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エリザベート嬢はあきらめない
エリザ達の帰国
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聖女ロリエッタが記憶を無くしてはや半年が過ぎていた。王都学園の3年生の卒業パーティーは半年後に迫っている。
このパーティーで、ウィリアム殿下とアントワーズの婚約発表が行われる。
アミルダ王国に留学しているメンバー達も、そろそろ帰国しなければならない時期がきていた。
「ワーズ元気でいるんだよ」
「ええ、ウィリ様もお元気で」
ウィリ様とワーズは離れ難そうに別れを惜しんでいた。
「ワーズ、半年後には婚約発表よ。楽しみね」
「ええ、エリザお姉様。あと半年ですもの。我慢しますわ」
「ワーズ元気でね」
「ありがとう。あなた方もお元気で」
魔法騎士団の瞬間移動で学園に帰ってくると、そこには、数十人の学生が並んで待っていた。
「ウィリアム殿下、エドモンド様、そして皆さま。お帰りなさいませ」
その生徒の中から見覚えのあるピンクブロンドの女生徒、ロリエッタ・トリエールが現れて、ウィリ様の前で淑女の礼をとった。
「わざわざの出迎えありがとう」
ウィリ様がお礼を言った。
「殿下や皆さまの元気なお顔を拝見できて、私達も安心致しました」
ロリエッタは流れるようにそう言うと、ウィリ様に少し近づいて行く。
「さあ、ウィリアム殿下、エドモンド様、そして皆さま、お疲れでしょう?どうぞこちらに」
彼女は事前に準備されていた歓迎会用の椅子に、ウィリ様を手招いた。
「せっかく準備してくれているが、僕達はこのまま、教室に行かせてもらうよ」
ウィリ様はそう言って、彼女に片手で謝意を表すようにしてその場を後にした。
エド、エリザ、アメリア、マルティナ、他、数名の学生がそれに続く。
「せっかくのロリエッタ様のお心遣いが、無駄になってしまいましたね」
生活魔法が使えないので、歓迎用の椅子や机を片付けていた生徒会役員がロリエッタに声をかける。
「そんな事はありませんわ。これからも、こうして誠意を表し続ければ、殿下には必ず伝わります。
今、殿下の周りにいる方々だけではなく、私達全員が殿下を慕っているのだと言う事を、少しずつ分かって頂きましょう」
そう言ってロリエッタはニッコリと微笑んだ。
僅か半年の間に、彼女は現在の生徒会長のアイビー・デールや生徒会役員と懇意になっていた。
特に入学当初からロリエッタの虜になっていたアイビー・デールは、魅了魔法が消えた今でも、彼女の信者のままのようだ。
「アイツは変わったな」
アミルダ王国から帰ってきて数日後の昼休み、久しぶりに学園の中庭を散歩している時にエドが言った。
「ええ、ほんとに。昨日、偶然、街で出会ったのよ。近くに美味しいケーキのお店があるからって誘われて一緒に行ったんだけど、とっても感じが良かったわ。
また、エリザやマルティナとも一緒に来たいわねって話をしたのよ。人って変わるものね」
「私も昨日、学園の中庭で彼女と話したの。突然、話しかけられて驚いたけど楽しかったわ。
ほんとね、また、ロリエッタ様もお誘いして、そのお店に行きましょうよ」
そんな2人の会話を聞いて、エリザは固まっていた。
「どうしたの?エリザ」
ウィリ様が気がついた。
「いえ、何でもありませんわ」
「顔色が悪い。少しここで休んでいこう」
ウィリ様に勧められて、エリザはベンチに腰を下ろした。風が心地よく肌に触れる。
その時だった。
「あら、皆さまでお散歩ですか?」
まるで魔法でも使ったかのように、突然、ロリエッタが現れた。
「あら、ロリエッタ様。お一人なの?」
アメリアが応える。
「ええ、1人で中庭を散策するのも楽しいですね」
「私達も良く中庭を散歩するのよ」
マルティナが応える。
「まあ、それでは、時々、ご一緒しても宜しいですか?」
ロリエッタが嬉しそうに声を上げる。
「ああ、別にかまわないが」
エドが応える。
「ウィリアム殿下やエリザベート様には、ご迷惑なのではありませんか?」
ロリエッタは心細そうに尋ねる。
「そうだね。僕は今のメンバーが寛ぐんだ。申し訳ないけど、一緒に散歩は出来ないな」
ウィリ様がそう言うと、ロリエッタは少し驚きながらも静かに頷いた。
「ここでお会い出来たのが嬉しくて、つい厚かましいお願いをしてしまいました。ご無礼をお許し下さい。ウィリアム殿下」
「そう畏(かしこ)まらなくてもいいよ。ロリエッタ嬢。また、このように、偶然出会うこともあるだろうし」
ウィリ様はそう言って彼女を見た。
「今日のこの偶然を大切にしたいですわ。今なら、ご一緒してもよろしいですか?」
「エリザの体調が悪くて休んでいるんだ。悪いが今日は外して欲しい」
ロリエッタのマリンブルーの瞳が一瞬冷たく光った。
「エリザベート様、大丈夫ですか?ご気分が悪かったのですね。知らずにお邪魔してしまい申し訳ありません。
それでは私はこれで失礼致しますわ。エリザベート様、ゆっくり休んで下さいね」
「ロリエッタ様、ゴメンなさいね」
このエリザの言葉が聞こえなかったのか、ロリエッタは何も言わずに去って行った。
その翌日から彼らが偶然にロリエッタと出会う回数が増えていく。
アメリアとエドが街でデートしている時に、入ったお店に偶然ロリエッタがいて、そこで、会話が盛り上がる。
別の日に2人がディナーを楽しんでいる時に、偶然、となりのテーブルに座ったのが、ロリエッタと彼女の父のトリエール男爵だった。
別の日にも同じような偶然があり、縁があるねと笑いあった。
マルティナが1人で図書館に行った時に、偶然、同じ本に手を伸ばしたのがロリエッタだった。
それから、たびたび図書館で出会い、本の趣味が同じだったので話が盛り上がり、どんどん仲良くなっていく。
こうして、マルティナ、アメリア、エドは、エリザベートとは離れた場所で、ロリエッタと親睦を深めていった。
一方でウィリアム殿下は、聖女ロリエッタを警戒していた。
ドルマンが城にいた頃に、自分に変装したドルマンがエリザに婚約破棄を宣言して、国外追放まで言い渡したと聞いている。
これこそ、幼い頃からエリザが言っていた『夢神託』の内容ではないか。
「婚約もしていないエリザと婚約破棄か」
婚約破棄は笑い話で終わったが、それから暫くエリザは行方不明になっていた。
そして先日、公にはしていないが、精霊の魔法によって、ロリエッタ・トリエール嬢の魂が入れ替わったと聞いている。
自分は精霊や魔術に詳しくはないが、今のロリエッタ嬢は、前から自分達が知っている彼女ではないらしい。
今日の会話でもそれが分かった。
エリザはエド達が彼女の話をした時に、顔色を変えた。真っ青になっていた。
自分達がアミルダ王国にいる時に、あの夜空から話しかけられた時は、本当に驚いた。隣にいたのは闇の精霊テネーブだった。
瘴気を浄化し魔物をも恐れず、精霊の隣に立つ彼女が、『ロリエッタ』と彼らが親しく話したと聞いただけで、真っ青になったのだ。
不確かな事なので、エドモンド達に彼女と仲良くするなとは言えない。
ロリエッタ・トリエール嬢は危険だ。
用心しなければ。
ウィリアムは、そう自分に言い聞かせたのだった。
このパーティーで、ウィリアム殿下とアントワーズの婚約発表が行われる。
アミルダ王国に留学しているメンバー達も、そろそろ帰国しなければならない時期がきていた。
「ワーズ元気でいるんだよ」
「ええ、ウィリ様もお元気で」
ウィリ様とワーズは離れ難そうに別れを惜しんでいた。
「ワーズ、半年後には婚約発表よ。楽しみね」
「ええ、エリザお姉様。あと半年ですもの。我慢しますわ」
「ワーズ元気でね」
「ありがとう。あなた方もお元気で」
魔法騎士団の瞬間移動で学園に帰ってくると、そこには、数十人の学生が並んで待っていた。
「ウィリアム殿下、エドモンド様、そして皆さま。お帰りなさいませ」
その生徒の中から見覚えのあるピンクブロンドの女生徒、ロリエッタ・トリエールが現れて、ウィリ様の前で淑女の礼をとった。
「わざわざの出迎えありがとう」
ウィリ様がお礼を言った。
「殿下や皆さまの元気なお顔を拝見できて、私達も安心致しました」
ロリエッタは流れるようにそう言うと、ウィリ様に少し近づいて行く。
「さあ、ウィリアム殿下、エドモンド様、そして皆さま、お疲れでしょう?どうぞこちらに」
彼女は事前に準備されていた歓迎会用の椅子に、ウィリ様を手招いた。
「せっかく準備してくれているが、僕達はこのまま、教室に行かせてもらうよ」
ウィリ様はそう言って、彼女に片手で謝意を表すようにしてその場を後にした。
エド、エリザ、アメリア、マルティナ、他、数名の学生がそれに続く。
「せっかくのロリエッタ様のお心遣いが、無駄になってしまいましたね」
生活魔法が使えないので、歓迎用の椅子や机を片付けていた生徒会役員がロリエッタに声をかける。
「そんな事はありませんわ。これからも、こうして誠意を表し続ければ、殿下には必ず伝わります。
今、殿下の周りにいる方々だけではなく、私達全員が殿下を慕っているのだと言う事を、少しずつ分かって頂きましょう」
そう言ってロリエッタはニッコリと微笑んだ。
僅か半年の間に、彼女は現在の生徒会長のアイビー・デールや生徒会役員と懇意になっていた。
特に入学当初からロリエッタの虜になっていたアイビー・デールは、魅了魔法が消えた今でも、彼女の信者のままのようだ。
「アイツは変わったな」
アミルダ王国から帰ってきて数日後の昼休み、久しぶりに学園の中庭を散歩している時にエドが言った。
「ええ、ほんとに。昨日、偶然、街で出会ったのよ。近くに美味しいケーキのお店があるからって誘われて一緒に行ったんだけど、とっても感じが良かったわ。
また、エリザやマルティナとも一緒に来たいわねって話をしたのよ。人って変わるものね」
「私も昨日、学園の中庭で彼女と話したの。突然、話しかけられて驚いたけど楽しかったわ。
ほんとね、また、ロリエッタ様もお誘いして、そのお店に行きましょうよ」
そんな2人の会話を聞いて、エリザは固まっていた。
「どうしたの?エリザ」
ウィリ様が気がついた。
「いえ、何でもありませんわ」
「顔色が悪い。少しここで休んでいこう」
ウィリ様に勧められて、エリザはベンチに腰を下ろした。風が心地よく肌に触れる。
その時だった。
「あら、皆さまでお散歩ですか?」
まるで魔法でも使ったかのように、突然、ロリエッタが現れた。
「あら、ロリエッタ様。お一人なの?」
アメリアが応える。
「ええ、1人で中庭を散策するのも楽しいですね」
「私達も良く中庭を散歩するのよ」
マルティナが応える。
「まあ、それでは、時々、ご一緒しても宜しいですか?」
ロリエッタが嬉しそうに声を上げる。
「ああ、別にかまわないが」
エドが応える。
「ウィリアム殿下やエリザベート様には、ご迷惑なのではありませんか?」
ロリエッタは心細そうに尋ねる。
「そうだね。僕は今のメンバーが寛ぐんだ。申し訳ないけど、一緒に散歩は出来ないな」
ウィリ様がそう言うと、ロリエッタは少し驚きながらも静かに頷いた。
「ここでお会い出来たのが嬉しくて、つい厚かましいお願いをしてしまいました。ご無礼をお許し下さい。ウィリアム殿下」
「そう畏(かしこ)まらなくてもいいよ。ロリエッタ嬢。また、このように、偶然出会うこともあるだろうし」
ウィリ様はそう言って彼女を見た。
「今日のこの偶然を大切にしたいですわ。今なら、ご一緒してもよろしいですか?」
「エリザの体調が悪くて休んでいるんだ。悪いが今日は外して欲しい」
ロリエッタのマリンブルーの瞳が一瞬冷たく光った。
「エリザベート様、大丈夫ですか?ご気分が悪かったのですね。知らずにお邪魔してしまい申し訳ありません。
それでは私はこれで失礼致しますわ。エリザベート様、ゆっくり休んで下さいね」
「ロリエッタ様、ゴメンなさいね」
このエリザの言葉が聞こえなかったのか、ロリエッタは何も言わずに去って行った。
その翌日から彼らが偶然にロリエッタと出会う回数が増えていく。
アメリアとエドが街でデートしている時に、入ったお店に偶然ロリエッタがいて、そこで、会話が盛り上がる。
別の日に2人がディナーを楽しんでいる時に、偶然、となりのテーブルに座ったのが、ロリエッタと彼女の父のトリエール男爵だった。
別の日にも同じような偶然があり、縁があるねと笑いあった。
マルティナが1人で図書館に行った時に、偶然、同じ本に手を伸ばしたのがロリエッタだった。
それから、たびたび図書館で出会い、本の趣味が同じだったので話が盛り上がり、どんどん仲良くなっていく。
こうして、マルティナ、アメリア、エドは、エリザベートとは離れた場所で、ロリエッタと親睦を深めていった。
一方でウィリアム殿下は、聖女ロリエッタを警戒していた。
ドルマンが城にいた頃に、自分に変装したドルマンがエリザに婚約破棄を宣言して、国外追放まで言い渡したと聞いている。
これこそ、幼い頃からエリザが言っていた『夢神託』の内容ではないか。
「婚約もしていないエリザと婚約破棄か」
婚約破棄は笑い話で終わったが、それから暫くエリザは行方不明になっていた。
そして先日、公にはしていないが、精霊の魔法によって、ロリエッタ・トリエール嬢の魂が入れ替わったと聞いている。
自分は精霊や魔術に詳しくはないが、今のロリエッタ嬢は、前から自分達が知っている彼女ではないらしい。
今日の会話でもそれが分かった。
エリザはエド達が彼女の話をした時に、顔色を変えた。真っ青になっていた。
自分達がアミルダ王国にいる時に、あの夜空から話しかけられた時は、本当に驚いた。隣にいたのは闇の精霊テネーブだった。
瘴気を浄化し魔物をも恐れず、精霊の隣に立つ彼女が、『ロリエッタ』と彼らが親しく話したと聞いただけで、真っ青になったのだ。
不確かな事なので、エドモンド達に彼女と仲良くするなとは言えない。
ロリエッタ・トリエール嬢は危険だ。
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ウィリアムは、そう自分に言い聞かせたのだった。
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