物語好き少女とテンプレのような世界

某勇者

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第1話 夢に見た異世界

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「さーてと、今日は何読もうかなー?」
そう呟きながら、少女は本棚にある数々をじっくりと見て回った。
「この辺りは見終わったし…これかな?」
彼女は1冊の本を手に取り、椅子に座って読み始めた。
彼女は花森優香。いとま高校に通う女子高生で、毎日近所の図書館で物語を読んでいる。
彼女は子どもの頃から物語に夢中になり、図書館も高1となった今ではすっかり常連だ。

ある土曜日、家の用事がない彼女は、いつも通り図書館で本を読んでた。
「はぁー、面白かった。」
本を読みきった彼女はふと呟いた。
「やっぱり私も物語の一部になってみたいな…」
それは彼女の願望であった。例え「ありえない」と言われて否定されても、彼女は切に願っていた。
「自分で書くとなると全然ダメだし…」
実際彼女は数回やってみたが、どれも上手くいかなかった。しかし、
「でもまたやってみようかな。諦めたら終わりだし。」
それでも彼女は何回でも挑んだ。今日も家に帰り、また挑んだ。その心意気は良かった。が…
「やっぱり内容が思いつかないなー…結局ここでつまずいちゃうんだよね。」
肝心の内容が思いつかずに、今日もまた、ベッドに寝転ぶ。
「うーん、いっそのこと物語の世界の中にでも入れればいいのに。」
そんなことを言いながらイヤホンをつけて、睡眠用bgmを聴きながら眠りにつく。
そうして1日が終わった。

………草原の睡眠用bgmと共に新しい1日が始まる。
「うーん、もうちょっとだけ寝させ…ん?」
二度寝しようとして、気づく。
ベッドの感触が違う。まるで草原に寝転がっているかのようなかんじ。
それにいつもより眩しい気がする。
「うーん…」
違和感を感じて眠気が少し覚めた彼女は、渋々瞼を開け、自分の部屋を見渡s
「………え?」
違和感の正体に気づき、眠気が完全に覚めた。が、まだ頭の回転が追いついていない。
「……こ……ここ……」
そして頭の回転が追いついた彼女は
「ここどこーーーーーーー!?」
辺り一面に広がる草原を前に叫んでいた。
その後彼女は1分程取り乱した。

「えっと、とりあえず整理しよう。」
落ち着いた彼女は物事を整理し始めた。
「まず私がここに来た理由は不明。次に異世界モノでおなじみのチート能力もわからない。そして持ち物は無くて、寝てた間のまま来たみたい。そして周りにはモンスターたちと…あっ!村…かな?凄い防衛だけど、大きさ的には村だよね…とりあえず、あそこに行けば何かあるかも!他には…ないっと。まずは村に行くのがテンプレかな?」
彼女は今までに読んだ異世界転生モノの筋書きを頼りに冷静に考えた結果、近くの村?に行くことにした。
「魔物たちに気づかれないようにそーっと…」
気づかれても良いように魔物からできる限り離れて移動する。
「これなら村に…うわっ!」
突然柔らかくなった地面を見てみると、そこには完全に草むらと同化していた緑スライムがいた!
「逃げろーーーー!」
優香は必死に逃げるがスライムも速く、徐々に距離を詰めてくる。
「このまま死ぬなんてやだー!」
その叫びも虚しくスライムは優香の近くに来ており、そのまま彼女めがけて
「おらぁ!」
突然の叫び声に振り向くと、優香と同い年くらいの少年がスライムを一刀両断していた。
一刀両断されたスライムはなすすべなく消えた。
「あ、ありがとうございます!」
優香が助けてくれた少年に礼をすると、
「どういたしまして。」
少年は優香に言った。
として当然のことをしたまでだ。」

「勇者!?」
突然目の前の人に「自分は勇者」なんて言われたら、誰でも驚くだろう。勿論、彼女もそうだ。
「ああ。」
彼はさも当然のように答えた。
「確かにかっこいいですもんね!」
「判断基準そこ?」
彼にジト目でそうつっこまれた彼女は「とりあえず」と改めて、
「助けてくれてありがとうございます!私は花森優香です。」
「俺はキルだ。」
「キル…物騒な名前ですね…」
「気にするな。それより、どこからきたんだ?」
「あっ、えっと…」
咄嗟に誤魔化さないとと彼女が考えていると、
「ああ、聞き方が悪かった。どこのから来た?」
「え!?何で」
「異世界から来たと知ってたか、だろ?」
「………」
彼女は咄嗟に異世界から来たとバレた理由を考える。この世界に来てからここまでの行動の中に異世界から来たと思わせるようなことは特に…
「あ!名前!」
「それもあるけど、もっと決定的な理由がある。」
「えっと…もう心当たりはないけど。」
「まあお前は知らないことだけど。」
「何でいきなり『お前』呼び?」
「ごめん、いつもの癖だ。」
「癖で『お前』呼びはまずいと思う。」
突然のお前呼びに気を取られながらも、彼女は再び聞いた。
「私の知らない理由って何?」
「答えは簡単。君がここに来た理由は事故のせいだからだ。」
「事故?」
「ああ、俺の仲間には時空管理人がいるんだけど、そいつの時空管理マシンにエラーが起きて、そのせいで君はここに飛ばされたわけ。」
「つまりその時空管理人のミス?」
「いや、たまに起きる異常値が出たから発生したから、どちらかというと対処がほんの少し遅れたからだな。それに責めることはできねぇ。」
「仲間だから?」
「いや、時空管理マシンは作用が大きい分制御もかなり難しいから、これくらいで済んだのならむしろ運がいい方だ。」
「もし対処がかなり遅れたり運が極端に悪かったら?」
「マシンは暴走して制御不可、時空は内部の無数の世界に未曾有の大災害を起こしながら消滅だ。」
「え!?」
「まあそれぐらい扱いが難しいから、時々小さい異変が起きるのは許容範囲だ。」
「例えば?」
「範囲内の重力が1.2倍になったり、敵が少し多くなったり、あとは濃霧が発生したりとかもある。」
「へぇ、大変そうだね。」
「ああ。」
2人は一通り喋り終えたが…
「何か忘れてるような…」
「まてよ…元々の話なんだ?」
「そうだ、私のいた異世界の話だ!」
「そうだった、すっかり話が逸れたな。」
「とりあえず話を戻して…どうすれば帰れるの?」
「お前の元々いた世界(また『お前』って言ってる…)今はどうしようもない。」
「え?あ…そうなんだ。」
「話聞いてた?」
「ごめん、また『お前』って言ってたからそっちに気が向いちゃって。」
「悪いけどもう無視してくれ。」
「ええ……わかった。」
優香は腑に落ちないが、とりあえず流すことにした。
「すまん。」

「とりあえず話を戻して、お前の世界の座標を今エラーコードから解析中だから、今は無理だな。」
「もし解析できたら…」
「いつでも帰れるぞ。」
「良かった、なら待てば良いのね。」
「ああ……多分な。」
「え、多分?」
「もしお前がから来たのなら話は別だ。」
「あそこってどこ?」
「外の世界だ。」
「外の世界?」
「これを話すには結構重たい話があるけどいいか?」
「………わかった、思い切って聞くよ。」
そう言われてキルは、口を開く。
「なら初手で爆弾発言だけど…俺たちは実際には生きていない。物語の登場人物ただの人形だ。」
そんなとんでもない言葉が、確かに紡がれた。

「………え?」
「まあそうなるよな。俺たちは必死に生きて、自分の意思を持って自力で道を切り開いていると思っていたけど、実際は違う。俺たちは作者によって作られて、キャラと記憶を植え付けられて、予定通りの道を進ませられて、結果、作者の望んだ俺たちの旅路物語が生まれる。……知った時は軽く絶望したよ。俺たちはあくまでも物語を作るための手段道具だということを。」
「…凄い、ですね。」
「何がだ?」
「そんなに精神的ダメージを負って、なおこうやって生き続けていることです。」
「あの時知ったことをきっかけに、俺たちは物語の登場人物作者の操り人形という鎖から解放されたからな。今では普通に暮らしている。でも、やっぱり不安なんだよな………もしそれまでもが、物語の一部予定通りだとしたら。」
「考えたらキリがないけど…やっぱりそういう不安はありますよね。」
「ま、考えてても仕方ないから、俺たちは『作者の鎖から解放された』というの元に生きてる。」
「…頑張ってください。」
「ああ。それで、外の世界というのは」
「この作者から解き放たれた物語の外側…ですよね。」
「ああ、そうなってくるといよいよ手詰まり、何か方法を見つけない限り帰れない。」
「とりあえず今はエラーコードの解析を待ちましょう。」
「だな。とりあえずうちの村に来るか?」
「あの鉄壁のですか?」
「ああ。とりあえず待っとけ。」
そういうと彼は
すると彼の眼前にホログラムが出てくる。
「これって」
「いわゆるメニューだ。今から俺の仲間に連絡をとる。」
そう言いながら操作を終えた彼は、目の前の小さいホログラムに目を向けた。
しばらくすると、『会議室』の文字と画像と声がする。
「キル、誰かいた?」
「感か。いたぞ。」
聞こえた声は女の子の声。
「よかった、魔物にやられてなくて。」
「ただ問題が1つ。」
「それって…」
「ああ、の可能性がある。」
「外の世界って、俺のとこだよな?」
「多分な。」
今度は男の子の声。
「そっか、ハルトは外の世界から来たって決めてたけど、実際は確証はないのね。」
「そそ。」
「とりあえず連れてきてもらえる?」
「そのつもり。」
「同じ外の世界同士なのかもしれないのか…話が弾みそうだな!」
「それじゃそっちに向かう。普通に会議室でいいよな?」
「うん、待ってるね。」
「ここにいる7が待ってるから、早くな!」
「了解。」
そう言って彼は通信を切った。
「今のって仲間?」
「ああ、早速行くぞ。」
「どうやって?」
「シンプルにワープで飛ぶ。」
「シンプル!」
「それじゃ…」
キルがそう言った直後、彼の装備が光の粒子となって消えて、普通の服装になった。
「今のは?」
「『インスタント・イクイップ』、セットした装備を簡単に着脱できる。」
「便利だねー。」
「改めて…今から飛ぶから左手握れ。」
「う、うん。」
優香は少し恥ずかしそうに握る。
「は、早めにね…」
「わかってる。それじゃ…行くぞ!」
その瞬間、景色が切り替わった。
「わっ!?」
「着いたぞ、目の前の建物が会議室だ。」
「ほんとに一瞬だ…」
あたりを見渡すと、コンクリートでできた家や店があった。
「ここだけみたら街みたい…」
「だな。とりあえず、会議室入るか?」
「うん。ちょっとだけドキドキするけど、楽しみ!」
「安心しろ、色々個性があるけど、全員根は優しいから。」
そしてキルが会議室の扉を開けると…
「あ!おかえり、キル!」
「ふむ、どうやらうまくいったようだな。」
「待ってたぜ、隣にいるのが例の子だな?」
「ふぅ…また忙しくなりそうだ。」
「女の子同士、仲良くしようね!」
「ちょっと、皆一旦落ち着こう?」
「いらっしゃい!歓迎するよ!」
「わ!?皆キルの仲間なの?」
「ああ。全員集まったし、まずは」
ぎゅるるるるるーーー
「…自己紹介といきたかったけど、腹減ったし先にご飯食うか。」
直後、彼を含めた全員で笑ったことは、言うまでもない。
そんな中、彼女はわかった。
(これ…忙しいけど楽しいやつだ!)
-完-




あとがき

今回書いてわかったけど、やっぱり物語書くのって難しい。
別で色々書いたこの物語の元の物語の設定をそのまま持ってきたからそこまでだけど、1からとなると気力がもつかどうかわからない…
とりあえず何かしら意見があれば聞いてください!
批判的コメントでもOKです!
ただし、勿論やりすぎないようにしてください。
「流石にこれは…」というコメントをされると、こちらとしてはやりづらいです。
あとサブストーリーを2本くらいできれば載せたいと思っています。
ただし、自分はアイデアが出ない時はとことん出ないので、遅くなってしまっても気長に待ってくれると幸いです。
いっそのこと「出たらラッキー」程度で待ってくれても全然OKです。
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