異世界ハーレム漫遊記

けんもも

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第二章 迷宮都市編

対人戦

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翌朝、マリアと一戦している時に二人が起きた。静かにやっているつもりだったけどね。終わってすぐに二人とも頂いて、そのままお風呂にはいった。二人に今日の予定を話したら異存はないみたいなので、昨夜マリアと話し合ったようにした。

お風呂は好きに入れるようにしておいた。二人から、できたらまた露天風呂に入りたいという要望があったので、露天風呂の方に若干熱めのお湯を準備した。食べ物、飲み物も自由に取れるように、キッチンにいろいろ出しておいた。どうせなら、表の庭よりも露天風呂のある裏庭の方で、自主練習したいということだったので、そっちに方に木の的を用意しておいた。

俺とマリアは、迷宮の地下3階に飛ぶ。
地下3階はワースパイダーと一角兎、地下4階はゴブリン最大3体とか、一角兎、クックル、ワースパイダーなどが複数で現れるようになった。今のマリアにとってもほとんど雑魚扱いで、神授受を使わなくてもマリアが剣捌きだけで瞬殺していく。俺も幸運値とレアドロップアイテムとの関連を調べたかったので、少しは倒したけどね。
そんな感じでマリアとの迷宮探索は順調に進んでいる。今日は夕方までそのまま潜る予定なので、出来れば地下5階ぐらいまでは到達できればと考えていたら、地下5階の通路を見つけて、どうせなら、地下5階の様子を見ておこうということになって、降りてみた。

すると俺の索敵に集団の反応があった。全部で8人。4人、4人で分かれているようだけど、どうも連携しているような感じ。片方の4人は動いてないしね。もしかして、何か事故かキャンプでもしているのかと思って、そっちに向かったら、小部屋みたいな場所にたむろしていた。俺の警戒信号はマックス。こいつらの能力を全部吸えるように準備しながら、一方で、マリアは人を殺したことないから、もしもの場合には俺がやらないとって思って、まずは、

「何かトラブルか?」

と聞いてみた、索敵で確認すると残りの4人がこっちに向かってきている、間違いない。

「まあー、トラブルっていえばトラブルなんだけど。女がいなくてねぇ。女を置いて行くなら、お前は逃がしてやるよ。」

って、頭の悪いゲス野郎発言をしてきたんで、

「後ろから来る4人もお仲間か?」

って挑発したら、到着を待たずに襲ってきやがった。最悪、悪手も悪手だろう。
こっちが2人ってことで安心したか?

魔法使いが詠唱を初めて、残り3人が襲ってきたので、全部吸ってやった。
そう言えば生きてる人間の能力値全部吸ったことなかったな。スキルだけは生きてる人間から吸ったことあるけど。
でどうなったかと言えば、前の3人は武器と装備の重みで動けなくなって、後ろの魔法使いは魔法が出ないどころか、

そのままクターとなって、俺は先頭の男と魔法使いの男の頭に手裏剣を投げて後の二人にもって思う間もなく、マリアが一気に飛び出して、残り二人を一閃した。マリアに大丈夫かって聞こうと思ったら、

「リュウを狙うなんて、私が許さない。」

ってキッと切り捨てたやつらを睨みつけた後、ニコッと俺に微笑みかけた。
マリアちゃん、怖い。でも、女神。

ゲス野郎達の荷物がぶちまけられたんで全部頂いた、武器とか装備とかも売れそうだし。服はいいや、要らない、臭そうだし。

荷物を収納し終わってすぐに、別の4人が到着した。一応、念のために

「こいつらの仲間か?」

って聞いてみた。
聞いた途端、テメーとか三下みたいな台詞を吐いた時点で確定だけどね。
一斉に襲いかかってきたんで、即吸収して俺とマリアに一閃されて終了。

対人戦は初めての経験だったけど、意外とあっけなかった。と言うか、自分の中でもっと忌避感が出るかと思ったけど、全くなかった。俺とマリアに敵対した時点で俺の中では、敵認定が発動して、同族意識はなくなるみたいだな。この世界が地球の様に、人間だけで国家とか形成してないから、同族意識は希薄なのかもなぁ。
ともかく吐き出されたアイテムを全部頂いて、さて死体はどうしようって思ったら、先に倒したゲス野郎達の死体が身につけていた装備品を残して迷宮に吸収されるように消えて行った。ちょっとびっくり。
完全犯罪やりまくりじゃん。それでこんな迷宮で待ち伏せてたのか。全員、アイテムボックス持ってたから、それぞれ腕のいい冒険者だったろうに。何をとち狂ったのか。夜盗まがいのことを繰り返して、金をためてアイテムボックスをつけて貰ったのかもしれないけど、まあ、いずれにせよ、俺のマリアにゲスな目を向けた時点でギルティーだ。
全員が消えてなくなるのを待って、装備品だけは全部頂いて、残った服は全部まとめて火魔法で焼いてやった。

ちょっとだけ気分は悪くなったけど、マリアも気にしてないみたいだしそのまま家に帰った。玄関で装備を解いて、裏の気配を探ってみるとまだ二人とも自主練習してるみたいだから、俺は、マリアを抱えて家のお風呂に直行した。マリアも内心思うところがあったみたいで、俺の名前を呼びながらお風呂場ですぐ求めてきた。俺もマリアを求めて二人とも落ち着いたところで、洗いっこして湯船につかった。どうせなら皆で入ろうってことになって、マリアをお姫様抱っこして、外の露天風呂まで連れて行った、マッパでお姫様抱っこして現れた俺たちをみて、二人の動きが止まったけど、俺たちがそのまま湯船に入ったら、二人とも急いで服を脱いで湯船に入ってきた。湯船の中で軽く汗を洗い落としてあげるように二人の身体を抱いて、ただいまっていったら、二人交代で俺に貪りついてきた。落ち着かないようなので綾は後ろから、ニーナは立ったまま抱きかかえて深く入れてあげたら、落ち着いたみたい。
二人とも、自主練習を初めてすぐに、自分たちの能力が上がっていることに気がついたようだ。身体のきれと、与ダメージ力アップを実感したところで、二人して今夜もたくさん、俺から貰おうってワクワクしてたそうな。
今のはおやつ代わりだからね、今夜も頑張っちゃうよ。

夕飯を食べながら、今後のことを聞いてみた。二人ともまっすぐに、俺とマリアの顔をみて、出来ればこれから先も一生傍にいたい。まだまだ力不足だけど、自分たちの力を伸ばしていきたい。そして、出来れば迷宮に連れて行って訓練させて欲しいと頭を下げてきた。
二人の決意は嬉しかったけど、今日の迷宮のこともあるし、もう一度念を押してみた。

「二人の気持ちはわかった。二人の戦闘的な能力をどのように伸ばしていくか、俺も真剣に考えてみる。でも実地で強くなるっていうことは、何かの命を奪うってことだ。多くは魔物でその姿は異様だから攻撃もしやすいだろう。でも魔物の中にも人型に近いものもいる。また俺は、俺に敵意を見せる者に対しては相手が魔物であろうとも、人間であろうとも容赦はしない。一瞬の躊躇が自分と自分の守るべきものの命を奪い取ってしまうと思っているからだ。二人が迷宮で実地訓練をするということはそういう覚悟が必要だと思う。勿論、今すぐに覚悟して欲しいと言うわけではない。ただ、もしそんな場面に遭遇して自分の気持ちに変化が出たら、正直に教えて欲しい。どんな形であっても、かわいい妹である二人を見捨てることはない。だから安心して欲しい。」

この話をしても、二人の瞳の力は変わらない。十分に考えていたんだろう。頭で思っていることと、実際に経験することは違うのだろうけど、取り敢えず今はこれでいいかなと思う。マリアの方を見ても、マリアも納得してるみたいだし、安心したみたい。

さっきは石鹸でちゃんと洗ってなかったから、もう一度皆でお風呂に入りなおした。マリアと俺はさっき洗いっこしてたけど、様式美として、マリア、綾、ニーナの順に丹念に洗ってあげて、湯船に入って寛いだ。

夜はいつも以上にたっぷり時間をかけてあげた。お風呂から順番に上がって一人ずつ相手にして上げた。その分、2回目は軽くね。綾もニーナも随分馴染んできたなぁ。すぐそばでマリアのを見ているから、こっちの能力も上がっているのかもね。取り敢えず、今日のゲス野郎との戦闘で、かなりいいスキルが手に入ったんで、綾とニーナにもアイテムボックスと聖魔法を付け加えた。これで生活が随分と快適になると思う。あと迷宮に入るなら幸運値もあった方がいいだろからそっちもね。スキルはオールLV2にしといたらいいかな。マリアは、能力値を少し上げた。もしかして一流の冒険者の能力値越えてるんじゃないかとも思うけど。あとマリアのアイテムボックスのレベルを上げた。どれくらい容量が増えるのかわからないけど、今日奪ったアイテムの量を考えるとかなり増えるんだろうなと思う。
当面の目標は、各人の戦闘技術のアップと、連携戦闘力のアップだな。
俺のスキルレベルのコンプは、焦ることはないか。
この街に来た当初からは、予定が完全にかわってしまったけど、いいように変わってるしこれはこれで、よかったと思う。さて寝よう。


名前 リュウ・ハマダ
種族 人族 LV.11(201/2200)
年齢 18
性別 男
職業 自由人
クラス G
HP 9956/15245
MP 3950/5100
筋力値 12323
体力値 15245
魔力値 5100
精神値 6100
敏捷値 7322
幸運値 720
ユニークスキル 神眼 神授受 転移
スキル 剣術(LV.5(22/50))、体術(LV.5((21/50))、投擲(LV.5(11/50))、弓術(LV.2(13/20))、斧術(LV.4(20/40))、棒術(LV.4(19/40))、跳躍(LV.5(44/50))、索敵(LV.8(66/80))、夜目(LV.9(63/90))、魔力感知(LV.4(9/40))、火魔法(LV.3(9/30))、水魔法(LV.3(15/30))、土魔法(LV.2(18/20))、回復魔法(LV.3(2/30))、隷属魔法(LV.2(3/20))、闇魔法(LV.2(2/20))、聖魔法(LV.2(8/20)、物理耐性(LV.2(3/20))、鍛冶(LV.2(12/20))、錬金(LV.2(14/20))、調合(LV.2(3/20))、料理(LV.2(3/20))、アルスラン語(LV.5(2/50))、ノクターン語(LV.3(1/30))、ドワーフ語(LV.2(15/20))、エルフ語(LV.2(14/20))、魔物語(LV.2(4/20))、兎語(LV.1(1/10)、アイテムボックス(LV.5(2/50))、統率(LV.3(4/30))


名前 マリア・ハマダ
種族 兎族 LV.13(155/2600)
年齢 16
性別 女
職業 リュウの妻(第一)
クラス H
HP 1000/1500
MP 500/1500
筋力値 500
体力値 1500
魔力値 1500
精神値 500
敏捷値 1000
幸運値 200
スキル 剣術(LV.3(1/30))、体術(LV.3(1/30))、回復魔法(LV.2(1/20))、水魔法(LV.3(1/30))、火魔法(LV.2(1/20))、聖魔法(LV.2(5/20)、物理耐性(LV.2(1/20))、料理(LV.2(5/20))、裁縫(LV.2(11/20))、アルスラン語(LV.2(5/20))、兎語(LV.2(11/20))、アイテムボックス(LV.2(1/10))


名前 橘綾
種族 人族 LV1(0/100)
年齢 16
性別 女
職業 奴隷
クラス H
HP 100/200
MP 100/150
筋力値 100
体力値 200
魔力値 150
精神値 100
敏捷値 100
幸運値 100
スキル 剣術(LV.2(1/20))、体術(LV.2((1/20))、投擲(LV.2(1/20))、棒術(LV.2(1/20))、聖魔法(LV.1(1/10))、料理(LV.2(1/20)、アルスラン語(LV.2(1/20))、アイテムボックス(LV.1(1/10))


名前 ニーナ・シュトラス
種族 人族 LV.2(56/200)
年齢 12
性別 女
職業 奴隷
クラス H
HP 100/200
MP 100/200
筋力値  150
体力値 200
魔力値 200
精神値 150
敏捷値 150
幸運値 100
スキル 剣術(LV.2(1/20))、体術(LV.2((1/20))、投擲(LV.2(1/20))、弓術(LV.2(1/20))、跳躍(LV.2(1/20))、水魔法(LV.2(1/20))、風魔法(LV.2(1/20))、聖魔法(LV.1(1/10))、料理(LV.2(1/20)、アルスラン語(LV.2(1/20))、
エルフ語(LV.2(3/20))、アイテムボックス(LV.1(1/10))
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