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第93.5話 花の残り香(H描写あり)
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「それではお休みなさいませ」
デュランが出て行くと、タルバンはランプの灯を小さくする。
大きく深呼吸してベッドに体を投げ出した。
「疲れたなあ」
肉体的な疲労よりも精神的な疲労が強い。
1日でここまで多くの貴族や有力者と会ったのは初めてだ。
その中でも記憶に残ったのは連れてこられた令嬢達。
「結婚相手かあ」
貧乏貴族であるクリスパ伯爵家との婚姻関係であれば、あまり意味がない。
同じ貴族なら結婚後のことを考えて、豊かな子爵家や男爵家の方がましだ。
しかしワーレンバーグ公爵家と縁続きであれば事情は違ってくる。
つまり自分を透かしてカルトメリ・ワーレンバーグ公爵を見据えていた。
「兄さんならどうするかなあ」
10歳にも満たない女の子であれば、タルバンも気楽に相手をできた。
両親から教わったであろう挨拶を微笑ましく受け止めた後、一人前の令嬢として対応する。
女の子は皆うれしそうに微笑んだ。
それも10歳を超えると、すでに一人前の女としての雰囲気を醸し出してくる。
立ち居振る舞いに優雅さを備え、言葉遣いも滑らかだ。
さらに10代後半から20代、30代ともなれば、押しも押されもせぬ令嬢。
「40代には見えなかったなあ」
訪問者の中には40代の女性が2人いた。
年齢を聞いて「何っ!」と思ったものの、顔には出していない。
逆に言えば、見た目だけなら妙齢の女に見えた。
「パルマのような化粧の名人が他にもいそうだな」
もっとも令嬢達の反応は良かった。
これはタルバンの容姿が原因だろう。
カルトメリ公爵やオルギュールのように男性らしい体躯ではない。
しかしアリーナとそっくりな中性的な顔立ちは、令嬢達には好ましく映ったらしい。
「まあ、髪が薄かったり太ったりしているようなおっさんよりは、ね」
有力者同士の結婚において令嬢の意思が無視されることは少なくない。
その意味でタルバンの容姿は、それなりに「歓迎」なのだろう。
そうした想像をしていると、鼻に残った香りが思い出される。
「誰の香水だったかな…」
身にまとった香りでも印象的な令嬢はいた。
次々に思い起こしていくと、股間に高まりを感じる。
「うん?」
軽く手を当てると、しっかり固くなっていた。
下履きの中に右手を入れて熱くなった肉棒を握る。
「ふぅ」
ゆっくりと上下に手を動かすと、肉棒から腰へ快感が広がる。
今日会った中から、容姿の整った令嬢を思い浮かべる。
瞳、口、胸、手、そして声。
下履きを脱いで下半身を解放する。薄暗い中で下腹部から直立する肉棒が見えた。
わざと右手をゆっくり動かすことで、じんわりとした快楽が腰から全身に伝わっていく。
「うう」
刺激していた右手の人差し指を肉棒の先端に当てて軽くこする。
空いていた左手で右の乳首をつまんだ。
ぼんやりとした薄闇の中に浮かんだのはテレシア・リフォリア子爵令嬢の青い瞳。
心の奥底まで見通しそうな視線がタルバンの脳裏を満たす。
強く、弱く、また強く、そしてまた弱く
右手を思うがままに、時には意図に反して上下に動かす。
亀頭のくびれたところを軽く撫でてみたり、裏筋を細かくさすったりもする。
-タルバンって激しいのね-
想像のテレシアに自分勝手な言葉を言わせると、右手をゆっくりと動かした。
さらに見たこともないテレシアの肢体を思い浮かべる。
-タルバン!来て!-
「テレシア!行くぞ!」
激しく右手を動かした。
「ううっ!」
引き締まった睾丸から肉棒を突き上げる感触が手に伝わると、ハンカチ持った左手を肉棒の先にかぶせる。
肉棒の先端から勢いよく噴き出した精液が、ハンカチの中に飛び散った。
「くうっ」
絶頂に達した後も、腰を浮かしつつ右手を何度も上下させて精液の残りを絞り出していく。
ハンカチからあふれた精液が右手に流れた。
「はあ、はあ、はあ…」
肩や腰のこわばりが抜けて全身がベッドに沈み込む。
「ふぅ」
ようやく呼吸が落ち着く。
欲望を受け止めたハンカチでべたつく右手や肉棒の周囲をぬぐう。
出しきった後も肉棒はそれなりの固さを維持しており、その気になれば2回、3回と行けそうだ。
家にいた時は欲望のまま回数を重ねたこともある。
-ねえ タルバン もう終わり?-
想像のテレシアも誘ってくる。
しかし旅先であることを考えたタルバンは1回のみに留めた。
下履きを着てベッドを降りると、静かに窓を開けて空気を入れ替える。
「はぁーあ」
外から入る清冽な空気と共に、部屋から流れる青臭い残り香を感じた。
デュランが出て行くと、タルバンはランプの灯を小さくする。
大きく深呼吸してベッドに体を投げ出した。
「疲れたなあ」
肉体的な疲労よりも精神的な疲労が強い。
1日でここまで多くの貴族や有力者と会ったのは初めてだ。
その中でも記憶に残ったのは連れてこられた令嬢達。
「結婚相手かあ」
貧乏貴族であるクリスパ伯爵家との婚姻関係であれば、あまり意味がない。
同じ貴族なら結婚後のことを考えて、豊かな子爵家や男爵家の方がましだ。
しかしワーレンバーグ公爵家と縁続きであれば事情は違ってくる。
つまり自分を透かしてカルトメリ・ワーレンバーグ公爵を見据えていた。
「兄さんならどうするかなあ」
10歳にも満たない女の子であれば、タルバンも気楽に相手をできた。
両親から教わったであろう挨拶を微笑ましく受け止めた後、一人前の令嬢として対応する。
女の子は皆うれしそうに微笑んだ。
それも10歳を超えると、すでに一人前の女としての雰囲気を醸し出してくる。
立ち居振る舞いに優雅さを備え、言葉遣いも滑らかだ。
さらに10代後半から20代、30代ともなれば、押しも押されもせぬ令嬢。
「40代には見えなかったなあ」
訪問者の中には40代の女性が2人いた。
年齢を聞いて「何っ!」と思ったものの、顔には出していない。
逆に言えば、見た目だけなら妙齢の女に見えた。
「パルマのような化粧の名人が他にもいそうだな」
もっとも令嬢達の反応は良かった。
これはタルバンの容姿が原因だろう。
カルトメリ公爵やオルギュールのように男性らしい体躯ではない。
しかしアリーナとそっくりな中性的な顔立ちは、令嬢達には好ましく映ったらしい。
「まあ、髪が薄かったり太ったりしているようなおっさんよりは、ね」
有力者同士の結婚において令嬢の意思が無視されることは少なくない。
その意味でタルバンの容姿は、それなりに「歓迎」なのだろう。
そうした想像をしていると、鼻に残った香りが思い出される。
「誰の香水だったかな…」
身にまとった香りでも印象的な令嬢はいた。
次々に思い起こしていくと、股間に高まりを感じる。
「うん?」
軽く手を当てると、しっかり固くなっていた。
下履きの中に右手を入れて熱くなった肉棒を握る。
「ふぅ」
ゆっくりと上下に手を動かすと、肉棒から腰へ快感が広がる。
今日会った中から、容姿の整った令嬢を思い浮かべる。
瞳、口、胸、手、そして声。
下履きを脱いで下半身を解放する。薄暗い中で下腹部から直立する肉棒が見えた。
わざと右手をゆっくり動かすことで、じんわりとした快楽が腰から全身に伝わっていく。
「うう」
刺激していた右手の人差し指を肉棒の先端に当てて軽くこする。
空いていた左手で右の乳首をつまんだ。
ぼんやりとした薄闇の中に浮かんだのはテレシア・リフォリア子爵令嬢の青い瞳。
心の奥底まで見通しそうな視線がタルバンの脳裏を満たす。
強く、弱く、また強く、そしてまた弱く
右手を思うがままに、時には意図に反して上下に動かす。
亀頭のくびれたところを軽く撫でてみたり、裏筋を細かくさすったりもする。
-タルバンって激しいのね-
想像のテレシアに自分勝手な言葉を言わせると、右手をゆっくりと動かした。
さらに見たこともないテレシアの肢体を思い浮かべる。
-タルバン!来て!-
「テレシア!行くぞ!」
激しく右手を動かした。
「ううっ!」
引き締まった睾丸から肉棒を突き上げる感触が手に伝わると、ハンカチ持った左手を肉棒の先にかぶせる。
肉棒の先端から勢いよく噴き出した精液が、ハンカチの中に飛び散った。
「くうっ」
絶頂に達した後も、腰を浮かしつつ右手を何度も上下させて精液の残りを絞り出していく。
ハンカチからあふれた精液が右手に流れた。
「はあ、はあ、はあ…」
肩や腰のこわばりが抜けて全身がベッドに沈み込む。
「ふぅ」
ようやく呼吸が落ち着く。
欲望を受け止めたハンカチでべたつく右手や肉棒の周囲をぬぐう。
出しきった後も肉棒はそれなりの固さを維持しており、その気になれば2回、3回と行けそうだ。
家にいた時は欲望のまま回数を重ねたこともある。
-ねえ タルバン もう終わり?-
想像のテレシアも誘ってくる。
しかし旅先であることを考えたタルバンは1回のみに留めた。
下履きを着てベッドを降りると、静かに窓を開けて空気を入れ替える。
「はぁーあ」
外から入る清冽な空気と共に、部屋から流れる青臭い残り香を感じた。
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