いずれ最強の少女 ~白き髪と紅の瞳~

カイゼリン

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本編

潜入調査 2 

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さてさて引き続き調査!
まずは資料を漁りましょう!


探知と百里眼を組み合わせて壁を無視してみる
書類や資料が欲しいな
書庫か?ん、豪華な部屋みっけ
入ってみましょーか


「わぉ...」

思わず声に出してしまうほどまぶしい
シャンデリアにゴージャスなソファー

棚にはぎっしりと資料が、机には山積みの書類がある


記録機を使って資料の大事そうなところを撮る


「脱税しまくってるし、奴隷でもうけてるし、金には困ってなさそうだ」


脱税してる金額だけで一生遊べる金額だ
貴族のくせに



ガチャ


「げっ...」


なかに入ってきたのは


「ん?何か声が聞こえたような」


この部屋の主だ
資料は出してはしまっているので散らかっていない
バレないとは思うけど


「はぁ。あの子娘。手間をかけさせてくれる」


タバコに火をつける
煙が室内を充満する


「娘に下手あげたのも私が王になるため。反逆をおこし私が王になる。なのにあっの小娘はっ!任務もできずに私を父様だと!?」


窓をガラッと開けて換気をする
タバコの肺を落とす


「はぁ...本当にっ、何様だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガンッと机を蹴る
灰皿が揺れて灰がこぼれる


「どうなさいました。タナラーン様」

「なんでもない」


ふぅーと煙を吐きながら外をみる
それをおとなしく恥で見守る


「後で石の間の様子を見に行かなければ」 


石の間...


「あの小娘っ。石の間にいれておいてもしばらくは精神が壊れんからな...私に手間をかけさせてくれる」


そこにいるのか
待ってて。必ず助けるから


ソファーを立ち上がり外に出る
その時にメイドに何かをいっていたようだが気にせず資料や書類の重要なところを撮る


---


よっし!終わった!
かなりひどいことばっか書いてあった

貴族の特権を利用して実の息子を違法入学させたり、それで物を購入したり、性奴隷として購入した奴隷で遊んだあと、買ったときよりも高く売り付けたり、見ていて気分のいいことは書いていなかった

何回吐きそうになったことか


さて戻るか


ガチャ


またかよ...


「掃除♪掃除♪」


気分のよさそうなメイドが入ってくる
隅々まで掃除し、机の上の書類を並べて灰皿の肺を捨てる


隙を見て出ないと


ソファーの下を掃除すると



「はわわわわ///」

なんかよく知らない本やら道具やら出てくる
顔を真っ赤にしたメイドはそれをみてモジモジしている
な・ぜ・だ???

そっと並べてソファーのしたに戻す
ピンク色の何か動くやつとか見ててしばらく戻そうとしていなかったけど


「ふぅー...まさかあんなものがあるなんて///」


顔を真っ赤にしてうつむくと
ゆっくりとタナラーンが入ってくる


「欲求不満だな。私が遊ぼうか」


ヌッと現れる


「ヒャン///やぁ///」


何か変な声が聞こえるけど無視
なにも聞こえない(棒)


「そ、そこはらめぇ///」


外に出たのだがここまで声が聞こえている
どんだけだよ

怖い怖い怖い怖い

めっちゃ叫び声がする
ま、まぁどんなことしてるのか知らないし
ただ遊んでるだけかもしれない
じ、人生ゲームか何かやってるんじゃないかな...


すごい証拠をつかんだのにしまらない感じで終わった
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