Dual Life

某勇者

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008.一時休憩

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CQ「………侮っていたわ。あなたがここまでやってまで、私を止めようとしてくるとは考えもしなかったわ。」
キル「ああ。それに、冷静になって考えてみろ。ここで復讐としてたくさんの人を殺したら、その復讐で猫型獣人に危害が加えられ、さらに復讐で…………って、無限ループになるのはわかるだろ?」
CQ「………考えもしなかったわ。」
キル「復讐心だけで行動してたんだろ?」
CQ「ええ。私たちに危害を加えてくる人類を根絶やしにして、私たち猫型獣人だけの世界を作るなんて、よく考えたら無理なのにね。」
キル「そういうことだ。」
CQ「………仕方ないわね。大人しく自首するわ。」
CQは無抵抗でいた。
キング「…スート、彼女を拘束しろ。」
スート「了解です。」
唐突に聞こえた声。
そうか、確か通信を常時会話可能状態にしていたんだった。
スートは少し慎重にCQに近づく。
彼女に抵抗したり、騙し討ちしそうな気はない。
そのまま、CQはスートに拘束…されなかった。
スート「拘束不用です。相手から抗う気が全く感じられません。」
キング「そうか。ならキル。」
キル「はい。」
キング「CQの話から、彼女には情状酌量の余地がある。が、それでも死刑は免れないだろう。そこでだ…なるべく苦しませずに、彼女を殺してくれ。彼女を…楽にしてやってくれ。」
キル「……………わかりました。」
俺はCQへと歩み寄る。
CQ「何を話していたのかしら?」
キル「お前の処罰に関してだ。情状酌量の余地はあるけど、それでも死刑だってよ。」
CQ「そうよね…こんなことして、許されるわけないもんね。」
キル「だけど少し安心しろ。なるべく苦しませはしない。」
CQ「ありがとう………でも、1つだけお願いしていいかしら?」
キル「俺にできる範囲なら、何でも。」
CQ「今回の出来事を伝えて欲しいの。人種差別によって家族を殺されて、その復讐であちこちの村や町を襲って……そんな悲劇を2度と繰り返さないためにね………」
キル「わかった。しっかり胸に刻んでおくよ。それに…」
俺はスピーカーをオンにする。
キング「もちろんこちらの方でも、この事を歴史に刻み残すとするよ。差別と復讐が生んだ、悲劇の大事件とね。」
CQ「ありがとう…それなら、思い残すことはないわ。」
キング「それじゃあキル…」
キル「ああ。」
俺はスピーカーを切って、最後の問いかけをする。
キル「心の準備はいいか?」
CQ「………ええ。」
キル「それなら、始めるか。」
俺は魂の力を右手に込め、彼女に囁く。
キル「俺に委ねてくれ。意識も、魂も。」
CQは目を閉じ、そのまま眠りについた。
これも俺の力か…と考えながら、右手をCQに近づけ……
その身体を貫いた。
スート「……………………」
そばにいたスートは相当ビックリしたようだが、察してくれていたようで、声は出さないようにしていた。
慎重に、少しずつその手を進めていく。
不意に暖かさを感じた。
恐らく手のひらの上に、CQの魂がある。
手を少し引き抜く。
暖かさは変わらず、手のひらで感じている。
そのまま少しずつ、丁寧に引き抜いていき……
ついに魂を取り出した。
その瞬間、彼女の身体が倒れそうになった。
そこはスートが支え、ゆっくりとおろした。
スート「ふぅ…これで終わり?」
キル「一応続きがある。」
スート「続き?って、ああ……」
俺は右手に浮かぶ魂を、自身の身体に取り込んだ。
キル「これで終わりだ。」
スート「終わった………」
キング「終わったのか……………」




キル「本当に疲れた……………………」




その後も本当に大変だった。
普通に身体中ぼろぼろだった俺は、国営医療センターで治療及び身体検査を行った。
治療は一瞬で終わった。
回復呪文を唱えれば一瞬だと思っていたが、傷口から菌が侵入して病気になったり、遅効性の毒が盛られてたりと、そう言うのが色々あるから、専用の機械で大丈夫かサーチするとのこと。
サーチは1分で終わったし、特に異常も…いや、『猫の呪い』がガッツリ引っかかったけど、解呪するつもりがないからスルーした。
この呪いには、ロスティア城下町中の猫型獣人の苦しみが詰まっている。
だから、誰かがこの苦しみを背負ってあげないといけないと思って、解呪は望まなかった。
それに、この身体に興味もあるし。
次に身体検査。
結果として、身体機能は同年代の猫型獣人を上回った。
しかも魚への印象は変わらず、マタタビも効果がなかった。
それに関しては、CQの持つスキルが関係していた。
猫型獣人の力を、限界を超えて引き出せる。
そして魚やマタタビ等による、野生本能の活発化を極限まで抑える。
その上、猫型獣人への魔法の効果も上昇する。
効果が色々あった。
次に鍛冶屋。
装備が壊されてしまったので、猫型獣人用の鋼鉄装備一式を購入した。
リーアもフロスト装備一式を購入。
買うお金はあったが、キングが負担してくれることになった。
本当に感謝しかない。
鋼鉄装備はやはり重いものの、猫型獣人になって素早くなったおかげで、それでも相当速く動ける。
リーアのフロスト装備は氷系統魔法特化装備で、元の装備と比べると2倍の攻撃力になるとのこと。
その上魔力消費20%減少。
ダメージ効率は2.5倍だ。
新しい装備にお互いワクワクしながら、服屋で新しい服の購入。
そして宿屋でチェックイン。
ところが………
キル「え、1部屋だけ!?」
従業員「ごめんね。普段はあまり埋まらないんだけど………」
リーア「………どうする?」
キル「そうだな…他の宿まで行くのも辛いし、2人で泊まるか?」
リーア「それしかないね。」
ということで、初めてリーアと相部屋になった。
特にまずいことはないが、お互いに「自分から話を始める」等のきっかけを作るのが苦手だから、結構気まずいことになるんじゃないかと思った。
でも、実際は違った。
キル「……………」
リーア「私達、テレビに映ってるね。」
キル「何だろうな…嬉しいと恥ずかしいが頑張って同居している感覚がある。」
リーア「うーん…何となくわかる。」
キル「FBからの願いに、1歩近づいたんだ。」
リーア「確かに、そういう願いあったね。」
キル「とりあえず、先に風呂入るか?」
リーア「今忙しいから、キルが先に入って。」
キル「わかった。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キル「ふう、疲れが取れた気がする。」
リーア「それじゃ、私も入ってくる。」
キル「いってらっしゃい。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リーア「ただいまー。」
キル「おかえり。」
リーア「やっぱり疲れた後の風呂って気持ちいいよね。」
キル「同感……ふあ~~~…」
リーア「眠たい?」
キル「ああ…ヤッベ、ベッドどうする?」
リーア「………あ!」
キル「一応2人ならいけるけど、キツキツになりそうだしな…」
リーア「ごめん、ちょっと用事があるから、外に行ってきていい?」
キル「いいよ。」
リーア「いってきます。」
キル「いってら~…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は宿屋を出て、に向かう。
フードや伊達メガネのおかげで、誰も私に気付いてない。
確かここを曲がれば……あった、あそこね。
私は中に入り、を探す。
確か、記憶だとこのあたりに………
あった。
私はに向かって、言った。
リーア「ただいま。」
そこにあったのは………お墓だった。
私の母上のお墓だ。
私は再び言った。
リーア「何とか私、約束を守れたよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リーア「ただいま~……」
キルが寝てるかもしれないから、小声で言った。
………返事はない。
部屋に入ると、既にキルは寝ていた。
よし、それじゃあ私もそろそろ………
これ、手紙?
机の上に、手紙のようなものがあった。
手紙の表面には「リーアへ」と書いてある。
キルが書いた手紙なのかな?
私は手紙を開き、読んでみる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リーアへ

 こんな大事なことを置き手紙で伝えることになってごめんな。お前が帰ってくるまで待ちたかったが、どうしても眠気に勝てなかった…
 それで、ここからが重要な話だ。教えてほしいことがある。それは…俺とリーアの関係だ。俺を庇おうとした時、お前は言ってくれたよな?「私を救ってくれた幼馴染だから」って。若干違うかもしれないけど、そこは目を瞑ってくれ。それで、そう言ってくれたのは嬉しいが、理由がまだあると思っている。そうでなきゃ、あそこで庇おうとはしないと思うし、FBとの戦いで俺がダウンした時、お前が生きることを諦めた理由がわからない。
 だから、理由を教えてほしい。もし教えてくれるなら、この手紙の裏とか、近くに置いてあるもう1枚の紙に書いてくれると嬉しい。もちろん、口頭でもいいぞ。でも、教えたくない・教えられないのだったら、別に何も書かなくてもいいし、「教えたくない」「教えられない」と紙に書いてくれてもいい。
 最後に繰り返すけど、こんな大事な話を置き手紙で伝えていることを許してくれ。
            キルより
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ごめん、教えられないの。
私の口から伝えるのは、とても苦しくて……
本当にごめんね、キル。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ま、そうだよな………
俺は早起きして、すぐに手紙を確認した。
とりあえず、返事はもらえて嬉しかった。
でも、やっぱり教えられないか………
リーアに悪いことしたかな?
いやでも、聞いてないとこっちが不安だし…
やっぱり難しいな、こういうのは。
とりあえず、早起きしたせいで全然眠い。
2度寝するか……………


~Character~
・キル
16歳の猫型獣人。
補足:猫型獣人は人間に猫耳と尻尾が生えた感じ。
人間よりも身体性能が高い。
猫らしく?魚が好きでマタタビの匂いで酔う。
スキル『魂の器』
クールで冷静沈着。
親に捨てられた。
戦う姿に影響され、戦える人になろうとする。
元々は人間だったが、CQとの戦いの中、CQの放った呪いの力を使い、自らの意思で猫型獣人へと変化した。
簡単な武器と防具の扱いに慣れた、いわゆるオールラウンダー型であるには変わりないが、猫型獣人へと変化したため、その素早さを活かした攻防となっている。

・リーア
16歳の猫型獣人。
スキル『氷結の力』
クールで冷静沈着。
キルの幼馴染。
魔法の力に憧れ、魔法使いになろうとする。
魔法の扱いに格段に長けている。

・ジェフ
38歳の人間。
スキル『鍛治』
優しくて情に厚い。
キルに対して兄貴のように振る舞う。
『鍛治』の力を得たことをきっかけに鍛冶屋を始める。
扱うのは無理だが、作るなら何でも。

・マーズ
274歳のエルフ。
補足:エルフは長寿で、大体1500~1600年生きると言われているが、実際はわからない。
正しいのなら彼女は人間に例えると17歳半くらい。
スキル『縫い物』
優しい。メチャクチャ優しい。
この村の古参。
『縫い物』のスキルを見て即縫い物に没頭した。
何かしらめでたいことがあると、すぐにプレゼントを送る。本人曰く、「そうしないと気が済まない」とのこと。

・フルブレイカー
通称FB。
34歳の人間。
無慈悲で残酷だが、少しだけ慈悲もある。
過去に342件ほどの犯罪を犯した。
スキル『時間差魔法』
このスキルを利用して逃げたり、反撃したりされ、国の兵士を大量に送り込んでも捕まえられなかったことも30回ほどある。

・スート
19歳の人間。
ロスティア城下町の警備員で、話し相手に親しげに接する。
スキルなし。
スキルこそないものの、彼なりに努力している。

・Cat Queen
28歳の猫型獣人。
本名は昔に捨てて忘れたらしい。
人種差別による復讐心に燃えている。
スキル『猫の女王』
仮名はここから来た。
猫型獣人の力を、限界を超えて引き出せる。
また、同じ猫型獣人に対して魔法の効果が上がる。


~Skill~
・キル『魂の器』Lv.3
 ・スキルを持った敵を倒した時、
  その敵の魂を取り込める。
 ・取り込んだ敵のスキルが使える。
  性能は少し向上している。
  ~現在の獲得スキル一覧~
  ・時間差魔法
   対象にした魔法を
   好きなタイミングで好きな対象に
   発動させることができる。
   魔法ストックは1→3つまで。
  ・猫の女王
   ・猫型獣人の力を、限界を
   超えて引き出せる。
    ・にも
     効果が適用される。
   ・猫型獣人への魔法の効果が
   上昇する。
   ・魚やマタタビ等による
    野生本能の活性化を
    極限まで抑える。
 ・また、取り込んだ敵の適性武器が
  自身も適性武器となる。
  ~現在の獲得適性武器一覧~
  ・ハンマー
  ・爪
 ~技一覧~
 ・「Soul Pulification」
  コスト: 魂ソウルゲージ150
  回復時間:2分30秒
  対象1体のデバフを全て取り除く。
 ・「Soul Summon#○○」
  コスト:ソウルゲージ10%
  取り込んだ敵を呼び出せる。
  ステータスは従来+Lv依存。
  帰還した際に魂が戻り、
  通常体力が帰還時の体力に応じて
  回復する。
  (例:P1が体力8割で帰還
    →魂ゲージ全快、体力98%)
  呼び出している間は対応スキルの
  効果向上が無くなる。
  適応効果はそのまま。
 ・「Extraction of the soul」
  無防備かつ無抵抗の敵に使用可能。
  敵の体内にある魂を取り出し、
  一切の苦しみを与えずに倒す。

・リーア『氷結の力』
 ・強力な氷の力を操れる。
 ・固有奥義『 氷爪連撃ひょうそうれんげき
  ・発動中、攻撃力が1.3倍
       魔法攻撃力が1.5倍
       防御力が0.7倍
       魔法防御力が0.8倍
       素早さが1.7倍
  ・爪に鋭い氷がつく。
   攻撃力・魔法攻撃力依存。
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