10日間の恋人

meguru

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【1日目】4/25-①

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 月曜から新しい恋人との十日間が始まると構えていた郁としては、肩透かしを食らった感は当然ある。
 しかしながら今この瞬間に、恋人を猛烈に熱望している訳ではないため、なんとなく毎日を過ごす内にあっという間に約束の木曜日はやって来た。

 平野公園の位置は既に確認済みである。
 頭の中に思い描いていたどの公園とも違っており、少し距離があることが判明した折には籤をやり直そうかと本気で迷ったが、郁は縁という言葉が割と好きだ。万、億といる人間の中で、郁が出会う人類の数はたかが知れており、付き合っていく相手は選べても出会う人間は選べない。出会った中から選ぶ他ない。
 つい、自分と似たような人間との継続的な関係を望みがちになる。その点、この恋人探しは様々な考え方の人間と出会うきっかけとしては大いに興味深い。顔も性格も知らぬ相手と出会い、十日間その人間のことだけを考えて生活をしてみる。当然詰まらないまま終わることもあれば、存外面白い発見もあったなと思えて終わることもある。始まるまでは面倒だが、始めてしまうとこれが、意外と楽しい。

 郁は、十七時半過ぎに約束の場所に到着した。
 平野公園は、全体を見渡せるほどに小さな公園で、滑り台とブランコ、雲梯とシーソーが遊具の全てであった。
 到着した時には小学生のグループが滑り台を陣取って遊んでいたが、十分もすると揃って帰路につき、静寂が落ちる。
 郁は手持ち無沙汰に公園を一周し、滑り台の階段に足をかけた。ベンチはあったのだが、高いところからの景色が見たくなって、滑り台の頂上に腰を下ろした。滑り下りる訳でもなく、そこからぼんやりと風景を見つめる。
 夕日は位置関係からして背後にあるのだろうが、それでも夕なずむ空は美しく、誰もいない公園は物寂しげに見えた。置き忘れのボールが微笑ましく映ったが、よくよく見ると空気が抜けて拉ていた。捨てて行ったとするならば、意味合いは変わってくる。ボールを忘れたと言って母親に怒られている少年の姿を想像して微笑ましく思ったのだが、要らないからと捨てて行ったとなると少年の顔が急に太々しく思い描かれる。郁は、ポイ捨てを許せないタイプの人間だ。
 十分前になって、ふらりと男性が公園に入って来るのが見えた。
 一瞬どきっとしたが、直ぐに待ち合わせの相手ではないと理解した。明るめの茶髪に薄汚れたつなぎ姿で、工事現場のお兄さんがお手洗いに寄った、という印象であった。きょろりと公園内を見渡し、郁の姿を見つけて一瞬ぎょっとしたようであったが、真っ直ぐに奥の手洗いに向かって行く。
 郁は足をぶらつかせながら、三箇所ある公園の出入り口に順に視線を投げる。
(七分前)
 郁は時間を確認して空を仰ぎ、ふう、と詰めていた息を吐く。曲がりなりにも十日間付き合う相手だ。初対面の瞬間は、そうはいっても緊張する。
「あの」
 不意に足元から声がして、郁はぎょっとする。
 慌てて視線を落とすと、滑り台の下からこちらを見上げる男が在る。
「……はい?」
 先程のつなぎ姿の男が、小首を傾げてこちらを見上げていた。一人でいることを不審に思われたのだろうか。
「待ち合わせ?」
 問われて、郁はナンパかと身構える。女子高生が一人で滑り台に腰掛けて空を眺めている。客観的に想像して、少し様子がおかしい人かも知れないと思い、郁は意味もなく胸の前で両手を振る。
「鬱々としているとかではなく。そう、待ち合わせ中です」
 だからナンパはお断り、と暗に示す。辺りは住宅街で車通りのある道路に面しているが、人通りはない。強引なナンパだったらどこに向かって逃げようか、などと考える郁に対し、男はお尻のポケットから帽子を取り出し、被りながら言った。
「ええっと、結城、郁さん?」
 面食らったのは郁だ。小学生じゃあるまいし、鞄や持ち物に名前は付けていない。男の顔をまじまじと見つめ、初対面であることを再度確認した郁は、恐る恐る、問う。
「……佐藤、さん?」
 はい、と男はそこで初めて、小さく笑った。
「すみません。着替えて来る余裕がなくて、こんな格好のままで」
「それ、仕事着ですか?」
「ええ」
「……学生じゃ、ないんですか」
「中卒で、働いてまして。今、十八」
 自らを指差しながら言う男、佐藤はどうやら本当に、郁にメッセージを寄越した待ち合わせ相手のようだった。同じ高校の制服を着た男が現れると思っていただけに、郁は頭の整理がつかないまま面食らう。流石に、想定外だ。
「あ、学生じゃないと駄目でした?」
 学校の下駄箱が申請窓口である。当然、校内限定の心算ではあったのだが、校内の学生限定とルールを明確に示したことはない。暗黙の了解かと思っていたのだが、確かに、外部の者不可、教師不可、などの条件をつけていなかったのは自分である。目の前の男を責めるつもりも、今更今回の恋人を選び直すつもりもない。
 それに、これはこれで面白い出会い方だなと、状況を飲み込み始めるにつれ、郁の心は段々と弾んで来ていた。まさに縁、普通に生活していたなら付き合うはずのない人間だ。おそらく、今までで一番。
「いえ、大丈夫です」
「なら良かった」
 男は埃を払うようにズボンを叩くが、汚れはおそらく、否、絶対に落ちない。
「年は、十八」
「そう。あなたは?」
「私はまだ十七だけど、学年でいったら同じですよね?」
「この前十八になったから、多分?」
「タメ口でもいい?」
「どうぞ」
 はは、と笑うと、男は急に幼く見えた。制服姿であったなら、年下に見えたかも知れないとさえ思う。
 郁はとりあえず滑り下りようと身を前屈みにし、スカートの前を押さえた。郁が何をしようとしているのか分かったのだろう、佐藤は待った、と手のひらを前に突き出してきた。
「昨日の雨で滑り台湿ってるから、やめた方が」
「濡れるほどじゃないけど?」
「多分滑らない。スカート持って行かれてお尻で滑る羽目になるかも」
 想像して、郁はくすりと笑う。
「それは痛そう」
「走り下りるか、階段からどうぞ」
 郁は徐に立ち上がり、高さに逡巡する。子供の頃はなんとも思わなかったが、これを駆け下りるとなると、少し勇気がいる。つんのめって落ちる羽目になりそうで、恐怖心に負けて大人しく階段から下りた。
 滑り台を回り込んで佐藤の側に立つ。
 身長は、そこまで高いということはない。郁が小さいので見上げなければならないが、今までの経験からいって、百七十五あるかないか。標準といえば標準的だ。
「ふふ。こんなに汚い格好で現れた人、初めて」
「それに関しては申し訳ないとしか。仕事が思ったよりぎりぎりまでかかって。遅刻するよりはいいかな、と。帰ってシャワーくらいは浴びてくる予定だったんだけど」
「遅刻するよりは正解」
「やっぱり?」
「人によると思うけど、私はね」
 郁は、遅刻してくる人間を信用しない。関係を築いた後ならまだしも、互いの連絡先を知らず、遅刻することを知らせる手段がない状況であるからこそ尚更、遅刻という選択肢はない。
「とりあえず座る? 缶ジュースくらいなら奢る」
 公園の隅にある自動販売機に視線を向ける佐藤に、郁は少し悩み、小さく頷く。
「どうもありがとう。それじゃあ、カフェオレをお願いします」
「ん。座ってて」
 急ぐでもなく自動販売機に向かって悠然と歩いていく佐藤の背を見送り、郁は手近なベンチに腰を下ろした。ひやりと少し冷たい。
「あ、ホットがあったらホットで」
 郁が叫ぶと、自動販売機の前に立つ佐藤は、ホットある、とだけ返事を寄越した。
 戻ってきた佐藤の手にはホットカフェオレと、リンゴジュース。その片方を受け取りながら、郁は可愛らしいものを飲むんだな、という感想は飲み込み、隣に座ることを促した。
「今日は初日だから、注意点だけ先にいい?」
「うん。どうぞ」
 佐藤は間に一人座れそうな間隔をあけて、郁の隣に腰を据えた。
「ある程度は周知の事実なんだけど、何も知らない?」
 郁は直ぐには飲まず、受け取った缶で指先を温めながら問う。
「なにも。先週学校の工事に入った時に、噂を小耳に挟んで。丁度先週の水曜の夜間に最後の点検が入ってたから、靴箱探してメッセージ入れて帰ったんだけど」
 そういえば先週は体育館の工事をしていたような、と記憶を辿りつつ、郁は笑う。
「興味本位で」
「あはは、そう、興味本位で。正直今日、来てくれないだろうなって思ってたんだけど」
「確率は八分の一でした。ご当選です」
「それはラッキー」
 佐藤はプルタブを押し上げ、一気に飲み干す。仕事終わりで、おそらくは急いで来てくれたのだろうから、喉が渇いていたのかと気付く。
「それで、注意点て?」
 問われ、郁もまたプルタブを押し上げながら言う。
「注意点というか、私と付き合う上でのルールというか。それでも私と付き合いますかという、確認」
「うん」
 一口だけ飲んで、郁は缶を膝に乗せる。
「まずはお付き合いの期間。今日含め十日間、水曜日の午後七時まで。……っていつもは言うんだけど、あなたの場合は、どうしようかな」
「というと?」
「いつもは月曜から始めて十日間、水曜日までだから」
 ああ、と佐藤は笑う。
「こっちが勝手言ったんだから、月曜から数えて十日でいいよ。だからええっと、来週の水曜日まで?」
 予定通りとすべきか、イレギュラーに木曜日からの十日間とするかはその場で考えようと決めていた郁としては、相手がそう言ってくれるのであればそれで異論はなかった。祝日を挟むのは、何かと面倒だ。
 郁はカレンダーアプリを開き、言う。
「それじゃあ、五月一日水曜日の、十九時までで」
「おっけ。それが一つ目ね」
「うん。次は、付き合い方、というか。まずはお触り。一切禁止です。付き合っているという条件下、放課後とか、休みの日とか、極力空けれる時間はあなたの為に割くけど、学校休んでまで遊園地とか、そういうのはしません」
 うんうん、と佐藤は頷きながら聞いている。
「それと門限は二十時だから、それ以降の呼び出しは応じない。電話とかメールとか、そういうのはオッケー。もう一度念をおしておくけど、お触りは禁止。回避の為として、家デートはしない方向で。このくらいかな? 何か質問は?」
 んー、と佐藤は空を眺める。辺りは薄暗くなってきて、完全なる日没は目前だった。
「概ねは理解したから、あとは付き合ってみて疑問が出てきたら聞くよ。一つ、君のことじゃなくて、付き合う上でこちらの条件も聞いてもらえるのか、質問してもいい?」
「お付き合いだもの。嫌なことは嫌というし、合わせられるところは合わせる。これだけはという条件があるなら、今聞いておきたいわ。時間も限られてるし」
「母に会って欲しいんだよね、彼女として」
 郁は黙る。どう答えるべきか、これは考えて発言すべき案件だと咄嗟に判断した。
「……十日間の、あ、いやあなたの場合は七日か。七日間しか恋人でないというのを前提に、言ってる?」
「言ってる。正直、明日にでも会って欲しいくらい。もういつ死んでもおかしくないみたいだから。こう、ちゃんとした年相応のお嬢さんって感じの人と付き合ってますよって姿を見せて安心させてあげたいだけで。君がこんなに美人だとは予想外だけど」
 美人である自覚はある。ただ佐藤の口振りからして、郁の容姿を知らずに交際を申し込んできたことは明らかであった。
 郁は、んー、とこめかみを掻きながら迷う。割と重いことを頼まれていることだけは理解した。
「お母さんに付いててあげなくていいの? 言っちゃなんだけど、こんなところで油を売ってというか」
「もう入院して長いから、覚悟は出来てる。今日死ぬかも、なんてずっと考えてたら働きになんて出れない。会うっていっても、母はほとんど喋れないし、病室に入ってくれなくて構わない。廊下から顔だけ見せてくれたらありがたいというか」
 それもあってだけど、と佐藤は苦く笑った。
「一週間付き合って貰えるってなっても、正直、別に土日にがっつりデートとか、考えてないし。何もしないまま終わると思う」
「ということは、私とのお付き合いを希望したのは、お母さんの為だけってことだ?」
「端的に言うと」
 興味本位、と言いつつ、佐藤には佐藤なりの目的があって郁との交際を希望したことは理解した。顔も知らない相手に交際を申し込むにはやはりそれなりに理由はあるか、と肩を竦めつつ、郁はぱっと明かりのついた外灯を見上げる。
 病院か、と郁は小さく独り言つ。
 気が重い。はっきり言って気が重いが、郁には思うところがあった。この様子だと、佐藤はおそらく、先までの恋人達とは違って可能な限り郁の時間を保有しようとはしてこないだろう。そうすると、来週の水曜まで佐藤と付き合う上で、こなすべきタスクは母親に会うこと、ただそれだけだ。
(折角出会ったんだし。それにそろそろ、……病院も克服したいし)
 郁は、幼い頃に両親を交通事故で亡くしている。
 あの時病院で見た光景がトラウマになっている自覚はあって、郁は、とにかく病院が嫌いだ。
 両親が亡くなって既に十年。そろそろ、覚悟の決め時かも知れないと丁度思っていたところだ。これもまた縁、運命というものかもしれない。演技をしなければならないならまだしも、本当に顔を出すだけなら、病院という空間を克服するための郁の足掛かりになってもらおうと考えた。
「うん、分かった。顔を出すだけという条件で、お母さんに会う。これで、条件の擦り合わせは大丈夫ね?」
 郁が承諾を示すと、佐藤はほっとしたのか、体中から力を抜いて、背中を丸くして項垂れた。俯くようにして両手で顔を一度覆い、ふう、と詰めていたと思しき長い息を吐いた。
「ありがとう」
「でも、先に言っておくと私、病院が苦手で。気分が悪くなったら、許して」
「そうなの? それは、……いいの?」
「気分が悪くなって倒れたら、彼氏として助けて」
 佐藤は苦い顔のまま、唸るように小首を傾げつつこちらを見た。
「お触り禁止だけど?」
「そういうのは、時と場合でしょ。やらしい意味で、よ。私に断られて、次のあてなんてないんでしょ?」
「まあ、ない」
 佐藤は認めて、小さく笑った。頼りない笑顔は子犬を想起させる。
「それじゃあ、合意ということで、一週間。よろしくね」
 郁が小さく頭を下げると、佐藤もまた、ぺこりと頭を下げる。
 
 そんな風にして、郁は高校三年生になって初めての、社会人の彼氏を迎えた。
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