこんな幼児が出せる数値じゃない
「戻り人だからなのかな」
「間違いなくそうじゃ、あとその能力からわかるが
コゾをこちらの世界へ戻らせた者が尋常じゃない能力の持ち主じゃという事もわかる」
なに?どういう事!?
「それ初めて聞いたんだけど僕をこっちの世界に来させた奴がいるってこと?」
「おお、言っておらんかったか?
戻り人はそれぞれ何者かの意思により送り出されその者の意思により呼び戻される
まぁ総じてかなりの能力の持ち主という事はわかっておるが、誰かは基本的にわからん
分かっておるのはこの世界に居て、この世界で成して欲しい事がある者じゃ
呼ばれた者は大抵その願いを自然と成し遂げるように出来ておる」
「誰かのせいで転移したって事?」
「誰かのせいというよりはコゾは多分自分の意思で転移しておるぞ」
「俺の意思?」
「そうじゃ、まずこちらから送り出すには本人の力も必要なのじゃ
そして何者かの願いを聞き入れ異世界…まぁ記憶的にはコゾが元いた世界じゃ
そこで必要な何かを学び戻ってくる
記憶が曖昧なのは世界を渡る弊害と言われておるが
正確にはわからん」
「俺を送り出した人ってのは俺の事探してないの?」
「送り出した者は送り人と言って戻り人との接触は自発的にはしようとしない、してはいけないわけではないのじゃが昔からの慣習のようなもんじゃ
出会いは運命によって導かれるとされていて
戻り人が送り人の願いを叶えた後で会う方が縁起が良いみたいじゃ」
「もしかしたらもう会ってる可能性は?」
「ないな、コゾを戻り人とするほどの実力者であれば儂が気付いておる
ちなみに当然じゃが儂ではないぞ」
うむ、ちょっとハナかな~なんて思ったけど違うようだ
とすると
「とりあえず好きなように生きていれば何となく送り人の願いを叶える方向にいっちゃうって感じかな?」
「そう考えておけばよい、思考を誘導されてるとかじゃなくその者の資質がそういう生き方をしていくだけじゃ、結果として願いを叶えるといった感じかの
…話がそれたな、まぁまずは魔力を自由に扱えるようになる事じゃ」
「魔力ってものの認識がまだよく分かってないんだよなぁ、なんかコツとかないの?」
「コツのぅ、儂は物心ついた時には使えたから
使えない感覚がわからんわい」
うーん役に立たないな
「何か失礼な事を考えておらんか?」
「カンガエテナイヨー」
勘が鋭いなハナ
しかし使えて当たり前か、魔力は当たり前にあると
当たり前といえば
まあ俺達人間も当たり前に走ったり運動したりするよな、鳥は当たり前に飛ぶし、魚は当たり前に泳ぐ
魔力を当たり前と認識するにはどうしたらいいだろう?
手足のように当たり前に…
手足のように…
手足か!
そうだ、魔力で手足を作って見よう
普段右手と左手があるよな、じゃあその同じ感覚で胸から手が生えていたらどうだ?
妄想する
右手と左手そしてもう一本の手を当たり前に考える
俺の頭からは手が生えている、その手は普通に物も掴めるし振り回したりできる、自由に動かせると考えるんだ、もう一本の手だ!
「はあっ!!」
「な、なんじゃぁ!!!!」
ハナが叫ぶ
俺は恐る恐る自分の頭を触った
そこには腕があった
頭から腕が生えていた
その腕は‥動く!
こいつ動くぞ!!
グーパーグーパー
チョキチョキ
うむ、完璧
腕を伸ばしていたら見えないな
ちょっとうでを曲げて顔の前に持ってくる
そこには青白い腕があった
気持ち悪いな…
ハナを見た
開いた口が塞がらないようだ
「どうかなハナ?」
「どうかなじゃないわい…何をやっておるんじゃ」
「いや魔力ってのが当たり前にあるっていう認識をしようとしたんだけどいまいちわからなくて、具体的に魔力で何か作ってみるイメージをしようと思ったんだ
腕って当たり前にあるでしょ?そのイメージを頭にしてみたんだよ」
「それでできたのがその異常な魔力で形成された頭から生えてる腕というわけじゃな」
ん?異常な魔力?
「見た目はともかくその腕‥頭から生えてるの方じゃ、目を凝らさんでも見えとるじゃろう?
普通は魔力というのは見えんのじゃ
見せるように調整するか具現化するほど魔力を調整するかせんとな」
「ハナが使ってた火の魔法なんかはどうなの?」
「あれは火という概念を具現化させておる
無機質的な物は具現化させやすいのじゃ
イメージしやすいからの
じゃがコゾのように生体を具現化させるのは
至難の業じゃ、見た目だけでない内側のイメージが難し過ぎるんじゃよ
じゃがその腕?を見る限りそれが出来ておる」
うーん元の世界では人体の仕組みとか当たり前に知ってたからなのかな
それとも俺の妄想力が凄かったからなのか
とりあえず頭に腕があるのはあまり気持ちの良いものではないので消せないかやってみよう
頭には何もない、頭には何もない、頭には何もない
むぅ~…
「お、消えたぞい」
「消すのは意外とすんなり出来るかも」
良かった、このまま消えなかったらどうしようかと思ったよ
「なんだか妙なやり方じゃが今のが魔力での具現化じゃ、何度かやっていればその内自然と魔力の操作もできるようになろうて
あとコゾは魔力を込めすぎじゃから少し抑えるように意識してやるがよい
今のまま火魔法なんぞ使ってしまったら大変な事になるぞ?少なくともこの宿屋くらい簡単に消し去ってしまうわい」
「そ、それは怖いね、気をつけるよ」
早めにに魔力操作を覚えなければ危険でしょうがない
さっきハナが言ってた事がわかったよ
「とりあえずこの腕の出し入れで練習するよ
これなら危険はないでしょ?」
「確かにそれなら周りの被害は全くでない練習になるのぅ、まぁ儂も気を付けて見ておるからしばらくはそれで練習するがいい」
それから俺は一日中言われた通り頭から腕の出し入れ、力を抑えたり逆に大きくしたり違う場所から具現化できないかどうかなど色々試した
そして最後…
背中から腕を2本出すことに成功すると同時に
俺の意識はブラックアウトした
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