異世界ハーレム漫遊記

けんもも

文字の大きさ
7 / 107
第一章 異世界遭遇編

初めての情報整理と目標

しおりを挟む
今日は、いきなりこの世界にやってきて、戦闘とか、マリアとのキャンプとか初めてとかがあったんで、いろんなことを先送りにしてしまったけど。
まず、現状の確認と、これからどうするかを考えていかないとなぁ。

まず、ここが異世界で、おれが異世界トリップしてきたのは、間違いないだろう。
長い夢の続きかもしれないけど、それでも、今、おれはここで生きていると感じている。

この世界、地球の歴史でいえば、中世ぐらいの文化レベルみたいだけど状況は全く違う。まず、人間だけが知的生命体ではないということと魔法が当たり前としてそんざいしていること。

俺が、自分のものを含めて、能力値やスキルをみれるのはかなり特殊なことのようだ。
少なくとも、能力値やクラスについては、こっちの人には、認識すらされていない可能性がある。

それと俺に関して言えば、ユニークスキルの問題だ。
もともと、俺は、ユニークスキルとして、「神眼」と「貪食」と持っていたようだけど「貪食」は、マリアのユニークスキル「祝福」と統合されたことによって、上位スキルと言うべき「神授受」というスキルに変化した。

さらには、「神眼」と「神授受」という神スキルを持つことによって、これら二つのスキルはさらにレベルが上がった感じだ。
つまりこの神スキルがレベルアップするためには、神スキル自体の取得が必要らしい。

俺が、この世界で生きていくには、現状のままでも、そこそこ生きていけると思う。
金銭的にも十分なお金を取得できたみたいだし。
でも、できれば、いろんなスキルを集めていきたいと思うし、仮に誰かに襲われても、俺と俺が守りたいと思える人間ぐらい余裕で守れるようになりたい。

簡単なのは、今の能力をもって、どこかの国とか、冒険者ギルドとかに所属して一定程度の安全を確保するのもありかもしれない。
だけど、少なくとも現状解っているだけでも、魔族やドラゴンなどの、人間社会の脅威となる存在がこの世界に存在していることが分かっている。
つまり、どんな組織に属しても、結局は一時的な安全でしかないし、場合によっては俺がその組織にいいように使われるだけってことにもなりかねない。

うーん、いずれにせよいろんな意味で情報が不足してるよなぁ。
まあ、ゲームであってもマニュアルやWikiに書いてることだけで全ての情報を知りうることはできないんだろうけど。
まあ、取り敢えず、俺は、この世界でキャラの育成をしたいわけでもないから、ステイタスのことについては、スキルのことだけ考えてればいいかな。
とりわけユニークスキル。これは、機会があれば可能な限り収集したいと思う。

当面の方針としては、
1.近くの街を目指してマリアと旅を続ける。
2.旅を続けながら、俺とマリアの戦闘力を上げる。
3.国とかギルドには属さずに、こっちで言うと自由人というカテゴリーで生活する。
4.俺の能力については、マリアにもしばらく伏せながら、何ができるのか把握していく。
こんなところか。

横をみるとマリアは、幸せそうな寝顔を見せてる。
うん、方針5として、マリアを幸せにする。も重要だな。さてもう寝よう。
しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

転生先はご近所さん?

フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが… そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。 でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)

長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。 彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。 他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。 超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。 そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。 ◆ 「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」 「あらすじってそういうもんだろ?」 「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」 「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」 「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」 「ストレートすぎだろ、それ……」 「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」 ◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!

処理中です...