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本編
特訓
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あれからあの夢を見ることは減った
きっとこれからアビリティが増える気がするんだよな
少し、モーントに聞いてみるかな
{妾を読んだかの?}
うぉ!?ビックリした...
{これくらいでビックリするではない。妾も忙しいのじゃ。これくらい勘弁してくれ}
姿は見えないが声は聞こえる
にしても忙しい?あのモーントが?
{そうじゃ。クソ神のせいでなっ}
それはそれはお気の毒に...
だからモーントは最近現れなかったのか...
{まぁの。ご主人が危険なときはマッハで駆けつけるぞよ。それで用は?}
あぁ。アビリティ持ちが現れたのは知ってる?
{もちろんじゃ。なにせ今はそっちのクソ神を相手にしとるからの}
そ、そうなのか
{もし、今の僕が戦ったら勝てると思う?}
{うーむ...まぁ低ランクのじゃたら勝てるんじゃないかの?}
そっかぁ...もしもアイツより強いのが出たら僕は...フェアを守れるだろうか
{まぁあのクソ神のことじゃからきっとご主人のところに来るだろうな。だからご主人には強くなってもらわないとな...いつでも使い魔が守るわけにもいかんからな}
まぁ僕もただ守られているだけなのも嫌だし
フェアも守れなかったら...ね
{まぁご主人には夜叉がいるじゃろ?後で伝えておくからこれから特訓じゃな。妾は忙しいから切るぞ}
じゃあねぇーありがとう
{褒美は毛繕いを要求する。じゃあの}
---
「わたくしが来ましたよっ...」
なにもない空間から突然現れた
ビックリしたがまぁ僕もゲートを使えるからおかしくはないか
「目閉じてるんだ」
「そうですね。目を開けていてもいいんですが怖がる子もいるので今から慣れておこうかと」
そうなのか
確かに夜叉の目は少し怖い
「さて、特訓...ですか。まずは軽く手合わせしましょうか」
スッと刀を取り出す
「殺す気で来てください。わたくしは死にませんから」
ピッと刀をこちらに向けてくる
黒裏と白表を取り出ししっかりと握り構える
「いつでもどうぞ」
腰を低くして足に力を入れる
夜叉が無駄に力をいれないためなのか腕をだらんとさげる
それを見て懐に潜り込むように移動し切りつけようとする
カン!!!!!!!!!!!!!!!
刀の柄の部分をずらして防がれた
金属がぶつかりなにもない部屋に音が響く
サッと持ち方を変えて突くも避けられる
足に力をいれて方向転換をし、黒裏を投げつける
顔を横にずらして避け、白表で突こうとしたがいなされた
やっぱつえーなぁ
小さなゲートを2つ作る
1つ目は自分の手元
2つ目は夜叉の後ろ
スッと白表をゲートへ投げ入れる
その隙に黒裏を取り夜叉の足元を凍らせる
だが投げ入れた白表がこちらへと向かってくる
ギリギリ避けることができたが夜叉の足元を凍らせることは失敗してしまった
夜叉の方を見ようとするがさっきいたところに夜叉はいない
後ろをみるがいない
どこだっ!?
音もなく近づいてきた夜叉は頭上へと移動し上から刀を構え落ちてくる
ギリギリのとこで気がつき白表と黒裏を重ねてレールのようにし起動をそらし、思いっきり床を蹴りあげて夜叉からの攻撃を逃れた
サブとしてホルダーにいれていた短刀を夜叉に投げつける
先ほどの攻撃で少しの間は動けないはず
だったが足で短刀を蹴り飛ばした
蹴り飛ばした短刀は壁に刺さる
あの蹴りは危ない...絶対吹き飛ぶ...
床を凍らしてそこを滑り移動する
普通に移動するよりこっちの方が速い
まぁ普通の人が行ったら滑って危ないけど
刃を外側に向けて首を狙う
サラッと通りすぎて滑らない具合に蹴り首を切る
しゃがんで避けられ、鞘で突き上げられる
水落にクリーンヒット...吐きそうになったが耐える
受け身を取り体を打ち付けてダメージが入るのを防ぐ
シュッと振り下ろされた刀を下から上に短刀を振り上げ打ち付ける
キン!!!!!!!!!!!!!!!
金属がぶつかり悲鳴みたいに高い音を出す
白表だけで押さえているため力負けする
黒裏も使いたいが疲労とダメージで床についた手を持ち上げられない
白表が宙を舞う
やさしく刀を首に当てられる
「私の勝ちです」
「参りました...」
ストッと白表が勝負がついたのを知らせるように横に刺さる
夜叉の伸ばした手を取り立ち上がる
白表をホルダーに入れる
「なかなか強いですね」
「ありがとうございます...」
「ですが...短刀より刀の方が合うんじゃないですか?」
え?
「素早い動きでしたがリーチがあっても良い感じですし...」
サッと後ろを向きなにかガサゴソ漁っている
「その短刀貸してくれますか?」
白表と黒裏を取り出し渡す
さっき取り出したのであろう透明な丸い宝玉?の中に白表と黒裏が入っていく
ヌッと出てきた刀は白い刀に黒い布が巻かれている
鞘はゼブラ模様だ
「もし合わなかったら戻せますので安心を。まぁいざとなれば氷で武器を作れば良いんじゃないですか?」
あぁ確かに
サブの短刀を投げていたけど氷の形を短刀に変えた方が性能も良いしコストも良い
「それじゃあもう一戦いきましょうか」
刀を振り下ろして力を抜く夜叉
刀を抜き耳元で突きの形に構える
ダッと走りだし思いっきり突きを放つがいなされる
刀を床に当てて体制を直し攻撃を仕掛けてきた夜叉を避ける
ついでに5本の氷の槍をプレゼント
まぁ避けられますけどね
距離を取り鞘に刀をいれる
夜叉が近づいてきた瞬間に刀を鞘から抜き切り上げる
シュィィイン!!!!!!!!!!!!!!!
切り上げると同時に風を切る音がなる
だが手応えはない
「ぐぁ!?」
弁慶の泣き所を蹴られ体制を崩す
いつの間に避けていたんだ!?
柄の部分で突き上げまた急所に食らう
そして刀を握りしめる
どう行動しようにも本当の戦いなら切られる
「降参です...」
手も足もでなかったが使いやすかった
「抜刀術...どこでそれを?」
「.........???」
抜刀術?習ってないけど...
体が覚えていたって感じだった
「まぁいいでしょう。どうです?使いやすかったですか?先ほどより力をいれましたけど戦えていたとわたくしは思いますね」
「短刀とは扱いが違うけど...なぜかこっちの方が使いやすいです」
刀を鞘にいれて眺める
白表と黒裏だから...白がヴァイスで黒がシュバルツ
ヴァイス・シュヴァルツでいっか
長ったらしいけど他に思い付かない
「特訓の他にも突然の奇襲の対応など色々なことが毎日ありますから覚悟しておいてください?」
「え、はい」
奇襲の対応...?いきなり毒針が飛んで来たりするの?
この刀にも慣れなくちゃいけないし、魔法と刀の組み合わせも考えないとなぁ...
きっとこれからアビリティが増える気がするんだよな
少し、モーントに聞いてみるかな
{妾を読んだかの?}
うぉ!?ビックリした...
{これくらいでビックリするではない。妾も忙しいのじゃ。これくらい勘弁してくれ}
姿は見えないが声は聞こえる
にしても忙しい?あのモーントが?
{そうじゃ。クソ神のせいでなっ}
それはそれはお気の毒に...
だからモーントは最近現れなかったのか...
{まぁの。ご主人が危険なときはマッハで駆けつけるぞよ。それで用は?}
あぁ。アビリティ持ちが現れたのは知ってる?
{もちろんじゃ。なにせ今はそっちのクソ神を相手にしとるからの}
そ、そうなのか
{もし、今の僕が戦ったら勝てると思う?}
{うーむ...まぁ低ランクのじゃたら勝てるんじゃないかの?}
そっかぁ...もしもアイツより強いのが出たら僕は...フェアを守れるだろうか
{まぁあのクソ神のことじゃからきっとご主人のところに来るだろうな。だからご主人には強くなってもらわないとな...いつでも使い魔が守るわけにもいかんからな}
まぁ僕もただ守られているだけなのも嫌だし
フェアも守れなかったら...ね
{まぁご主人には夜叉がいるじゃろ?後で伝えておくからこれから特訓じゃな。妾は忙しいから切るぞ}
じゃあねぇーありがとう
{褒美は毛繕いを要求する。じゃあの}
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「わたくしが来ましたよっ...」
なにもない空間から突然現れた
ビックリしたがまぁ僕もゲートを使えるからおかしくはないか
「目閉じてるんだ」
「そうですね。目を開けていてもいいんですが怖がる子もいるので今から慣れておこうかと」
そうなのか
確かに夜叉の目は少し怖い
「さて、特訓...ですか。まずは軽く手合わせしましょうか」
スッと刀を取り出す
「殺す気で来てください。わたくしは死にませんから」
ピッと刀をこちらに向けてくる
黒裏と白表を取り出ししっかりと握り構える
「いつでもどうぞ」
腰を低くして足に力を入れる
夜叉が無駄に力をいれないためなのか腕をだらんとさげる
それを見て懐に潜り込むように移動し切りつけようとする
カン!!!!!!!!!!!!!!!
刀の柄の部分をずらして防がれた
金属がぶつかりなにもない部屋に音が響く
サッと持ち方を変えて突くも避けられる
足に力をいれて方向転換をし、黒裏を投げつける
顔を横にずらして避け、白表で突こうとしたがいなされた
やっぱつえーなぁ
小さなゲートを2つ作る
1つ目は自分の手元
2つ目は夜叉の後ろ
スッと白表をゲートへ投げ入れる
その隙に黒裏を取り夜叉の足元を凍らせる
だが投げ入れた白表がこちらへと向かってくる
ギリギリ避けることができたが夜叉の足元を凍らせることは失敗してしまった
夜叉の方を見ようとするがさっきいたところに夜叉はいない
後ろをみるがいない
どこだっ!?
音もなく近づいてきた夜叉は頭上へと移動し上から刀を構え落ちてくる
ギリギリのとこで気がつき白表と黒裏を重ねてレールのようにし起動をそらし、思いっきり床を蹴りあげて夜叉からの攻撃を逃れた
サブとしてホルダーにいれていた短刀を夜叉に投げつける
先ほどの攻撃で少しの間は動けないはず
だったが足で短刀を蹴り飛ばした
蹴り飛ばした短刀は壁に刺さる
あの蹴りは危ない...絶対吹き飛ぶ...
床を凍らしてそこを滑り移動する
普通に移動するよりこっちの方が速い
まぁ普通の人が行ったら滑って危ないけど
刃を外側に向けて首を狙う
サラッと通りすぎて滑らない具合に蹴り首を切る
しゃがんで避けられ、鞘で突き上げられる
水落にクリーンヒット...吐きそうになったが耐える
受け身を取り体を打ち付けてダメージが入るのを防ぐ
シュッと振り下ろされた刀を下から上に短刀を振り上げ打ち付ける
キン!!!!!!!!!!!!!!!
金属がぶつかり悲鳴みたいに高い音を出す
白表だけで押さえているため力負けする
黒裏も使いたいが疲労とダメージで床についた手を持ち上げられない
白表が宙を舞う
やさしく刀を首に当てられる
「私の勝ちです」
「参りました...」
ストッと白表が勝負がついたのを知らせるように横に刺さる
夜叉の伸ばした手を取り立ち上がる
白表をホルダーに入れる
「なかなか強いですね」
「ありがとうございます...」
「ですが...短刀より刀の方が合うんじゃないですか?」
え?
「素早い動きでしたがリーチがあっても良い感じですし...」
サッと後ろを向きなにかガサゴソ漁っている
「その短刀貸してくれますか?」
白表と黒裏を取り出し渡す
さっき取り出したのであろう透明な丸い宝玉?の中に白表と黒裏が入っていく
ヌッと出てきた刀は白い刀に黒い布が巻かれている
鞘はゼブラ模様だ
「もし合わなかったら戻せますので安心を。まぁいざとなれば氷で武器を作れば良いんじゃないですか?」
あぁ確かに
サブの短刀を投げていたけど氷の形を短刀に変えた方が性能も良いしコストも良い
「それじゃあもう一戦いきましょうか」
刀を振り下ろして力を抜く夜叉
刀を抜き耳元で突きの形に構える
ダッと走りだし思いっきり突きを放つがいなされる
刀を床に当てて体制を直し攻撃を仕掛けてきた夜叉を避ける
ついでに5本の氷の槍をプレゼント
まぁ避けられますけどね
距離を取り鞘に刀をいれる
夜叉が近づいてきた瞬間に刀を鞘から抜き切り上げる
シュィィイン!!!!!!!!!!!!!!!
切り上げると同時に風を切る音がなる
だが手応えはない
「ぐぁ!?」
弁慶の泣き所を蹴られ体制を崩す
いつの間に避けていたんだ!?
柄の部分で突き上げまた急所に食らう
そして刀を握りしめる
どう行動しようにも本当の戦いなら切られる
「降参です...」
手も足もでなかったが使いやすかった
「抜刀術...どこでそれを?」
「.........???」
抜刀術?習ってないけど...
体が覚えていたって感じだった
「まぁいいでしょう。どうです?使いやすかったですか?先ほどより力をいれましたけど戦えていたとわたくしは思いますね」
「短刀とは扱いが違うけど...なぜかこっちの方が使いやすいです」
刀を鞘にいれて眺める
白表と黒裏だから...白がヴァイスで黒がシュバルツ
ヴァイス・シュヴァルツでいっか
長ったらしいけど他に思い付かない
「特訓の他にも突然の奇襲の対応など色々なことが毎日ありますから覚悟しておいてください?」
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