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第二章 迷宮都市編
「転移」スキル
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夕飯が終わって、後片付けはマリアたち3人に任せて俺はお風呂の準備に行った。行く前にマリアには、
「綾とニーナは俺が買った奴隷ではあるけど、彼女たちは自分達の希望で俺の奴隷になった訳じゃない。
だから家族とは違うと思ってる。お風呂に一緒に入るのは家族同士は当たり前だけど、綾とニーナには強制しなくていいからね。先にお風呂の準備しとくね。」
そう言っておいた。綾とニーナがどうするのかドキドキではあるけど、俺としてはマリアも納得するのが一番だと思っているので、半分はどちらでもいい。
マリアとは今日もたっぷり堪能できるしね。
湯船の水を念のため浄化して熱くしてたら、キッチンから「凄いです。」とかいうニーナの声が聞こえた。多分、マリアが浄化の魔法で洗い物を片付けたんだろう。マリアよかったね。
お風呂の湯加減もいい感じになったところで、洗い場にマリアとニーナがマッパで入ってきた。おーっ、ニーナは残念胸かと思ってたら、意外と小ぶりで出てるね。全体的に幼い感じもするけど、バランスがいいね。
俺の前にマリアが座ったので、いつものように俺が石鹸を泡立ててマリアを丁寧に洗いだした。
「私たちがご主人様を洗うんじゃなくて、私たちが洗ってもらうんですか?」
「そうよニーナ。これが我が家の家訓です。」
そんなことをちょっと偉そうに言ってるマリアに、後ろからちょっと悪戯。
いつもより丹念に胸の先のポッチの部分を洗って差し上げたら、
「ヒャウン」
とか、妙な声を上げたので許してあげた。
「さあ今日は二人だから同時にね。ニーナも背中を向けてこっちに座って。」
そう言ってニーナを座らせて、マリアよりずっと小柄な背中を丁寧に洗って上げた。
その間にマリアにお願いして、俺の背中をマリアに洗って貰った。
「じゃあ、リュウ、横になって。前を洗ってあげる。ニーナ、旦那さまを洗う時にはこうするんですよ。」
そう言って、俺の右半身に身体を密着させて洗いだした。
それを真似てニーナが小さい体で一生懸命洗い出した。
俺も手のひらを使って、二人の大事な部分を丁寧に洗って上げてたら、俺のリピドーが大変なことに。
ぐっと我慢して最初にマリアの髪を、そしてニーナの髪を洗ってあげた。
俺が湯船に入るとマリアも入ってきたけどニーナは外に座ったままだった。
「ニーナ何してるの?入っておいで、ちょっと狭いかな?」
「私も、湯船、入って、いい、ですか?お風呂、貴族の人、だけ、ですか?」
「この家の家訓で、家族は皆一緒に湯船に入るんだよ、さあ、おいで。」
ニーナはおっかなびっくりで、湯船に入ると、
「あたたかーい。」
そう言って、俺の脚の方で小さく丸まって座って湯船を堪能しているようだ。その様子をマリアと二人で抱き合いながら見つめて軽いキスをした。
マリアが先に上がって待ってて下さいって言うから、先に着替えてお風呂を出た。
綾はテーブルに座ってたけど、俺の顔を見て少し顔を赤らめてた。
俺は綾を空いていた部屋に連れて行って、寝具と今日買った綾用の服とか下着とか生活用品をアイテムボックスから出した後、
「もう少しでお風呂が空くから自由に入ってね。
この部屋は綾さんが自由に使っていいから。
あっ、この家と言うかこの世界水道とか冷蔵庫とかないから、念のため飲み物と果物も置いとくね。
日本の食べ物とは違うものがほとんどだけど、それなりに美味しいんで。」
そう言って部屋を出た。綾の気持ちの整理がつくには数日かかるだろう。
その間は待つつもり。綾は知らないとは言え、俺が綾のユニークスキル取っちゃってるし一生でも面倒をみるつもり。
寝室に戻ってしばらくすると、マリアとニーナが入ってきた。マリアは薄いピンク、ニーナはエメラルドグリーンのスリップをつけて、ちょっとだけダブダブだけど。
もう、ベッドから飛び出してマリアをお姫様抱っこしてベッドにつてて行きました。
その時、マリアが、
「リュウ、ごめんね。リュウに買って貰ったスリップをニーナに上げました。勝手してごめんなさい。」
いやいや、マリア、超グッドジョブだよ。本当にマリアって気配り上手だな。
俺は返事をする代わりにマリアに濃厚なキスをしてあげました。
マリアをベッドに下した後は、今度はニーナをお姫様だっこして、ベッドに運んであげた。待ってる間に俺とマリアの濃厚なキスを見せられて自分もされるのかと思ってたみたいだけど、断りなくやりませんとも。
二人をベッドに運んで、マリアに聞いてみた。
「ニーナとしてもいいのか?マリア。」
「リュウ、ニーナにもしてあげて欲しい。ニーナもリュウを受け入れたいって言ってる。」
食事を作りながら、ニーナといろいろ話をしたんだろうな。ニーナも覚悟を決めているようだし。
「ご主人様。私も強くなりたいんです。私にもご主人様のお情けを下さい。
私の初めてを差し上げます。」
「わかった、ニーナ。俺はニーナを受け入れるよ。
でも初めてなら、やり方も解らないだろうから、ここでちゃんと見てるんだぞ。
マリア、見てる前でいいよな。」
「勿論よ、リュウ。ニーナを受け入れてくれてありがとう。」
ニーナにも教えるために、いつも以上に丁寧に、マリアを頂いた。勿論着けたままでね。
最後は脱がしちゃったけど。
でも、マリアも横でニーナが見ているのにいつも以上に燃えてたような。
少し、ぐったりしているマリアを置いて、ニーナに向き合った。
ニーナは少し緊張してたけど、初めてのキスもうまく受け入れてた。
自分から積極的には動けないけど、これはこれで新鮮。
って俺も10日前に初めてマリアと結ばれて卒業したばかりで、ベテランでもないんだけど、数だけはかなりこなしてるからね。しっかりリードしてやるぜ。
マリアより年下だし、日本でいえばロリって話だけど、無問題。
聞いた話だとこの世界では年齢制限なしで結婚できるみたいだから、犯罪になることはない。そんな心の葛藤は一瞬で、後は、ニーナを丁寧に愛撫してやって、リピドー受け入れの時には、ちゃんと断ってスムーズに頂きました。
マリアと違って、キツキツって感じだけど、だんだん馴染んできた。最後は、ニーナも達してくれたみたいだから、初めての経験もいい思い出になったと思いたい。
ニーナを一休みさせている間に、横で見ていてムズムズしていたマリアを今度はマリアが一番喜ぶ体位で存分に頂きました。声の抑えが聞いてないから綾にも届いてるかもだけど、結構頑丈が作りの部屋だし大丈夫だと思いたい。
その後ニーナをもう一度頂いて、今夜は休むことにした。
勿論2回目の時にニーナに能力とスキル付与を行った。
明日起きたら実感できるんじゃないかな。
ちなみに付与したスキルは、今日立ち寄ったいろんなお店の内、俺が亜人とハーフエルフを連れているのを差別的な目で見て、料金をボッタくろうとしたやつらから少しずつ頂戴した。今考えたら美少女3人連れの俺に嫉妬してたのかもしれないけど、その前にハーフエルフは人族からもエルフ族からも半端者として蔑まされてるって話を聞いて被害妄想になっていたのかも。
まあ済んでしまったことはしかたない。でもスキルレベルは下げてないからね。ちょっとずつ貰っただけで。
寝る前のご挨拶と朝起きてからのご挨拶の仕方をマリアと実演しながら、ニーナに教えて俺は両腕に二人を抱きながら眠った。
4回でも全然平気って、これって俺の能力値の結果だよね。いやはや満足。
ちなみにニーナの今夜のステイタスはこんな感じ。
訓練しながら徐々にあげないとね。明日急に、迷宮に連れていくわけにもいかないし。
名前 ニーナ・シュトラス
種族 人族 LV.2(56/200)
年齢 12
性別 女
職業 奴隷
クラス H
HP 35/100
MP 50/100
筋力値 50
体力値 100
魔力値 100
精神値 50
敏捷値 50
幸運値 100
スキル 剣術(LV.1(1/10))、投擲(LV.1(1/10))、水魔法(LV.2(1/20))、風魔法(LV.2(1/20))、料理(LV.2(1/20)、アルスラン語(LV.2(1/10))、エルフ語(LV.2(3/20))
その日の夜ニーナが眠った後、綾から聞いたことを含めて、しばらくマリアと話をした。
「リュウ、あなたがこの世界じゃないところから来たとしても、今、ここにいる。
私は、今のリュウを愛してる。リュウが何者かは関係ないよ。
ただ、リュウはいつか元の世界に戻るの?」
マリアが一番心配していることなんだろう。俺はマリアの目を見て、
「俺は元の世界に戻りたいとは思っていない。もし戻ることがあればマリアも一緒に連れて行きたい。俺はずっとマリアと一緒にいたい。」
マリアは安心したのか俺に抱きついてきて、そのまま俺達は深く交合って何度も達した。すっかり安心したのかマリアはぐっすり眠った。
二人が完全に寝静まったのを確認して、俺は転移魔法の実験を行うことにした。
これは早急に確かめたかったんだけど、一日忙しくて今になった。
まず頭の中に場所をイメージして「転移」を発動。すっと景色が変わって風呂場に飛んだ。
おー成功だ。
服を着替えて装備を付けて、次は、おっ、できた。間違いない迷宮の地下2階だ。これは凄い。
問題は、マリアとかも一緒にとべるかどうかだな。
少なくとも身につけたもの、手に持っている物は一緒に転移出来ている。
後は転移しても大丈夫な場所の確保だな。いきなり他の奴がいる場所に飛んで行く訳にもいかないし。
MP消費は200か。風呂場へもここへも同じ消費量だから、多分これは固定だろうな。っていうかこのスキル仮に綾が持ってたとしても、完全に死にスキルじゃね。
魔力量が200超えるって、普通だとかなり修行をしないといけないのに、いきなりこの世界にトリップされてきた綾に修行とか無理ゲーだろう恐らく綾がそのまま持っていても、死にスキルとなっていた可能性が大きいよなぁ。大体エジンバラでもMP200越えてたやつっていなかったぞ。魔術師でもかなり上位じゃないと無理なんじゃないか?
つまり綾以外のやつでユニークスキル持ちでも、死にスキルになっていて本人も気がついてないことがあるのかもしれない。
あっ、一角兎、サクッとね。おや、ドロップアイテムが違う、
一角兎の角
ランク レア
ほっほー。レアドロップ品ってことか。
やはり幸運値に依存している可能性があるな。
これも、明日検討してみよう。
さて、今夜は戻るか。一旦お風呂に戻って、それから寝室だな。
「綾とニーナは俺が買った奴隷ではあるけど、彼女たちは自分達の希望で俺の奴隷になった訳じゃない。
だから家族とは違うと思ってる。お風呂に一緒に入るのは家族同士は当たり前だけど、綾とニーナには強制しなくていいからね。先にお風呂の準備しとくね。」
そう言っておいた。綾とニーナがどうするのかドキドキではあるけど、俺としてはマリアも納得するのが一番だと思っているので、半分はどちらでもいい。
マリアとは今日もたっぷり堪能できるしね。
湯船の水を念のため浄化して熱くしてたら、キッチンから「凄いです。」とかいうニーナの声が聞こえた。多分、マリアが浄化の魔法で洗い物を片付けたんだろう。マリアよかったね。
お風呂の湯加減もいい感じになったところで、洗い場にマリアとニーナがマッパで入ってきた。おーっ、ニーナは残念胸かと思ってたら、意外と小ぶりで出てるね。全体的に幼い感じもするけど、バランスがいいね。
俺の前にマリアが座ったので、いつものように俺が石鹸を泡立ててマリアを丁寧に洗いだした。
「私たちがご主人様を洗うんじゃなくて、私たちが洗ってもらうんですか?」
「そうよニーナ。これが我が家の家訓です。」
そんなことをちょっと偉そうに言ってるマリアに、後ろからちょっと悪戯。
いつもより丹念に胸の先のポッチの部分を洗って差し上げたら、
「ヒャウン」
とか、妙な声を上げたので許してあげた。
「さあ今日は二人だから同時にね。ニーナも背中を向けてこっちに座って。」
そう言ってニーナを座らせて、マリアよりずっと小柄な背中を丁寧に洗って上げた。
その間にマリアにお願いして、俺の背中をマリアに洗って貰った。
「じゃあ、リュウ、横になって。前を洗ってあげる。ニーナ、旦那さまを洗う時にはこうするんですよ。」
そう言って、俺の右半身に身体を密着させて洗いだした。
それを真似てニーナが小さい体で一生懸命洗い出した。
俺も手のひらを使って、二人の大事な部分を丁寧に洗って上げてたら、俺のリピドーが大変なことに。
ぐっと我慢して最初にマリアの髪を、そしてニーナの髪を洗ってあげた。
俺が湯船に入るとマリアも入ってきたけどニーナは外に座ったままだった。
「ニーナ何してるの?入っておいで、ちょっと狭いかな?」
「私も、湯船、入って、いい、ですか?お風呂、貴族の人、だけ、ですか?」
「この家の家訓で、家族は皆一緒に湯船に入るんだよ、さあ、おいで。」
ニーナはおっかなびっくりで、湯船に入ると、
「あたたかーい。」
そう言って、俺の脚の方で小さく丸まって座って湯船を堪能しているようだ。その様子をマリアと二人で抱き合いながら見つめて軽いキスをした。
マリアが先に上がって待ってて下さいって言うから、先に着替えてお風呂を出た。
綾はテーブルに座ってたけど、俺の顔を見て少し顔を赤らめてた。
俺は綾を空いていた部屋に連れて行って、寝具と今日買った綾用の服とか下着とか生活用品をアイテムボックスから出した後、
「もう少しでお風呂が空くから自由に入ってね。
この部屋は綾さんが自由に使っていいから。
あっ、この家と言うかこの世界水道とか冷蔵庫とかないから、念のため飲み物と果物も置いとくね。
日本の食べ物とは違うものがほとんどだけど、それなりに美味しいんで。」
そう言って部屋を出た。綾の気持ちの整理がつくには数日かかるだろう。
その間は待つつもり。綾は知らないとは言え、俺が綾のユニークスキル取っちゃってるし一生でも面倒をみるつもり。
寝室に戻ってしばらくすると、マリアとニーナが入ってきた。マリアは薄いピンク、ニーナはエメラルドグリーンのスリップをつけて、ちょっとだけダブダブだけど。
もう、ベッドから飛び出してマリアをお姫様抱っこしてベッドにつてて行きました。
その時、マリアが、
「リュウ、ごめんね。リュウに買って貰ったスリップをニーナに上げました。勝手してごめんなさい。」
いやいや、マリア、超グッドジョブだよ。本当にマリアって気配り上手だな。
俺は返事をする代わりにマリアに濃厚なキスをしてあげました。
マリアをベッドに下した後は、今度はニーナをお姫様だっこして、ベッドに運んであげた。待ってる間に俺とマリアの濃厚なキスを見せられて自分もされるのかと思ってたみたいだけど、断りなくやりませんとも。
二人をベッドに運んで、マリアに聞いてみた。
「ニーナとしてもいいのか?マリア。」
「リュウ、ニーナにもしてあげて欲しい。ニーナもリュウを受け入れたいって言ってる。」
食事を作りながら、ニーナといろいろ話をしたんだろうな。ニーナも覚悟を決めているようだし。
「ご主人様。私も強くなりたいんです。私にもご主人様のお情けを下さい。
私の初めてを差し上げます。」
「わかった、ニーナ。俺はニーナを受け入れるよ。
でも初めてなら、やり方も解らないだろうから、ここでちゃんと見てるんだぞ。
マリア、見てる前でいいよな。」
「勿論よ、リュウ。ニーナを受け入れてくれてありがとう。」
ニーナにも教えるために、いつも以上に丁寧に、マリアを頂いた。勿論着けたままでね。
最後は脱がしちゃったけど。
でも、マリアも横でニーナが見ているのにいつも以上に燃えてたような。
少し、ぐったりしているマリアを置いて、ニーナに向き合った。
ニーナは少し緊張してたけど、初めてのキスもうまく受け入れてた。
自分から積極的には動けないけど、これはこれで新鮮。
って俺も10日前に初めてマリアと結ばれて卒業したばかりで、ベテランでもないんだけど、数だけはかなりこなしてるからね。しっかりリードしてやるぜ。
マリアより年下だし、日本でいえばロリって話だけど、無問題。
聞いた話だとこの世界では年齢制限なしで結婚できるみたいだから、犯罪になることはない。そんな心の葛藤は一瞬で、後は、ニーナを丁寧に愛撫してやって、リピドー受け入れの時には、ちゃんと断ってスムーズに頂きました。
マリアと違って、キツキツって感じだけど、だんだん馴染んできた。最後は、ニーナも達してくれたみたいだから、初めての経験もいい思い出になったと思いたい。
ニーナを一休みさせている間に、横で見ていてムズムズしていたマリアを今度はマリアが一番喜ぶ体位で存分に頂きました。声の抑えが聞いてないから綾にも届いてるかもだけど、結構頑丈が作りの部屋だし大丈夫だと思いたい。
その後ニーナをもう一度頂いて、今夜は休むことにした。
勿論2回目の時にニーナに能力とスキル付与を行った。
明日起きたら実感できるんじゃないかな。
ちなみに付与したスキルは、今日立ち寄ったいろんなお店の内、俺が亜人とハーフエルフを連れているのを差別的な目で見て、料金をボッタくろうとしたやつらから少しずつ頂戴した。今考えたら美少女3人連れの俺に嫉妬してたのかもしれないけど、その前にハーフエルフは人族からもエルフ族からも半端者として蔑まされてるって話を聞いて被害妄想になっていたのかも。
まあ済んでしまったことはしかたない。でもスキルレベルは下げてないからね。ちょっとずつ貰っただけで。
寝る前のご挨拶と朝起きてからのご挨拶の仕方をマリアと実演しながら、ニーナに教えて俺は両腕に二人を抱きながら眠った。
4回でも全然平気って、これって俺の能力値の結果だよね。いやはや満足。
ちなみにニーナの今夜のステイタスはこんな感じ。
訓練しながら徐々にあげないとね。明日急に、迷宮に連れていくわけにもいかないし。
名前 ニーナ・シュトラス
種族 人族 LV.2(56/200)
年齢 12
性別 女
職業 奴隷
クラス H
HP 35/100
MP 50/100
筋力値 50
体力値 100
魔力値 100
精神値 50
敏捷値 50
幸運値 100
スキル 剣術(LV.1(1/10))、投擲(LV.1(1/10))、水魔法(LV.2(1/20))、風魔法(LV.2(1/20))、料理(LV.2(1/20)、アルスラン語(LV.2(1/10))、エルフ語(LV.2(3/20))
その日の夜ニーナが眠った後、綾から聞いたことを含めて、しばらくマリアと話をした。
「リュウ、あなたがこの世界じゃないところから来たとしても、今、ここにいる。
私は、今のリュウを愛してる。リュウが何者かは関係ないよ。
ただ、リュウはいつか元の世界に戻るの?」
マリアが一番心配していることなんだろう。俺はマリアの目を見て、
「俺は元の世界に戻りたいとは思っていない。もし戻ることがあればマリアも一緒に連れて行きたい。俺はずっとマリアと一緒にいたい。」
マリアは安心したのか俺に抱きついてきて、そのまま俺達は深く交合って何度も達した。すっかり安心したのかマリアはぐっすり眠った。
二人が完全に寝静まったのを確認して、俺は転移魔法の実験を行うことにした。
これは早急に確かめたかったんだけど、一日忙しくて今になった。
まず頭の中に場所をイメージして「転移」を発動。すっと景色が変わって風呂場に飛んだ。
おー成功だ。
服を着替えて装備を付けて、次は、おっ、できた。間違いない迷宮の地下2階だ。これは凄い。
問題は、マリアとかも一緒にとべるかどうかだな。
少なくとも身につけたもの、手に持っている物は一緒に転移出来ている。
後は転移しても大丈夫な場所の確保だな。いきなり他の奴がいる場所に飛んで行く訳にもいかないし。
MP消費は200か。風呂場へもここへも同じ消費量だから、多分これは固定だろうな。っていうかこのスキル仮に綾が持ってたとしても、完全に死にスキルじゃね。
魔力量が200超えるって、普通だとかなり修行をしないといけないのに、いきなりこの世界にトリップされてきた綾に修行とか無理ゲーだろう恐らく綾がそのまま持っていても、死にスキルとなっていた可能性が大きいよなぁ。大体エジンバラでもMP200越えてたやつっていなかったぞ。魔術師でもかなり上位じゃないと無理なんじゃないか?
つまり綾以外のやつでユニークスキル持ちでも、死にスキルになっていて本人も気がついてないことがあるのかもしれない。
あっ、一角兎、サクッとね。おや、ドロップアイテムが違う、
一角兎の角
ランク レア
ほっほー。レアドロップ品ってことか。
やはり幸運値に依存している可能性があるな。
これも、明日検討してみよう。
さて、今夜は戻るか。一旦お風呂に戻って、それから寝室だな。
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・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
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