王国冒険者の生活(修正版)

雪月透

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いつまでも降り続ける雨は無い。
いつか必ず止むものである。
ソータ少年が居なくなり、王都にまた不穏な影が蠢き始めているが、レッドは一人ではない。
リベルテの家に久々に訪ねてきた人たちが居たのだ。
ソレの下で、薬師として住み込みで学ぶこととなり、リベルテの家を出てたマイとタカヒロである。

「リベルテさん! レッドさん! お久しぶりです~」
マイがリベルテへ両手を広げて飛びつき、抱きつく。
リベルテはそんなマイの頭を優しく撫で、再会を喜んでいた。
もちろん、マイの護衛を頼んでいたタカヒロも一緒に来ており、タカヒロはそんな女性二人を生暖かい目で見ていた。
その一方で、レッドもとても優しい目をリベルテに向けていた。
先日、かなりの心配をかけてしまったリベルテが、とても良い表情になっているからである。
良い時に、二人が来てくれた、と心から思うほどであった。

つい先日まで、レッドは王都を脅かそうとする相手に対して、圧倒的な不利さを感じさせられ、無力さに打ちひしがれていた。
一人で出来ることの限界である。
普通だった人が、ただ相手へと向かっていくだけの人とは言えない状態になってしまうことから、周辺にいる人たちにも、警戒しなければいけないと思わせる。
そんな状態にさせる薬を、キストの聖職者が関わっていると思われるのに、教会を暴くために乗り込むことも、聖職者を捕まえることも出来ない。
自分ひとりでは何も出来ない、変えられないと思い込んでしまっていたのだ。
だが、これまでずっと一緒にやってきたリベルテが、傍に居てくれることに気づいた。
リベルテは信じられる、いや、彼女を信じずして、何が出来るのかと思えたのである。
リベルテが掴んでいた手から感じられた温もりが、レッドが自分自身で縛りこんでいた鎖を解き放ってくれたのだ。

視界が晴れるように、考えが柔軟になっていく。
周囲の人全てを警戒しなければと考えてしまっていたが、人はそこまで弱くも無いことにも思い至る。
冒険者と言う先の見えない職でも、必死に働いている人たちがいる。
この王都のために頑張り続けている人たちがいる。
そして、『神の玩具』と呼ばれる者たちにも、この世界に生きようと、合わせるように頑張っている者たちがいる。
レッドたちがやってきたこと、つながってきたものは、無駄になるものなど無かったのだ。
だからこそ、今、マイたちに会って、少しホッとしているリベルテを見て、今もなお、傍にいてくれるリベルテへ感謝が溢れていた。

リベルテはじっと見られていることに気づいて、レッドに目を向ける。
まだ少し、普段とは違う雰囲気ではあるが、いつものレッドに戻っていると分かり、笑みがこぼれる。
リベルテの間近にいたマイは、リベルテのの笑顔に見惚れたらしく、リベルテを抱きしめていた腕により一層力を込め、リベルテの胸に顔をうずめた。

「ちょ、ちょっと……。マイ、さん……。苦しい、です……」
薬師の仕事もなかなかの肉体労働があるようで、以前より力がついているらしい。
マイの締め付けの力は昔の記憶より強く、リベルテに悲鳴を上げさせる。
それでもまだ腕の力を弱めないマイの後頭部を。タカヒロが軽く叩いて腕を緩めさせた。
「何、馬鹿なことやってるのさ。怪力になってるんだから、加減覚えなさいって」
「だれが馬鹿力よっ! タカヒロ君がいつまでたっても非力なだけじゃない」
叩かれたところを手で抑えながら、舞がタカヒロに食って掛かる。
マイとタカヒロの関係は以前から変わっていないように見え、喧嘩してるわけでもない二人のじゃれあいを見て、そこにもレッドは安心を覚えた。
全てが変わってしまったわけではないのだ。

「来てくれたことは歓迎するが、いったいどうした?」
タカヒロたちが訪ねてくることに拒否することは無いのだが、住み込みと言うこともあって、会う機会が無くなっていたマイが来ていることに疑問があったのだ。
「なんですかぁ? 私が来たらダメなんですかぁ?」
ジトッとした目でレッドをねめつけるマイに、レッドは肩をすくめる。
「歓迎するって言っただろうが……。まったく……、変わらないな」
「変わらないって酷い! こう見えて私、成長してるんですよっ!」
呆れたように言うレッドに、これまたマイは噛み付いてくる。
だが、その顔はとても楽しそうであった。
しばらくの間だったとは言え、ともに行動をし、楽しいことも大変だったことも過ごしてきた仲間なのだから、こういうやりとりを変わらず出来るのが嬉しかったのだ。

「はいはい。二人とも落ち着いて。マイさん、何か飲みながらお話しましょう」
「あ。私、良いの作って持ってきたんですよ」
マイがタカヒロに手で仕草をするよ、タカヒロはようやくとばかりに、背負っていた布袋から蓋がされている瓶を数本取り出す。
「みんなに飲んでもらおうと思って、作ってきたんですよ。ミント水! 少し暑くなって来ましたからね~。飲んだらス~ッてしますよ」
水を運ぶには、携帯用の皮袋か、瓶や甕、樽といったものに詰めるしかない。
皮袋は入れられる量は少ないし、持ち歩くため今のような気温だとすぐ温くなってしまう。
そして、若干、皮を使っているだけに皮の匂いがついてしまうのだ。
酒類であれば気にならないことから、皮袋にはワインを入れて携帯する人が多い。
瓶や甕については、割れものになる。
大きさの種類はあるが、持ち歩くにしても持ちにくいものであり、大きいものになればなるほど、個人で持ち歩けないものになってしまうのだ。

「よく持ってきたな……」
「……ええ、そりゃあもう! 割れないように気を張り続けて……、疲れました」
タカヒロの苦労を偲べば、タカヒロは早くも疲れきっていることを全身で表現する。
だが、そこは変わらないもの。
リビングから、タカヒロを呼ぶ声がかかる。
「タカヒロ君! このままじゃ温いから、早く、早く」
レッドが苦笑しながらタカヒロの背を押してやる。
タカヒロが半分死んだような目をしながら、マイの元へ向かっていく。
それでもレッドには、タカヒロが少し顔が笑っているのがわかった。
変わらない。
温いとも言ってしまいそうな穏やかな雰囲気が心地よく、失いたくないものだと実感させてくれる。
レッドも、この時間をかみ締めるように、ゆっくりとリビングへと向かっていく。

タカヒロは持ってきた瓶を両手で持って、しばらくてからコップに注いでいく。
タカヒロが魔法で冷やしてくれているのだ。
冷やされたミント水は、飲んだ後すっきりとした清涼感が残り、少し暑くなってきているこれからの時期には、とてもありがたいものだった。
「やっぱり、こう冷えていると美味いな」
「ええ、井戸から汲み上げた直後でもなければ、温くなってしまいますからね。……それにしても、これは香りが爽やかですし、飲むとこう……、胸からス~ッとしますね」
レッドたちの感想に、作ってきたマイは得意げな顔になる。

「えへへ~。ちょっとリモの絞り汁も混ぜてますよ。薬とかちょっとした料理に使ったりもしてるんですけど。わざわざ水に入れて飲むって人は、少ないみたいですね」
「薬師の人たちは普通に飲んでたじゃないか。ただ、ちゃんと作ってる数が多くないし、薬師たちが自分たちで消費してるから広まって無いだけだよ」
だがそこに、タカヒロがばっさりと真実を口にする。
マイだけが知っている知識、と言うわけではなかったのだ。
ミントなどの薬草は、薬師たちの庭や城の庭園で管理、栽培されている。
森などで採取の依頼に出されることもあるが、市場にまわるには稀な薬草なのだ。
探せば王都の外でも取れるのだが、そんな労力を払ってまで使うのか、と言われてしまうと、探しに行く人はほとんどいない。
だからこそ、薬師や王家などの一部以外は、ミント水などと言う、薬草を使った飲料水をわざわざ作って飲むことなんて無かったのである。

「何で言うかな~。もう少し良い格好したかったのに。……まぁ、少しずつ増やしてきてはいるんだけど、まだ畑も人手も足りなくて。もっと薬師が増えればいいのにね?」
薬師の数と言うのは、そこまで多くは無い。
薬師になろうとする人が居ないわけではないのだが、覚えなければいけないことが多すぎる職であり、怪我や病気が多いと満足に休むことも出来ない仕事であり、人の生死に関わる重さがあれば、当然、その間口は厳しく狭いものとなる。
そのため、薬師のなり手は少ないのだ。
かく言うマイも、たまたま、弟子を取る余裕のある薬師に会う事が出来、その薬師に対してちょっとした人脈があったからである。
相当に運が良かったと言えるのだ。

「薬師が増えれば、薬師の職に就ける人も増えるし、怪我や病気をしても対応してくれる人が増えるので、おれもそう願うけどな。簡単なことじゃないだろ。……そんで、薬師って年中忙しいはずなんだが、よく来れたよな?」
久々にマイの姿を見られたことは喜ばしいが、忙しい仕事だからこそ、レッドたちに会いに来たことを訝しいと思ってしまうのだ。
「だから、会いに来たって良いじゃないですか!?」
「ええ。いつでも歓迎してますよ。私はマイさんに会えて、すっごく嬉しいですから」
レッドの言い方が気に入らなく、またも不機嫌になるマイであったが、リベルテが声を掛ければ、すぐにリベルテに抱きついた。
「やっぱり、優しいのはリベルテさんだけだ~」
レッドはタカヒロを見るが、タカヒロは苦笑するだけだった。

マイが咳払いをして、身を正す。
「実はですね……。私……。正式に薬師ギルドに登録されました!! まだ独り立ちは出来ませんが、薬師になったんですよ!」
やったぁ、と両手を挙げて興奮を露にするマイに、しばし呆けてしまうレッドとリベルテ。
ややあって、内容が理解できると、リベルテは立ち上がってマイの手を取る。
「おめでとうございます、マイさん。すごいじゃないですか!」
「やったな。まさか本当に薬師になれるとは……」
二人に褒めて欲しくて報告に来たらしい。
だが、実際に褒められてみれば、気恥ずかしいようで、マイはレッドたちに礼を口にしながら、頻りに照れていた。
先に聞かされていたらしいタカヒロは、レッドたち三人の輪には加わらず、一歩離れて微笑ましげに見ていた。
輪に入る気恥ずかしさがあったためであるが、若干、疲れていたことも理由だった。
マイに持たされたミント水は中々に重く、疲れている中で、あの輪に入って付き合う元気は無かったのである。

空気を読んでいるように見えるが、タカヒロはあえて空気なんて読まない派であった。
「レッドさん、一人居なく無いですか? あの小さい人、どこか出かけてるんですか?」
一度、ギルドで顔を合わせており、レッドたちのことだから、この家で様子を見ているのだろうと考えていたタカヒロが、全く姿が見えないソータ少年に気づいたのである。
こんな騒がしくすれば、家に居れば姿を見せるはず何に、と気になったのだ。

タカヒロの言葉に、一転して暗い雰囲気を纏ってしまうレッドとリベルテ。
レッドもリベルテに聞かされて、ソータ少年が自らの意思で二人の前から姿を消したと言うことに落ち込んでいたのだ。
もっと気にかけてやれば良かったと言う思いと、警戒しておくべき『神の玩具』を見失ったと言う思いがあったからである。
つい今までレッドとリベルテに褒めてもらっていたマイが、急に変わってしまった雰囲気に気づき、タカヒロを睨んでしまう。
タカヒロが余計なことを言ったのが原因と気づいたからであり、余計なことをして! という怒りがはっきりと分かるものだった。
睨まれたタカヒロは、レッドたちの様子もあって、気まずさに小さくなっていた。

レッドは椅子に座ってミント水を一口飲んだ後、真剣そうな雰囲気に変わって、マイたちに向き直る。
「折角の良い話だったのにすまない。聞いて欲しいことがある。今、王都で起きてることだ……」
さすがに、真面目な話だと理解したマイとタカヒロも身を正して、椅子に座る。
「まず、また王都に魔の薬と思われる事件が起きはじめている。その薬を飲んだ人は、人ではなくなってしまうんだ」
「それは……、どう言うことですか?」
漠然としたレッドの言葉に、薬師として気になったのかマイが質問を挟んでくる。

「なんと言うか……。モンスターに近くなる、と言っていいのかもしれない。見た目がそうなるわけじゃない。限界を超えた力を発揮して、ただ相手の命を奪うことだけを考える生き物になる……。そんな感じだな」
レッドの目がとても痛ましいものを見たような目をし、タカヒロは実際に遭遇もしたのだろうことを察する。
「そして、その薬を広めているのが、おそらく頬に縦傷のある男だ……。今、キスト聖国の聖職者として王都にいる」
薬師にとって、聖職者は人を癒すと言うところで競合する商売敵になるが、怪我や病気を癒せると言う力には尊敬している職でもある。
それなのに、人を癒すどころか、戦う生物兵器にさせる手段を持っていて、広めようとしていると言う話に、マイは言葉を失くしてしまう。

「……それ、その聖職者をどうにかすれば終わる話じゃないんですか? 聖国に苦情を入れてみるとかで、解決しないですかね?」
タカヒロもダメなことをわかっているのだが、口にしてみる。
当然、レッドは首を横に振った。
「言ったところで無駄だな。そもそも他の国から何か言われたので、止めるなんて国はない。相手の言いなりになるってことだからな。それに、まだ証拠があるわけじゃない。そんな理由で、聖国まで苦情を言いに行っても、何にもならないだろうな。言うことを聞かせたかったら、聖国に攻め込んで力で持って言うことを聞かせるしかないだろうな」
タカヒロもわかっていたことだけに、レッドの言葉に頷き返す。

「それに……、あの国は常備兵が少ないが、犠牲は出しながらも帝国兵を撃退する力を持ってるんだ。それをなしえたのが、あの薬によるものだと考えたら、理解できるだろ? 怪我をしようが、死なない限り相手に立ち向かうんだ。兵士じゃなくても脅威を覚えるもんだ。それに、聖国は傷を癒す力を持っている。死にさえしなければ、怪我を治せる。薬の影響も治せるのかも知れんな。聖国にしたら、これ以上無い薬だろう」
人が人では無くなってしまって、もう癒せないのならば、自国が滅びそうな時でもなければ使おうとしないだろう。
ただ敵に向かっていくだけの、モンスターのようなままとなれば、敵を撃退出来たとしても、その国は労力を大きく失うだけでしかなく、その後、国を立て直す力も守る力もなくなってしまうだけになるのだ。
しかし、聖国には人を癒す魔法の存在がある。
その力で、傷も、薬の影響も治せるのだとすれば、聖国だけが使える強化薬と言えてしまうものになる。
だが、人を人と思わない者でなければ、やろうとなど考えられないものである。
マイは口元に手を当て、悲痛な顔になっているし、タカヒロも気味の悪いものを見たような顔になっていた。

「……それはまた、面倒なものですね。王都で暴れさせれば、オルグラントが疲弊していくだけ。おかしくなった人を助けたければ、聖職者に縋らないといけない、ですか……。性質悪っ!」
タカヒロが吐き捨てて、椅子の背もたれに寄りかかるように身をそらす。
「それから……。タカヒロが言ったソータだが……、出て行った。自分で道を選んだようだ。だが、今の王都の状況を考えれば、アイツがどんな道を選んだのか、正直、怖いところがある」
タカヒロが額に手を当てる。
この世界に合わせて生きる、と言うのは簡単ではない。
前の生活を意識から捨てる必要があるからである。
前の生活を思ってしまうと、この世界は圧倒的に不便なのである。
その不便を何とかしたいと考えてしまうと、前の世界にあった物を作り出そうとすることになり、この世界にあわせて生きるのではなく、この世界を合わせて生きていくことになってしまうのだ。
それは、この世界に馴染む気が無い、と言ってるのと同じである。
そうなると、前の世界と比べない。この世界にある物を、そのまま受け止めることが必要となり、前の世界の記憶を忘れていくようにしていく必要がでてくるのだ。

しかし、『神の玩具』には、この世界の人が持ち得ない力を持たされている。
大きな力を持っているために、前の世界で抑圧されていた思いを解放しようとしてしまいやすいのだ。
自由に生きたい、と周囲の人たちをその力でねじ伏せながら生きていく。
人によっては、その力で持って前の世界に戻ろうと努力する人もいるかもしれない。
タカヒロもその考えはわかるし、共感できるところもあった。
それでも、タカヒロにはマイと言う同じ境遇の人が側にいて、この世界で生きようとしている人だったから、この世界に合わせて生きていこうと思えているのだ。
レッドたちとも出会わなければ、この世界のことをちゃんと分からないままであり、この世界に合わせるということにもっと難儀していたかもしれなかった。
だというのに、ソータ少年はレッドたちの傍から離れて行ってしまったと言う。
同じ『神の玩具』であるタカヒロには、ソータ少年が間違い無く危険な存在になってしまうのだろうことが、予想出来てしまった。
気まずさを飲み込むようにコップに手を伸ばしたが、口に含んだミント水はだいぶ温くなってしまっていた。

「とりあえず、師匠には伝えてみます。どういう薬かわからないし、その薬自体も手に入らないでしょうけど……。薬師として何か出来ることがあるかもしれませんから」
マイは努めて明るく、そして前向きに口にする。
「……ふぅ~。それじゃあ、僕も周囲に注意するように話してみますよ」
「タカヒロ君自身も頑張ってよね! ……それから、気をつけて」
他人任せな言葉のタカヒロに、マイは叱咤するけれど、ちゃんとタカヒロ自身の心配もする。
自分ひとりではない、と言うことを実感するレッドの顔には、力強さが戻ってきていた。
「私たちも、頑張りましょう」
リベルテのレッドを見る目には、レッドへの信頼に溢れていた。
「ああ!」
王都を照らす陽射しは、強さを増してきていた。
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