魔法少女たちはひとつの石を探しに

Rina nonaka

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ひよりの御守り一Episode:倉田ひより

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高神家のティーナとシュールの部屋。
ピピピッと鳴る目覚まし時計。

ティーナ「ふぁ・・・」

シュール「おはよう」

ティーナ「シュール、おはようっ」

リタ「ふぁ~あ・・・」

ティーナ「リタちゃんもおはようっ」

リタ「あぁ、おはようっ」

シュール「顔洗いに行こ」

ティーナ「うんっ」

一一一

高神家のリビング。

ティーナ「おはようございま~すっ」

シュール「おはようございます」

リタ「おはよう~」

高神麻衣たかがみまい「あら、おはよう。朝ごはん、今用意するわね」

ティーナ「はい、ありがとうございますっ」

高神麻衣「今日の朝ごはんは、そぼろ丼よ。忙しい時とか、人数いる時は、そぼろ丼に限るのよね」

ティーナ「わぁっ、美味しそうっ」

シュール「美味しそう」

リタ「卵とひき肉、見事な黄色と茶色だな」

高神ひかり「お母さんのそぼろ丼美味しいよ」

ティーナ「見る限りでも美味しそうですっ」

シュール「いただきます」

リタ「いっただきま~す!」



高神ひかり「そういえば、ティーナ、シュール」

ティーナ「はい、なんですか?」

高神ひかり「学校はどう?」

ティーナ「はい、クラスメイトの子達と話出来て、なんとかやれそうですっ」

シュール「ユニークなクラスメイトだよ」

リタ「ユニークなのかっ?」

シュール「うん」

高神ひかり「それはよかった。なにかあったら相談してねっ」

ティーナ「はいっ、ありがとうございますっ」

リタ「今日も学校に行ってこーい」

一一一

小学校。

ティーナ「おはようっ」

シュール「おはよう」

坂口杏珠さかぐちあんじゅ「千穂ちん~、宿題見せて~」

藤咲千穂ふじさきちほ「だーめ、自分でやるの」

坂口杏珠「ぶ~!」

ティーナ「どうしたの?」

鴻巣理乃こうのすりの「杏珠が、千穂に宿題ねだってるの。いつもだよ」

ティーナ「え?」

シュール「いつもなんだ」

ティーナ「ティーナでよかったら見せようか?」

坂口杏珠「えっ、いいの?マジありがたいっ」

シュール「ティーナの汚い字読めるかな?」

ティーナ「むぅ、ティーナ字汚くないもん」

シュール「嘘だよ」

ティーナ「むぅ~」

坂口杏珠「そだ!せっかくだから宿題写し大会やろ。ひより~」

倉田くらたひより「ぐ~」

坂口杏珠「おい、ひより!起きてるでしょ!起きろ!」

倉田ひより「ぐ~」

坂口杏珠「ひより~、起きろ~!」

倉田ひより「なに?ボクは眠いんだけど?」

坂口杏珠「宿題写し大会やろ」

倉田ひより「やだ。ボク宿題できてるもん」

坂口杏珠「答え合わせと思って」

倉田ひより「めんどくさい」

坂口杏珠「なんだよ~。いいよ、ひとりで宿題写すっ!」

倉田ひより「はいはい」

ティーナ「えっと、なんで宿題忘れちゃうの?」

坂口杏珠「え?だって、学校帰って夕方まで遊ぶじゃん?夕方まで遊んだら帰って夕飯食べるじゃん?テレビ見るじゃん?お風呂入るじゃん?寝るじゃん?時間ない!」

藤咲千穂「テレビ見る時間とか宿題出来るでしょっ!」

坂口杏珠「テレビは大事だよっ」

倉田ひより「どうせ、寝る前も漫画読んでるんでしょ?」

坂口杏珠「あったり~」

藤咲千穂「寝る前の漫画の時間に宿題して」

鴻巣理乃「杏珠、早く宿題写さないと先生来ちゃうよ」

坂口杏珠「あっ、やっべ、急げ急げ~」

倉田ひより「まったく、寝よ」

ティーナ「ひよりちゃんって、いつも眠いの?」

倉田ひより「え?あ~、うん。眠いね」

ティーナ「夜遅くまで起きてるの?」

倉田ひより「9時には寝てるよ」

ティーナ「じゃあ、朝弱いの?」

倉田ひより「う~ん。かもね。ねーねー、ふたりはさ、ガリガリ君好き?」

ティーナ「ガリガリ君?」

シュール「こっちの食べ物はまだそんなに知らない」

倉田ひより「えっ、ガリガリ君知らないの?美味しいよっ!ソーダ味なんておすすめ!」

ティーナ「そうなの?」

シュール「ガリガリ君、ソーダ味ね」

倉田はるか「ちょっと待って!」

ティーナ「え?」

シュール「え?」

倉田はるか「ガリガリ君といえば、コーラ!ひより!コーラを勧めて!」

倉田ひより「や~だ!ボク、ソーダ派だもん!ボクの好きなほう勧めてもいいじゃん!」

倉田はるか「それはそうだけど。でも、コーラだって、捨てがたいはずだよ!」

倉田ひより「え~」

坂口杏珠「よし、宿題写し終わった。そして、こら~、ガリガリ君の味でケンカするな双子~!」

ティーナ「え?ひよりちゃんとはるか君って双子なの?」

坂口杏珠「うん、双子だよ」

シュール「名字同じだと思った」

倉田ひより「ガリガリ君はソーダ!」

倉田はるか「ガリガリ君はコーラ!」

坂口杏珠「どっちでもいいから」

倉田ひより「ねぇ、はるか。一応、女の子の会話なんだから、くち挟むのやめてね」

倉田はるか「む・・・それはそうだけど」

倉田ひよりがティーナとシュールのそばにくる。

倉田ひより「ねぇねぇ、放課後、ガリガリ君食べようよっ」

藤咲千穂「ひより!放課後って買い食いじゃないよね?ちゃんと帰ってから遊んで!」

倉田ひより「はいはい~、千穂は真面目だなぁ。わかってるよ」

ティーナ「えっと、えっと」

倉田ひより「今日、学校終わったら平気?」

ティーナ「うん、ティーナ達は平気だよ」

シュール「うん、とくに予定ない」

倉田ひより「よし、決まり!ガリガリ君食べよっ」

坂口杏珠「なになに?放課後遊ぶの?杏珠も遊ぶ~」

ティーナ「シュール、これって、放課後友達と遊ぶってやつかな?」

シュール「そうかも」

一一一

放課後、校門前。

坂口杏珠「あ、ティーナちゃん、シュールちゃん~」

倉田ひより「あ、来た来た」

ティーナ「わっ、ふたりとももういる」

シュール「早いね」

倉田ひより「ボクらも今来たとこだよ」

坂口杏珠「じゃあまず、そこのコンビニね~」

一一一

コンビニ。
ウィーンと自動ドアが開く。

ティーナ「わっ、凄い!勝手にドアが開いたっ」

倉田ひより「ふたりとも自動ドア見たことないの?」

ティーナ「ティーナ達のいたとこにはないから」

倉田ひより「ふーん」

シュール「どうなってるの?これ」

坂口杏珠「シュールちゃん、そうマジマジ見てたら他のお客に迷惑だからっ」

倉田ひよりがアイスコーナーに向かう。

倉田ひより「わーい!ガリガリ君いっぱいある~」

坂口杏珠「それじゃあ、4本ね」

ティーナ「あ、お金っ」

シュール「自分らのは自分達で出すよ」

倉田ひより「じゃあ、学校のブランコに座って食べよう」

一一一

小学校内のブランコ。

倉田ひより「わーい、ブランコ空いてる~」

坂口杏珠「ブランコって座って食べれるからいいよね~」

ティーナ「ティーナ、ブランコで何か食べるの初めて」

シュール「ブランコを椅子にするんだ」

みんなでガリガリ君の封を切る。

「「いただきますっ」」



倉田ひより「どう?美味しい?」

ティーナ「うん、美味しいっ」

シュール「美味しい」

倉田ひより「良かった~。やっぱりソーダだよねっ」

坂口杏珠「あたしはどっちでもいい」

倉田ひよりがサッカーをしてる男の子達を見てる。倉田はるかと里村拓さとむらたく桜井紫音さくらいしおんまゆずみるいがサッカーをしている。

倉田ひより「・・・」

坂口杏珠「どうした?ひより」

倉田ひより「はるかってさ、男の子なんだなって」

坂口杏珠「え?」

倉田ひより「双子なのに、体力も筋力も違ってきてさ」

坂口杏珠「あ~、はるかなら大丈夫でしょ」

一一一

坂口杏珠「時は経つのは早く、もう5時です」

倉田ひより「なに時報してるの?」

坂口杏珠「ふたりとも門限5時?」

ティーナ「門限?でも、あまり遅くなるとダメだから」

シュール「うん」

坂口杏珠「もっと遊びたいけど、もう5時」

倉田ひより「じゃあ、帰ろうか」

ティーナ「ひよりちゃんは、はるか君待ってるの?」

倉田ひより「え?あ~、はるかは里村達いるから、ボクは先に帰るよ」

ティーナ「そっか」

坂口杏珠「それじゃあ、また明日ね」

ティーナ「うん、また明日」

シュール「また明日」

ティーナ「シュール、リタちゃんにガリガリ君買って帰ろっ」

シュール「うん」

一一一

高神家。
リタがティーナとシュールのお土産のガリガリ君ソーダを食べている。

ティーナ「リタちゃん、美味しい?」

リタ「うん!美味しいっ」

ティーナ「良かった~」

リタ「うん、うまいうまいっ」

シュール「ねぇ」

高神湊たかがみそう「なに?」

シュール「ガリガリ君のソーダとコーラって、バトルしてるの?」

高神湊「え?どうなんだろ」

高神ひかり「どっちでも~って感じだけど」

シュール「そうか」

マルク「そういえば、小柴について、ティーナとシュールに話しておいたほうがいいかな?」

ユン「え?そうね。そのほうがいいなら」

ティーナ「え?」

ユウ「ぴゅーちゃん説明するの?」

シュール「ぴゅーちゃん?」

リラ「でも、直接見たほうがいいかもしれないよ」

マルク「そうだよな」

リキナ「オレンジの石の精霊とかいう生き物がいた!なんて、話してもわからないもんな」

ティーナ「オレンジの石の精霊?」

シュール「そんなのいるの?」

リタ「なんだそれ」

ユン「明日、話つけてあげるわよ。それでいい?」

マルク「あぁ、わかった」

ティーナ「よくわかりませんが、わかりましたっ」

シュール「中学校のほうでなにがあったんだろう」

リタ「ガリガリ君美味かった~」

一一一

次の日。

ティーナ「おはよう~」

シュール「おはよう」

坂口杏珠「おはよう!昨日はありがとね~」

ティーナ「うん!ティーナ達も楽しかった」

シュール「ガリガリ君も美味しかった」

石橋さくら「いいなぁ~、さくらも遊びた~い」

ティーナ「じゃあ、次遊ぼう」

石橋さくら「うん~」

鴻巣理乃「みんなが予定合うといいんだけど」

藤咲千穂「私、塾ある日あったりするから」

羽鳥めぐみ「そうだよね~」

浅黄みう「みうも遊びたーい!ねっ、茉緒っ」

相田茉緒「え?私は別に」

ティーナ「あ、ひよりちゃん。おはよう」

倉田ひより「おはよう」

ティーナ「あれ?ひよりちゃん」

倉田ひより「ん?なに?」

ティーナ「そのランドセルにつけてる御守りかわいいね」

倉田ひより「あ、これ?倉田神社で売ってる御守りだよ」

シュール「倉田?」

坂口杏珠「ひよりと、はるかのおうちだよ」

鴻巣理乃「ふたりのおうち神社なんだよねっ」

倉田ひより「ばらさんでいい」

シュール「名字が神社名と同じ思った」

ティーナ「神社がおうちなんだぁ~。その御守りかわいいから、つい見ちゃった」

倉田ひより「絶賛販売中だよっ」

坂口杏珠「こら、ひより。商売するな~」

シュール「でも随分年季入ってない?新しいのに変えないの?」

倉田ひより「あ、それは」

坂口杏珠「あ、それね。あたしも前にひよりに新しいのにしないの?って言ったことある。大事な御守りだからダメなんだって」

倉田ひより「杏珠に言うんじゃなかった」

坂口杏珠「なんで!!」

ティーナ「大事なの?」

倉田ひより「うん。でも、本人覚えてるかな」

ティーナ「え?」

倉田ひより「この御守りは、はるかがくれたものだから」

坂口杏珠「え?はるかが?」

倉田ひより「3年前の6歳の頃ね、お母さんにふたりお揃いの御守り買ってもらって、ボク、その御守りを無くしちゃって泣いてたら、はるかが自分のくれたんだよ」

ティーナ「そうなんだ、はるか君優しいね」

シュール「ひよりの大事な御守りなんだ」

倉田ひより「うん」

坂口杏珠「そうだったんだ~、はるかいいとこあるじゃ~ん」

倉田ひより「でも、覚えてないだろうな。ずっとランドセルにつけてるけど、気にしないし。別にいいんだけどね」

ティーナ「なんで決めつけるの?」

倉田ひより「え?」

ティーナ「わかんないよ?言わないだけかも。今度聞いてみたら?」

倉田ひより「え」

坂口杏珠「ティーナちゃんって、以外と強引だね」

シュール「強引っていうか、なんというか」

倉田ひより「なんか今「覚えてる?」なんて聞くのやだな」

ティーナ「じゃあ、今聞いてみよう!はるかく~むぐっ」

倉田ひより「わーっ!別にいいよっ」

倉田はるか「なに?」

倉田ひより「なんでもないよ」

倉田はるか「そう?わかった」

倉田ひより「ふぅ・・・」

ティーナ「むぐっ、むぐぐっ」

坂口杏珠「ティーナちゃんが苦しそうだよ」

倉田ひより「あ、ごめん」

ティーナ「はーっ、びっくりした」

シュール「ティーナ、おせっかいしちゃダメだよ」

ティーナ「うぅ~、だって~」

キーンコーンカーンコーン

ティーナ「あ、チャイム」

シュール「席につこう」

一一一

放課後、倉田神社、倉田家。

倉田ひより「ただいま~」

倉田はるか「おかえり」

倉田ひより「はるかも今帰宅じゃん」

倉田はるか「なんとなくだよ」

倉田ひよりがランドセルを下ろす。

倉田ひより「あれ?」

倉田はるか「どうしたの?」

倉田ひより「御守り、取れてる」

倉田はるか「え?あのずっとつけてるやつ?」

倉田ひより「探さなきゃ!」

倉田はるか「きっと、役目を終えて自然と取れたんじゃない?そろそろ新しいのにしたら?」

倉田ひより「あれじゃなきゃダメなの!」

倉田ひよりが玄関を飛び出す。

倉田はるか「ひよりっ!」

玄関を飛び出した倉田ひより。

倉田ひより「通学路戻ってみよう」

通学路を戻って必死に御守りを探す倉田ひより。

ティーナ「あれ?ひよりちゃん?」

シュール「ほんとだ」

ティーナ「ひよりちゃ~ん!」

倉田ひより「あ、ティーナちゃんとシュールちゃん」

シュール「どうしたの?」

倉田ひより「ちょっと探し物」

ティーナ「なに探してるの?」

倉田ひより「御守り落としちゃって」

ティーナ「えぇっ!あの大事な御守り?」

倉田ひより「うん」

ティーナ「ティーナ達も手伝ってあげる」

シュール「落としたあてはあるの?」

倉田ひより「一応、通学路辿たどってるけど」

ティーナ「見つからないんだね」

「ワンッ」

散歩中の犬が通る。

ティーナ「犬?あっ、そうだっ!ひよりちゃん!ちょっと待ってて」

倉田ひより「え?なに?」

シュール「ティーナ?」

ティーナ「じゃじゃーん!ここに、書いたものを召喚できる魔法の本がありまーす!」

シュール「え?なんで今それ?」

倉田ひより「え?」

ティーナ「魔法の本にワンちゃん書きます!書き書き~」

ティーナが魔法の本に犬を書く。

ティーナ「ポップマジカル!」

ポンッ

「ワンッ」

倉田ひより「わっ、なんか犬出てきた!」

シュール「なんで犬?」

ティーナ「ほら、犬って、嗅覚凄いから、においでわかるっていうから!召喚したワンちゃん!ひよりちゃんのにおいで御守りを探してっ」

「ワンッ」

倉田ひよりをティーナの召喚で出した犬がにおい嗅いでる。

「ワンッ」

ティーナの召喚で出した犬が走り出す。

ティーナ「こっちだって~」

倉田ひより「シュールちゃん、ティーナちゃんはなにやったの?魔法の本って?」

シュール「えっとねぇ」

少し走り、小学校近くに来た時。

「ワンッワンッワンッ」

ティーナの召喚で出した犬が1箇所に止まって吠えてる。

ティーナ「あったの?」

「ワンッ」

ティーナ「あ、御守りっ!ひよりちゃ~ん!御守りあったよ」

倉田ひより「えっ」

ティーナ「ほらっ」

「ワンッ」

倉田ひより「あ、よかったぁ。ありがとう、ティーナちゃん」

ティーナ「えへへっ」

ティーナが魔法の本の犬のページをペンの羽根部分で消す。

ティーナ「ワンちゃんもありがとうね」

「ワンッ」

ポンッと召喚で出した犬が消える。

倉田ひより「ところで、さっきなにが起きたの?」

ティーナ「ティーナ達、魔法使えるから。今のは召喚だよっ」

倉田ひより「えっ?」

シュール「なんか正体ばらし始まった」

倉田ひより「ティーナちゃん達は、魔法使いなの?」

ティーナ「うんっ」

倉田ひより「そっか~魔法使いかぁ・・・秘密にしたほうがいいよね」

ティーナ「別に隠すことのほどじゃないよ。ねっ、シュール」

シュール「え?」

倉田ひより「いや、なんか秘密にしなきゃ感が」

たたたっ

倉田はるか「ひより~!」

倉田ひより「はるかっ!」

倉田はるか「御守り見つかった?見つからないなら、また買えば・・・」

倉田ひより「見つかったよっ!ほらっ」

倉田はるか「よかったね。でも、その御守りは新しくしたほうがいいよ」

倉田ひより「いいの!これは、はるかがくれたんだよっ!忘れたの?」

倉田はるか「えっ?」

倉田ひより「3年前の6歳の時、お母さんがお揃いで買ってくれたけど、ボクは無くしちゃって、はるかが自分のくれたじゃん!ボク、この御守りじゃないとやだ」

倉田はるか「ひより、そんなに大事にしてるの?」

倉田ひより「悪い?」

倉田はるか「うぅん。ひよりは、物を大事にする良い子だね」

倉田ひより「む。なんか、はるかのほうが上みたい」

倉田はるか「僕のほうがお兄さんだもん」

倉田ひより「え~っ!確かにボクが妹だけど、ボクがはるかのお姉さん!」

倉田はるか「ひよりにお姉さん務まるの?」

倉田ひより「務まるよ!昨日の夕食、はるかの嫌いなピーマン食べてあげたじゃん!ピーマン食べれるほうが上」

倉田はるか「わかったよ、ひよりが上ね」

倉田ひより「うんうん」

ティーナ「ふたりとも仲良しだねっ」

シュール「うん」

倉田はるか「ここで、機嫌取っとかないと、あとで拗ねるからさ」

ティーナ「そうなの?」

倉田ひより「はるか~、帰るよ~」

倉田はるか「うん。じゃあ、また明日ね」

ティーナ「うん、またね」

シュール「はるかはひよりをよく見てるね」

ティーナ「うん」

シュール「ボクらも帰ろ」

ティーナ「うんっ」






























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