3 / 20
プロローグ
物好きな同志発見
しおりを挟む
-side エドワード-
「ふむふむ、良くも悪くもいつも通りって感じ」
中に入ると草原が広がっていた。
強いていうなら、ややちょっと広めだろうか?天井の高さは若干低い。周囲には、ちらほらスライムがいる。
--ぽよぽよぽよ
うーん、雑魚そう。
スライムが繁殖しすぎてダンジョン内の生態系に影響が出てしまわないように、倒した方が良いだろうか?
魔法を広範囲に放てばこのフロアにいる魔物はほぼ全滅するだろう。
でも、スライムは駆け出し冒険者の貴重な収入源になるからなあ。ちょっと間引くくらいがいいかもしれない。
ここは、人が少なそうだが、腐ってもダンジョン。休日には学生や副業の平民が来るだろう。
冒険者とはいえ、俺みたいにど平日の昼間にこんなところ来る方が稀だからね。そもそも、まともな専業冒険者だったら、もっと金になりそうな難易度が高いダンジョンに潜るだろうけれども。
ここに潜っている人は趣味で潜っているか、本当に駆け出しかのほぼ2択だろう。
そんな事を考えて俺は周囲に迷惑をかけない程度の魔法を放つ。
「ブリーズ!!」
簡単な風の魔法だ。スライムはあっさり散っていく。やっぱり弱い。
普通の一般市民でも素手で倒せるんじゃないか?あれ?
ダンジョン内だから、油断するつもりはないが、思わず呆れてしまう。
「さて、今のでほぼこのフロアは終わりかなー?まあ、簡単だね追記追記」
◯メイビスダンジョン◯
広さ:⭐︎3.5
高さ:⭐︎2.5
ボス:なし
1階層も魔物の強さ:⭐︎1.0
備考:ダンジョン初心者向け。魔物もほとんどスライムのみで、一般人に毛が生えた程度の駆け出し冒険者でもこのフロアだけだったら、一人でも充分クリアできると思う。本当だったら、上級者が潜って魔物を狩りすぎないように注意書きを書いておくべき場所。トロール王国にそこまでのダンジョン管理能力はないだろうから、クリアし終えたら冒険者ギルド経由で根回ししたほうが良い。
こんな感じか。
まあ、このフロアには他のも一応、ちょっと弱い鳥系もいるが、それはわざわざ間引く必要がなさそうなので、それは無視して次のフロアに行くか。
--タッタッタ!
身体強化と風の魔法を駆使して足早に進む。すると、前方に何か見えてきた。
「--ん?あれは……人?」
驚いた。こんなところに、平日潜っているもの好きが俺以外にもいたなんて。
しかもあれ、女の人だ。
魔導士のローブを羽織っているから顔は見えないが、赤い髪の毛がローブからはみ出ている。
ちょっと声かけてみるか。
「こんにちは~♪」
「……!?子供!?あっ……!!」
驚いた拍子にローブが取れる。
んーー??この人どこかで見たことあるような気がするー?
--------------------------------
「ふむふむ、良くも悪くもいつも通りって感じ」
中に入ると草原が広がっていた。
強いていうなら、ややちょっと広めだろうか?天井の高さは若干低い。周囲には、ちらほらスライムがいる。
--ぽよぽよぽよ
うーん、雑魚そう。
スライムが繁殖しすぎてダンジョン内の生態系に影響が出てしまわないように、倒した方が良いだろうか?
魔法を広範囲に放てばこのフロアにいる魔物はほぼ全滅するだろう。
でも、スライムは駆け出し冒険者の貴重な収入源になるからなあ。ちょっと間引くくらいがいいかもしれない。
ここは、人が少なそうだが、腐ってもダンジョン。休日には学生や副業の平民が来るだろう。
冒険者とはいえ、俺みたいにど平日の昼間にこんなところ来る方が稀だからね。そもそも、まともな専業冒険者だったら、もっと金になりそうな難易度が高いダンジョンに潜るだろうけれども。
ここに潜っている人は趣味で潜っているか、本当に駆け出しかのほぼ2択だろう。
そんな事を考えて俺は周囲に迷惑をかけない程度の魔法を放つ。
「ブリーズ!!」
簡単な風の魔法だ。スライムはあっさり散っていく。やっぱり弱い。
普通の一般市民でも素手で倒せるんじゃないか?あれ?
ダンジョン内だから、油断するつもりはないが、思わず呆れてしまう。
「さて、今のでほぼこのフロアは終わりかなー?まあ、簡単だね追記追記」
◯メイビスダンジョン◯
広さ:⭐︎3.5
高さ:⭐︎2.5
ボス:なし
1階層も魔物の強さ:⭐︎1.0
備考:ダンジョン初心者向け。魔物もほとんどスライムのみで、一般人に毛が生えた程度の駆け出し冒険者でもこのフロアだけだったら、一人でも充分クリアできると思う。本当だったら、上級者が潜って魔物を狩りすぎないように注意書きを書いておくべき場所。トロール王国にそこまでのダンジョン管理能力はないだろうから、クリアし終えたら冒険者ギルド経由で根回ししたほうが良い。
こんな感じか。
まあ、このフロアには他のも一応、ちょっと弱い鳥系もいるが、それはわざわざ間引く必要がなさそうなので、それは無視して次のフロアに行くか。
--タッタッタ!
身体強化と風の魔法を駆使して足早に進む。すると、前方に何か見えてきた。
「--ん?あれは……人?」
驚いた。こんなところに、平日潜っているもの好きが俺以外にもいたなんて。
しかもあれ、女の人だ。
魔導士のローブを羽織っているから顔は見えないが、赤い髪の毛がローブからはみ出ている。
ちょっと声かけてみるか。
「こんにちは~♪」
「……!?子供!?あっ……!!」
驚いた拍子にローブが取れる。
んーー??この人どこかで見たことあるような気がするー?
--------------------------------
31
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生ちびっ子の魔物研究所〜ほのぼの家族に溢れんばかりの愛情を受けスローライフを送っていたら規格外の子どもに育っていました〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
高校生の涼太は交通事故で死んでしまったところを優しい神様達に助けられて、異世界に転生させて貰える事になった。
辺境伯家の末っ子のアクシアに転生した彼は色々な人に愛されながら、そこに住む色々な魔物や植物に興味を抱き、研究する気ままな生活を送る事になる。
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
異世界転移したので旅してみました
松石 愛弓
ファンタジー
ある日、目覚めたらそこは異世界で。勇者になってと頼まれたり、いろんな森や町を旅してみることにしました。
ゆる~い感じののんびりほんわかなんでやねん路線の地味系主人公です。
気楽に読めるものを目指しています。よろしくお願いします。毎週土曜日更新予定です。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
えっ、じいちゃん昔勇者だったのっ!?〜祖父の遺品整理をしてたら異世界に飛ばされ、行方不明だった父に魔王の心臓を要求されたので逃げる事にした〜
楠ノ木雫
ファンタジー
まだ16歳の奥村留衣は、ずっと一人で育ててくれていた祖父を亡くした。親戚も両親もいないため、一人で遺品整理をしていた時に偶然見つけた腕輪。ふとそれを嵌めてみたら、いきなり違う世界に飛ばされてしまった。
目の前に浮かんでいた、よくあるシステムウィンドウというものに書かれていたものは『勇者の孫』。そう、亡くなった祖父はこの世界の勇者だったのだ。
そして、行方不明だと言われていた両親に会う事に。だが、祖父が以前討伐した魔王の心臓を渡すよう要求されたのでドラゴンを召喚して逃げた!
追われつつも、故郷らしい異世界での楽しい(?)セカンドライフが今始まる!
※他の投稿サイトにも掲載しています。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる