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17章
大人みたいな
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「ひぁあっ!?」
飛び跳ね体を離すとシーツがオレの体に引っ張られて海瑠の体があらわになる。
ベッドに腕で上半身を起こすように寝ころぶギリシャ彫刻のような見事な体にそそりたつ凶悪なものに目を奪われる。
反り返った角度がすごくって、うす暗い中でもわかるサイズの大きさにお腹の奥の方がズクンと蠢く。
シーツで体を隠したオレがゴクンと唾を飲み込む音が部屋に響く。
「そんな見ないでよ…俺も恥ずかしいよ」
ハッとしてあわててシーツを海瑠の体にもかける。
(なんだ…なんなんだ。オレと同い年だろ?)
シーツの中で自分の体を抱きしめ丸くなる。
(あんなの…あんな大人みたいな…)
「しょーちゃん」
静かな声にビクンッってなっちゃった。返事もできずに固まっていると背中に腕が回され抱き寄せられる。
ピッタリと重なる体。背中に回された腕に手を添わし見上げると心配そうに見下ろす瞳とぶつかった。
「怖くなっちゃった…?」
実際のところそうだった。あんなサイズを受け入れられる気がしなかった。
ギュッと抱きしめ髪をかき上げる手が優しく撫でてくれる。
「いいよ、しなくても。こうして一緒に寝よう。それだけで俺は幸せだから」
サラサラとなでられる髪が気持ちよくて、背中に添えられた手が熱くって。
太ももに当たってる物はもっと熱くて固くて…
オレのと同じようにそこは涙を流してた。
そろりと手を下ろしていき熱いソレに触れてみた。
ピクンって動いて逃げるそこをつかまえてみる。
スベスベしてて手触りがよいソレはところどころゴツゴツしててオレのとは全然違った。
「しょーちゃ…」
切羽詰まったような海瑠の声に煽られるように手の中のソレの感触を確かめニギニギする。
オレの自慰を手伝ってくれたのに海瑠のも手伝いたいと言ってもやらせてくれなかった。
(やっと見れた)
中学に入ったころからコイツは一緒にお風呂に入るときタオルで股間を隠すようになり決して見せてくれなくなった。
想像してたのとまったく違って生々しいそれはしっかりと雄の形をしていて正直オレは怖いと思った。
けどこうして触れてみるとだんだんと可愛く思えてくる。
オレが幹をさすると腰がビクンと動き、おそるおそる先端を撫でると『あぅ…』って声が聞こえてくる。
両手で握ってみた。チンアナゴなんて比べ物にならない太さのそれは熱くて心臓のようにドクンドクンしててちょっぴり厭らしい匂いがして…
「…しょーちゃんっ!!?」
気づくとオレはそれを咥えていた。
飛び跳ね体を離すとシーツがオレの体に引っ張られて海瑠の体があらわになる。
ベッドに腕で上半身を起こすように寝ころぶギリシャ彫刻のような見事な体にそそりたつ凶悪なものに目を奪われる。
反り返った角度がすごくって、うす暗い中でもわかるサイズの大きさにお腹の奥の方がズクンと蠢く。
シーツで体を隠したオレがゴクンと唾を飲み込む音が部屋に響く。
「そんな見ないでよ…俺も恥ずかしいよ」
ハッとしてあわててシーツを海瑠の体にもかける。
(なんだ…なんなんだ。オレと同い年だろ?)
シーツの中で自分の体を抱きしめ丸くなる。
(あんなの…あんな大人みたいな…)
「しょーちゃん」
静かな声にビクンッってなっちゃった。返事もできずに固まっていると背中に腕が回され抱き寄せられる。
ピッタリと重なる体。背中に回された腕に手を添わし見上げると心配そうに見下ろす瞳とぶつかった。
「怖くなっちゃった…?」
実際のところそうだった。あんなサイズを受け入れられる気がしなかった。
ギュッと抱きしめ髪をかき上げる手が優しく撫でてくれる。
「いいよ、しなくても。こうして一緒に寝よう。それだけで俺は幸せだから」
サラサラとなでられる髪が気持ちよくて、背中に添えられた手が熱くって。
太ももに当たってる物はもっと熱くて固くて…
オレのと同じようにそこは涙を流してた。
そろりと手を下ろしていき熱いソレに触れてみた。
ピクンって動いて逃げるそこをつかまえてみる。
スベスベしてて手触りがよいソレはところどころゴツゴツしててオレのとは全然違った。
「しょーちゃ…」
切羽詰まったような海瑠の声に煽られるように手の中のソレの感触を確かめニギニギする。
オレの自慰を手伝ってくれたのに海瑠のも手伝いたいと言ってもやらせてくれなかった。
(やっと見れた)
中学に入ったころからコイツは一緒にお風呂に入るときタオルで股間を隠すようになり決して見せてくれなくなった。
想像してたのとまったく違って生々しいそれはしっかりと雄の形をしていて正直オレは怖いと思った。
けどこうして触れてみるとだんだんと可愛く思えてくる。
オレが幹をさすると腰がビクンと動き、おそるおそる先端を撫でると『あぅ…』って声が聞こえてくる。
両手で握ってみた。チンアナゴなんて比べ物にならない太さのそれは熱くて心臓のようにドクンドクンしててちょっぴり厭らしい匂いがして…
「…しょーちゃんっ!!?」
気づくとオレはそれを咥えていた。
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