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第170話 ベッドの策(少しH描写あり)
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「きれいだ」
激しく一戦を終えたカルトメリがアラーナの裸体を見てつぶやく。
これまで同じことを何度言っただろうか。カルトメリ自身も覚えていない。
【素敵です】
アラーナもカルトメリの胸板に指を滑らせる。
こちらも何度書いたのか数えきれなかった。
カルトメリがアラーナの乳房に顔を埋めると、アラーナが頭を優しく撫でる。
その上でカルトメリの背中に指を滑らせる。
【怖い?】
心境を当てられたカルトメリが顔を埋めたままうなずいた。
アラーナがカルトメリの頭を抱きしめる。
しばらくそのままでいたカルトメリだったが、顔を少し上げてアラーナと目を合わせる。
「普通に勝ちを目指すのであれば良かったのだがな」
オルギュールと似たような言葉がカルトメリの口から漏れる。
【カールならできます】
アラーナもパルマと同じように励ました。
「攻めるのは良い」
カルトメリが自問自答するように言葉を続ける。
「問題は引く時だなあ」
【引く時?】
カルトメリが体を起こして仰向けになると、今度はアラーナがカルトメリに覆いかぶさった。
柔らかな2つの乳房をカルトメリの胸に押し付けて、ゆっくりと動かす。
胸のあちこちに心地よさを感じながら、カルトメリはつぶやく。
「味方が攻め込み過ぎた時や危うい時に『引け!』と命じて素直に引いてくれるかどうか」
【公爵家の騎士は従いますよね】
「ああ、王国軍の騎士や兵士も引くはずだ」
【私兵や民兵は?】
カルトメリは「うーん」とうなり声をあげる。
コードコンタール王国と領土争いの元となったオリシホン川近隣の領主や地主。
今回の戦争には彼らの私兵が多数参加することになっている。
さらに領民から募った民兵も少なからず加わるはず。
「こちらの指示を聞くように命ずるが、果たしてどこまで…」
カルトメリの言葉を聞きつつ、アラーナは指先を滑らせた。
【間に合うかどうか分かりませんが ひとつ考えがあります】
「うん?」
【狡い手にもなりますけど】
カルトメリが顔をアラーナに向ける。
【騎士の中から何人か選んで 私兵や民兵に潜り込ませては?】
少し考えたカルトメリが「そうか!」と納得する。
「上からの命令には反発を覚えても、仲間の言うことなら聞くだろうな」
【おそらくですけど】
カルトメリはアラーナを抱き寄せて口づけする。
「上手く行ったら、アリィに勲章を贈らないとな」
しかしアラーナは首を振った。
【勲章なんて要りません】
「そうか?」
【その代わり 無事に戻ってきてください】
「…分かった」
カルトメリがアラーナの手を力強く握る。
「そうは言っても…、他に何か願いはないか?」
聞かれたアラーナが少し考えてカルトメリの胸に指を滑らせる。
【留守にする分 欲しいなと】
「分かった」
カルトメリがアラーナを抱きしめる。
「『もう無理』なんて言っても、止めないからな」
アラーナもカルトメリの背に腕を回した。
激しく一戦を終えたカルトメリがアラーナの裸体を見てつぶやく。
これまで同じことを何度言っただろうか。カルトメリ自身も覚えていない。
【素敵です】
アラーナもカルトメリの胸板に指を滑らせる。
こちらも何度書いたのか数えきれなかった。
カルトメリがアラーナの乳房に顔を埋めると、アラーナが頭を優しく撫でる。
その上でカルトメリの背中に指を滑らせる。
【怖い?】
心境を当てられたカルトメリが顔を埋めたままうなずいた。
アラーナがカルトメリの頭を抱きしめる。
しばらくそのままでいたカルトメリだったが、顔を少し上げてアラーナと目を合わせる。
「普通に勝ちを目指すのであれば良かったのだがな」
オルギュールと似たような言葉がカルトメリの口から漏れる。
【カールならできます】
アラーナもパルマと同じように励ました。
「攻めるのは良い」
カルトメリが自問自答するように言葉を続ける。
「問題は引く時だなあ」
【引く時?】
カルトメリが体を起こして仰向けになると、今度はアラーナがカルトメリに覆いかぶさった。
柔らかな2つの乳房をカルトメリの胸に押し付けて、ゆっくりと動かす。
胸のあちこちに心地よさを感じながら、カルトメリはつぶやく。
「味方が攻め込み過ぎた時や危うい時に『引け!』と命じて素直に引いてくれるかどうか」
【公爵家の騎士は従いますよね】
「ああ、王国軍の騎士や兵士も引くはずだ」
【私兵や民兵は?】
カルトメリは「うーん」とうなり声をあげる。
コードコンタール王国と領土争いの元となったオリシホン川近隣の領主や地主。
今回の戦争には彼らの私兵が多数参加することになっている。
さらに領民から募った民兵も少なからず加わるはず。
「こちらの指示を聞くように命ずるが、果たしてどこまで…」
カルトメリの言葉を聞きつつ、アラーナは指先を滑らせた。
【間に合うかどうか分かりませんが ひとつ考えがあります】
「うん?」
【狡い手にもなりますけど】
カルトメリが顔をアラーナに向ける。
【騎士の中から何人か選んで 私兵や民兵に潜り込ませては?】
少し考えたカルトメリが「そうか!」と納得する。
「上からの命令には反発を覚えても、仲間の言うことなら聞くだろうな」
【おそらくですけど】
カルトメリはアラーナを抱き寄せて口づけする。
「上手く行ったら、アリィに勲章を贈らないとな」
しかしアラーナは首を振った。
【勲章なんて要りません】
「そうか?」
【その代わり 無事に戻ってきてください】
「…分かった」
カルトメリがアラーナの手を力強く握る。
「そうは言っても…、他に何か願いはないか?」
聞かれたアラーナが少し考えてカルトメリの胸に指を滑らせる。
【留守にする分 欲しいなと】
「分かった」
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アラーナもカルトメリの背に腕を回した。
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