異世界ハーレム漫遊記

けんもも

文字の大きさ
89 / 107
第六章 魔物の森の街建設編

新しい仲間

しおりを挟む
やれることを終えて、家に戻った。人が増えるのが嬉しいのか、皆ニコニコしてるな。

「ただいま。多分数日中に竜人族が来ることになるだろうけど、その前にいろんな所から、人を連れてきておく?」

「いろんな所って?」

「呼びたいやつとかいれば、呼んできてもいいし、そう言えば、アンにもこっちの素生がちょっとばれてるかもしれないから、たまに呼んでもいいかもな。まあ、俺達の存在は基本おおっぴらにできないから、それぞれの国で生活したくてもできないやつとか、自分の力で生きたいって思ってるやつ限定だけどね、呼ぶとしても。他人に寄生して生きようとするやつは結局、どういう環境を与えても、自分を害するだけじゃなく、周りの人も巻き込んで不幸にするからね。」

「わ、私、お姉ちゃんを呼んではダメですか?」

「ミミ、お姉ちゃんがいるのか?」

「はい、一緒の奴隷商に売られて、ずっと一緒だったんですけど、私が帝城に連れて行かれる時に、本当は一緒に連れて行かれるはずだったんですけど、お姉ちゃん大きいから条件に合わないって言われて。私が連れて行かれる時に、私をかばって怪我をして。それから会ってないから、もう死んじゃったかもって思ってて。」

「そうか、言えなかったのか。ごめんな気付いてやれなくて。他にもいるか?ここで一緒に生活したいって思った人がいれば誰でもいいぞ。」

「あの、村の人全部でもいいんでしょうか?」

「全部?」

「はい、私たちの兎族のタリリア族の村なんですけど、魔物の襲撃を受けて村の戦士の大部分が殺されて、村の女性と子供の数が増えて、私は口減らしのために奴隷商に売られました。」

「自分達を売った村の人たちを助けたいのか?」

「私たちより、もっと小さい子もいましたし、このままだと、その子達も売られてしまうでしょうし。」

「自分達が生き残るために子供を犠牲にするのは、俺は好きではないけど、よし、その村のことは俺に任せてくれ。可能な限り救ってみるから。」

そう言うとナナンの顔がパッと明るくなった。

「ニーナとかはいないか?ずっと聞いてなかったけど。」

「うん、ニーナはいないよ。それにリュウ兄がエルフ族を救ってくれたから、私の様に苦しんでた人も、皆今頃救われてるんじゃないかなぁ、村の中でも。」

俺は、膝に乗ったニーナの頭をくしゃくしゃしてあげた。


まずは、ミミのお姉ちゃんの救出だ。
舞衣とミミだけを連れて帝都の上空に飛んだ。ミミのお姉ちゃんの名前は、ミュール・フォルクと言うらしい。16歳。自分がいた奴隷商の場所が解らないと言うことだったので、帝都の全域をサーチして、ミュール・フォルクを探してみた。見つかった。
舞衣に一旦ミミと一緒に家に戻っているように伝えた。かなり状態が悪いので、そのまますぐに対面させない方がいいと思ったからだ。
舞衣達が転移した後、俺はミュールがいる奴隷商館に足を踏み入れた。

「これはこれは、ようこそいらっしゃいました。当商会の番頭をしております、ルドルフと申します。今日はどのような御用件でしょうか?」

「こちらははじめての利用だ。リュウ・ハマダと言う。実は、奴隷を一人買いに来たんだが、そうだな、亜人のメイド兼、迷宮戦闘用の奴隷を探している。そうだな、狐族の娘とかはいないか?」

「迷宮戦闘用兼メイドですか?狐族を指定されるのはなぜで?」

「あー。前に使っていた奴隷が狐族でな、扱いが慣れているんだ。」

「左様ですか。狐族で迷宮戦闘をこなせるものは少ないものですから。犬族でしたら、丁度いい娘がおりますが。」

「そうか、まあ、いろいろ見せてくれ俺は回復魔法も使えるんでな、多少体力のないものや怪我をしているものでも構わんぞ。その分、マケてくれるならな。」

「それでは、何人か連れてまいりますので、しばらくお待ちください。」

そう言って、俺は一人部屋に残された。
ミミのお姉さん、ミュールの位置は確認している。神覚で監視しているから、最悪、今回穏便に取引できないようなら、こっそり連れて行くしかないだろう。この奴隷商会には、狐族の娘はミュールしかいないことは確認してるし、さてどうでるか。おっ、ミュールにも声をかけたようだ。怪我のことは何も言わないように厳命してるな。あと、ほほー、人族になっているけど、竜人族とのハーフの娘と、エルフ族になっているけど、人族とのハーフの娘も一緒か。後の二人はパスだな。同室の子に威張り散らしてるし。同じ奴隷同士なのになにやってんだか。
俺が、そんな観察をしていると、ルドルフが5人の少女をつれて戻ってきた。最初に入ってきた犬族の子と人族の子はパスだな。ルックス、スタイルも悪い上にあの性格だとな。問題は残り3人か。ミュールは引き取るとして、後の2人をどうするか。まずは、話してみて決めよう。

「お待たせしました。当商会で、お客様の条件に合うのは、この5名でございます。」

「俺は、亜人の奴隷をお願いしたはずだが。」

「はい、お客様。実は、先だっての大戦で亜人奴隷の需要が高くなりまして、現在、亜人奴隷の数が少なくなっております。特に亜人の男性は現在、当商会におりません。」

「まあ、いい。俺が少し話をさせてもらってもいいか?」

「はい。それは、勿論でございます。」

順番に話をしていって、3番目の竜人族のハーフ、カミラの時に、

「お前は、年はいくつになる?」

「13です。」

「それにしては、身体が大きいようだが、両親も大きかったのか?」

カミラが口を開きかけたが、横からルドルフが

「申し訳ございません、リュウ様。親の質問は里心がつきますので。」

と口を挟んできた。ハーフであることは内緒なのか?まあ、見掛け上、人族の女の子だしな。ショートボブにした、目がクリっとしたかわいい娘だ。

「それは済まなかった。それで、お前は、何が出来る?俺は、メイドの仕事と迷宮での戦闘の両方をこなせる奴隷を探しているが。」

「はい。私は槍の扱いには多少自信があります。迷宮や魔物相手の実践の経験はありませんが、必ずお役に立ってみせます。家事の方は、一通りはできます。身体は丈夫です。」

真面目そうな子だ。目の力が強いし、役目を与えたらしっかりこなすだろうな。
次に、ハーフエルフの娘、マリエルに話を聞いてみた。

「では、お前はどうだ。何が出来る?」

「えっと、私は、あんm・・・」

マリエルが話を始めると、またルドルフが口を挟んできた。最初の2人の時には、何を聞いても口を挟まなかったのに、何を警戒してるんだ?

「リュウ様、この娘はエルフですので、魔法の適性が高こうございます。年齢が幼いので、普通のエルフよりは魔法力が低いようですが、これから成長していけば、迷宮攻略をされるリュウ様の大きなお役に立てるものと思います。リュウ様は、魔法もお使いになると言うことですので、ハマダ様自身が魔法を鍛えることで、大きな成長が見込めるかと。」

「ん?つまり、今現在、この娘は未完成品で、俺に魔法の指導をしろと?」

「いえいえ、決してそのようなことでは。あくまでも、これから先の成長が楽しみな娘であると言いたかったのでございます。」

「ふん、まあ、いいや。じゃあ、最期に狐族の娘に聞く。その片目と顔の醜い傷はどうした?まだ比較的に新しい傷の様だが?」

「はい、これは、その・・・」

ここで、ルドルフが口を挟む、

「リュウ様、現在当商会におります狐族の娘はこの娘だけでしたので、リュウ様にはお見苦しい姿をおみせしましたことお詫びいたします。しかし顔の傷は酷いですが身体の方は問題なく、性格は優しい娘ですので夜伽の御相手としても十分に価値があるかと思います。勿論ここにいる娘達は全員処女でございます。」

「片目は見えないのか?」

「はい、残念ながら。しかし、狐族は鼻と耳が利きますので、迷宮でも問題はないかと。」

ミュールは、悲しそうな顔をしてややうつむき加減だ。

「それで、値段はいくらになる。」

「はい、最初の娘が金貨15枚、次が金貨10枚、真ん中の娘が金貨15枚、4番目が金貨18枚、そして最期のこの娘が金貨5枚で如何でしょうか?」

「最初と、その次の娘の値段は妥当だろうな。真中は人族なら妥当だろうし、4番目はエルフ族なら安いぐらいかもしれん。さてルドルフ、お前俺に奴隷の正確な情報を知らせずに契約をするつもりなのか?」

俺は、少し低い声で、ルドルフを睨みながら聞いてみた。
ルドルフは、ポーカーフェースする余裕もなく、俺の威圧に委縮している。

「お前この店の旦那に今の話を伝えてもいいんだな。」

奴隷たちの服装や栄養状態から見て、この奴隷商自体が酷い商会ではないと思う。店構えも立派だし。帝城相手に奴隷の売買をやったぐらいだから、それなりの奴隷商なのだろう。俺はこの番頭と言うルドルフが、自分の手柄を立てるために一見さんの俺に不良在庫となる可能性のある3人を押し付け、俺が欲しそうな反応を見せたので、値段を吹っかけたのだろう。俺の予想通りの行動をとってくれた。

「も、申し訳けございません。」

ルドルフは、奴隷の前だと言うのに、俺の前に土下座をして詫びた。

「で、どうなんだ。それとも、この商会はハーフ種は隠して売ることになっているのか?」

「めっそうもございません。どうぞ、どうぞこの度の御無礼お許し下さいませ。」

その後、可哀想なぐらいビビってしまって、捨て値同然の価格で売買契約をすることになった。ミュールなどは、タダで貰ってくれとまで言われたけど、後で問題になるのもなんだから、妥当な価格で引き取った。
その間この商会にいる他の奴隷の様子を神覚でチェックしてたけど、自分より弱い子を苛めたり、他人の持ち物や能力を羨んだり、あんまり性格的に許容できる子はいなかったので、これ以上の買い取りはやらないでおくことにした。ちょっと顔立ちがいい娘もいたんだけどね。
契約を済ませた後、3人を連れて一気に森の家に転移した。空家に入る瞬間に転移したんで、3人は一瞬キョトンとしてたけど、いきなり人がいっぱいいるリビングが目の前に広がったので、頭がついていけなかったようだ。
ミュール以外に二人を買ったことは、マリア達5人には念話で話していたので、俺達が現れて、皆で笑顔で迎えてくれた。

「ただいま。まず、自己紹介の前に、ミュールこっちにおいで。」

ミュールは俺の側に来て、そこに妹のミミの姿を見て絶句している。ミミも姉の醜い傷と片目が開いてないのをみて言葉を失っている。

「先に、ミュールの傷を治しておくな。」

俺はリライブの魔法をかけ、ミュールの傷を全て治した。実はミュールは背中にも大きな傷があったのだ。これだけの傷でも死ななかったのは、あの奴隷商が回復魔法をかけて取り敢えずの治療は行ったからだろう。死んでなくてよかった。

ミミは目の前で姉の傷が綺麗になるのを見て、ミュールの方は自分の目が開いて自分の傷がなくなっているのを感じてさらに絶句状態。二人とも動きそうになかったから、

「ミミ、お姉ちゃんが無事でよかったな。」

そう声をかけた。

ミミは姉に抱きつく前に、俺の前に平服して、

「旦那さま、本当にありがとうございます。本当にありがとうございます。」

そう繰り返した。それを見て、ミュールも俺の前に平服して、

「ありがとうございます。ありがとうございます。」

二人して繰り返した。

「二人の気持ちはよくわかったよ。俺も嬉しいし。ほら姉妹でちゃんと話して来い。」

そう言って、二人を離れたソファーの方に追いやった。

「さてちょっと順序が前後したけど、改めて皆に紹介するね。こっちが竜人族と人族のハーフ、カミラ13歳。そしてこっちが、エルフ族と人族のハーフのマリエル11歳だ。」

「ご主人様、私が竜人族とのハーフだと御存知だったのですか?」

「ん?わかってたぞ。まあ、俺はそんなの気にしないけどな。それよりちゃんと自己紹介しなさい。」

「申し訳ありません。皆様、この度、ご主人様に買って頂きました、カミラ・カテドラルといいます。どうぞよろしくお願いします。」

「わ、私は、マリエル・エンゲージです。よろしくお願いします。」

その後、俺がマリア達を紹介して、メイド服を着ている8人もそれぞれ挨拶が終わった。

「ニーナ、マリエルの担当お願いできるか?たくさんいるから大変か?」

「リュウ兄―。大丈夫。っていうか、マリエルちゃんのことは、ニーナに任せて欲しい。」

「そうか、じゃあ、頼んだな。」

「後、舞衣、ミュールもミミと一緒の方がいいと思うけど、頼んでいいか?」

「うん、大丈夫、うちにまかせておいてな。」

「そうか、そうか。ありがとうな。舞衣に任せておけば安心だな。」

「で、カミラのことは、綾、よろしく頼む。」

「勿論だよ、お兄ちゃん。私もカリーもそのつもりだよ、ねーっ」

「あと、セシリアには、明日、タリリア族から子供たちを受け入れるかもしれないから、そっちの手伝いを頼めるか?」

「うん、ボクも役に立つ?」

「おー?当たり前だぞ。俺はいつもセシリアに助けられてるぞ。」

「そう言う訳で、取り敢えず、夕食を食べるか。」

今夜は、カレーライスにしたようだ、トッピングにハンバーグや唐揚げもあるし、みんなお腹いっぱい食べれるだ夕食後は、今夜は俺達6人だけで露天風呂に入ることにして、カリー達は部屋で自由時間にしてそのまま就寝させることにした。カリーたちなりに積もる話もあるだろうし。
露天風呂で泡泡しながら皆とつながって、ひとしきり満足した後、湯船に浸かりながら今後のことを話し合った。

しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)

長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。 彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。 他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。 超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。 そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。 ◆ 「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」 「あらすじってそういうもんだろ?」 「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」 「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」 「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」 「ストレートすぎだろ、それ……」 「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」 ◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

処理中です...