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第二章 迷宮都市編
エジンバラ1日目 宿泊編
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もうすぐ夕方だし、早めに宿に入った方がいいかもってことで教えてもらった宿に向かった。
紹介されたように、街の中心街にほど近い位置にありながら建物はしっかりしていて、通りの喧騒も聞こえてこないし部屋もダブルで入ったけど、つめれば4つシングルベッドがおけるぐらいゆったりしていて、これで、朝食付きで銀貨10枚、夕食も込みで12枚なら
格安じゃないかな。日本円で10000円程だし。
今夜は、久しぶりの安全な宿で、ゆっくり眠れることもあるし早めに食事をとって休むことにした。
夕食は、一角兎のステーキだったけど、これまで毎日食べてたものだし、マリアの料理の方がおいしかったので、料理の詳細はスルー。ただ、飲み物は、柑橘系のさっぱり味の飲み物がおいしかったので、明日街を回るときに見つけたら大量に買い込んでおこうと思った。
部屋にはお風呂はないけど、洗い場はあるようだ。
もともとこっちの宿は、大きな盥にお湯を有料で貰って部屋の中で体を拭くスタイルが一般的みたいで、部屋にはトイレと一緒に盥の水を流せる排水管が通っているようなので、自前のお風呂を使っても問題ないと考えて邪魔にならない位置に湯船を出した。
この湯船は森の中を移動中に、こんなこともあるかと思って森の木を切って作って置いた。
檜みたいな木があったんで、きっとうまくいくだろうって思ったのと、持っていた盥も同じ木を加工して作っているみたいだったし、一番入りやすいスタイルになるように大きさと形を決めて作ってみた。
練金をかけているんで、一枚板でくり抜いた感じになってる。実際かなりの巨木を切り倒して、くり抜く形で形成していったんで一枚板と言えば一枚板になるのかな。残りの木も枝を落としてアイテム倉庫に入れてるから、また練金の練度が上がったら作ってみようと思ってる。
マリアと一緒に洗いっこの儀式だけど、さすがに宿の床の上を水浸しにもできないから、体を洗うのと髪の毛を洗うのは部屋の片隅になる洗い場みたいなところでお互い向き合って洗いっこすることになった。
立って洗わないと狭いからね。で、街を歩いているときに質のいい石鹸を見つけて買ったのでそれを使ってみる。
石鹸のほのかな香りが、洗いたてのマリアの銀髪から漂ってくる。
マリアの背中を洗っている時に、思わず1回目を頂いてしまった。
1回目で少し腰が抜けた感じのマリアを抱き起してきれいに石鹸を流した後、お姫様だっこで湯船に連れて行って、いつものようにマリアを背中から抱きよせながら、街のこととか食事のこととかマリアとおしゃべりした。
お風呂上り、マリアが今日買ってあげたスリップだけを身につけてベッドに上がってきた時には、もうマリアってなんて気配り上手な娘何だろうって思って、しばらく目の保養をさせてもらった。
スリップをつけたまま2回目に突入しようとしたら、破れるから先に脱がせてって言いだしたけど、いいんだよ破れたらまた買っちゃえば。
着けたままのマリアが、かわいすぎるのが罪なんだから、罰として着けたままねとか、意味不明の有罪判決を告げて、おいしくいただきました。
マリアも声をころしてたけど、今までで一番満足したんじゃないかなぁ。
いつもなら、寝る前のキスを十分堪能してから眠りにつくけど今夜はそのまま倒れるように眠ってしまったし。
今まで周りに誰もいないところで堪能してきたから、宿の環境でマリアなりに結構気を使ってその分満足感が大きかったんだろうか。
まあマリアに聞いても答えてくれないだろうから、これから確かめていけばいいことかな。
それよりもまず、第一目標である街に無事に入れたことで今後の方針を考えていこうと思う。
今日街を回って思ったのは、こちらの世界の一般的な人族の能力値が考えていた以上に低かったことだ。
職種や性別に若干の違いはあるけど、入り口にいた兵士ですら能力値の平均は80-100程度しかなかった。低い奴は50もない感じ。
そう言えばマリアの初期の能力値は50前後だったなぁ。
マリアが特別低いのかと思ったらそんなことはなかったんだな。
スキルレベルの方も、ユニークスキルを持っている人は今日見た中にはいなかった。やはりユニークスキルというのはレアなんだろう。
本人が気づいてないだけで、もしかしたら結構あるのかもって淡い期待をもっていたけどそんなことはなかった。
ノーマルスキルのレベル自体も、ほとんどがLV1どまりでLV2もいたけど数は少なかった。
LV3は鍛冶屋の親父みたいなドワーフの鍛冶LV3と、メイド服を注文した服屋の店長の裁縫スキルLV3っていうのがあっただけで、LV4とかいなかったな。
冒険者っぽいやつもいたけど、アイテムボックスも持ってなかったし、精々中堅レベルってとこなのかもしれない。そいつでも剣術LV2があっただけであとはカスばっかりだったし、能力値は筋力が100を超えてたぐらいで、あとは全部100切ってたしな。
どんな仕組みで能力値とかスキルレベルが上がって行くのかは今のところ不明だけど、少なくとも、LVが上がるときに能力値の一部が少し上昇しているのはマリアのLVアップを観察してして解っている。
でもその上がり方にも法則性がある感じではないんだよな、ある程度ランダムで能力値の一部項目だけ上がっている感じだし。
まあ俺の場合全然関係ないけどね、能力値の上昇の法則性とか。魔物であろうと人間であろうと、欲しい分だけ能力値もスキルも奪うことができるみたいだし。
あとクラスっていうのが不明だな。神眼でも説明でないし。
神スキルのレベルが上がらないと解らないことなのかもしれない。
クラスで唯一「H」以外のものがでたのは、狼の群れのリーダー格だったグレゴリー・ウルフの「G」ってやつだよな。森で魔物を狩ったときにも出てきてないし。
となると上のクラスを倒すとクラスチェンジとかか?
何が違うのか解らないなやっぱり。
図書館でもあれば調べられるんだろうけど、この世界って書物って超貴重品っぽいし簡単に図書館とか入れないんだろうな。
ともかく、当面の目標は
1.旅を続けながら、俺とマリアの戦闘力を上げる。
2.国とかギルドには属さずに、こっちで言うところの自由人というカテゴリーで生活する。
3.俺の能力については、マリアにもしばらく伏せながら、何ができるのか把握していく。
4.迷宮探索の情報を集めつつ、旅を続けるための準備を整える。
勿論、5番目は一番大事な目標
5.マリアを幸せにする。
紹介されたように、街の中心街にほど近い位置にありながら建物はしっかりしていて、通りの喧騒も聞こえてこないし部屋もダブルで入ったけど、つめれば4つシングルベッドがおけるぐらいゆったりしていて、これで、朝食付きで銀貨10枚、夕食も込みで12枚なら
格安じゃないかな。日本円で10000円程だし。
今夜は、久しぶりの安全な宿で、ゆっくり眠れることもあるし早めに食事をとって休むことにした。
夕食は、一角兎のステーキだったけど、これまで毎日食べてたものだし、マリアの料理の方がおいしかったので、料理の詳細はスルー。ただ、飲み物は、柑橘系のさっぱり味の飲み物がおいしかったので、明日街を回るときに見つけたら大量に買い込んでおこうと思った。
部屋にはお風呂はないけど、洗い場はあるようだ。
もともとこっちの宿は、大きな盥にお湯を有料で貰って部屋の中で体を拭くスタイルが一般的みたいで、部屋にはトイレと一緒に盥の水を流せる排水管が通っているようなので、自前のお風呂を使っても問題ないと考えて邪魔にならない位置に湯船を出した。
この湯船は森の中を移動中に、こんなこともあるかと思って森の木を切って作って置いた。
檜みたいな木があったんで、きっとうまくいくだろうって思ったのと、持っていた盥も同じ木を加工して作っているみたいだったし、一番入りやすいスタイルになるように大きさと形を決めて作ってみた。
練金をかけているんで、一枚板でくり抜いた感じになってる。実際かなりの巨木を切り倒して、くり抜く形で形成していったんで一枚板と言えば一枚板になるのかな。残りの木も枝を落としてアイテム倉庫に入れてるから、また練金の練度が上がったら作ってみようと思ってる。
マリアと一緒に洗いっこの儀式だけど、さすがに宿の床の上を水浸しにもできないから、体を洗うのと髪の毛を洗うのは部屋の片隅になる洗い場みたいなところでお互い向き合って洗いっこすることになった。
立って洗わないと狭いからね。で、街を歩いているときに質のいい石鹸を見つけて買ったのでそれを使ってみる。
石鹸のほのかな香りが、洗いたてのマリアの銀髪から漂ってくる。
マリアの背中を洗っている時に、思わず1回目を頂いてしまった。
1回目で少し腰が抜けた感じのマリアを抱き起してきれいに石鹸を流した後、お姫様だっこで湯船に連れて行って、いつものようにマリアを背中から抱きよせながら、街のこととか食事のこととかマリアとおしゃべりした。
お風呂上り、マリアが今日買ってあげたスリップだけを身につけてベッドに上がってきた時には、もうマリアってなんて気配り上手な娘何だろうって思って、しばらく目の保養をさせてもらった。
スリップをつけたまま2回目に突入しようとしたら、破れるから先に脱がせてって言いだしたけど、いいんだよ破れたらまた買っちゃえば。
着けたままのマリアが、かわいすぎるのが罪なんだから、罰として着けたままねとか、意味不明の有罪判決を告げて、おいしくいただきました。
マリアも声をころしてたけど、今までで一番満足したんじゃないかなぁ。
いつもなら、寝る前のキスを十分堪能してから眠りにつくけど今夜はそのまま倒れるように眠ってしまったし。
今まで周りに誰もいないところで堪能してきたから、宿の環境でマリアなりに結構気を使ってその分満足感が大きかったんだろうか。
まあマリアに聞いても答えてくれないだろうから、これから確かめていけばいいことかな。
それよりもまず、第一目標である街に無事に入れたことで今後の方針を考えていこうと思う。
今日街を回って思ったのは、こちらの世界の一般的な人族の能力値が考えていた以上に低かったことだ。
職種や性別に若干の違いはあるけど、入り口にいた兵士ですら能力値の平均は80-100程度しかなかった。低い奴は50もない感じ。
そう言えばマリアの初期の能力値は50前後だったなぁ。
マリアが特別低いのかと思ったらそんなことはなかったんだな。
スキルレベルの方も、ユニークスキルを持っている人は今日見た中にはいなかった。やはりユニークスキルというのはレアなんだろう。
本人が気づいてないだけで、もしかしたら結構あるのかもって淡い期待をもっていたけどそんなことはなかった。
ノーマルスキルのレベル自体も、ほとんどがLV1どまりでLV2もいたけど数は少なかった。
LV3は鍛冶屋の親父みたいなドワーフの鍛冶LV3と、メイド服を注文した服屋の店長の裁縫スキルLV3っていうのがあっただけで、LV4とかいなかったな。
冒険者っぽいやつもいたけど、アイテムボックスも持ってなかったし、精々中堅レベルってとこなのかもしれない。そいつでも剣術LV2があっただけであとはカスばっかりだったし、能力値は筋力が100を超えてたぐらいで、あとは全部100切ってたしな。
どんな仕組みで能力値とかスキルレベルが上がって行くのかは今のところ不明だけど、少なくとも、LVが上がるときに能力値の一部が少し上昇しているのはマリアのLVアップを観察してして解っている。
でもその上がり方にも法則性がある感じではないんだよな、ある程度ランダムで能力値の一部項目だけ上がっている感じだし。
まあ俺の場合全然関係ないけどね、能力値の上昇の法則性とか。魔物であろうと人間であろうと、欲しい分だけ能力値もスキルも奪うことができるみたいだし。
あとクラスっていうのが不明だな。神眼でも説明でないし。
神スキルのレベルが上がらないと解らないことなのかもしれない。
クラスで唯一「H」以外のものがでたのは、狼の群れのリーダー格だったグレゴリー・ウルフの「G」ってやつだよな。森で魔物を狩ったときにも出てきてないし。
となると上のクラスを倒すとクラスチェンジとかか?
何が違うのか解らないなやっぱり。
図書館でもあれば調べられるんだろうけど、この世界って書物って超貴重品っぽいし簡単に図書館とか入れないんだろうな。
ともかく、当面の目標は
1.旅を続けながら、俺とマリアの戦闘力を上げる。
2.国とかギルドには属さずに、こっちで言うところの自由人というカテゴリーで生活する。
3.俺の能力については、マリアにもしばらく伏せながら、何ができるのか把握していく。
4.迷宮探索の情報を集めつつ、旅を続けるための準備を整える。
勿論、5番目は一番大事な目標
5.マリアを幸せにする。
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