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混ざり合う香り(高嶺Side)

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ソコに顔を埋めた状態で、静花の方を見れば羞恥と混乱を極めた静花と目が合った。

「目、逸らすの禁止な」

そのまま、ゆっくり頭を上下させて鼻先を擦り付ける。

「ぅぅう…っ!」

何度か繰り返しているうちに、くっきりと形が分かるほど陰核が勃起してきたので、ソコを重点的に刺激してやる。

「う…あ…っ、んんっ」

かなり気持ちいいらしく、僅かに漏れる喘ぎ声に合わせてじゅわ、じゅわ、じゅわっと溢れた蜜が、下着に染みる。

「ちょっとニオイ変わったと思ったら…そんなに気持ちいい?俺の鼻まで濡れてんだけど」

「ご、ごめんなさ…」

顔を真赤にしながら謝る静花に、わざときつい口調で間髪入れずに尋ねる。

「気持ちいいかどうか聞いてるんだけど?」

「……き、もちいい…です」

ここで敬語って。
俺のツボ押さえ過ぎだろう。

どこまでも従順な静花に、スイッチが入ってしまう。

「お仕置きなのに気持ちよくなってどうするんだよ?」

「ごめんなさい」

「…もっとキツいお仕置きが必要だな」

言いつけどおり俺の目を見つめたまま、静花がコクリと喉を鳴らした。

いや。
正確には俺が何をしでかすか分からず目を離せないといったところか。

良い、心がけだ。

クロッチのサイド部分に指を掛ける。

「待っ…!」

静花が止めるのにも構わず、ぐっしょりと濡れた布を引き上げ、横にずらす。
スローモーショ並にゆっくりなのは、もちろんわざとだ。
蜜の糸が、下着と体を繋ぐ様が静花によく見えるように。

「見な…ぃで」

耐えきれずに静花がうめいた。

お仕置きは順調。
ここまでは想定内だった。

が─
静花の恥毛は薄くて、トロトロに熟した桃のような秘部が俺にもしっかり見えてしまった。

かつてない仕上がりのソコに、自分自身を一秒でも早くねじこみたい衝動で下半身が猛烈にイライラする。

でも─
『慣れたらナカだけでも十分気持ち良かった』って言ってたからな。
すぐ挿れたらお仕置きにならない。

もっと辱めて、もっと溺れさせないと。
二度と俺の前から消えないように。
二度と他の男になんて頼らせないように。

静花の目をみつめたまま、軽く口を開け、舌を出す。
静花の瞳孔がギュンと縮まった。

それを見届けたあと、ピンク色に膨らんだ花芽に吸い付いた。
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