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第六章 魔物の森の街建設編
兎族タタリア族の事情
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翌日俺はナナンの言った街を探して、その後上空から神覚を広げながら兎族のタタリア族の集落を探した。
タタリア族の集落は、小さな川のほとりに寄り添うように十数件の家が寄り集まった兎族の集落だった。畑作と近くにある森での狩りで集落の生計を立てているのだろう。集落全体を観察すると、男は10名ほど後は女子供がほとんどだ。年配者も数名いる。
俺は少し離れた場所で地上に降り、馬車を出して村に向かった。
俺の馬車が集落から見える道に差し掛かると、集落の前に男の兎族が剣を持って現れた。その後ろには、年取った兎族の女が立っていた。
「誰だ?どこから来た?」
「俺は、冒険者だ。」
俺は以前殺したゲス冒険者野郎が持っていた、IDカードを取り出して偽名を名乗りながら、馬車から降りた。勿論武器は持ってない。
「上級冒険者が何の用だ。」
俺のカードをみて、上級冒険者だと誤認してくれた男が尋ねてくる。
「あー、この辺りを通る機会があってな、以前兎族の奴隷を使っていたんでな、前に買った奴隷商がこの辺りの兎族の村から買ってきたという話を思い出して寄ってみた。俺に直接売れるものはいないか?年齢や、性別、能力は問わないぞ。俺が奴隷商から買っている値段で直接買うが。今、俺の家で何人かのメイドや使用人を使っているんでな、幼くても俺が躾けて使うことが出来る。メイド長が兎族なんでな。同じ兎族がいいだろうと考えたんだ。」
かなり無理やりの理由だけど、男達の後ろに立っている老婆は動揺したようだ。
「奴隷商での買い取り価格と同じだけ出すと言ったか。それは1人金貨1枚か?」
「馬鹿いえ、正規料金を払うと言っている。資質にもよるが、兎族なら12歳以上の成人1人金貨5枚にはなる。幼児なら金貨2枚程だが。」
「何、幼児で金貨2枚だと。何人まで買い取る?」
「制限はない。いいやつなら何人でも買い取る予定だ。」
「まことか。」
老婆のやり取りを聞いていた男達も騒ぎ出した。
「こちらへ入って頂けるか、ガンブロック殿。」
違う名前を言われて一瞬迷ったけど、そう言えばそういう名前だったっけ。カードをちゃんと見てなかった。
「わかった、世話になる。」
俺は、老婆の先導で老婆の家の大広間見たいな場所に通された。
「ガンブロック殿は、アルスラン王国内に住んでおられるのか?」
「あーそうだが。」
「そうか。我らの所に買い付けに来る奴隷商は、帝国で商売していると言っておったが。あやつ、売値も我らにはもっと安く言っておったわ。」
「なんだ、定期的に買い取らせているのか?」
「こんな村だ。男手も少ない。口減らしせねば、村の生計は成り立たん。」
「なんだ、畑を広げるか、戦力を上げて狩りを増やせばいいんじゃないか?」
「そんなに簡単なことではないんじゃ。」
そう言う老婆の服装や男達の持つ武器は、そこそこいいものだ。栄養状態もいいようだし、本当に貧しい村なのか?
老婆の家の周りには、小さな子供や、少し身体が不自由そうな少女などが親と思われる大人と一緒に集まってきた。全部で7人だ。
「本当に全部いいのか?」
「俺は構わんが、そこの子、幾つだ?」
「はい、今年で6つになります。何も教えていませんが、身体だけは丈夫ですよ。器量もなかなかいいでしょう、自慢の娘ですよ。」
お前、自慢の娘を売ろうとしてるのか、下卑た笑いを浮かべながら。
「そこの娘、お前は家を出ていいのか?お母さんと一緒にいたくないのか?」
俺が兎語で、その幼女に語りかけた。
「わたしが売れたら、お母さんが喜ぶから。買って下さい。」
なんだこの村は、子供を売ることで村の生計を立てることを、村人全員が望んでいるのか?下卑た笑いを浮かべている女は、すでにお腹が大きくなってるしな。
これもまた、種族を生き残らせるための手段なのか・・・
「それで、そっちの少女は、身体が不自由なようだが、病気か?」
「この娘は、親がいないので、村で生活させる代わりに、雑用をさせておる娘じゃ。怪我をして、身体が不自由じゃが、病気はせん。村におっても、子を成す畑にもならぬ。15になるがまだ処女じゃ。こう言うのは買い取りはできぬか?」
この婆さん、村で売れるやつ全部売り払うつもりだ。まあ、いつものように奴隷商に売るより恐らく何倍も手に入りそうだから、欲に目がくらんでいるのか。
「そう言えば、ナナンがこの村の出身じゃなかったか?名前がタタリアだったと記憶してるが。」
「旦那、ナナンの持ち主ですか?あの子を産んだ母親は、2人目を出産する時に難産で母子ともに死んでしまいましたよ。2人産んでれば、少しはいい目を見れたんでしょうけどね。一人だけだと貯蓄できないからね。あたしは、この娘で3人目ですよ。売らないで、次の孕み役にしようかと思ってたんですけどね、こんなにいい旦那に買われるんだったら、そっちの方が幸せってもんですよ。」
誰の幸せだよって感じだが。
「ところで、男の子はいないようだが。」
「男の子は、村の財産ですじゃ。この村では男の子は売らんのじゃ。」
「なるほど、そうか。じゃあ、この7人全員買い取ろう。12歳以上は通常通り、それ以下は幼女の価格でいいか?」
「勿論ですじゃ。契約は、ここでやりますかな。」
「俺が自分でできるから、奴隷契約が完了したら、その分支払うことにしよう。」
そう言って、奴隷契約と共に、金貨を渡して、子供たちを全員馬車に乗せた。
「今日は世話になった。また縁があれば寄ってみよう。」
「そうして下され。5年したら、また、いい娘を揃えておくでな。」
俺は村の人総出で見送りをされて、街道を進み村から見えない森の中に入った後、馬車ごと森の家に転移した。
途中経過はマリアにだけ伝えていた。取り敢えず、いきなり馬車が止まって大きな家が目の前に出てきて面喰っている7人を馬車から下した。
身体に怪我を負っていた一番年上のルルに、最初にリライブの魔法で身体の傷を癒してやった。俺が手を当てただけで自分の怪我が治り体の不自由がなくなて、ルルは俺に対して信仰に近い思いを抱いたようだ。他の娘達もその様子をみて、俺がただの冒険者ではないと感じ取ったようで、一斉に平服している。
「そんなことしなくていいよ。今日から、みんな俺の家族の様なものだ。まずは、こっちにいる俺の妻のセシリアの下についてこの家に慣れることが一番の仕事だよ。」
「それから、ナナン。申し訳ないけど、村人全員は救わないことにした。ナナンもわかっていると思うけど、自分達の生活の為に、自分の子供を売り渡し生活するやつらを、俺は受け入れることはできない。ナナンを生んだ母親はナナンの次の子供を産むときに死んでしまったそうだ。」
「旦那さま、私が浅はかでした。旦那様のお手を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした。村のことは旦那様のおっしゃる通りです。私を産んでくれた母や妹か弟がいるならと考えていたのです。」
「そうか。でもあのような形で種族の存続を図ると言うのも、それはそれで一つの方法だと思うし、村の生き方を否定するわけではないけどな。」
今回の7人は、当分は俺のハーレムには入れる予定はない。流石の俺も10歳以下の幼女の中に入れようとは思わないしなー。将来的にはどうなるか解らないけど。ルルだけはマリアの元に入りたがってるから、もしかしたらセシリアの眷族からマリアの眷族に移すかもしれない。その辺りはマリア達の判断に任せることにした。
さて、あと片付けておくべきことは、竜人族の受け入れの確認と、一度アルスラン王国の様子をチェックしておこうかと思ってる。アンパパのその後も気になるしね。まあ、アンパパのことだから、俺の存在は誰にも話してないだろうけど、今回の停戦で、王国がどう動くのか気になるしね。
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かなり無理やりの理由だけど、男達の後ろに立っている老婆は動揺したようだ。
「奴隷商での買い取り価格と同じだけ出すと言ったか。それは1人金貨1枚か?」
「馬鹿いえ、正規料金を払うと言っている。資質にもよるが、兎族なら12歳以上の成人1人金貨5枚にはなる。幼児なら金貨2枚程だが。」
「何、幼児で金貨2枚だと。何人まで買い取る?」
「制限はない。いいやつなら何人でも買い取る予定だ。」
「まことか。」
老婆のやり取りを聞いていた男達も騒ぎ出した。
「こちらへ入って頂けるか、ガンブロック殿。」
違う名前を言われて一瞬迷ったけど、そう言えばそういう名前だったっけ。カードをちゃんと見てなかった。
「わかった、世話になる。」
俺は、老婆の先導で老婆の家の大広間見たいな場所に通された。
「ガンブロック殿は、アルスラン王国内に住んでおられるのか?」
「あーそうだが。」
「そうか。我らの所に買い付けに来る奴隷商は、帝国で商売していると言っておったが。あやつ、売値も我らにはもっと安く言っておったわ。」
「なんだ、定期的に買い取らせているのか?」
「こんな村だ。男手も少ない。口減らしせねば、村の生計は成り立たん。」
「なんだ、畑を広げるか、戦力を上げて狩りを増やせばいいんじゃないか?」
「そんなに簡単なことではないんじゃ。」
そう言う老婆の服装や男達の持つ武器は、そこそこいいものだ。栄養状態もいいようだし、本当に貧しい村なのか?
老婆の家の周りには、小さな子供や、少し身体が不自由そうな少女などが親と思われる大人と一緒に集まってきた。全部で7人だ。
「本当に全部いいのか?」
「俺は構わんが、そこの子、幾つだ?」
「はい、今年で6つになります。何も教えていませんが、身体だけは丈夫ですよ。器量もなかなかいいでしょう、自慢の娘ですよ。」
お前、自慢の娘を売ろうとしてるのか、下卑た笑いを浮かべながら。
「そこの娘、お前は家を出ていいのか?お母さんと一緒にいたくないのか?」
俺が兎語で、その幼女に語りかけた。
「わたしが売れたら、お母さんが喜ぶから。買って下さい。」
なんだこの村は、子供を売ることで村の生計を立てることを、村人全員が望んでいるのか?下卑た笑いを浮かべている女は、すでにお腹が大きくなってるしな。
これもまた、種族を生き残らせるための手段なのか・・・
「それで、そっちの少女は、身体が不自由なようだが、病気か?」
「この娘は、親がいないので、村で生活させる代わりに、雑用をさせておる娘じゃ。怪我をして、身体が不自由じゃが、病気はせん。村におっても、子を成す畑にもならぬ。15になるがまだ処女じゃ。こう言うのは買い取りはできぬか?」
この婆さん、村で売れるやつ全部売り払うつもりだ。まあ、いつものように奴隷商に売るより恐らく何倍も手に入りそうだから、欲に目がくらんでいるのか。
「そう言えば、ナナンがこの村の出身じゃなかったか?名前がタタリアだったと記憶してるが。」
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「ところで、男の子はいないようだが。」
「男の子は、村の財産ですじゃ。この村では男の子は売らんのじゃ。」
「なるほど、そうか。じゃあ、この7人全員買い取ろう。12歳以上は通常通り、それ以下は幼女の価格でいいか?」
「勿論ですじゃ。契約は、ここでやりますかな。」
「俺が自分でできるから、奴隷契約が完了したら、その分支払うことにしよう。」
そう言って、奴隷契約と共に、金貨を渡して、子供たちを全員馬車に乗せた。
「今日は世話になった。また縁があれば寄ってみよう。」
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俺は村の人総出で見送りをされて、街道を進み村から見えない森の中に入った後、馬車ごと森の家に転移した。
途中経過はマリアにだけ伝えていた。取り敢えず、いきなり馬車が止まって大きな家が目の前に出てきて面喰っている7人を馬車から下した。
身体に怪我を負っていた一番年上のルルに、最初にリライブの魔法で身体の傷を癒してやった。俺が手を当てただけで自分の怪我が治り体の不自由がなくなて、ルルは俺に対して信仰に近い思いを抱いたようだ。他の娘達もその様子をみて、俺がただの冒険者ではないと感じ取ったようで、一斉に平服している。
「そんなことしなくていいよ。今日から、みんな俺の家族の様なものだ。まずは、こっちにいる俺の妻のセシリアの下についてこの家に慣れることが一番の仕事だよ。」
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