破壊の使者を怒らせると怖いんだ‼

こた

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1章 悲しむ少女は崩壊を生む

3話 旅の先には、瞬殺が待っている

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「すみません。どの経路で向かうか、決めましょう?」
「…敬語はやめにしよう。これから同じ屋根の下なのに、敬語なんて使ってられないよ。」

…私は、まだシュバルツを信用していない。復讐を手伝ってもらうことにはなったけど、
暗殺のために送り出された、死角じゃにないのかと。確かめるためには、もっと付け入らないと。
「わかったわ。じゃあ、王都にどう向かう?」

「…。物資運搬ルートは商人や一般人が多すぎるし、一般国道ルートだと検問があるし…。
よし、じゃあリエリクス山脈ルートでいくか。この山は険しすぎて、登山する人が少ない。どうだ?」
「わかりました。そのためにも、市場に行って物資を調達しましょう。」

私たちが向かう、デルタ市場は物流がちゃんと通っていると聞く。作物や、海の幸も
たくさん買えるといいな。話しながら歩いていると、すぐにデルタ市場に着いた。
「わぁ‼市場ってこんなところなのか!いつも召使が買い物に行くから、初めて来た!」
「そうだな。こんなに鮮やかな市場は初めてだ。」

目に、入ってきたものすべてが輝かしく思える。こんな、楽しい気持ちは初めてだ。
いつも魔法でも、他の生活も我慢がいっぱいだった。
「でさ、いくつ硬貨持ってるんだっ…け?…何してるの?」
私の眼には、信じがたい光景が写しだされていた…

「え?何って…買い食いしてるんだよ?」
「いくら使ったの?もちろん残ってるんだよね?買ったやつは既に食べてるけど…」
シュバルツは、お金を入れていた革袋を逆さまにして見せた。
チャリン。落ちて音が鳴った。それを見たら、食べ物を何も買えない銅貨一枚だけだった。
「どういうこと…?私のスイーツたちは…?」
「ああ、ごめんごめん。道に硬貨ぐらい落ちているでしょ。」

何だコイツ。プツリ。糸が切れる音がした。次に意識が復活したときには…
シュバルツの頬が腫れて、倒れていた
「このヤロー‼」
『…ヤバ』

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