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最終章
93 聖女らしからぬ願望
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ヒナリがそれぞれの賢者と過ごした夜に思いを馳せた途端、また寂しさがぶり返してしまった。目の奥が熱くなる。
「もし、もう一度だけ抱いて欲しいって言ったら、みんなは私を抱いてくれるのかな」
恐らくそれは叶いそうな気がする。なぜなら聖女と賢者との関係がまだ解消されたわけではないからだ。聖女が望めば賢者はその要求を優しく受け止めてくれることだろう。
一方で、そんな淫らな願望を抱くなんて聖女らしくないと、軽蔑されそうな気もしてくる。
完全浄化を目前にして賢者にそっぽを向かれてしまったら、最後の祈りに悪影響を及ぼしかねない。心の痛みに耐えながら祈った結果、祈りの力が足りずに世界を浄化しきれなかったなどという事態に陥ってしまったら――そうなれば世界中の人たちを失望させるのみならず、賢者たちにますます嫌われてしまう。
「だったら完全浄化後にお願いしてみる?」
呟いたそばから溜め息でその思い付きを打ち消す。賢者たちは、仕来たりに則って聖女であるヒナリを抱いてくれていただけだ。お務めを完遂したあとに『私を抱いてください』などと頼めば、それはただ色欲にぎらつく孤独な女が魅力溢れる青年たちに関係を迫るなどという、無様な構図が出来上がるだけである。
「うん。諦めよう。諦めるべきなんだよ。諦めなくちゃ……」
不意に、ノックの音が聞こえてきた。
(ミュリエルがお茶を持ってきてくれたのかな)
寝室を出て、扉越しに応答する。
「どうぞ」
ゆっくりと扉が開かれる。そこには四人の賢者が立っていた。
どうしたのとヒナリが尋ねるより先に、ベルトランが満面の笑みを浮かべた。
「ヒナリ、酒盛りしない?」
「酒盛り!? 今これから!?」
思いがけない誘いにヒナリは声がひっくり返りそうになった。最後の祈りの儀まで、敬虔に過ごすものかと思っていたからだ。
「今までヒナリはずっと頑張ってきたんだし、今夜くらい女神様はお許しくださるよ」
「そうかな……」
(そうだといいな)
一分一秒でも長く、賢者たちと同じ空間で過ごしたい――。
ヒナリは四人の顔を見上げると、心の底からの笑みを浮かべてみせた。
「どうぞ、入って」
賢者たちに続いて、ミュリエルがワゴンを押しながら部屋に入ってきた。そこには大量の酒瓶とグラス、そして幾種類かのつまみが乗せられていた。
ヒナリが賢者たちと共にソファーに腰を下ろせば、ローテーブルの上にそれらが次々と並べられていく。
最後の一皿をテーブルに置いたところで、ミュリエルは姿勢を正すと静かに頭を下げた。
「ヒナリ様、賢者様がた。どうぞごゆっくりおくつろぎくださいませ」
(あら? ミュリエル行っちゃうんだ)
給仕のために侍ってくれるものかと思いきや、ミュリエルはすぐに部屋を出ていってしまった。
(まあいいか。ミュリエルにもゆっくり休んでもらおう)
「乾杯」
ヒナリがそっと酒盛りの開始を宣言すれば、賢者たちが笑顔で『乾杯』と一斉にグラスを掲げる。
四人が一杯目をひと息で飲み干す中、ヒナリは弱発泡の白ワインに口を付けていた。酒が好きなのにアルコールに弱いヒナリでも飲みやすいものをと、ワインの発注を担当しているベルトランが選んでくれたものだった。甘くて飲みやすいそれは、ヒナリのお気に入りの酒のひとつとなっていた。
「ヒナリがワインを飲めるようになって嬉しいよ」
グラスを口から離した途端、隣に座るベルトランがにっこりと笑った。
「うん、私も嬉しいよ」
東方のモウシハヤ国から献上された日本酒を切っ掛けに、ヒナリは少しずつ色々な酒に挑戦していっていたのだった。その中で特に気に入ったのが、今飲んでいる白ワインである。
ベルトランと微笑み合っていると、テーブルの向こう側からアルトゥールが話し掛けてきた。唇の上に白い泡が付いていて、いつもは凛々しい騎士様の隙のできた顔に笑みを誘われる。
「ヒナリはビールは苦手なのだよな」
「うーん。まあそうだね」
ビールの苦味はあまり得意ではない。素直に頷いてみせれば、たちまちアルトゥールがしょんぼりと項垂れる。
その斜め前で一人掛けの方のソファーに座るクレイグが、眼鏡を押し上げてアルトゥールを見た。
「果汁入りのビールってありませんでしたっけ。それならばヒナリにも飲めるかも知れません」
「おお、そういえばそういうのもあったな。今度取り寄せよう」
「別々の酒ではなく、ビールを酌み交わしたいということですか」
「そうだな。私は酒の中でビールが一番好きだから、ヒナリとそれができたらとても嬉しい」
ラピスラズリ色の瞳がきらきらと輝き出す。
次が当然あるかのような口振りに、別れを覚悟していた心が騒ぎ出す。またすぐに酒盛りをしようという意味なのだろうか――。
四人の賢者たちが、酒の話に花を咲かせている。どこの土地のどの酒が美味しかったとか、どの銘柄には何の料理が一番合うかとか。アルトゥールがビールを一晩で最高どれくらい飲んだかという話には、一同は唖然としながらも次の瞬間には『いくらなんでも飲みすぎ!』と爆笑していた。
仲の良い四人を見ていると、とても幸せな気持ちになる。
その一方で、笑顔の賢者たちをこっそりと見つめるうちに、諦めると決めたはずの欲望がよみがえりつつあった。酔ったせいで抑えが利かなくなってきているらしく、彼らひとりひとりと抱き合ったときの記憶のみならず、いつぞや先代聖女の記録で見たような、複数人の賢者に自分が抱かれている妄想まで脳裏に描いてしまう。
(思い切って尋ねてみようかな……。せっかく盛り上がってるのに水を差しちゃうかな)
ちびちび飲んでいたワインをひと息で飲み干し、酒以外の理由で速くなった鼓動に押し出されるようにして息を吐き出す。
空になったグラスにすぐさま次が注がれる。それもまた半分ほど飲んだところで真正面から視線を感じた。
グラスを下ろして顔を上げると、ダリオの赤い瞳に見据えられていることに気が付いた。
「――!」
先ほどまで賑やかに笑っていたのが嘘のように、真摯な眼差しでヒナリを射抜く。
ヒナリはどきどきしながら、おずおずとダリオに尋ねた。
「こういうのも、魔眼で見えちゃうの?」
「おおよそはね。見てしまってごめん」
「ううん」
そのやり取りだけで、他の賢者も話を止める。
ダリオはヒナリを見つめたままゆっくりと一度だけまばたきをすると、ごく微かな笑みを浮かべた。
「僕は誰にも言わないから。ヒナリ、君の口から聞かせて?」
「……」
ダリオはヒナリがどんな願望を抱いているかを察していながらも、不快感を示す様子はない。他の賢者に目を向けると、誰もが安心させるような顔付きをしてヒナリを見守っていた。
四人の賢者に受け入れてもらえるような気がしたヒナリは、今一番叶えて欲しい願いを切り出した。
「あのね。私、みんなに、えっと、その……」
途端に激しく胸が高鳴り出す。騒ぐ心臓に吐息が震える。
ヒナリは一度深呼吸すると、ぎゅっと目を閉じて声を張り上げた。
「……儀式とは関係なく、みんなに抱いて欲しい、です」
恐る恐るまぶたを押し上げると、四色の瞳に熱く見つめられていた。その目付きには否定の感情は込められていないように見える。
その反応にほっとする。一方で、ずっと心に引っ掛かっていることを正直に吐露する。
「でも、聖女がこんなことを望んでしまってもいいのかな」
すかさずベルトランがその疑問に答えてくれる。
「どんな気持ちでおこなったとしても、僕らが聖域内で抱き合う限りは結果的に【儀式】になるはずだから、女神様もお怒りにはならないと思うよ」
「そうかな」
「うん。そこは心配しないでいいと思う。素直な気持ちを教えてくれてありがとう、ヒナリ」
温かな眼差しで目を覗き込んでくる。
その美しい緑色の輝きに見蕩れ出した直後。
ベルトランが口の端を吊り上げた。
「それで、ヒナリはどの順番で僕らに抱いて欲しいの?」
「どの順番で!?」
その質問は完全に予想外だった。開いた口が塞がらなくなる。
四人の賢者を見ると、誰もが意地悪めいた顔付きをしてヒナリの顔を見つめてきていた。
ここまで来たらもう腹を括るしかない――。ヒナリはどうとでもなれという気分で率直な願望を口にした。
「順番も何もない! みんながいいの! みんなに気持ち良くして欲しいの!」
「そっか。僕ら四人に、ヒナリの弱いところ……大好きなところを一遍に触って欲しいんだね」
「はうっ」
心臓を殴られたかのような衝撃に、胸を抑えて肩で息をする。具体的に言えばまさにその通りのことをヒナリは言い放ってしまったのだった。
恐らく人生で最速を記録しているであろう心拍に頭がくらくらとする中、ヒナリの真正面でダリオがにっこりと微笑んだ。
「欲張りだね、ヒナリは。いけない子」
「うう、ごめんなさい……」
「いいよ。君の望み、僕らがすべて叶えてあげる」
その言葉を合図に、四人の賢者がヒナリの回りに集まってきたのだった――。
「もし、もう一度だけ抱いて欲しいって言ったら、みんなは私を抱いてくれるのかな」
恐らくそれは叶いそうな気がする。なぜなら聖女と賢者との関係がまだ解消されたわけではないからだ。聖女が望めば賢者はその要求を優しく受け止めてくれることだろう。
一方で、そんな淫らな願望を抱くなんて聖女らしくないと、軽蔑されそうな気もしてくる。
完全浄化を目前にして賢者にそっぽを向かれてしまったら、最後の祈りに悪影響を及ぼしかねない。心の痛みに耐えながら祈った結果、祈りの力が足りずに世界を浄化しきれなかったなどという事態に陥ってしまったら――そうなれば世界中の人たちを失望させるのみならず、賢者たちにますます嫌われてしまう。
「だったら完全浄化後にお願いしてみる?」
呟いたそばから溜め息でその思い付きを打ち消す。賢者たちは、仕来たりに則って聖女であるヒナリを抱いてくれていただけだ。お務めを完遂したあとに『私を抱いてください』などと頼めば、それはただ色欲にぎらつく孤独な女が魅力溢れる青年たちに関係を迫るなどという、無様な構図が出来上がるだけである。
「うん。諦めよう。諦めるべきなんだよ。諦めなくちゃ……」
不意に、ノックの音が聞こえてきた。
(ミュリエルがお茶を持ってきてくれたのかな)
寝室を出て、扉越しに応答する。
「どうぞ」
ゆっくりと扉が開かれる。そこには四人の賢者が立っていた。
どうしたのとヒナリが尋ねるより先に、ベルトランが満面の笑みを浮かべた。
「ヒナリ、酒盛りしない?」
「酒盛り!? 今これから!?」
思いがけない誘いにヒナリは声がひっくり返りそうになった。最後の祈りの儀まで、敬虔に過ごすものかと思っていたからだ。
「今までヒナリはずっと頑張ってきたんだし、今夜くらい女神様はお許しくださるよ」
「そうかな……」
(そうだといいな)
一分一秒でも長く、賢者たちと同じ空間で過ごしたい――。
ヒナリは四人の顔を見上げると、心の底からの笑みを浮かべてみせた。
「どうぞ、入って」
賢者たちに続いて、ミュリエルがワゴンを押しながら部屋に入ってきた。そこには大量の酒瓶とグラス、そして幾種類かのつまみが乗せられていた。
ヒナリが賢者たちと共にソファーに腰を下ろせば、ローテーブルの上にそれらが次々と並べられていく。
最後の一皿をテーブルに置いたところで、ミュリエルは姿勢を正すと静かに頭を下げた。
「ヒナリ様、賢者様がた。どうぞごゆっくりおくつろぎくださいませ」
(あら? ミュリエル行っちゃうんだ)
給仕のために侍ってくれるものかと思いきや、ミュリエルはすぐに部屋を出ていってしまった。
(まあいいか。ミュリエルにもゆっくり休んでもらおう)
「乾杯」
ヒナリがそっと酒盛りの開始を宣言すれば、賢者たちが笑顔で『乾杯』と一斉にグラスを掲げる。
四人が一杯目をひと息で飲み干す中、ヒナリは弱発泡の白ワインに口を付けていた。酒が好きなのにアルコールに弱いヒナリでも飲みやすいものをと、ワインの発注を担当しているベルトランが選んでくれたものだった。甘くて飲みやすいそれは、ヒナリのお気に入りの酒のひとつとなっていた。
「ヒナリがワインを飲めるようになって嬉しいよ」
グラスを口から離した途端、隣に座るベルトランがにっこりと笑った。
「うん、私も嬉しいよ」
東方のモウシハヤ国から献上された日本酒を切っ掛けに、ヒナリは少しずつ色々な酒に挑戦していっていたのだった。その中で特に気に入ったのが、今飲んでいる白ワインである。
ベルトランと微笑み合っていると、テーブルの向こう側からアルトゥールが話し掛けてきた。唇の上に白い泡が付いていて、いつもは凛々しい騎士様の隙のできた顔に笑みを誘われる。
「ヒナリはビールは苦手なのだよな」
「うーん。まあそうだね」
ビールの苦味はあまり得意ではない。素直に頷いてみせれば、たちまちアルトゥールがしょんぼりと項垂れる。
その斜め前で一人掛けの方のソファーに座るクレイグが、眼鏡を押し上げてアルトゥールを見た。
「果汁入りのビールってありませんでしたっけ。それならばヒナリにも飲めるかも知れません」
「おお、そういえばそういうのもあったな。今度取り寄せよう」
「別々の酒ではなく、ビールを酌み交わしたいということですか」
「そうだな。私は酒の中でビールが一番好きだから、ヒナリとそれができたらとても嬉しい」
ラピスラズリ色の瞳がきらきらと輝き出す。
次が当然あるかのような口振りに、別れを覚悟していた心が騒ぎ出す。またすぐに酒盛りをしようという意味なのだろうか――。
四人の賢者たちが、酒の話に花を咲かせている。どこの土地のどの酒が美味しかったとか、どの銘柄には何の料理が一番合うかとか。アルトゥールがビールを一晩で最高どれくらい飲んだかという話には、一同は唖然としながらも次の瞬間には『いくらなんでも飲みすぎ!』と爆笑していた。
仲の良い四人を見ていると、とても幸せな気持ちになる。
その一方で、笑顔の賢者たちをこっそりと見つめるうちに、諦めると決めたはずの欲望がよみがえりつつあった。酔ったせいで抑えが利かなくなってきているらしく、彼らひとりひとりと抱き合ったときの記憶のみならず、いつぞや先代聖女の記録で見たような、複数人の賢者に自分が抱かれている妄想まで脳裏に描いてしまう。
(思い切って尋ねてみようかな……。せっかく盛り上がってるのに水を差しちゃうかな)
ちびちび飲んでいたワインをひと息で飲み干し、酒以外の理由で速くなった鼓動に押し出されるようにして息を吐き出す。
空になったグラスにすぐさま次が注がれる。それもまた半分ほど飲んだところで真正面から視線を感じた。
グラスを下ろして顔を上げると、ダリオの赤い瞳に見据えられていることに気が付いた。
「――!」
先ほどまで賑やかに笑っていたのが嘘のように、真摯な眼差しでヒナリを射抜く。
ヒナリはどきどきしながら、おずおずとダリオに尋ねた。
「こういうのも、魔眼で見えちゃうの?」
「おおよそはね。見てしまってごめん」
「ううん」
そのやり取りだけで、他の賢者も話を止める。
ダリオはヒナリを見つめたままゆっくりと一度だけまばたきをすると、ごく微かな笑みを浮かべた。
「僕は誰にも言わないから。ヒナリ、君の口から聞かせて?」
「……」
ダリオはヒナリがどんな願望を抱いているかを察していながらも、不快感を示す様子はない。他の賢者に目を向けると、誰もが安心させるような顔付きをしてヒナリを見守っていた。
四人の賢者に受け入れてもらえるような気がしたヒナリは、今一番叶えて欲しい願いを切り出した。
「あのね。私、みんなに、えっと、その……」
途端に激しく胸が高鳴り出す。騒ぐ心臓に吐息が震える。
ヒナリは一度深呼吸すると、ぎゅっと目を閉じて声を張り上げた。
「……儀式とは関係なく、みんなに抱いて欲しい、です」
恐る恐るまぶたを押し上げると、四色の瞳に熱く見つめられていた。その目付きには否定の感情は込められていないように見える。
その反応にほっとする。一方で、ずっと心に引っ掛かっていることを正直に吐露する。
「でも、聖女がこんなことを望んでしまってもいいのかな」
すかさずベルトランがその疑問に答えてくれる。
「どんな気持ちでおこなったとしても、僕らが聖域内で抱き合う限りは結果的に【儀式】になるはずだから、女神様もお怒りにはならないと思うよ」
「そうかな」
「うん。そこは心配しないでいいと思う。素直な気持ちを教えてくれてありがとう、ヒナリ」
温かな眼差しで目を覗き込んでくる。
その美しい緑色の輝きに見蕩れ出した直後。
ベルトランが口の端を吊り上げた。
「それで、ヒナリはどの順番で僕らに抱いて欲しいの?」
「どの順番で!?」
その質問は完全に予想外だった。開いた口が塞がらなくなる。
四人の賢者を見ると、誰もが意地悪めいた顔付きをしてヒナリの顔を見つめてきていた。
ここまで来たらもう腹を括るしかない――。ヒナリはどうとでもなれという気分で率直な願望を口にした。
「順番も何もない! みんながいいの! みんなに気持ち良くして欲しいの!」
「そっか。僕ら四人に、ヒナリの弱いところ……大好きなところを一遍に触って欲しいんだね」
「はうっ」
心臓を殴られたかのような衝撃に、胸を抑えて肩で息をする。具体的に言えばまさにその通りのことをヒナリは言い放ってしまったのだった。
恐らく人生で最速を記録しているであろう心拍に頭がくらくらとする中、ヒナリの真正面でダリオがにっこりと微笑んだ。
「欲張りだね、ヒナリは。いけない子」
「うう、ごめんなさい……」
「いいよ。君の望み、僕らがすべて叶えてあげる」
その言葉を合図に、四人の賢者がヒナリの回りに集まってきたのだった――。
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