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2.)小さな世界
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では、僕の仕事を皆さんにお見せしましょう。
最近僕のクラスで『いじめ』と言うものが
でてきたんですよね。
虐められているのは、佐久間 結華(サクマ ユイカ)
小さくて可愛いと、クラスの男子達だけでなく
他のクラスや学年からも人気がある子。
そして、おまけに勉強も出来るとなれば
すごい子ですよね?
虐めているのは白峰 沙耶奈(シラミネ サヤナ)
親が、なんとか会社の、社長らしく
平社員の家の皆は白峰さんが怖くて
何も出来なく、いじめに加担してるって感じですよ。
呆れて物が言えないくらいです。
なんと、佐久間さんのお父さんも白峰さんの会社で
働いているらしく、素直にいじめられている感じです
白峰さんが虐める時の決め台詞は
「あら?抵抗するの?
あなたお父さん、どうなってもいいのかしら?」
ですって。
それがあるからって、教室の中心で虐めなくても
いいと思いますけど。
まぁ、今回の仕事はいじめを無くすこと。
…頑張りますか。
ー翌日ー
沙「佐久間サ~ン、おはよ?今日は何して遊ぶ~?」
結「…。」
沙「なにか喋りなさいよ?
お父さん、どうなってもいいのかしら?」
A「そうよ?喋ろうよ?佐久間サ~ン」
B「なんで黙ってるのよ!沙耶奈様が、
話しかけてるのに!」
結「そ、そうですね…。すみません。」
沙「それでいいのよ」
クラスがざわつきはじめた。
C「また、やってるよ」
D「やれやれー!」
幸「こんな事やって何が楽しいですか?」
沙「は?あんた何?」
幸「こんな、いじめなんてして
白峰さん、あなた、恥ずかしくないんですか?」
A「何いってんの?」
B「沙耶奈様を、侮辱するなっ!」
幸「周りの奴らだってなんで助けないんです?
白峰さんの力が怖いからかですか?」
沙「あんたの親、潰してやる。今すぐに
今すぐ謝るんなら考えてあげてもいいけど?
どうする?」
幸「僕は謝りません。
ましてや、あなたが揖斐れるのは
親があってからこそでしょう?
親の力がないと何も出来ないような
そんな無力のあなたが何してるんです?
この話を、記者に、流せばどうでしょう?
白峰さんの会社、叩かれるんじゃないんですか?」
沙「なっ…!」
幸「僕は、本気ですよ。
情報を流されたくなければ今すぐに
佐久間さんに、謝罪しては?
2人が和解すれば、誰も、話したりしませんよ」
A「沙耶奈様っ」
B「沙耶奈様っ…」
沙「っ…。さ、佐久間さ…ん、
そのっ、今までご、ごめんなさい。
もう、こんな事しないので許してください。」
結「…大丈夫ですよ。
白峰さんを、恨んだりなんてしてませんから
桐ケ崎さん、本当にありがとうございました。」
幸「いえ、佐久間さんが幸せならそれで構いません」
無事、いじめを無くすことに成功し、
その後、2人はとても仲が良い
いい友達となっていた。
どうでしょう?
これが、僕の仕事です。
地味、めんどくさそうと思うでしょう?
でも、それで、1人の人が
幸せになれたら十分だとは思いませんか?
皆さんがどう思うかは、分かりませんが、
少なくとも…
僕は、そう思います。
最近僕のクラスで『いじめ』と言うものが
でてきたんですよね。
虐められているのは、佐久間 結華(サクマ ユイカ)
小さくて可愛いと、クラスの男子達だけでなく
他のクラスや学年からも人気がある子。
そして、おまけに勉強も出来るとなれば
すごい子ですよね?
虐めているのは白峰 沙耶奈(シラミネ サヤナ)
親が、なんとか会社の、社長らしく
平社員の家の皆は白峰さんが怖くて
何も出来なく、いじめに加担してるって感じですよ。
呆れて物が言えないくらいです。
なんと、佐久間さんのお父さんも白峰さんの会社で
働いているらしく、素直にいじめられている感じです
白峰さんが虐める時の決め台詞は
「あら?抵抗するの?
あなたお父さん、どうなってもいいのかしら?」
ですって。
それがあるからって、教室の中心で虐めなくても
いいと思いますけど。
まぁ、今回の仕事はいじめを無くすこと。
…頑張りますか。
ー翌日ー
沙「佐久間サ~ン、おはよ?今日は何して遊ぶ~?」
結「…。」
沙「なにか喋りなさいよ?
お父さん、どうなってもいいのかしら?」
A「そうよ?喋ろうよ?佐久間サ~ン」
B「なんで黙ってるのよ!沙耶奈様が、
話しかけてるのに!」
結「そ、そうですね…。すみません。」
沙「それでいいのよ」
クラスがざわつきはじめた。
C「また、やってるよ」
D「やれやれー!」
幸「こんな事やって何が楽しいですか?」
沙「は?あんた何?」
幸「こんな、いじめなんてして
白峰さん、あなた、恥ずかしくないんですか?」
A「何いってんの?」
B「沙耶奈様を、侮辱するなっ!」
幸「周りの奴らだってなんで助けないんです?
白峰さんの力が怖いからかですか?」
沙「あんたの親、潰してやる。今すぐに
今すぐ謝るんなら考えてあげてもいいけど?
どうする?」
幸「僕は謝りません。
ましてや、あなたが揖斐れるのは
親があってからこそでしょう?
親の力がないと何も出来ないような
そんな無力のあなたが何してるんです?
この話を、記者に、流せばどうでしょう?
白峰さんの会社、叩かれるんじゃないんですか?」
沙「なっ…!」
幸「僕は、本気ですよ。
情報を流されたくなければ今すぐに
佐久間さんに、謝罪しては?
2人が和解すれば、誰も、話したりしませんよ」
A「沙耶奈様っ」
B「沙耶奈様っ…」
沙「っ…。さ、佐久間さ…ん、
そのっ、今までご、ごめんなさい。
もう、こんな事しないので許してください。」
結「…大丈夫ですよ。
白峰さんを、恨んだりなんてしてませんから
桐ケ崎さん、本当にありがとうございました。」
幸「いえ、佐久間さんが幸せならそれで構いません」
無事、いじめを無くすことに成功し、
その後、2人はとても仲が良い
いい友達となっていた。
どうでしょう?
これが、僕の仕事です。
地味、めんどくさそうと思うでしょう?
でも、それで、1人の人が
幸せになれたら十分だとは思いませんか?
皆さんがどう思うかは、分かりませんが、
少なくとも…
僕は、そう思います。
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