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4 王太子視点
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ひとまず町で露店をすることにした。隣町の領主に露店の許可も取った。露店は天然石ジュエリーの店。
元々俺は天然石が好きで、自分で天然石が採掘できる山に行って天然石を採掘している。その採掘した天然石を使って自分で工房を構えてジュエリーを作っていた。
そのジュエリーは特別な魔力が宿っており、身につけた人は守護精霊に出会うことができる。俺が守護精霊を顕現させる方法がこのジュエリーを身に着けてもらうことだった。高位貴族の令嬢の守護精霊がこぞって顕現できたのも俺の作ったジュエリーを手に入れて身につけたおかげだった。
露店をするのに王太子ってバレるといけないからフード付きのマントを羽織る。そして、顔立ちは変えられないが魔力で髪をプラチナブロンドからブラックにして、瞳の色もブルーからブラウンにした。王都に出る時はいつもこの変装をしている。
「これでよしっと」
(ネオ、なかなか上手く隠せているね)
「ありがとう、今日は俺が作ったジュエリーの露店を出そうと思う。気がついて覗いてくれるといいけど」
(じゃあ目印をつけておくよ)
「目印?」
(うん、私の番が気がつくように露店の屋根に目印つける。じゃあ行こうか)
イングの準備もバッチリな様子。早速俺たちは隣町に向かった。
上手く出会えますように。
隣町に無事についた。隣町までは少し距離があるけど、1時間もすれば着くような距離だった。
早速露店を出した。
持ってきたジュエリーは全て俺が作ったものだ。露店に並べてはいるけれど、このジュエリーは露店で売るような価格のものではなかった。それはむやみやたらに守護精霊を顕現させないためでもあり、言いかえるとこのジュエリーを購入できる人が守護精霊と出会うことができる人というわけだ。
「ネオ、屋根に目印つけるね」
イングは普段は実体がなく、会話は俺の頭の中に響いてくるだけだった。しかし特別なことがあると実体を見せることができる。今回は番を見つけるためだったので実体化したようだ。
イングは金髪でグリーンの眼の童顔の可愛らしい女性の姿だった。
番のいる守護精霊は異性である。しかし、番を持たない守護精霊の実体は守護者と同性である。俺のジュエリーを身につけて守護精霊が顕現した高位貴族の女性は全て同性の守護精霊であった。番がいる、いないはとてもわかりやすい。
イングが呪文を唱えると、露店の屋根の骨組みに小さなランプのようなものがいくつもついて光っていた。このランプは俺には見えているが、普通の人間には見えない。あと見えるのは俺の番くらいか。だからイングは番を呼び寄せるためにこのランプをつけた。
「いい感じだね。これなら気がつくね」
「あったりまえじゃん。じゃあ私はもう姿は見せずにいるね」
そういうとイングは姿を消した。今からのイングとのコンタクトはいつものとおり頭の中に響く声のみだ。
元々俺は天然石が好きで、自分で天然石が採掘できる山に行って天然石を採掘している。その採掘した天然石を使って自分で工房を構えてジュエリーを作っていた。
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「これでよしっと」
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「目印?」
(うん、私の番が気がつくように露店の屋根に目印つける。じゃあ行こうか)
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上手く出会えますように。
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早速露店を出した。
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「ネオ、屋根に目印つけるね」
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