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第四章
77 ヒナリを学ぶ会(☆)
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「んんっ……!」
濡らされた方のアルトゥールの中指がヒナリの体内に潜り込んできて、ゆっくりとした抜き差しが始まる。
その動きが繰り返される度に、四人に見守られる中で与えられる快感がヒナリの身を酔わせていく。
「あ、あ、はっ、はあっ……」
脱力するに任せてアルトゥールの逞しい体に体重を預ける。思い切り寄り掛かってもびくともしない。アルトゥールの熱い体温が、背中に染み込んでくる。
粘膜を掻き分ける手付きは優しさに満ちあふれていて、たちまち思考が緩んでいった。
「ヒナリは……ここが一番好きなのだよな」
「――はうっ!」
中に埋め込まれた中指が曲げられて、内壁をぐっと押し上げる。重い快感が頭の先まで走った瞬間ヒナリは何度もアルトゥールの指を締め付けた。
「ここら辺だな。分かるか?」
左手でヒナリの下腹部をさすり、ヒナリの強く感じる一点を内から外から同時に刺激する。自分でも知らない弱点を簡単に探り当てられてしまい、混乱と羞恥、そして快楽とでびくびくと膝が跳ねる。
「僕は知ってるけどね。オーラで見えるから」
閉じてしまっていた目をそっと開けば、上機嫌な赤い瞳と目が合った。浴槽の縁に肘を突いたダリオは微かに歯を見せて笑うと、指先で空中に小さくハートを描いた。またハート型になったオーラが飛び出しているということだろう。
自分の知らない自分の秘密をいともたやすく暴かれて、恥じらいを覚えた途端に秘部が独りでに収縮する。
そのせいでアルトゥールの指の動きを一層強く拾ってしまい、内腿が震えてしまう。
ヒナリが内側を擦られる心地よさに浸っていると、クレイグが目を細めて身を乗り出してきた。
「ちょっと待ってください。眼鏡を掛けていないのでよく見えないですね……」
顔をしかめたクレイグが、湯を掻き分けてヒナリの股間に顔を近付けてきた。頭の位置はそのままで、鋭い目付きでアルトゥールを見上げる。
「私にやらせていただいても?」
「ああ、もちろん」
アルトゥールが慎重に指を抜いていく。その動きにすら感じさせられて、独りでにアルトゥールの太い指をきゅっと絞り上げてしまう。
「そんなに名残惜しそうに締め付けないでくれ、ヒナリ」
頭の上からくすりと笑う声が聞こえてきて、かっと耳が熱くなる。
恥ずかしがるヒナリの目の前で、クレイグが自身の指に歯を立てて舌を這わせ始めた。
唾液を絡ませた中指をヒナリの秘部の入り口にあてがい、じわじわと突き入れていく。
「……この辺りだ」
アルトゥールがヒナリを抱き締めるように腕を回して腹をさすり、ポイントを示す。クレイグの指はヒナリ自身も知らない弱点をすぐさま探り当てると、ぐいと指先で内壁を突き上げた。
「――はうっ!」
裏返る寸前の声が浴室内に反響する。
「ふむ、なるほど。ここですね……」
真剣な顔付きでヒナリの秘部を見つめるクレイグが、顎に手を当てて頷き、指で中を突き上げる動きでぐぷぐぷと音を鳴らす。
ベルトランが湯の中で足を組み、クレイグにアドバイスする。
「そのまま指の腹で掻いてあげて。爪は立てないようにね」
「ええ、分かっていますよ」
冷静な口調でそう答えたクレイグはごくりと喉を鳴らすと、言われた通りに指の腹でヒナリの粘膜を撫で出した。
「どうですか、ヒナリ。ここを刺激されるのは心地よいですか?」
「んうっ……!」
すくんでうまく動かせない首をどうにか動かして、必死に頷いてみせる。
その返事に満足したのかクレイグは口元を微笑ませると、今度はぐるりと中を掻き混ぜ始めた。
刺激が変わり、それまでとは違う気持ちよさに何度も指を締め付けてしまう。
ヒナリの反応にクレイグは興味深げに唇の端を吊り上げると、まるでヒナリの体を持ち上げようとするかのように指で突き上げる動きをした。その拍子にぐちゅっぐちゅっと水音が聞こえてきて、どれだけ自分の体が悦んでいるかを思い知らされる。
「ふむ……。愛液が溢れてきましたね。これならば指を舐めて濡らさずとも、指を増やせそうです」
興奮を滲ませた呟きの直後、中指のみならず人差し指と薬指まで突き込んできた。三本の指でくちゅくちゅと音を立てながら絶え間なく体内に送り込まれる快感は、四人の熱い視線を浴びてますます全身を酔わせていく。
さらにはアルトゥールが背後から抱き付いてきて胸を弄り始めた。胸の膨らみを持ち上げたり揺らしたり、先端を繰り返し摘まんだり指先ですくい上げるような動きをして刺激を加えてくる。
(気持ちいい……。クレイグの指もアルトゥールの指も、どっちも気持ちいい……)
中を掻き混ぜられる感触、そして胸を弄られる感触とに酔い痴れて、体じゅうがとろける錯覚を覚える。
「指、気持ちい、きもちいの……。とけちゃう……」
薄目を開けて宙に視線を投げつつ、今まさにふたりから味わわされている感覚を正直に言葉にすれば、四人がぐっと息を呑む。
(みんなに見られてる……恥ずかしいよう……)
賢者たちのその反応で今の状況を改めて思い知らされて、瞬く間に全身が燃え上がる。
体内を探られると同時に胸を弾かれるだけでも充分に気持ちいいのに、さらにクレイグが指を抜き差ししている部分のすぐ上をもう一方の手で触り出した。秘所を親指でめくるように撫で上げたり人差し指で細かく引っ掻いたりと、様々な刺激を加えてくる。
「クレイグっ、そこ、ダメ、ダメえっ、そんなにいっぱい触らないで……!」
拒絶の言葉を口にした途端、さらにクレイグの指の動きが激しくなった。
「あっあっああっあああっ……!」
「ふむ。ヒナリ、貴女は私の上で淫らに腰を揺らす際、私の腹にここを擦り付けてきていますよね。やはり内と外とを同時に刺激されるのがお好きなのですね」
「っ……!」
クレイグの魔法薬で理性が飛ばされている最中は、確かにその動きをしてしまっている。
しかし冷静な口調でそれを指摘されると、いかに自分が儀式の最中にみっともないことをしているかを思い知らされて、恥ずかしくて仕方がない。
『もう次からは、そういう動きはしないように自制しなくちゃ』とヒナリが心に固く誓っていると、背後でアルトゥールがしみじみと呟いた。
「ヒナリに上に乗ってもらうとそのような素晴らしい光景が拝めるのか。私の上にも乗ってもらいたいものだな」
その言葉を体に言い聞かせるように、きゅっきゅっと両方の胸の先を押し潰してくる。
「んっんっ……!」
強い快感に震え上がっていると、ベルトランの苦笑が聞こえてきた。
「アルトゥール。君の場合、ヒナリのそんなに素敵な姿を見たらすぐにヒナリを押し倒してしまうと思うよ」
「ああ、確かにそうかも知れないな。今までの私自身を顧みるに、淫らなヒナリを見ておいて、自分を抑えられそうにないだろうからな」
すると今度はダリオの呆れ声が聞こえてきた。
「君はヒナリを愛撫しているときだけでなく、挿入したあとにもそれまで同様に愛撫を続けてあげられれば、もっとヒナリを悦ばせてあげられると思う」
「うむ、そうしてあげたいのは山々なのだがな……。ヒナリの体を味わっている最中はつい、そちらに没頭してしまうのだ」
(そこまでしてくれなくてもいいよ……)
今まさにクレイグの指で突き上げられているところをアルトゥールの逞しいもので貫かれながら、上半身と下半身、今まさにふたりから刺激されている箇所を触られる瞬間を想像する。きっと本当にそうされてしまったら、正気を失うほどの快楽に苛まれることだろう。
淫猥な状況を妄想しながら上から下からそして中から同時に攻められてしまえば、たちまち快楽の渦に飲み込まれていく。湯にのぼせたみたいに意識がおぼろげになり、ただ快感に浸ることしかできなくなる。
「はーっ……はーっ……」
アルトゥールにぐったりと寄り掛かり、その逞しい肩に髪を擦り付けながら、ゆるく目を閉じ大きく口を開いて必死に息を吐き出す。吐息で懸命に熱を逃そうとしても、ただ唾液が溢れ出すばかりで体は深い悦びに燃え上がる一方だった。口の端から涎が垂れ出しても、拭う力は残っていない。
「そろそろイキそうだね」
その声にまぶたを押し上げれば、目に溜まった涙の向こうにダリオの楽しげな笑みが見える。
指摘された通りに絶頂感が迫って来て、自然と腰が揺らぎ始める。体内を掻き回す指と外側を弄り回す指とを無意識に追い、一番触って欲しい部分に刺激を求める動きをしてしまう。
クレイグが、指を突き入れた箇所を真剣な眼差しで見つめながら、低い声で呟いた。
「儀式のとき……貴女は私の腰に足を絡めてきますよね。とても扇情的で、好ましく思います」
「僕との儀式のときは、僕の腰に手を回して必死に引き寄せてくるね。あの仕草には煽られるよ」
ダリオの声が、興奮を滲ませる。
続くベルトランの声もまた、熱を孕んでいた。
「ふふ。快楽に従順でかわいいね、ヒナリは」
(そんなこと、したことあったかな……)
惚けた頭で記憶を探る。しかし身体中をあまねく蝕む喜悦の波に、意識が瞬く間に飲み込まれていく。
「さ、達しておしまいなさい、ヒナリ」
冷静な声で促すクレイグが、ヒナリの弱点に押し当てた三本の指先を細かく踊らせて、外側の秘所にはぬめる体液ごとまるで舌で舐め上げる風にめくる動きを繰り返し出した。同時に胸の尖りを弄り倒すアルトゥールの指の動きも激しくなってくる。
内を外を、そして胸の先端を一度撫でられるごとに強い快感が走り、内腿や背筋がびくびくと震え上がる。
「あっあっぜんぶっ気持ちいっ気持ちいっきもちいっ……! イクイクイクうう……――きゃうっ!」
ヒナリはアルトゥールの腕の中でびくりと全身を弾かせると、ぎゅうぎゅうと幾度もクレイグの指を締め付けたのだった。
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