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第129話 カルトメリの辛抱(少しH描写あり)
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「痛いよね」
カルトメリに聞かれたアラーナは背中に「少し」と書く。
「一度、離れようか」
カルトメリの優しさから出た言葉だったが、アラーナは「このままで」と書いた。
うなずいたカルトメリはアラーナの背中に両手を回して何度も撫でる。
優しさが心地よさとなってアラーナの痛みを癒した。
「しかし、いきなりとは…すまない」
カルトメリの意にそってか、肉棒も柔らかくなっている。
「急に、その、あそこが…締まった…もので…」
アラーナはカルトメリの耳を引っ張る。
間を置かず「耳を噛むからです」と強く書いた。
「ああ、いや、その…」
言いよどんだカルトメリだったが、「何だかおいしそうに見えたので」と、またもアラーナの耳たぶを咥えた。
「!」
ビクッと体を震わせたアラーナ。必然的に割れ目にも力が入る。
アラーナは思い切りカルトメリの耳を引っ張ったが、カルトメリにとっては肉棒への締め付けによる快感が優った。
「ごめん、ごめん」
優しく背中を撫でていると、アラーナはカルトメリの耳から手を放して体を預ける。
割れ目で肉棒を締め付けられ乳房の柔らかも加わって、カルトメリはまたも興奮してくる。
『動きたいが、しかし…』
アラーナのことを考えれば軽々に動けない。
今か今かと待っているカルトメリに、アラーナの静かな呼吸が聞こえた。
「すーっ、すーっ、すーっ…」
『寝息?』
カルトメリは横目でアラーナを伺う。
目を閉じて体を預けたまま……眠っていた。
肉棒をくわえ込んで乳房を押し付けたまま、だ。
『どうすればいいんだよ』
カルトメリは自問したものの、結論は出ている。
『そっと、そっと、だ』
アラーナの眠りを妨げないよう体を持ち上げて割れ目から肉棒を抜くと、ゆっくりベッドに横たえた。
「おやすみ」
アラーナの頬に口づけする。
カルトメリは夜具を引き上げてアラーナにかぶせる。
その上からアラーナの体を抱きしめた後、自分もまぶたを閉じた。
いきり立った肉棒を抑えながら…。
トクン
トクン
トクン
アラーナの耳に心地よい音が何度も聞こえる。
『お母様?』
『それともお父様?』
『あ、パルマなの?』
音の出所と思われる部分に手を触れる。
その硬さは母の胸でもパルマの胸でもないようだ。
『それなら、お父様?でも…』
父であるコロック・クリスパ先代伯爵は既に事故で亡くなっている。
『じゃあ、誰?』
うっすらと目を開ける。たくましい胸が目の前にあった。
『夢?』
手を伸ばすと触れることができる。
温かな体温と心臓の鼓動が伝わってきた。
『……じゃない』
指の先から上を見ていく。自分を見つめるカルトメリの顔がそこにあった。
「アリィ、おはよう」
アラーナは驚きを抑えつつ、カルトメリの胸に「カール おはよう」と書いた。
「どこまで覚えてる?」
アラーナは昨夜のことを思い出す。
『愛撫されて、挿入されて、抱きしめられて、射精されて…』
途中からの痛みは忘れられないが、その後の記憶が定かではない。
アラーナが「寝ちゃいました?」と書くと、カルトメリが笑ってうなずいた。
しかし、その後に書かれた言葉はカルトメリにとって予想外だった。
「悔しい」
カルトメリの胸に、そんな言葉がなぞられた。
「そうなの?」
アラーナはうなずいて「しっかり覚えて置きたかったのに」と続ける。
「なるほど」
カルトメリはアラーナの涙をぬぐった。
「じゃあ、もう1回する?」
そこからのアラーナの行動もカルトメリにとって予想外のものだった。
カルトメリの胸を押して仰向けにすると、そこにアラーナがまたがる。
朝ゆえに元気に起立している肉棒を自らの割れ目に当てた。
痛みは残ってるものの、アラーナは気にせず押し込もうとする。
「するの?」
うなずくアラーナ。
「でも、遅いみたいだ」
カルトメリが言った途端に、部屋の扉が何度も叩かれる。
「おはようございます!」
パルマの声。
「私としても残念だけどさ」
カルトメリは硬くそそり立った肉棒を惜し気にこすって、アラーナを抱きかかえた。
「私達にとっては、これからが始まりだよ」
そしてアラーナに「何なら今夜も」と耳打ちする。
アラーナは頬を赤らめてうなずいた。
「どうぞ」
再度、扉が叩かれたのを聞いてカルトメリが返事をする。
パルマとラマナイトが心配そうに顔を覗かせた。
それでも2人が仲睦まじそうにしているのを見て安心する。
「どうぞ、こちらを」
「ああ」
カルトメリはラマナイトから受け取ったタオルでアラーナの裸体を包むと、「また後で」とパルマに任せる。
自身も夜着を身に着けて、身支度のため部屋を出て行った。
寝室に残されたラマナイトは窓を開けて空気を入れ替えた後、乱れたベッドを整える。
シーツに付いた赤い染みを確認すると、コロック・クリスパ先代伯爵とアベリーン夫人の名を唱えた。
「アラーナお嬢様は素敵な伴侶を得られたようです。どうかこれからも見守ってくださいまし」
窓から飛び込んできだ温かな風がラマナイトを取り巻いた。
-------------------------------------------------------------------------------
ご覧の皆様、いつもありがとうございます。m(_ _)m
この後の展開として以下を構想していました。
結婚披露パーティー → ワーレンバーグ公爵領の訪問 → クリスパ領の復興 → 辺境と王都の混乱
並行して、他のカップリング(タルバン-テレシア、オルギュール-パルマ、デュラン-コーネリア-アルカン-ニックリーの四角関係)を書いていき、アラーナが声を取り戻す出来事を書いて、ハッピーエンドとする予定でした。
これをまともに書いていくと、かなりの文章量になりそうですので、思い切ってはしょります。
具体的には以下の通りです。
・アラーナとカルトメリ、加えてタルバンの描写に集中する
・H描写の文章量を少な目にする(R18は変わらず)
・この先10万字程度(2~3カ月)で完結させる
結果的に他のカップリングについては極小になるため、いきなり関係が進展している形にもなります。
どうぞご容赦ください。
他のカップリングについて、もし要望があれば(例えお1人でも)、本作が完結後に書きます。
ただスピンオフのような形になる可能性が高いため、いくらか設定が変わると思います。
合わせてご了承ください。
もっとも要望があれば、ですけどね。
カルトメリに聞かれたアラーナは背中に「少し」と書く。
「一度、離れようか」
カルトメリの優しさから出た言葉だったが、アラーナは「このままで」と書いた。
うなずいたカルトメリはアラーナの背中に両手を回して何度も撫でる。
優しさが心地よさとなってアラーナの痛みを癒した。
「しかし、いきなりとは…すまない」
カルトメリの意にそってか、肉棒も柔らかくなっている。
「急に、その、あそこが…締まった…もので…」
アラーナはカルトメリの耳を引っ張る。
間を置かず「耳を噛むからです」と強く書いた。
「ああ、いや、その…」
言いよどんだカルトメリだったが、「何だかおいしそうに見えたので」と、またもアラーナの耳たぶを咥えた。
「!」
ビクッと体を震わせたアラーナ。必然的に割れ目にも力が入る。
アラーナは思い切りカルトメリの耳を引っ張ったが、カルトメリにとっては肉棒への締め付けによる快感が優った。
「ごめん、ごめん」
優しく背中を撫でていると、アラーナはカルトメリの耳から手を放して体を預ける。
割れ目で肉棒を締め付けられ乳房の柔らかも加わって、カルトメリはまたも興奮してくる。
『動きたいが、しかし…』
アラーナのことを考えれば軽々に動けない。
今か今かと待っているカルトメリに、アラーナの静かな呼吸が聞こえた。
「すーっ、すーっ、すーっ…」
『寝息?』
カルトメリは横目でアラーナを伺う。
目を閉じて体を預けたまま……眠っていた。
肉棒をくわえ込んで乳房を押し付けたまま、だ。
『どうすればいいんだよ』
カルトメリは自問したものの、結論は出ている。
『そっと、そっと、だ』
アラーナの眠りを妨げないよう体を持ち上げて割れ目から肉棒を抜くと、ゆっくりベッドに横たえた。
「おやすみ」
アラーナの頬に口づけする。
カルトメリは夜具を引き上げてアラーナにかぶせる。
その上からアラーナの体を抱きしめた後、自分もまぶたを閉じた。
いきり立った肉棒を抑えながら…。
トクン
トクン
トクン
アラーナの耳に心地よい音が何度も聞こえる。
『お母様?』
『それともお父様?』
『あ、パルマなの?』
音の出所と思われる部分に手を触れる。
その硬さは母の胸でもパルマの胸でもないようだ。
『それなら、お父様?でも…』
父であるコロック・クリスパ先代伯爵は既に事故で亡くなっている。
『じゃあ、誰?』
うっすらと目を開ける。たくましい胸が目の前にあった。
『夢?』
手を伸ばすと触れることができる。
温かな体温と心臓の鼓動が伝わってきた。
『……じゃない』
指の先から上を見ていく。自分を見つめるカルトメリの顔がそこにあった。
「アリィ、おはよう」
アラーナは驚きを抑えつつ、カルトメリの胸に「カール おはよう」と書いた。
「どこまで覚えてる?」
アラーナは昨夜のことを思い出す。
『愛撫されて、挿入されて、抱きしめられて、射精されて…』
途中からの痛みは忘れられないが、その後の記憶が定かではない。
アラーナが「寝ちゃいました?」と書くと、カルトメリが笑ってうなずいた。
しかし、その後に書かれた言葉はカルトメリにとって予想外だった。
「悔しい」
カルトメリの胸に、そんな言葉がなぞられた。
「そうなの?」
アラーナはうなずいて「しっかり覚えて置きたかったのに」と続ける。
「なるほど」
カルトメリはアラーナの涙をぬぐった。
「じゃあ、もう1回する?」
そこからのアラーナの行動もカルトメリにとって予想外のものだった。
カルトメリの胸を押して仰向けにすると、そこにアラーナがまたがる。
朝ゆえに元気に起立している肉棒を自らの割れ目に当てた。
痛みは残ってるものの、アラーナは気にせず押し込もうとする。
「するの?」
うなずくアラーナ。
「でも、遅いみたいだ」
カルトメリが言った途端に、部屋の扉が何度も叩かれる。
「おはようございます!」
パルマの声。
「私としても残念だけどさ」
カルトメリは硬くそそり立った肉棒を惜し気にこすって、アラーナを抱きかかえた。
「私達にとっては、これからが始まりだよ」
そしてアラーナに「何なら今夜も」と耳打ちする。
アラーナは頬を赤らめてうなずいた。
「どうぞ」
再度、扉が叩かれたのを聞いてカルトメリが返事をする。
パルマとラマナイトが心配そうに顔を覗かせた。
それでも2人が仲睦まじそうにしているのを見て安心する。
「どうぞ、こちらを」
「ああ」
カルトメリはラマナイトから受け取ったタオルでアラーナの裸体を包むと、「また後で」とパルマに任せる。
自身も夜着を身に着けて、身支度のため部屋を出て行った。
寝室に残されたラマナイトは窓を開けて空気を入れ替えた後、乱れたベッドを整える。
シーツに付いた赤い染みを確認すると、コロック・クリスパ先代伯爵とアベリーン夫人の名を唱えた。
「アラーナお嬢様は素敵な伴侶を得られたようです。どうかこれからも見守ってくださいまし」
窓から飛び込んできだ温かな風がラマナイトを取り巻いた。
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ご覧の皆様、いつもありがとうございます。m(_ _)m
この後の展開として以下を構想していました。
結婚披露パーティー → ワーレンバーグ公爵領の訪問 → クリスパ領の復興 → 辺境と王都の混乱
並行して、他のカップリング(タルバン-テレシア、オルギュール-パルマ、デュラン-コーネリア-アルカン-ニックリーの四角関係)を書いていき、アラーナが声を取り戻す出来事を書いて、ハッピーエンドとする予定でした。
これをまともに書いていくと、かなりの文章量になりそうですので、思い切ってはしょります。
具体的には以下の通りです。
・アラーナとカルトメリ、加えてタルバンの描写に集中する
・H描写の文章量を少な目にする(R18は変わらず)
・この先10万字程度(2~3カ月)で完結させる
結果的に他のカップリングについては極小になるため、いきなり関係が進展している形にもなります。
どうぞご容赦ください。
他のカップリングについて、もし要望があれば(例えお1人でも)、本作が完結後に書きます。
ただスピンオフのような形になる可能性が高いため、いくらか設定が変わると思います。
合わせてご了承ください。
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