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第四章
7.失った物~エイミールside
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仮面舞踏会から数日後。
母上からの叱責で、これまで懇意な貴族や俺の友人が離れててしまった。
並行してシャロンへの目も厳しくなる中、邸内では殺伐とした空気が流れた。
そんな中、セレンティア公爵家の乳母を筆頭に、古くから仕えている使用人が現れた。
「おい、何の真似だ」
「お嬢様の私物は全て引き取らせていただきます」
「は?」
目の前で俺を蔑んだ目をするのは、公爵家の厨房を取り仕切っているマミーという異国の人間だ。
異端の容姿が目立ち奴隷にされてもおかしくない出自の分際でなんて生意気なんだ。
「何をするの!そのドレスは…」
「このドレスはレイモンド様がお嬢様の為に用意したお品です」
「私が譲って貰ったのよ!」
「奪うの間違いでは?どうしても欲しいならば代金をお支払いください。即日一括でお支払いされるなら差し上げます。元より、その愛人が一度袖を通したドレスですし?」
「何ですって!」
「まぁ、なんてお下品な声…しかも虫歯がありますわ。息も臭くて異臭がたまりませんわ…体臭も肥溜めのようですわ。近づかないでください」
何なんだこの女は!
なんて無礼極まりない女だ。
出会い当初から気に入らないと思ったが、昔よりも酷くなっている。
「知性の欠片もないがめつい女と、自称貴公子とお似合いですわね。流石ですわ…お嬢様をパーティー会場に放置して歩いて帰らせるとは」
「は?」
「何を呆けておられますの?貴方達が雇った御者は、貴方達を送った後そのまま帰りましたわ。皇女殿下がその現場に居合わせなかったらどうなっていたか…貴族令嬢が夜に一人で歩けば誘拐されるかもしれないのに?それともお嬢様を傷物にしようと?恐ろしい方」
「そっ…そんな大げさな」
「もしそうなったとしたら、ハント侯爵家の嫡男はお嬢様を殺そうとした犯罪者。既にその容疑はかかっておりますわ。これ以上ハント侯爵家にお嬢様をお任せできませんわ」
何を勝手な真似を!
そんなことを許されるはずはないだろう!
「黙って聞いてれば…」
「随分と好き放題なさいましたわね」
俺が奴隷の女を怒鳴ろうとするも叶わなかった。
そう、俺が最も苦手とする女が壁になっていたからだ。
マリーナ・メリー。
アドリア―ナの乳母にして公爵家の侍女長とを務めていた老婆だ。
「何故お前が…」
「まぁなんて無礼なのでしょう?お前?流石頭のネジが外れている方です事」
「貴様…」
「まぁいいですわ。お嬢様は本日で皇女宮の侍女となることが決まりました。そしてこれまでの所業を調べさせていただき、旦那様の命令によりお嬢様との婚約を見直させていただくことになりました」
「は?」
「ですので、セレンティア家とハント家は今後お付き合いはございません」
キッパリ言い放ち去って行くも、俺はこの時、老害でも引き起こしたとしか思っていなかった。
しかしその夜。
「馬鹿者!」
父上に呼ばれ、怒鳴られてしまった
「貴様は何と言う事をしてくれた。ベルーナ女侯爵を敵に回し、あまつさえ盗人のような真似をして!社交界では今や私は笑い者だ。なんせ妻の言いなりで、何一つ口出しもできない傀儡だとな…ガーナ、私に対する嫌がらせか」
「そんな!あんまりですわ」
「お前はセレンティア公爵の後妻の座を狙っていたからな…実に浅ましい事よ?お前を愛してなどいないし、どこの誰と寝ようとも興味もないが」
元から仲睦まじい両親ではなかった。
だが、ここまで母を蔑むような事を言う父上ではなかった。
なのに、何故?
「お前がセレンティア公爵に思いを寄せ後妻になる妄想は知っていた。愚かな事よな…あの方はお前など眼中にない。所詮は学友で、シャイン様の友人程度にしか見ていない。滑稽だ」
え…?
どういうことだ?
「セレンティア公爵は前皇女殿下に一目ぼれし、皇帝陛下の許し得た後に、前皇女殿下以外を娶らない誓いもしていると言うのに、お前はアドリア―ナ嬢を利用すれば手に入ると思ったようだが…頭が悪すぎるわ」
母上とセレンティア公爵は恋人ではなかった。
しかも母上の勝手な思い込みでしかないなんて…そんな。
じゃあ、今まで八つ当たりのように俺がして来たことは?
「セレンティア公爵家と円満な婚約解消は不可能だ。世間では皆笑っているだろうな…愛人を公の場に連れて行き、公爵令嬢を蔑ろにして虐待をした姑に婚約者とな!」
ありえない。
父上の考えすぎだと思っていた。
けれど、その言葉は真実であることを後に知らされることになるのだった。
母上からの叱責で、これまで懇意な貴族や俺の友人が離れててしまった。
並行してシャロンへの目も厳しくなる中、邸内では殺伐とした空気が流れた。
そんな中、セレンティア公爵家の乳母を筆頭に、古くから仕えている使用人が現れた。
「おい、何の真似だ」
「お嬢様の私物は全て引き取らせていただきます」
「は?」
目の前で俺を蔑んだ目をするのは、公爵家の厨房を取り仕切っているマミーという異国の人間だ。
異端の容姿が目立ち奴隷にされてもおかしくない出自の分際でなんて生意気なんだ。
「何をするの!そのドレスは…」
「このドレスはレイモンド様がお嬢様の為に用意したお品です」
「私が譲って貰ったのよ!」
「奪うの間違いでは?どうしても欲しいならば代金をお支払いください。即日一括でお支払いされるなら差し上げます。元より、その愛人が一度袖を通したドレスですし?」
「何ですって!」
「まぁ、なんてお下品な声…しかも虫歯がありますわ。息も臭くて異臭がたまりませんわ…体臭も肥溜めのようですわ。近づかないでください」
何なんだこの女は!
なんて無礼極まりない女だ。
出会い当初から気に入らないと思ったが、昔よりも酷くなっている。
「知性の欠片もないがめつい女と、自称貴公子とお似合いですわね。流石ですわ…お嬢様をパーティー会場に放置して歩いて帰らせるとは」
「は?」
「何を呆けておられますの?貴方達が雇った御者は、貴方達を送った後そのまま帰りましたわ。皇女殿下がその現場に居合わせなかったらどうなっていたか…貴族令嬢が夜に一人で歩けば誘拐されるかもしれないのに?それともお嬢様を傷物にしようと?恐ろしい方」
「そっ…そんな大げさな」
「もしそうなったとしたら、ハント侯爵家の嫡男はお嬢様を殺そうとした犯罪者。既にその容疑はかかっておりますわ。これ以上ハント侯爵家にお嬢様をお任せできませんわ」
何を勝手な真似を!
そんなことを許されるはずはないだろう!
「黙って聞いてれば…」
「随分と好き放題なさいましたわね」
俺が奴隷の女を怒鳴ろうとするも叶わなかった。
そう、俺が最も苦手とする女が壁になっていたからだ。
マリーナ・メリー。
アドリア―ナの乳母にして公爵家の侍女長とを務めていた老婆だ。
「何故お前が…」
「まぁなんて無礼なのでしょう?お前?流石頭のネジが外れている方です事」
「貴様…」
「まぁいいですわ。お嬢様は本日で皇女宮の侍女となることが決まりました。そしてこれまでの所業を調べさせていただき、旦那様の命令によりお嬢様との婚約を見直させていただくことになりました」
「は?」
「ですので、セレンティア家とハント家は今後お付き合いはございません」
キッパリ言い放ち去って行くも、俺はこの時、老害でも引き起こしたとしか思っていなかった。
しかしその夜。
「馬鹿者!」
父上に呼ばれ、怒鳴られてしまった
「貴様は何と言う事をしてくれた。ベルーナ女侯爵を敵に回し、あまつさえ盗人のような真似をして!社交界では今や私は笑い者だ。なんせ妻の言いなりで、何一つ口出しもできない傀儡だとな…ガーナ、私に対する嫌がらせか」
「そんな!あんまりですわ」
「お前はセレンティア公爵の後妻の座を狙っていたからな…実に浅ましい事よ?お前を愛してなどいないし、どこの誰と寝ようとも興味もないが」
元から仲睦まじい両親ではなかった。
だが、ここまで母を蔑むような事を言う父上ではなかった。
なのに、何故?
「お前がセレンティア公爵に思いを寄せ後妻になる妄想は知っていた。愚かな事よな…あの方はお前など眼中にない。所詮は学友で、シャイン様の友人程度にしか見ていない。滑稽だ」
え…?
どういうことだ?
「セレンティア公爵は前皇女殿下に一目ぼれし、皇帝陛下の許し得た後に、前皇女殿下以外を娶らない誓いもしていると言うのに、お前はアドリア―ナ嬢を利用すれば手に入ると思ったようだが…頭が悪すぎるわ」
母上とセレンティア公爵は恋人ではなかった。
しかも母上の勝手な思い込みでしかないなんて…そんな。
じゃあ、今まで八つ当たりのように俺がして来たことは?
「セレンティア公爵家と円満な婚約解消は不可能だ。世間では皆笑っているだろうな…愛人を公の場に連れて行き、公爵令嬢を蔑ろにして虐待をした姑に婚約者とな!」
ありえない。
父上の考えすぎだと思っていた。
けれど、その言葉は真実であることを後に知らされることになるのだった。
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