13 / 15
13 本編⑩
しおりを挟む
「なっ…。キィラ?なんで泣いて?え?…。
とりあえず、ハンカチ…。
困らせること言ったか?すまん…。
全部忘れてくれていい。俺にはどの言葉が原因かわからないんだ…。」
「…ラナンは…ラナンはそれでいいんですか…!
私に都合のいい時だけ利用されて、
私が助けてって会いに来た時だけ助けてくれる、
それでいいんですか?
手紙に書いてくれた言葉は嘘だったんですか…?
頼れるパートナーに、って言葉は…!
私は…私はラナンからもらった手紙がうれしくて、ここまで来たのに…!
私が自ら選んだ手紙はこの一つだけです…。
だから…だから軽々しく他にいい人見つけるといい、とか言わないでください…!
私は、恋をするなら…結婚する未来があるのなら…
その相手はあなたがいい…!」
ラナンは黙ったままほっぺたをつねった。
とりあえず、ハンカチ…。
困らせること言ったか?すまん…。
全部忘れてくれていい。俺にはどの言葉が原因かわからないんだ…。」
「…ラナンは…ラナンはそれでいいんですか…!
私に都合のいい時だけ利用されて、
私が助けてって会いに来た時だけ助けてくれる、
それでいいんですか?
手紙に書いてくれた言葉は嘘だったんですか…?
頼れるパートナーに、って言葉は…!
私は…私はラナンからもらった手紙がうれしくて、ここまで来たのに…!
私が自ら選んだ手紙はこの一つだけです…。
だから…だから軽々しく他にいい人見つけるといい、とか言わないでください…!
私は、恋をするなら…結婚する未来があるのなら…
その相手はあなたがいい…!」
ラナンは黙ったままほっぺたをつねった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
254
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる