異世界ハーレム漫遊記

けんもも

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第七章 魔大陸編

神族

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そう言って、森の家に戻ってすぐに時間停止を解除。すると、

「主様ー。」

そう言って、フーコが飛び出してきた。

「何だフーコどうした?何か有ったのか?」

「へっ?あれ?主様への入口が開かなくって、あれ?」

「そうなのか?俺も各神殿の巡視から今戻ったところだけど。」

「そうですか。フーコの勘違い・・・・じゃない。主様、どうしたんですか。気配が違いますよ。違うどころじゃないです。なんですか、この力。身体の中が熱くなるほどの力です。」

確かに。フーコ、種族が神狼族になって、クラスも上がってるなー。眷族の上だな神族繋がりになってる。種族を超越しちゃたんだね。
ん?ってことはマリア達も?

「リュウ、大変だよ。私たちの表示が変になってるんだよ。」

マリア達5人だけが慌てて転移してきた。

「あーどんな風に?」

「種族が5人とも神族になって、HPとMPがEになって。」

「カリー達は、種族が神猫族になって、HPとMPが急激に増えたし。」

「そうか。そっちにも影響が出るんだな。どの範囲まで出てるのか把握しておく必要があるかな。実は、これは絶対に秘密だからね。皆にだけ話すから。実は俺、神になったんだよね。」

「紙?」

「髪?」

「噛み?」

「イントネーションで3人の言ってるのが違うって何となく解るけど、神様の神ね。ゴッド。全知全能の神。精霊の上。正確には精霊の上は亜神で、その上が神だから精霊の上の上だけど。」

「マジ?」

「ん、マジ?」

「じゃあ、マリアはリュウの妻だから女神?」

「この世界ではそう言う括りはないけど、アリア達5人だけが神族って種族に上がって、クラスがB、亜神になって、俺と同じで不老不死になってしまった感じ?」

「疑問形?」

「俺も成ったばかりだからね。俺以外にも派生しているとは考えてなかった。」

「リュウ、正直に言ってよ。随分前から変わってたでしょう?」

「いや、神になったのは今の時間だとさっきだよ。」

「今の時間?」

「うん、いろいろ把握しなくっちゃいけなかったし、いろいろ処理しないといけないことがあったからね、しばらくこの世界の時間を止めてた。」

「「「「「時間を止めてた?」」」」」

「じゃあ、神以外の亜神とか、あっ、ずっと前に精霊の力を使えたらどうとかとか言ってた時、もしかして精霊になってたんじゃない?」

「いやーそれはないよ。種族はまだ人って入ってたし。いろいろとそうじゃないかなぁーみたいなことはあったり、なかったり?」

「はー。まあいいわ。リュウが神になろうが、人のままだろうが、リュウはリュウだし。」

「お姉ちゃん、でも不老不死だよ私達。」

「別にいいんじゃない。綾は嫌なの?」

「そんなことはないけど、ちょっと自分で自分じゃない感じって言うか。」

「そやな、実感湧かへんな。ほやけど、神様になったら、なんでもできるん?元の世界に戻るとか?」

「少しデジャブーだけど、多分、可能だぞ。時空間を越えるしな。帰りたいのか?」

「そんなことあらへんけど、神様の能力っていったら時間旅行なんちゃう?」

「でも、リュウ兄。神だったら、精霊様の上なんでしょう?この世界で戦ったりできるの?」

「戦うっているか、俺はこの世界の全ての所有者だからなー。基本、俺は干渉しないと言うか、干渉したらやばいでしょう。俺は環境整備って言うか、裏方にまわると思うぞ。」

「って言うか、戦う意味ある?」

「少なくとも、リュウと私達5人にはないわね。」

「まあ、旅するのは、この世界だけじゃないんだし、他の星とか、他の世界に行って戦えばいいんじゃないかなー。戦わなくても、いろいろ見て回れると思うぞ。この世界だって、1万年前と今とじゃ全然違うだろうし。地球のいろんな時代に行ってみるのも楽しいと思うぞ。

「えっと、主様、フーコは、この場にいてもよろしいのでしょうか?」

「何で?いてはいけない理由がわからないけど。」

「いえ、主様は神になられ、奥様方は神族になられて、不老不死になられたのなら、フーコがここにいる意味がないのではと。」

「フーコが嫌じゃなければ一緒にいて欲しいけど。」

「そうよ。リュウ、フーコも妻にして上げて。私たちは皆納得してるよ。」

「えっ、そんな恐れ多いです。主様に歯向かって命を絶たれたのに、生き返らせて頂き、こうしてお側におつかえさせて頂いているだけで、フーコは幸せです。」

「あっ、フーコも神族にしたからね。妻であろうとなかろうと、この世界の物は全て俺の所有物って言っただろう?フーコが嫌なら外すけど、一緒に生きるのは嫌か?」

「そんな滅相もありません。フーコはずっと主様とともにあります。」

「あっ、マリアがさっき言ってた女神って職業に変更できるみたいだけどそうしとく?」

「「「「「「妻がいい」」」」」」

「そ、そうなんだ。じゃあそのままで。」

「なんかワクワクするね。明日、どこに行くか皆で決めようよ。」

「そうだな。ついでにもう一度風呂にでも入るか。フーコは亜空間に入らなくていいからな、皆と一緒に行動するように。」

「そう言えば、お兄ちゃん、何でこの世界の召喚者は地球人だけなの?って言うか日本人だけなの?」

「あーそれは、この世界の時空間と地球の時空間が隣り合ってるからだよ。召喚魔法って言うのは、要は異なる時空間に穴を開ける魔法なんだよ。でも本来そんなことは神でもなければ出来ないんだけど。それをイレギュラーな形で発動している訳。それにこの世界に来ているのは日本人だけじゃないみたいだぞ。中国人も転移させられたことがある。地球の地理的な位置関係が関係しているんだと思うけどな。詳しくは解らない。」

「それで、どこに行きたいか決まったか?」

「「「「「日本」」」」」

「やっぱりか。まあいいけど、あそこの時空間は神力が混沌としているみたいで、マリア達は魔法使えないぞ。スキルの発動もないから身体的な能力値だけで対処しなくっちゃいけなくなるけど。」

「リュウも力使えないの?」

「俺はそういう縛りがないからな普通に使えるけど、ただこの世界みたいに俺の所有権に移すってことはできないみたいだ。いろんな神が好き勝手に弄って捨ててしまったみたいでな。神力をあの世界に満たすってことが出来ないみたいだな。例えばこの世界は作った神が神力を、精霊力・魔力って形で動くように設定してて、俺もそれを踏襲してるからそのまま魔力が使えてる感じだよ。」

「でも、異世界を楽しむだけなら、うちらが戦う必要はないんだし、魔法とか使えなくていいんじゃない?」

「リュウにぃにぃの防御は効果があるんでしょう?」

「俺と一緒の時空間にいる限りは俺の神力で皆を守れるぞ。って言うか、多分セシリア達を害する対象って、神とかそういうレベルのやつしか無理だと思うぞ。」


その後、この世界のことは拓哉達、龍神と龍族に任せることにした。この後、数千年ぐらいかけて、分離した大陸を再度結合させることが出来るように調整していくそうだ。
魔物の森の管理運営については、ガルボをはじめ俺の神族で徳目が「義」に入った者達にその運営を任せることにした。きっとうまく運営していくだろう。
そして、俺と妻達6人は、異世界の旅に出ることにした。一つの世界に数年単位で周る予定だ。どんな世界があるのか楽しみだ。
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感想 27

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みんなの感想(27件)

キョウ
2022.01.24 キョウ

エジンバラ入ってから日記になってしまった。独り言だけ読んでてもしゃーないやろ

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キョウ
2022.01.24 キョウ

【エジンバラ1日目】
日記読んでるみたい。

解除
キョウ
2022.01.23 キョウ

『そしたら』と『そうしたら』がごっちゃに出てくるし、そもそも『そしたら』とか違和感しかない。『ということは』とか『それなら』でよくない?

解除

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