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第一章
3 四人の賢者の自己紹介
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横一列に並んだ賢者のうち、赤髪の賢者が一歩踏み出して、朗々とした声を遠くまで響かせる。
「只今、聖女ヒナリ様が降臨され申した! 皆の者、歓迎の意を示されよ!」
その瞬間、一段と大きな歓声が上がった。誰もが感激した風な笑顔で手を振ったり跳び跳ねたり、中にはしきりに目を拭っている人も居る。涙を流しているらしい。
こんなにも喜ぶものなんだと、この世界に於いての聖女という存在の重要性に驚かされる。
ヒナリが呆然と人々を眺めていると、大歓声の中、隣から賢者の優しい声が聞こえてきた。王子様風の賢者だった。
「ヒナリ。さっき言ったこと、できそう?」
「は、はいっ」
集まって来た人たちに向かって恐る恐る手を振ってみせる。たったそれだけで、渦巻く声がさらに大きくなる。
本当に歓迎してもらえてるんだ――そう実感した途端に自然と顔が綻びる。
笑顔になった次の瞬間、最前列付近に居た観衆があちらこちらで倒れてしまった。
大丈夫なのかなと心配していると、
「感極まってしまったのかも知れないね。それくらい、君の降臨を心から待ち侘びていたんだ」
王子様(仮)が、今まさに目の当たりにした光景について説明してくれる。ヒナリが隣を振り仰ぐと、柔らかそうな金髪とエメラルドグリーンの瞳が太陽の光を浴びて輝いていた。その目映さに思わず見入ってしまう。
合わせた目が温かな笑みを浮かべる。すると今度は「きゃああああ!」と女性たちの黄色い声が大歓声をつんざいた。
(そっか、この人たちも人気があるのか。そりゃそうだよね)
凛と遠くを眺め渡す赤髪の騎士様、冷静な眼差しで前方を見据える魔導師風の人、童顔で大人しそうな貴族様、そしてすぐ隣に立つ王子様(仮)。
改めて賢者たちを見ると、四人とも誰もが目を奪われるであろう端整な顔立ちをしている。
(本当に私、この人たちとセックスするの……!?)
それを思えばたちまち顔が火照り出す。『こんな大勢の人たちの前で、そのことについて考えちゃダメ』と自分に言い聞かせても止まらない。ヒナリは動揺が出ていないことを祈りつつ、観衆に向かって手を振り続けたのだった。
やまない歓声に手を振り続けて、数分が経過した頃。
(腕、疲れてきちゃったかも)
ヒナリがそう感じた途端、淡緑髪の賢者が声を掛けてきた。
「聖女ヒナリ様。もうお疲れかとお見受けします。中に戻りましょう」
「えっ?」
『私はまだ大丈夫』と答えようとした矢先に金髪の王子様(仮)が腰に手を添えてきた。
あっさりと観衆に背を向けさせられる。
(なんで疲れてるって、わかったんだろう)
と不思議がりつつ促されるままに歩き出した、その直後。
自分たちが通ってきた出入り口の左右に、立派な装いの人たちがずらりと横並びで座っていることに気が付いた。ほとんどの人が晴々とした表情でヒナリたちを見ている。
左側に王族風のきらびやかな服で着飾った人たち――王様とお妃様と、幼い少年たちは王子様だろうか――、そして右側には荘厳な雰囲気のローブを着た老人と、その隣には同じくローブ姿で年がばらばらの男性が四人並んでいた。
すぐさま隣を見上げて問い掛ける。
「あの人たちに挨拶しなくていいんですか?」
すごく失礼なことをしてしまったのかも知れないとヒナリが内心慌てていると、金髪の王子様(仮)が小さく首を振った。
「王族方や神官様がたへのご挨拶より先に、僕らにはやらなければならないことがあるから」
「えっ……!」
それが何を指しているかを瞬時に理解する。
(この人たちとのセックスって、そんなに急ぎでしないといけないものなの!?)
そう心の中で叫んだ途端に体が強ばる。
頭の中に大量の疑問符が浮かぶ中、ヒナリはぎくしゃくと歩を進めて神殿内に戻っていった。
ヒナリが始めに横たわっていた大広間で、赤髪の賢者が足を揃えて拳を胸に当てた敬礼姿勢を取る。
「聖女ヒナリ様、遅ればせながら自己紹介をさせていただきます。私はアルトゥール・ツェアフェルトと申します。私はこれまで栄誉ある王国騎士団長を勤めておりました。此度の賢者の任務に伴い団長を辞し、現在は王国騎士団の名誉顧問を務めております」
ヒナリが思った通り、賢者アルトゥールは騎士だった。その胸にはたくさんの勲章が飾られている。この世界でどんな戦争が起きているかは分からないが、きっと数々の武勲を立ててきたのだろう。
しかし肌艶から見て前世の自分よりかは年下に見えた。四人の中で一番背が高く、逞しい。
続いて金髪の王子様(仮)がふわりと笑みを浮かべる。舞台が終わった演者のように、大振りな仕草で一礼した。
「僕はベルトラン・オークレール。賢者のお務めが始まるまでは、女の子と遊びまくってました」
(え!? 仕事をしてなかったってこと!?)
王子様ではないらしい。しかも仕事をせずに遊んでいたと聞かされて、驚かずにはいられない。
(でもこの顔ならモテるだろうな~。何ならこの顔だけで一財産築けそうだよね)
大勢の女性を侍らせる姿がいっそ似合うイケメンだとヒナリは思った。
「賢者のお務めは、正直とーっても楽しみにしてました! これからよろしく聖女ちゃん♪」
軽薄な態度すら許容されそうな、圧倒的美男子。つい視線を逸らしてしまうほどに、笑顔が眩しい。
(まあ遊び回ってる人ならこんな風にあっけらかんとセックスを楽しみにするものなんだろうな。むしろ私としかできなくなるなんて、申し訳ない気がする)
次に、魔導師っぽい賢者が胸に手を当てて軽く頭を下げる。
「私はクレイグ・カスティルと申します。魔法薬学者です」
(魔法薬? そういうのがあるんだ)
改めてこの世界が自分の常識が全く当てはまらないであろう世界であると示唆されて、つい身構えてしまう。
眼鏡越しに見える金色の瞳は冷ややかな光を放っていた。簡潔な自己紹介で終わりらしい。
(賢者をやらされるのが嫌なのかな? 魔法薬の研究に専念したかったのにってことなのかも……)
刺すような視線が怖くて、思わず目を逸らしてしまった。
最後に淡い緑髪の貴族風の賢者が、胸に手を当ててわずかに頷くように会釈した。
ヒナリと同じくらいの背の高さで、赤い瞳と目が合う。
「僕はダリオ・アウレンティ、です。王立学園を卒業してからは……ずっと実家に居ました」
(引きこもりってこと? 学校で何かあったのかな)
幼さの残る顔も相まって、その過去を思えば胸が痛む。
(こんなに可愛い子が学校に居たら、きっとすごくモテるはずなのに。モテすぎてトラブルになっちゃったのかな)
傷付いて、家に閉じこもっていたところに引っ張り出されるなんて可哀想――。
自分が召集したわけでもないのに、ヒナリは申し訳ない気持ちになってしまった。
賢者たちの顔を見比べる。恐らく賢者アルトゥールが一番年上で、そこから年齢順に自己紹介をしていったように見えた。
四人を代表して、賢者アルトゥールが再び一礼する。
「これからよろしく頼みます、聖女ヒナリ様」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします!」
ヒナリもまた、体の前で両手を重ねて勢いよく頭を下げたのだった。
◇◇◆◇◇
賢者四人の自己紹介が終わり、大広間の奥から外に出ると、鎧で身を固めた男女の騎士が十人、膝を突いて待機していた。
その中のひとり、リーダーらしき女性騎士が真摯な眼差しでヒナリを見据え、朗々たる声を響かせる。
「聖女ヒナリ様。御降臨、篤く御礼申し上げます。我ら聖騎士一同、命を賭して貴女様をお護りすることを、ここに誓います」
堂々とした挨拶に、緊張感が走る。
何か答えなきゃ、と身構えた直後。
「(あなた方の献身に期待します、だよ)」
賢者ベルトランが、優しい声で耳打ちしてきた。
「只今、聖女ヒナリ様が降臨され申した! 皆の者、歓迎の意を示されよ!」
その瞬間、一段と大きな歓声が上がった。誰もが感激した風な笑顔で手を振ったり跳び跳ねたり、中にはしきりに目を拭っている人も居る。涙を流しているらしい。
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本当に歓迎してもらえてるんだ――そう実感した途端に自然と顔が綻びる。
笑顔になった次の瞬間、最前列付近に居た観衆があちらこちらで倒れてしまった。
大丈夫なのかなと心配していると、
「感極まってしまったのかも知れないね。それくらい、君の降臨を心から待ち侘びていたんだ」
王子様(仮)が、今まさに目の当たりにした光景について説明してくれる。ヒナリが隣を振り仰ぐと、柔らかそうな金髪とエメラルドグリーンの瞳が太陽の光を浴びて輝いていた。その目映さに思わず見入ってしまう。
合わせた目が温かな笑みを浮かべる。すると今度は「きゃああああ!」と女性たちの黄色い声が大歓声をつんざいた。
(そっか、この人たちも人気があるのか。そりゃそうだよね)
凛と遠くを眺め渡す赤髪の騎士様、冷静な眼差しで前方を見据える魔導師風の人、童顔で大人しそうな貴族様、そしてすぐ隣に立つ王子様(仮)。
改めて賢者たちを見ると、四人とも誰もが目を奪われるであろう端整な顔立ちをしている。
(本当に私、この人たちとセックスするの……!?)
それを思えばたちまち顔が火照り出す。『こんな大勢の人たちの前で、そのことについて考えちゃダメ』と自分に言い聞かせても止まらない。ヒナリは動揺が出ていないことを祈りつつ、観衆に向かって手を振り続けたのだった。
やまない歓声に手を振り続けて、数分が経過した頃。
(腕、疲れてきちゃったかも)
ヒナリがそう感じた途端、淡緑髪の賢者が声を掛けてきた。
「聖女ヒナリ様。もうお疲れかとお見受けします。中に戻りましょう」
「えっ?」
『私はまだ大丈夫』と答えようとした矢先に金髪の王子様(仮)が腰に手を添えてきた。
あっさりと観衆に背を向けさせられる。
(なんで疲れてるって、わかったんだろう)
と不思議がりつつ促されるままに歩き出した、その直後。
自分たちが通ってきた出入り口の左右に、立派な装いの人たちがずらりと横並びで座っていることに気が付いた。ほとんどの人が晴々とした表情でヒナリたちを見ている。
左側に王族風のきらびやかな服で着飾った人たち――王様とお妃様と、幼い少年たちは王子様だろうか――、そして右側には荘厳な雰囲気のローブを着た老人と、その隣には同じくローブ姿で年がばらばらの男性が四人並んでいた。
すぐさま隣を見上げて問い掛ける。
「あの人たちに挨拶しなくていいんですか?」
すごく失礼なことをしてしまったのかも知れないとヒナリが内心慌てていると、金髪の王子様(仮)が小さく首を振った。
「王族方や神官様がたへのご挨拶より先に、僕らにはやらなければならないことがあるから」
「えっ……!」
それが何を指しているかを瞬時に理解する。
(この人たちとのセックスって、そんなに急ぎでしないといけないものなの!?)
そう心の中で叫んだ途端に体が強ばる。
頭の中に大量の疑問符が浮かぶ中、ヒナリはぎくしゃくと歩を進めて神殿内に戻っていった。
ヒナリが始めに横たわっていた大広間で、赤髪の賢者が足を揃えて拳を胸に当てた敬礼姿勢を取る。
「聖女ヒナリ様、遅ればせながら自己紹介をさせていただきます。私はアルトゥール・ツェアフェルトと申します。私はこれまで栄誉ある王国騎士団長を勤めておりました。此度の賢者の任務に伴い団長を辞し、現在は王国騎士団の名誉顧問を務めております」
ヒナリが思った通り、賢者アルトゥールは騎士だった。その胸にはたくさんの勲章が飾られている。この世界でどんな戦争が起きているかは分からないが、きっと数々の武勲を立ててきたのだろう。
しかし肌艶から見て前世の自分よりかは年下に見えた。四人の中で一番背が高く、逞しい。
続いて金髪の王子様(仮)がふわりと笑みを浮かべる。舞台が終わった演者のように、大振りな仕草で一礼した。
「僕はベルトラン・オークレール。賢者のお務めが始まるまでは、女の子と遊びまくってました」
(え!? 仕事をしてなかったってこと!?)
王子様ではないらしい。しかも仕事をせずに遊んでいたと聞かされて、驚かずにはいられない。
(でもこの顔ならモテるだろうな~。何ならこの顔だけで一財産築けそうだよね)
大勢の女性を侍らせる姿がいっそ似合うイケメンだとヒナリは思った。
「賢者のお務めは、正直とーっても楽しみにしてました! これからよろしく聖女ちゃん♪」
軽薄な態度すら許容されそうな、圧倒的美男子。つい視線を逸らしてしまうほどに、笑顔が眩しい。
(まあ遊び回ってる人ならこんな風にあっけらかんとセックスを楽しみにするものなんだろうな。むしろ私としかできなくなるなんて、申し訳ない気がする)
次に、魔導師っぽい賢者が胸に手を当てて軽く頭を下げる。
「私はクレイグ・カスティルと申します。魔法薬学者です」
(魔法薬? そういうのがあるんだ)
改めてこの世界が自分の常識が全く当てはまらないであろう世界であると示唆されて、つい身構えてしまう。
眼鏡越しに見える金色の瞳は冷ややかな光を放っていた。簡潔な自己紹介で終わりらしい。
(賢者をやらされるのが嫌なのかな? 魔法薬の研究に専念したかったのにってことなのかも……)
刺すような視線が怖くて、思わず目を逸らしてしまった。
最後に淡い緑髪の貴族風の賢者が、胸に手を当ててわずかに頷くように会釈した。
ヒナリと同じくらいの背の高さで、赤い瞳と目が合う。
「僕はダリオ・アウレンティ、です。王立学園を卒業してからは……ずっと実家に居ました」
(引きこもりってこと? 学校で何かあったのかな)
幼さの残る顔も相まって、その過去を思えば胸が痛む。
(こんなに可愛い子が学校に居たら、きっとすごくモテるはずなのに。モテすぎてトラブルになっちゃったのかな)
傷付いて、家に閉じこもっていたところに引っ張り出されるなんて可哀想――。
自分が召集したわけでもないのに、ヒナリは申し訳ない気持ちになってしまった。
賢者たちの顔を見比べる。恐らく賢者アルトゥールが一番年上で、そこから年齢順に自己紹介をしていったように見えた。
四人を代表して、賢者アルトゥールが再び一礼する。
「これからよろしく頼みます、聖女ヒナリ様」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします!」
ヒナリもまた、体の前で両手を重ねて勢いよく頭を下げたのだった。
◇◇◆◇◇
賢者四人の自己紹介が終わり、大広間の奥から外に出ると、鎧で身を固めた男女の騎士が十人、膝を突いて待機していた。
その中のひとり、リーダーらしき女性騎士が真摯な眼差しでヒナリを見据え、朗々たる声を響かせる。
「聖女ヒナリ様。御降臨、篤く御礼申し上げます。我ら聖騎士一同、命を賭して貴女様をお護りすることを、ここに誓います」
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